チュウゴクの意地悪外交にハイチも屈伏。
中国高官、ハイチ初訪問へ 安保理代表団名目 狙いは国交
【ニューヨーク=長戸雅子】国連安全保障理事会が11日から14日まで中米のハイチに代表団を派遣するのに伴い、ハイチと国交のない中国の張業遂(ちょうぎょうすい)国連大使(前外務次官)も参加する予定で調整が進んでいることが分かった。実現すれば「国連の枠組みでの中国高官の初公式訪問」(国連外交筋)となる。
中米は中国と台湾の外交合戦の主戦場のひとつで、台湾と外交関係を持っているハイチに対し中国は安保理決議や非公式の接触などを通じて“攻勢”をかけている。 安保理代表団の訪問はハイチ政府の要請によるもので、昨年11月から検討されていた。 ハイチは2004年2月のアリスティド政権崩壊以来、治安が極度に悪化し、同年6月から国連ハイチ安定化派遣団(MINUSTAH)が駐留している。国連外交筋によると、治安の抜本的改善がみられないハイチでMINUSTAHは「不可欠な存在」となっている。 警官125人をMINUSTAHに派遣したことがあり安保理常任理事国として拒否権をもつ中国にハイチは「一段の配慮をせざるを得ない状況」(同筋)だ。 05年1月には中国共産党対外連絡部の蔡武(さいぶ)副部長を団長とする同党友好代表団がハイチを訪問した。当時の暫定政権首脳やハイチ各政党の関係者と会談しているが、公式訪問でなかった。 ハイチは06年9月、台湾の国連代表権問題を総会本会議で討議するよう提案を行ったが、これに対して、中国は翌年1月の安保理協議でMINUSTAHの1年の任期延長に難色を示した。ハイチは、昨年9月までに台湾の国連加盟に反対する姿勢に転換している。 3月5日8時3分配信 産経新聞 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090305-00000102-san-int弱い国は、安保理常任理事国として拒否権を持つチュウゴクの言いなりにならざるを得ないようだ。チュウゴクは、MINUSTAHの1年の任期延長に難色を示して意地悪外交。日本は、優しくて礼儀正しいからこんな意地悪外交はできないな。
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