★アメリカが破産したらどうなるの?
ロシア政治経済ジャーナル No.571
2009/3/1号
★アメリカが破産したらどうなるの?
全世界のRPE読者の皆さまこんにちは!
いつもありがとうございます。
北野です。
読者の皆さまが健康で幸せで豊かでありますように!
さて、前号で「ソロス恐怖の大予言」をご紹介しました。
<世界の金融システムは実質的に崩壊=ソロス氏
2月23日9時18分配信 ロイター
[ニューヨーク 20日 ロイター] 著名投資家の
ジョージ・ソロス氏は20日、
世界の金融システムは実質的に崩壊した、
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
とし、危機が短期間で解決する可能性は見えていない、
と述べた。
ソロス氏は米コロンビア大学で、
動揺は大恐慌時よりも大きい、
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
との見方を示し、現状を
ソビエト連邦の崩壊に例えた。 >
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
現状 = ソ連崩壊
だそうです。
詳しくはこちら↓
http://archive.mag2.com/0000012950/20090226012353000.html
そしたら、アメリカ在住の読者さまからこんなお便りをいただきま
した。
↓
<いつもメルマガを読ませていただき、さらに著書も購入して勉
強させていただいています。
それでもわからないことがあります。
「え”~アメリカがソ連みたくなったら、
日本はどうするのですか?」
日本は大丈夫です。
日本は大丈夫なのは本当に良かった・・・と思いますが、今アメ
リカに住んでいる日本人はどうなるのでしょう?
(実は自分がそうです。)
具体的に申しますと、こちらにある預金・・・定期預金はそのまま
で大丈夫か・・・・すぐに利率があがることはまずないので長期
定期にすべきか、そんな怖いことはやめてアメリカでは定期
なんてやめるべきか。
また日本で母がやってるドル預金なんてやめさせるべきか・・・
銀行では「円高の今やめるのはもったいない」と言われて
続けているそうですが。
そういうことになるとどのように判断すべきか全くわからなく
なってしまいます。
ドルの価値が下がるのはわかっているのですが、それが
実生活にどのように影響してくるのかとなると・・・・
迷ってしまうのです。
具体的なことはどう考えたらよいのでしょうか?>
↑
う~む。
切実な問題ですね。
今日はこの辺考えてみましょう。
▼アメリカの財政状況
前号を出してから、アメリカの財政状況について、あらたな
情報が入ってきました。
↓
<米予算教書>財政赤字170兆円の見通し提示へ 09年度
2月26日21時9分配信 毎日新聞
【ワシントン斉藤信宏】オバマ米大統領は26日、就任後初めて
の予算となる10会計年度(09年10月~10年9月)の当初予算
にあたる予算教書の概要を議会に提出する。景気対策や金融安
定化策に伴う歳出増が響き、09年度の財政赤字が1兆7500億
ドル(約170兆円)規模に達するとの見通しを示す。>
170兆円。(!)
これは、日本の税収の3~4年分に相当する膨大な金額です。
しかも、「これで本当にすむかいな?」と思われている。
アメリカ経済の現状を見ると、もっと増えても誰も驚きません。
日本も、GDP比で先進国中最悪の借金大国ですが、その90%以
上が国内債務ということで救われています。
アメリカの場合、どうしても外国(主に日本・中国)に頼らざるをえ
ない。
しかし、日中両国はアメリカを支えきれるのでしょうか?
もちろん、日本政府は日本国民の血税を、断りなしに、相談なし
に、遠慮なく投入し支えるに違いありません。
しかし、ずるがしこい中国は、「これを機会にアメリカを崩壊させた
れ!そしたら台湾は俺らのものだ。日本も・・・」とならないでしょう
か?
中国の場合、天領日本と違い
・アメリカを殺した場合のリスク(ドル・米国債暴落による損失・中
国経済への大打撃・暴動革命リスク等)
と
・アメリカを生かした場合のリスク(台湾・チベット問題での干渉・
中東および全世界での資源獲得競争 等)
を天秤にかけられる位置にある。
つまり、アメリカが生きるも死ぬも中国指導部がどう決断するかに
かかっているのです。
アメリカの財政状況のひどさについては、RPEだけでなく、ソロス
さんも、ロジャースさんも語っています。
しかし、ついに保守的な日本のマスコミからも「アメリカ財政への
警告」が出てくるようになりました。
↓
<米国債入札が不調、最悪のシナリオの予兆 金の無心に貢ぐ
日本
2月26日19時55分配信 産経新聞
米国で25日行われた320億ドル(約3兆1000億円)に上る国
債の入札が不調となり、利率が事前の予想を上回る結果になっ
た。
24日にオバマ大統領が施政方針演説でエネルギーなど3分野
への重点投資を表明したことで、財政悪化への懸念が高まったこ
とが原因だ。
演説前の麻生太郎首相との日米首脳会談では「日本が米国債
を買い支えることで暗黙の了解が成立した」(市場関係者)との声
もあるが、その効果もなく、
国債の安定発行への不安が顕在化した。>
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
<米国では8000億ドル超の景気対策に加え、ゼネラル・モータ
ーズ(GM)の破産処理やシティグループなどの銀行国有化も浮
上しており、金がいくらあっても足りない状況にある。>(同上)
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
↑
金がいくらあっても足りない状況。
だから「170兆円の赤字ですむかいな?」と思われる。
<しかし、その“元手”の米国債が売れず、長期金利が上昇すれ
ば、企業や家計の利払い負担が増大し景気はさらに冷え込む。
国の利払いも増え、財政はさらに悪化。
米国への信認失墜でドル暴落の引き金となる懸念もある。>
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~^ ̄~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
(同上)
↑
いよいよ、RPEが5年前から書いてきたことを、日本の大新聞も
認めざるを得なくなってきました。
<入札不調は、米国にとっての最悪のシナリオの「予兆」といえる。>
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
↑
あまり、不吉なことはいいたくありませんが、アメリカやロシアの上
層部には、
「アメリカは今年を乗り切れるだろうか?」
と心配している人がかなりたくさんいます。
もちろん、オバマさんやブレーンの皆さんもいろいろ考えているで
しょうから、断言はできません。
しかし、そう思っているエリートたちがかなりいるのは事実です。
▼アメリカ国家破産でどうなる?
「アメリカが国家破産するとどうなるのだろう?」
非常に複雑な問題に思えますが、そうではありません。
歴史の中で破産した国家はたくさんあります。
そして、どの国でも同じ現象が起こりました。
同じ現象とはつまり、
・通貨の大暴落
・ハイパーインフレ
通貨が暴落するのはわかります。
誰も「破産した国家の通貨なんて欲しくない」と思うでしょう。
ハイパーインフレもわかります。
破産した国家の通貨は大暴落するので、輸入品の値段が
暴騰するからです。
この二つは必ず起こります。
対処する方法はあるのでしょうか?
あります。
ドルが暴落するのであれば、別の通貨は暴騰するという
ことになる。
つまり、ドル以外の通貨をもっていればいいのです。
ソ連崩壊で、ルーブルは大暴落しました。
当時学生だった私は、このピンチを無傷でサバイバルしたの
ですが、いったいどうやったのでしょうか?
「隷属国家日本の岐路」に、こう書いてあります。
<私は91年末、ソ連崩壊を目撃しました。
ロシアのルーブルは、ソ連時代1ドル=1ルーブルで交換され
ていました。
それが、92年末には1ドル415ルーブルまで下落。
同じ92年、インフレ率は2600%。
その時私はドルを持ち、ルーブルは生活に必要な分だけ
両替していました。
つまり、私の1ドルは、1年間で1ルーブルから415ルーブル
になった。
しかし、インフレ分を調整しなければなりませんね。
2600%ということは物価が一年間で26倍になったということです。
つまり415÷26=15.9。
そう、強い外貨を持っていた私の資産は、ソ連消滅後一年間で、
約16倍になった。
まあ、私は当時学生でしたから、大富豪にはなりませんでしたが。
。。
これはロシアだけの特殊ケースではありません。
ある国の国家財政が破綻、通貨大暴落とハイパーインフレが起こ
るというのは鉄則。
同じように、「強い外貨を保有している人がサバイバルする」という
のも鉄則ですから、頭の片隅に入れておいてください。>
さて、もう一度最初の質問に戻ってみましょう。
<具体的に申しますと、こちらにある預金・・・定期預金はそのまま
で大丈夫か・・・・すぐに利率があがることはまずないので長期定期
にすべきか、そんな怖いことはやめてアメリカでは定期なんてやめ
るべきか。>
(読者さまのおたよりから)
私だったら、定期預金はしないでしょう。
<また日本で母がやってるドル預金なんてやめさせるべきか・・・
銀行では「円高の今やめるのはもったいない」と言われて続けて
いるそうですが。>
私だったら、ドル預金なんてしないでしょう。
今まで何度も書いていますが、私は05年に「ボロボロになった覇
権国家」を出したころ、ドルを全部売りました。
そして現在は円50%、ユーロ25%、ルーブル25%という比率を保って
います。
(ただし、資産運用は自己責任でお願いします。)
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
▼円・ユーロのリスク
さて、これだけで終わってしまえば、ただの「反米プロパガンダ」に
なってしまいます。
ソロスさんは現状を「ソ連崩壊」にたとえています。
しかし、ソ連崩壊で直接的影響を受けたのは、主に旧共産陣営で
した。
アメリカは90年代、空前の繁栄を謳歌していた。
欧州は、貧しい東欧を吸収して苦しかったが、「大恐慌」という感じ
でもなかった。
中国は90年代、成長し続けていた。
日本が苦しかったのは、ソ連崩壊の結果ではなく自業自得。
しかし、今回は違います。
全世界の国々が、アメリカ一極世界(=グローバル金融資本主義)
に組み込まれていた。
これが崩壊すれば、すべての国がモロに影響を受けます。
(というか、すでに受けている)
今年の秋くらいから、国家破産する小国が次々と出てくるに
ちがいありません。
さて、「ドル以外の通貨を持て!」。
そうはいっても、思い浮かぶのは円とユーロくらいでしょう。
そして、円とユーロにも不安要因があること、書かざるをえません。
・円の不安要因 = アメリカ国家破産で外貨準備と米国債は
「紙切れ」に・・・。
アメリカが国家破産した。
ドルも米国債も紙切れになった。
皆さまもご存じのように、日本は外貨準備も米国債保有高も中国
に次いで世界2位です。
外貨準備=1兆ドル(約95兆円)
米国債保有=08年末 5783億ドル(55兆円)
あわせて150兆円。
(日本の税収約3年分)
これがある日突然「紙切れ」になることの衝撃は、大きいでしょう。
しかし、考えてみましょう。
アメリカ、今年の財政赤字は170兆円に達する見とおし。
150兆円というのは確かに巨額ではありますが、アメリカの財政赤
字1年分。
しかも、「宵越しの金」をもたない浪費国家アメリカと違い、日本に
は1500兆円の貯蓄があります。
被害は甚大でも、なんとか乗り切っていけるのではないでしょうか?
(しかし、この予想には、「日本への愛」と日本国民としての「希望
的観測」が混ざっています・・・。
最大のお得意(アメリカ)が事実上なくなることで、実体経済はとん
でもないことになるでしょう。
ただし、それは他の国々も同じこと。)
・ユーロの不安要因 = 破綻する東欧諸国
私は04年頃から「今後ドル体制は崩壊するから、ユーロを
買っておいたらいい」と書きつづけてきました。
その後ユーロは170円近くまで上がりました。
しかし、08年9月のリーマンショック以降、新しい段階に入った
とみるべきでしょう。
つまり
99年~08年9月まで、ユーロが浸透することで、ドル体制に
穴があいていく。(ドル安)
08年9月、リーマンショックで世界的金融危機がスタート。
世界中からアメリカの資金が引き上げ、ドル高になる。
また、もっとも安全とされる米国債に資金が集中し、これも
ドル高に拍車をかける。
危機が本格的にはじまり、全世界が厳しい状況になって
います。
「みんな厳しいが、どこがマシかな」といった感じ。
独仏を中心とする西欧諸国の悩みは、貧しい東欧を救済しな
ければいけないということでしょう。
新しい資本主義国家群・東欧は、そのほとんどの国々が
「破産寸前」の厳しい状況にあります。
これを、西欧は(自分たちも苦しいのに)救済しなければならない。
それで最近は、「EUやユーロ圏は分裂するのではないか?」
との意見も出てきました。
確かに一理あるのです。
ただ、アメリカと比較するとどうか?と聞かれれば、やはり
EUの方がマシなのではないでしょうか。
まず、西欧諸国はソ連崩壊後、今よりもっと貧しかった東欧を
救済した経験があります。
今回の苦しみは、「西欧諸国自身も苦しい」ということですが・・・。
もう一つは、「東欧諸国全部経済破綻」といっても、アメリカの
沈没とは比較になりません。
アメリカがタイタニックだとすると、東欧は小舟の群れ。
なんといってもアメリカのGDPは、EU全体に匹敵するのですから。
というわけで、アメリカが破産したときは、
円 > ユーロ > ドル
ということだと思います。
このことを念頭におき、バランスを考えながら通貨を分散してもっ
ておけばよいでしょう。
↑
(通貨を分散してもつことが大事です。)
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
ただし、資産運用は自己責任でお願いします。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
▼重要な補足
重要な補足を書いておきたいと思います。
・ドル・アメリカ株が短期的に上昇する可能性
1970年代はじめまで、1ドル=360円でした。
それが今では、約4分の1まで下落しています。
とはいえ、ドルは一直線に下がりつづけてきたわけではありません。
上がったり下がったりしながら、徐々に下げてきたのです。
下げ相場でも、上がったり下がったりするものです。
今後、ドルとアメリカ株が、短期的に急騰する可能性があります。
要するに「下げすぎだ!」ということで、戻るのですね。
その時に、「やっぱりドルだ!投資するならやはりアメリカ株だ!」と
勘違いする人たちがたくさん出てくるでしょう。
しかし、為替も株も、長期的には経済のファンダメンタルズを反映し
た水準に戻ることを忘れないでください。
あくまでも危機の震源地はアメリカ。 ↓
(おわり)
●PS1
今回は、編集後記もおもしろいですよ。
●PS2
「え”~アメリカが破産したら、日本はどうなるんですか?」
日本は大丈夫です。
なぜなら・・・。↓↓↓
【この本は日本が危機を克服するためのバイブルです。】(京都 山根様)
★「僕が生まれたのは、中華人民共和国
小日本省です・・・」
~~~~~~~~~~
アメリカの衰退により、放り出される
天領日本。
~~~~
戦後60年以上「自分で決定したことがない」
依存政治家は、
次の依存先を探し始めた。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
日本には二つの道があります。
1、中国幕府の天領(小日本省)になるのか?
2、真の自立国家になるのか?
05年1月発売「ボロボロになった覇権国家」でアメリカの
現在の危機を予測。
07年9月発売「中国ロシア同盟がアメリカを滅ぼす日」で
「米ロ新冷戦」勃発を予測した
RPE北野幸伯 待望の新刊
『隷属国家日本の岐路~今度は中国の天領になるのか?』
(ダイヤモンド社)
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詳細はいますぐ↓
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●迷っている方はまずこちら↓
・フジサンケイ ビジネスアイの書評を見る↓
http://www.business-i.jp/news/book-page/debut/200809200006o.nwc
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http://president.jp.reuters.com/article/2008/11/14/5912BFDC-AB13-11DD-B03C-24C83E99CD51.php
・ダイヤモンド・オンラインの書評を見る↓
http://diamond.jp/series/diabooks/10039/
PS
本の一番最後に「北野の夢」が書いてあります。
しかし、前から順番にお読みください。
▼お勧め本コーナーへ
★(いつまで続くかわからない)北野のお薦め本コーナー!
このコーナーでは、中学時代病気で死線をさまよい、高校時代クラ
ス一の落ちこぼれで先生に見捨てられたRPE北野が、なんやかん
やとサバイバルしているのに、役立っている本・DVDを紹介してい
ます。
戦争・テロ・デフレ・財政赤字・失業者・リストラの増加、こんな厳し
い時代ですが、せめてRPE読者の皆さんは、健康で幸せで豊かに
生きていけますように。
★「人生計画の立て方」本多静六 実業之日本社
(詳細は→ http://tinyurl.com/bsgbt
)
日本史上最大の「蓄財の神様」本多静六先生の「不朽の名作」で
す。
本多先生といえば以前「私の財産告白」をこのコーナーで紹介さ
せていただきました。( http://tinyurl.com/883gu
)
これもまた名作で、数え切れないほど多くの読者さんから、感謝の
メールが届きました。
さて、人生計画の立て方では、「人生計画の立て方」(^▽^)を教
えてくれています。
なんで人生計画を立てる必要があるのでしょうか?
「「人生計画」は、吾人がそれぞれ一代の人生を築く上に、必要欠
くべからざる設計図である。設計図なくしては、いかに老練な建築
家も立派な家を造ることができないと同様に、まず「人生計画」を
たてることなくして、何人も完全な意義ある人生を築きあげることは
難しい。」(本多静六=蓄財の神様)
なるほど~。
もっと面白い話もされています。
「われわれは3度3度の食事にもあらかじめ献立というものを作る。
(中略)これをアイマイに考えていると、朝もみそ汁、昼もみそ汁、
晩もみそ汁ということになってしまう。(中略)
これに多少の計画性を加えると、3度の食事がきわめて楽しく生き
てくる。」(本多静六=蓄財の神様)
ああ、北野反省。
食べる時間も決まってないし、食べる回数も決まっていない、何を
食べるかも考えたことありませんでした。。。
もちろん、本多先生は食事の話を例に、「人生も計画を立てた方
が楽しくなりますよ」という話をしているのですが。。。
さて、本多先生は、25歳の時に
1、25歳~40歳 主に蓄財
2、40歳~60歳 専門職を通して、国に奉仕する
3、60歳~70歳 名利を超越して国に奉仕
4、70歳以上 温泉郷に隠居 世界を旅する
だいたいこういう計画を立てました。
「俺はもう40すぎてる、人生計画を立てるのは遅すぎる!」
まあ、待ってください。
本多先生は、蓄財の時期を15年間と定めています。
そして、そのやり方は、サルでもできるくらいやさしく、私たちでも
実行できる。
もし、皆さんが40歳なら55歳まで、50歳なら65歳までに億万長者
になれる、無理のない計画ということになります。
「15カ年間の貯蓄努力によって、十分一家安住の基となるべき資
産を作り上げる自信があった」(本多静六=蓄財の神様)
↑計画をたてた時点ではド貧乏だったところに注目。
「いかに立派な人生計画でも、実現不可能なものでは、所詮あっ
てなきに等しい。空中の楼閣、絵に描かれた餅でしかない。
実現可能性のあることが、絶対第一条件だ。」
(本多静六=蓄財の神様)
私はこの本を読んで、「なんだあせる必要ないな!」「現実的な計
画を立てて一歩一歩進んでいけば、誰でも成功できる」という確
信を得ました。
私が最近よく人にいう言葉は、「人生は長期戦。あせる必要はな
い」
皆さんにも絶対お薦めしたい本です。
本多先生ありがとう。。。
★「人生計画の立て方」本多静六 実業之日本社
(詳細は→ http://tinyurl.com/bsgbt
)
★★★今までに紹介した、絶対お薦め本はこちら↓
(めちゃくちゃ面白く・役立つ本ばかりを厳選してありますよ!)(^▽^)
http://www.geocities.jp/rpejournal/
▼編集後記へ
★北野絶対お勧めメルマガ
1、軍事情報日本一!これを読まずに今の世界は語れません。
★完全無料。
登録はいますぐ→ http://www.mag2.com/m/0000049253.htm
2、中国情報日本一!Xデーはいつくる?
★完全無料
≪ WEB 熱線 ≫≡アジアの街角から≡
登録はいますぐ→ http://chinachips.fc2web.com/common/31mag.html
★編集後記
面白い記事がありました。
↓
<アパッチ族ジェロニモのひ孫、遺骨の返却求め米名門大を提訴
2月27日21時24分配信 CNN.co.jp
(CNN) 北米大陸先住民アパッチ族の軍事指導者として米国支配
に抵抗したジェロニモのひ孫、ハーリン・ジェロニモさんが、米国の
名門イェール大学などを相手取り、ジェロニモの遺骨の返却を求め
て訴えを起こした。
ジェロニモの遺骨については、イェール大学の学生結社
「スカル・アンド・ボーンズ(頭がい骨と骨)」
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
がオクラホマ州の墓を盗掘して盗み出したとのうわさがある。
2006年にイェール大学の同窓会誌が、頭がい骨などを盗んだと書
かれた結社のメンバーの手紙を掲載して議論になった。
手紙は1918年6月7日付で、あるメンバーから別のメンバーに宛て
に、別のメンバーが掘り出したジェロニモの遺骨を結社が持ってい
るという内容だった。
結社のメンバーには著名人も多く、盗掘した人物の中には
ブッシュ前大統領の祖父プレスコット・ブッシュ氏
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
も含まれているという。>
今暴かれるアメリカの暗部。
スカル & ボーンズ については、コッポラ監督で映画にもなっ
ています。
書籍一冊分のお値段ですので、アメリカの裏側を知りたい方は、
是非入手してみてください。
傑作でした。
↓
http://tinyurl.com/ad3fcf
以下・アマゾンより、映画の解説
(CIA誕生に全てを捧げた男の物語
―いくつ愛を失くせば、この国を守れるのか。
1961年、キューバのカストロ政権転覆を目論んだピッグス湾侵
攻作戦がCIA内部の情報漏れで失敗し、指揮をとったベテラン諜
報員エドワード・ウィルソンは窮地に立たされる。
第二次世界大戦前夜、イェール大学在学中に
秘密結社スカル&ボーンズ
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
に勧誘されされたのを機に、この道に足を踏み入れて以来、戦中、
戦後と優秀な諜報員として暗躍してきたが、その陰で妻と息子は
孤独な生活を強いられていた…。
作戦失敗の数日後、作戦を指揮したエドワード(マット・デイモン)の
元にCIA内通者と敵側スパイと思われる男女が映ったテープが届く。
彼は部下のレイ(ジョンEタートゥーロ)にその分析を依頼するが……。
CIA誕生にすべてを捧げた男が進む茨の道。
「ゴッド・ファーザー」以来の衝撃で放つ、非情な男の世界を描き切
った必見作。
冷戦時代のスパイ活動に関する史実を元にした人間ドラマ。)
~~~~~~~~~~~~~~~
RPEジャーナル
北野幸伯
◎ロシア政治経済ジャーナル
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~~~~~~~~
日本のお姉さんの意見。↓
聖書の預言から言うと、
アメリカは、今後出てくるヨーロッパのローマ出で
カトリックを担ぎ出して有名になる独裁者が、
力をつけてから、自分が担ぎ出したカトリックを
襲うとき、カトリックの連中を助けるだけで
世界の役に立つことはないです。
イスラエルは、この独裁者にやられてしまいます。
アメリカはイスラエルを助け続けることができないのです。
でも、その時に、救い主がオリーブ山に来るのですが。
それは、もっと先のことです。
ヨーロッパは、10カ国連合に生まれ変わります。
西と東の5カ国ずつです。
金持ち国と貧乏国の集合体ですが、世界を支配します。
ユーロは、引き続き使われるかどうかは不明。
独裁者は、額に番号を入れて人を管理する。
だから、金というより、電子マネーが主流になると
思います。額に数字が入れられてない人は
スーパーで買い物もできません。というか、店に入れない。
食品が買えないから死ぬしかない。
そういう時代が来るのは、まだ先の話ですが、
今後、世界の覇権をとるのは、ヨーロッパです。
しかもローマ方面から独裁者が誰とでも寝るインプ(乱れた女)
のような宗教を担ぎ出して世界を統一する。
誰とでも寝るインプといのは、ローマ方面にある宗教。
カトリックのことです。カトリックがおかしくなって
世界中の宗教と融合して(寝て)世界をまとめようとする。
世界中の人もそれを歓迎するのです。
独裁者は、世界中の人が見ている前で頭に致命的なキズを
負うが三日目に奇跡的な回復力を見せる。
それでヒーローになるのです。最初はいい人ですが、
実はとんでもない化け物のような恐い独裁者です。
イスラエルの神殿(そのころには、神殿ができている)に
はいって、怒って汚物をまきちらして神殿を汚すそうです。
この独裁者は、イスラエルの敵です。
日本は、イスラエルを大切にしておいたほうがいい。
なぜなら、ハルマゲドンに集まった世界中の軍隊は
イスラエルの救世主によって、一瞬のうちに
立っている間に体の中身が腐って溶けるからです。
核爆弾のようなものが、落ちるというわけです。
(核爆弾ではないですけど。)
それからは、イスラエルを中心とした時代が1000年続く。
そこで、イスラエルをいじめなかった国は優遇されます。
まだ先の預言です。ヨーロッパの独裁者が、恐い大王に
変化したころに日本はまだあるだろうか。東の島々は
沈んでいるから日本は半分ぐらいになっているかなあ。
地震ではなく温暖化で沈むみたいです。
言っておきたいことは、早めに神さまを信じて救われておけと
いうことです。アメリカ国債は持っていても、あんまり
役に立たないから、外貨を準備するならユーロでしょうねえ。
日本は、アメリカ国債を持っていても現金化できないから
アメリカと交渉して郵便局の金をやるから
軍隊を「作るノウハウをよこせとか、アメリカの潜水艦と核を
よこせ、ちゃんと管理するから管理のシステムも教えろとか
条件をつけて見返りをもらってほしいね。
アメリカは、決して日本を信用していないから、
いつまでも日本に軍隊を作らせないと思うけど、
チュウゴクが恐ろしいとアメリカが分かれば
なんとかしてくれそう。
日本は、本当にどうしようもなく
おこちゃまの国で、自分で自分の国を自分の国の軍隊で
守らねばならないことに気がついていない。
アメリカに富を全部吸い取られて、アメリカが回復しなかったら
不安になって。こんどはチュウゴクにしがみつくのではないかと
本当に心配です。どうせ外貨をドルで持っていても
あまり役に立たないのだから今のうちに
日本に役に立つことに使ってしまった方がよくないかと
勝手に思っています。
たぶん、日本はすっからかんになるまでアメリカを
助けるのだと思います。日本は、技術をヨーロッパに
売って金を儲けて、その金をアメリカにまたつぎ込んで
アメリカを助け続けていくのでしょうね。
日本の面積が半分になったら、たぶん、日本人は
アメリカに移住させてもらうのだろうな。
日本はずっとアメリカを助けてきたのだがら、
アメリカは日本人を優遇して当然ですが、アメリカの
韓国人やチュウゴク人は、猛烈に日本人を
いじめるのだろうな。まだまだ先のことですが、
今後、世界の覇権をとるのはヨーロッパだから
日本はアメリカだけにしがみつくのではなく、
ヨーロッパと仲良くしておくべきなのです。特にイタリアと。
でも、イスラエルには優しくしておくべきなんですよ。