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香港当局、ムガベ大統領夫人の刑事訴追を免除=英カメラマン暴行事件

【香港22日AFP=時事】ジンバブエのロバート・ムガベ大統領夫人が香港で英国人カメラマンに暴行を加えたとされる事件で、香港当局は22日、外交特権により同夫人の訴追は免除されたと発表した。司法当局によると、グレース・ムガベ大統領夫人(43、写真)は逮捕されることはなく、中国の法律に基づいて刑事訴追を免除された。香港の法制度は中国とは別だが、外交関係や国防にかかわる事件の場合には中国の法律が適用される。
 英国人カメラマンのリチャード・ジョーンズ氏の話では、同氏が1月に5つ星の九竜シャングリラホテルから出てきたグレース夫人の写真を撮ろうとした際、夫人のボディーガードが同氏を押さえつけ、完全に錯乱した状態の夫人が同氏の顔を何度も殴ったという。
 ジョーンズ氏は22日、「香港政府の決定は不名誉なことだ。香港警察の捜査結果をメディアで知ったことに怒りを覚える」と語った。同氏は暴行を受けたとき、英紙サンデー・タイムズの仕事で、ジンバブエ国民の生活様式とは全く対照的な、極東でのグレース夫人の豪華な休暇を報じるため、ホテルの外で夫人を待ち構えていた。 〔AFP=時事〕(2009/03/22-19:24)

http://www.jiji.com/jc/a?g=afp_soc&k=20090322021625a


ジンバブエのコレラ流行下火に=WHO

【ジュネーブ23日AFP=時事】コレラが流行しているアフリカ南部のジンバブエで、新たな感染者や死者の数が減少を続けており、世界保健機関(WHO)は23日、同国のコレラ流行が下火になったことを確認した。(写真は首都ハラレの病院で、ベッドに座るジンバブエのコレラ患者、2007年2月撮影)
 WHOの最新データによると、3月14日までの週に記録された新たな感染者数は2076人で、その前の週の3812人から減少した。2月の1週間の感染者数は約8000人だった。死亡率も1月のピーク時の約6%から3月半ばまでに2.3%に低下した。
 WHOは現在のコレラ流行の状況について「改善している」と指摘した。WHOは「データでは全国的な状況は依然として厳しいものの、感染者と死者の数が減少しているのが過去2カ月間の傾向だ」としている。
 こうした減少はほぼ全州で記録されているが、首都ハラレとその周辺では、報告される感染者の数が再び増えているという。このためWHOは、ジンバブエのこれらの地域ではコレラの流行が再燃する危険性があると警告している。 〔AFP=時事〕(2009/03/24-08:12)

救出した9頭のクジラが再び浜辺に=豪南西部

【パース(オーストラリア南西部)25日AFP=時事】オーストラリア南西部パース南方のハメリン湾の浜辺に打ち上げられた後、救出されて海に帰されたヒレナガゴンドウクジラ10頭のうち9頭が25日、再び浜辺に打ち上げられた。当局によると、この9頭は生き残れそうにないという。(写真はハメリン湾の浜辺に打ち上げられたクジラの救出活動に当たる救援隊)
 24日に救出されて海に帰されたのは11頭だが、うち1頭は岸辺で衰弱して戻れず、専門家が安楽死させた。25日に地域の巡回員が、9頭が再び海岸に打ち上げられているのを発見した。環境局のジェーソン・フォスター氏によると、オーガスタの東方で9頭、ハメリン湾で3頭が打ち上げられているのが見つかった。1頭はサメに襲われたという。
 フォスター氏は「これら9頭のうち、2頭はすでに死亡、残りの7頭も衰弱しており、安楽死させる必要がある」と述べている。同氏は「現場は岩場が広がった海岸で、救出に必要な機械を運び込むのは不可能だ」としている。救出されたゴンドウクジラは23日に約80頭とともに浜辺に打ち上げられていた。
 今月初めにはタスマニア島の北西にあるキング島の海岸に約200頭のゴンドウクジラが打ち上げられた。このうち54頭を救援隊が救出し、海に戻している。 〔AFP=時事〕(2009/03/25-18:38)

http://www.jiji.com/jc/a?g=afp_soc&k=20090325021655a&rel=y&g=soc

中国製人魚像がお目見えへ=「本家」の留守中―デンマーク


【上海20日AFP=時事】デンマーク・コペンハーゲン港の名物である「人魚像」が来年万博を開催予定の中国・上海に送られ、留守の間、同港にはアンデルセンの「人魚姫」を現代中国風にアレンジした中国製人魚像が置かれることになった。デンマークの万博関係者が明らかにした。しかし同国内では、「観光業に影響が出る」などと反発する声が出ており、世論調査によれば国民の6割が反対しているという。(写真はコペンハーゲン港にある人魚像)
 同関係者によると、デンマーク国民や同国を訪れる旅行者が失望するかもしれないため、人魚像を上海に送る代わりに中国製の像を置く案が浮かんだという。コペンハーゲン市議会は先週、反対の声をよそに、人魚像を4月から来年11月まで貸し出すことを承認。デンマーク当局者によれば、上海で人魚像はコペンハーゲン港から運んだ海水を貯めた巨大なプールの中心に設置される。
 一方、代わりに同港に置かれる中国製人魚像については、中国人アーティスト数人がデザイン案を提示したものの、まだ最終決定されていないという。
 デンマークの万博関係者は「誰もが驚くものになる。新しい、現代的なアイデアが盛り込まれる」と語るが、どんなデザインになる見通しなのかは明らかにしていない。フレデリク皇太子が5月に上海を訪問する際、お披露目される予定だそうだ。 〔AFP=時事〕(2009/03/20-18:15)

http://www.jiji.com/jc/a?g=afp_soc&k=20090320021612a

【こぼれ話】戦時中、子ゾウをかくまってくれた女性は誰?=英動物園が調査

【ベルファスト23日AFP=時事】英・北アイルランドのベルファスト動物園は23日、第二次大戦中に子ゾウを自宅裏庭にかくまって助けてくれた女性が誰かの調査を開始した。
 「ゾウの天使」と呼ばれ、同動物園ではいわば伝説的存在のこの女性は、1941年の独軍によるベルファスト空襲の際、動物園が直撃を受けることを恐れ、「シェイラ」という名の子ゾウを自宅裏庭にかくまったという。
 同動物園が公表したぼやけた白黒写真には、子ゾウと一緒に2人の女性が写っており、うち1人が「ゾウの天使」とみられるが、2人の身元を知る手掛かりはない。
 1930年代後半に同動物園にやってきたシェイラは60年代前半まで生き延びた。しかし、同動物園関係者は「この女性が世話していなければ、そうならなかったかもしれない」と話している。
 同動物園によれば、政府は戦時中、空襲の際に動物が脱走することを恐れ、ハイエナ、オオカミ、ピューマ、トラ、ツキノワグマ、ホッキョクグマ、オオヤマネコなど計33頭を殺すよう命じたという。 〔AFP=時事〕(2009/03/24-00:44)

http://www.jiji.com/jc/a?g=afp_soc&rel=j7&k=20090324021638a

ダム決壊、34人死亡=ジャカルタ近郊


 【ジャカルタ27日時事】インドネシアのテレビ局によれば、ジャカルタ近郊タンゲランで27日、ダムが決壊し、34人が死亡した。周辺の多数の家屋が冠水しており、犠牲者が増える恐れがある。
 保健省当局者によると、26日に降った激しい雨によりダムが増水し、27日未明に決壊した。

3月27日13時15分配信 時事通信

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090327-00000072-jij-int


北の詭弁 どう打ち崩す 「人工衛星」なら安保理決議困難?


 北朝鮮が長距離弾道ミサイル「テポドン2号」の発射準備を受けて、政府は発射後は国連安保理に提起する方針を固めているが、決議が採択されるかどうかは微妙な情勢だ。北朝鮮は「人工衛星打ち上げ」として国際法上の手続きを着実に進めており、ミサイルだったことを証明するのは至難の業となるからだ。そこが北朝鮮の狙いなだけに、政府は新たな理論武装を迫られている。(田中靖人)

 政府が北朝鮮を批判する論拠は、平成18年7月にテポドン2号など弾道ミサイル7発の発射実験を行ったことにある。これを受け国連安保理は「弾道ミサイル開発に関するすべての活動の停止」を求める非難決議1695号を採択。同年10月には核実験を行ったため、さらに制裁決議1718号を採択し、「大量破壊兵器と弾道ミサイル計画の完全なる放棄」を求めた。

 このため、麻生太郎首相は「1718号の違反は明らかであり発射を見過ごすつもりはない」と表明、ミサイルが軌道をそれたら迎撃し、国連安保理に提起する考えを表明している。

 ≪国際法を「利用」≫

 ところが、今回は発射準備を米偵察衛星で確認されたことを受け、北朝鮮は2月24日、実験用通信衛星「光明星2号」をロケット「銀河2号」で打ち上げるとの談話を発表した。3月上旬に宇宙空間の利用原則を定めた宇宙条約と宇宙物体登録条約に加盟。12日には国際海事機関(IMO)と国際民間航空機関(ICAO)に対し、4月4~8日の打ち上げを通報、危険区域を設定した。日本の国土交通省にも3月21日、同様の通報を行った。

 このため、軍事専門家の江畑謙介拓殖大客員教授は「北朝鮮は建前上は国際条約にすべて従っており、もし『平和的な宇宙活動だ』と主張すれば国際法違反とはいえない。『ミサイルとロケットは同じ構造であり、発射は地域の安定を損なう』との政府の理論だけで安保理で非難決議が通せるのか」と指摘する。

 また、「領空」は慣例で地上約100キロ以下とされており、今回のミサイルは高度約1000キロに達するため、日本の東北地方の上空を通過しても「領空侵犯」とは言えないという。

 ≪上空通過は異常≫

 北朝鮮は平成10年8月のテポドン1号発射でも「衛星打ち上げ」を主張した。この際は危険区域の事前通報もしなかったが、政府が「弾道ミサイル発射の可能性が高い」と報告をまとめるのに2カ月を要し、安保理への提起は見送られた。

 ただ、ロケット打ち上げは「周辺国への配慮」が大前提であり、他国の上空を通過する例はほとんどない。イスラエルさえも衛星打ち上げの際はミサイル攻撃と誤認されぬように軌道投入に適さない西方向の地中海側に打ち上げている。

 しかも北朝鮮は「衛星が迎撃されれば日米韓へ正義の報復打撃戦を開始する」と表明している。これが「宇宙の平和利用」といえるのか。もし国連安保理が北朝鮮の主張を受け入れたならば、北朝鮮のミサイルがますます世界中に拡散する結果を招きかねない。

3月27日7時57分配信 産経新聞


最大8000キロ 米本土も射程内 設置ミサイルは3段式か

北朝鮮が東海岸の咸鏡北道(ハムギヨンプクド)舞水端里(ムスダンリ)にある基地で、長距離弾道ミサイル「テポドン2号」を発射台に設置したことが確認された。メキシコを訪問中のヒラリー・クリントン米国務長官(61)は25日、発射を強行すれば国連安全保障理事会に提起すると警告。これに対し北朝鮮の外務省報道官は26日、核開発再開で対抗する構えを表明した。


記事本文の続き AP通信によると、クリントン氏は記者会見で、ミサイル発射は、北朝鮮のミサイル関連活動の中止を求めた国連安保理決議違反と位置づけた。具体的対応には踏み込まなかったが、違反への非難をとりまとめていくとみられる。北朝鮮の核問題をめぐる6カ国協議の日米韓の首席代表は27日、ワシントンで3カ国会合を開き、今後の対応を協議する。

 一方、共同通信によると、米韓軍当局が、発射されるのは2段式のテポドン2号(射程6000キロ以上)を改良した3段式の可能性が高いとみていることが26日分かった。複数の関係筋が明らかにした。

 3段式をミサイルとして使った場合、最大射程は8000キロ前後に伸びると推定しており、米国などは大陸間弾道ミサイル(ICBM)に直結すると警戒している。

 米韓の政府当局者は発射台へのミサイル設置を確認したが、韓国軍関係者によると、上部には覆いがかかっており、米偵察衛星からも詳しい構造は確認できていないとみられる。

 北朝鮮は4月4~8日の「人工衛星打ち上げ」を国際機関などに通告している。韓国政府内では、北朝鮮が9日の最高人民会議第12期第1回会議に確実に間に合わせるため、天候条件さえ合えば予告期間初日の4日にも打ち上げるとの見方が多い。

 北朝鮮は日本海と北太平洋上の2つの危険水域を指定。2段目も地球上に落下することを前提にしており、関係筋によると、「人工衛星」を積んで地球の周回軌道に乗せるための3段目の存在が確実視されている。

 デニス・ブレア米国家情報長官は今月10日の上院軍事委員会公聴会で、北朝鮮が3段式打ち上げに成功すればアラスカやハワイだけでなく、米本土も射程に入れることができると強い警戒感を示した。

 北朝鮮が1998年に試験発射したテポドン1号は先端部分に固体燃料式の推進装置を持ち、3段式に通じる構造を持っていたとみられている。

 http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/world/korea/235995/