いつの間にか勝っていた~。
耐えた!つないだ!侍ジャパン世界一!10回延長制す
3月24日16時56分配信 夕刊フジ
【ロサンゼルス23日(日本時間24日)=米沢秀明】侍ジャパンが世界一に輝いた。第2回WBC日本代表は、決勝で韓国を5-3で破り、大会連覇を果たした。北京五輪で4位と惨敗した日本野球が、原辰徳監督(50)の下、殊勲打のイチロー外野手(35)らメジャー組5人をそろえたベストメンバーで臨み快進撃。準決勝で野球の母国・米国、決勝で宿敵・韓国を破り、真の世界の王座に就いた。
糸を引くような打球が、中前に抜けていった。3-3で迎えた延長10回2死二、三塁。不振を極めていたイチローのバットから、日本を世界一に導く快音が響いた。千金の2点タイムリー。その裏、連日の抑えとなったダルビッシュが締めて、侍たちが歓喜の輪を作った。
原監督の体がドジャースタジアムのロスの夜空に舞う。3年前の第1回大会に続き、日本が世界の頂点に。北京五輪金メダルの韓国を破って、王座を守った選手たちは歓喜の輪の中で喜びをかみしめた。
今大会5度目の顔合わせとなった宿敵・韓国との世界一決定戦。これまで2勝2敗の因縁対決に、気温17度のドジャースタジアム内のチケット販売所は、午前9時のオープンと同時に当日券を求めて日韓両国ファンの列が続いた。アジア勢同士の対戦にも、スタンドは大会最多5万4846人の観客で埋まった。
試合前、円陣を組んだナインに向かってイチローが「世界一、いくぞ!!」と声を出し、気合を入れた。
過去2戦2敗と苦手にしているメジャー(レッズ)通算7勝の左腕、奉重根(ボン・ジュングン)を攻略するため、打順を大きく変更。4番に奉に4打数3安打と相性のいい城島を入れ、7番には緊急招集した栗原を抜てき。9番にも片岡を起用するなど、右打者をオーダーに5人並べた。
1回、イチローが中前打で出塁。気勢を上げる。3回、日本が先制した。中島の遊撃内野安打と敵失で迎えた1死一、三塁のチャンスに小笠原が右前適時打を放ち、試合の流れをつかんだ。
先発・岩隈が踏ん張った。5回に5番秋信守に中越え同点本塁打を許したが、打線が奮起。7回に片岡、イチローの連打でつかんだ無死一、二塁の好機に中島が左前適時打。8回にも岩村の左犠飛で3点目をあげた。
3-2で迎えた9回に登板したダルビッシュが、2死一、二塁から6番李机浩に痛恨の左前同点適時打を浴びたが、イチローの一打が、すべてを喜びに変えた。
星野仙一監督の下、「金メダルしかいらない」と臨んだ昨夏の北京五輪では、韓国に1次リーグと準決勝で敗れ、3位決定戦でもマイナーリーグの選手が中心の米国に苦杯。期待を裏切るメダルなしの惨敗に、日本中が失望した。
このWBCでは、日本の力を再び世界の舞台で示すことが義務付けられた。初代王者に輝いた前回は2人しか参加しなかったメジャー組。今回はイチロー、松坂、城島、岩村、福留と5人が出場した。原監督が「世界中に散っている日本の野球人の最強メンバー」という編成で挑んだ。
【次回は日米共催の可能性も】
松坂、岩隈を中心とする投手力が、持ち味の正確な制球力を生かして安定感を維持。試合を重ねるにつれ、エンドランなどを効果的に使った日本らしいそつのない攻めの形も見られた。「スモールベースボール」が、一段進化した攻撃を世界に示した。
米国の1番で、準決勝で松坂から先頭打者本塁打を放ったロバーツ(オリオールズ)は、「日本と韓国は、とても基本に忠実な野球をしている。誰もが学ばなければならないことがそこにある。米国はそれができていない。不幸なことだが、大リーグは金や契約の話ばかりになっているのが現実だ」と脱帽した。
この日は4安打を放ったもののチームリーダーのイチローが不振を続けた中で、他の選手の成長ぶりも顕著になった。イチローは「(不振で)折れかけた心を支えてくれた」と素直に感謝した。
日本プロ野球組織(NPB)の加藤良三コミッショナーは、「次回(WBC)は日米共催の可能性はなくはない。強いチームへの敬意は払われるべきだと思う」と4年後、2013年の第3回大会の本大会の日本開催の姿勢を示した。
大会前「目指す港はただ一つ」と宣言した原監督。その言葉通り、侍たちが帆をあげて「世界一」の港にたどりついた。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090324-00000016-ykf-spo
WBC連覇 最後はイチロー 苦悩の天才、仲間に感謝
3月24日16時16分配信 毎日新聞
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【韓国・日本】一回表日本無死、イチローが中前打を放つ=米カリフォルニア州ロサンゼルスのドジャースタジアムで2009年3月23日、木葉健二撮影
【ロサンゼルス高橋秀明】23日(日本時間24日)に行われた、野球の世界一を決める第2回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)決勝。日本はライバル韓国との今大会5回目の対決を制し、第1回大会に続く優勝を果たした。
延長戦までもつれ込む熱戦にケリをつけたのは、やはりこの男。前回大会でも日本の中心として活躍したイチロー外野手(35)=マリナーズ=だった。延長十回、決勝点を挙げる2点適時打を放った。
今大会、イチローは不振に苦しんだ。2次ラウンドまで33打数7安打、打率2割1分2厘。体脂肪率6~7%を維持してきた徹底した自己管理、「心の力は入れっぱなし」というWBC日本代表への思いにもかかわらず、ボールをバットの芯から外すことが続いた。今年36歳になる肉体の衰えなのか、注目を一身に集める重圧からくるフォームの微妙な狂いなのか。準決勝進出をかけた18日のキューバ戦では2打席凡退の後、3打席目でバントも失敗した。
さすがに「心がほぼ折れかけていた」というイチロー。しかしチームは五輪優勝3回のキューバに5-0で完勝した。イチローは3年前、2次ラウンドの米国戦で先頭打者本塁打を放ち、韓国戦でも闘争心をむき出しにしてチームを鼓舞したが、今回の日本代表は、そんな必要がないほど進化していた。22日に対米国戦WBC初勝利を挙げた夜も「意識が高い選手が集まっているわけだから」と特別な感慨がわいてこず、戸惑ったほどだった。
「支えてくれているのはみんなだっていうことは、分かっていた。支えてくれてありがとう。チームメートがつないでくれるっていうのは、すてきですね」とチームメートに感謝していたイチロー。
最後の最後に放った、日本の連覇を決めた決勝打は、そんなチームメートたちに対する恩返しだった。http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090324-00000015-maip-base
「WBC」日本連覇! イチローの決勝安打で韓国下す
3月24日16時16分配信 サーチナ
ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)は24日、日本は決勝戦で、延長10回の末、イチロー選手(マリナーズ)5-3で韓国を下し、大会2連覇を果たした。新浪体育が24日付で速報した。
今大会で日本は、韓国と5度に及ぶ「対決」を繰り広げた。決勝戦では、日本が3回表に中島選手(西武)の安打から小笠原選手(巨人)の右前安打で先制した。5回裏に秋信守選手(インディアンス)のソロ本塁打で失点するも、7回表に中島選手の左前ヒットで再び勝ち越し、8回表には岩村選手(レイズ)の左犠飛で1点を加えた。
投手陣は先発の岩隈投手(楽天)が8回2死まで投げ続け、杉内投手(ソフトバンク)に渡した。しかし9回裏から登板したダルビッシュ投手(日本ハム)の2四球1安打で同点に追いつかれ、「日韓対決」は延長戦にもつれ込んだ。
その後、日本は延長10回表、2死2、3塁の好機に、イチロー選手(マリナーズ)が走者一掃の中前安打を放ち、2点を奪うなど逆転に成功した。最後はダルビッシュ投手が抑えて勝利し、大会2連覇を達成した。
中国でも、決勝戦の戦況や日韓両選手の様子を細かく伝えるなど、WBCの盛り上がりを見せた。(編集担当:金田知子)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090324-00000119-scn-spo
すごくいい試合だったみたい!!
日本人は別に韓国に勝ったから特にうれしいということもなく
一位になったことが嬉しいのだ。
韓国は、日本に対してライバル心、むき出してカッコ悪い。
日本は、ただただ優勝を目指していたんだもんね~。