イスラエルからのニュース(国連反人種差別会議は、またも激烈な反ユダヤの大合唱か) | 日本のお姉さん

イスラエルからのニュース(国連反人種差別会議は、またも激烈な反ユダヤの大合唱か)

2009年2月22日(日)
***************************************
*首相に指名されたネタニヤフ氏は、カディマとの連立交渉

 を最優先。カディマに重要ポストを与え、強固な連立政権

 を目指す構え。カディマ内部でも、モファズ氏らはリクード

 との連立に賛成。(H,P,Y)

レバノンからカチューシャ砲が

 ガリラヤに着弾し、アラブ

 市民3人が負傷。国防軍は発射地点に

 対して反撃を行なった。レバノン政府とヒズボラは関与を

 否定、犯行声明は出ていない。(H,P,Y)

*イスラエルのTVの「マリヤは処女ではなかった」とする

 寸劇にカトリックが抗議。イスラエル国内でもクリス

 チャンらがTV局に対する訴訟を検討中。北部でも抗議

 デモなどがあった。(H,Y)

*アカデミー賞の外国語映画部門の最終選考に残った

 イスラエル映画の「バシールとワルツを」が受賞するか

 どうかに注目。この映画は、アラブ世界でも好意的に

 受け止められている。(H,P)

*土曜日にアシケロンに対して

 ロケット砲攻撃。他に2発の

 迫撃砲攻撃もあった。停戦後

 もガザからのロケット砲攻撃

 は続いている。(Y)

*米国のケリー上院議員がシリアを訪問し、アサド大統

 領と会談。同上院議員は先週、米国とシリアが関係

 改善を目指していると語っており、アサド大統領との

 会談もその一環と見られている。(H,P)

*エジプトがラファ検問所を3日間だけ運用へ。ガザの

 武装勢力が再び国境を破る可能性があり、エジプトは

 警官を増派している。(P,Y)

*エルサレムのキリスト教系インターネットテレビ局

 IPrayTVが人気。開局から4ヶ月で、3万人が視聴した。

 (P)

2009年2月23日(月)
******************************************
*ネタニヤフ氏と会談したリブニ氏は、連立政権への

 参加を拒否。再び会談を行なうと発表したが「連立交渉

 が行なわれているわけではない」と説明。ネタニヤフ氏

 はあきらめず交渉する構え。(H,P,Y)

*極右政党のイスラエル我が家が政権に参加することに

 対して、アラブ 諸国を中心に懸念が広がっているため、

 同党が広報作戦。元駐米大使のアヤロン氏などが

 各国を訪問して同党の立場を説明する。(H,Y)

*「マリヤは処女ではなかった」のTV番組に関しオル

 マート首相も遺憾の意を表明。番組を放送したチャン

 ネル10も再び謝罪。(H,Y)

*エジプトがラファの検問所を一時的に開き、学生など

 1000人の通行を許可。今日も、病人などの通行が予定

 されている。(H,Y)

*ジュネーブで4月に開催が予定されている国連反人種

 差別会議は、またも激烈な反ユダヤの大合唱か。

 ユダヤ人指導者らが現地で抗議デモ。イスラエルとカナダ

 は会議をボイコットする。(H,P,Y)

*最新の世論調査で、36%の有権者がリクード、カディマ、

 労働党の連立を希望。右派政権を望む声は22%だった。

 (Y)

*エジプトから先週イスラエルに到着した通商代表団を、

 エジプト政府が「技術的理由」で召還。ガザ停戦交渉で、

 イスラエル政府がエジプトを無視したことに対する不満の

 表明か。(P)

*イスラエルのユダヤ人世俗派の40%、正統派の80%

 が、クリスチャン団体からの支援金を受け取るべきで

 ないとの意見。全体では賛否はほぼ同数で、わずか

 に賛成派が多かった。(P)

2009年2月24日(火)
*******************************************
*ガザの停戦交渉を担当して来た国防軍のギラド氏が、

 新聞記事で激しく首相の方針を批判したため、首相が

 同氏を解任。後任にシンベトのディスキン長官らを任命へ。

 停戦交渉に重大な支障か。(H,P,Y)

*ネタニヤフ氏は、右派政党と連立交渉を進める一方で、

 カディマとの連立も模索。リブニ氏に対してさらに好条件を

 提示か。両者は金曜に 再度会談する予定だが、カディマ

 の連立参加は困難か。(H,P,Y)

オランダのホテルで、ガザ戦争について講演していた

 国防軍広報官が、靴投げの被害に。犯人の3人が逮捕

 された。(H,P,Y)

*外国語映画部門のアカデミー賞は、日本の「おくりびと」

 に。「バシールとワルツを」の制作者やファンからは

 失望の声。(H,P)

*ガザのキスフィーム検問所付近で小規模な戦闘。イスラ

 ム聖戦は、国 防軍兵士の誘拐作戦を行なっていたと

 発表した。(P,H,Y)

*8人が死んだエルサレムのイエシバ襲撃から1年。

 虐殺のあった部屋でエゼキエル16:6を朗読し、

 子供の割礼式が行なわれた。(H)

*米国のオバマ政権が、入植地の建設中止をイスラエル

 への軍事援助の条件にする可能性があると、国防軍

 幹部が懸念。(P)

*米国がガザ復興のために9億ドルの支援を約束へ。

 クリントン国務長官が近日中に正式発表の見込み。(Y)

ガザからまた2発のカッサム砲

 攻撃。被害は無かった。(Y)

アルカイダのナンバー2、ザワヒリがハマスに対して、

 イスラエルとの停戦を受入れないよう呼びかけた。(Y)

[情報源略号表]
 P=エルサレム・ポスト 
http://www.jpost.co.il/
 H=ハアレツ       http://www.haaretz.com/
 7=アルツ7       http://www.israelnationalnews.com/
I=イスラエル・トゥデイ http://www.harvesttime.tv/israel_today/
 Y=イディオット・アハロノット http://www.ynetnews.com/
 ( )内の記号が情報源。メディアにより掲載日が異なる場合もあり。
[転載・引用・再配布について]
 教会活動等の非営利目的ならばOKです。ユダヤ人および
 各宗教教派に批判的な文脈での引用はしないで下さい。
発行:「シオンとの架け橋」
http://www.zion-jpn.or.jp/
編集:石井田直二 naoji@zion-jpn.or.jp