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パキスタンのタリバン系3組織が合併へ…対米共闘図る
【イスラマバード=酒井圭吾】パキスタン地元各紙は21日、同国北西部の政府直轄部族地域の「パキスタン・タリバン運動(TTP)」など、アフガニスタンの旧支配勢力タリバンと関係を持つイスラム過激派3組織が合併することで合意したと報じた。
オバマ米政権が、テロ組織掃討でパキスタンとの協力強化を進める中、対米抗戦のための共闘で、TTP以外の2組織と和解交渉を進めていたパキスタン政府は戦略の見直しを余儀なくされる。 地元紙によると、3組織は北ワジリスタン、南ワジリスタン両地区が拠点。TTPは、アフガンから流入するウズベキスタン人戦闘員を重用し、外国人に不信感を抱くパキスタン人主体のほかの2組織と反目していた。政府は昨年から、この2組織と停戦協定を締結するなど分断工作を進めていた。地元紙ニューズは「米軍の無人偵察機による空爆が部族を刺激した」と分析している。 2月21日21時47分配信 読売新聞 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090221-00000861-yom-int
<スリランカ>解放のトラ小型機、政府ビル突入2人死亡 |
もう1機は郊外のコロンボ国際空港付近で、政府軍に撃墜された。2機を操縦していたLTTEのゲリラも死亡した。
同通信などによると、同日午後9時半(日本時間21日午前1時)ごろ、コロンボ市内で激しい対空砲火の発射音が聞こえた。続いて、小型機が国税事務所のビルに突入し、大きな爆発音が響いた。
小型機は爆弾を積んでいたとみられ、対空砲で撃墜され、ビルに突っ込んだ模様だ。事件後、コロンボ市内は停電し、住民はパニック状態に陥った。
LTTEはインターネットのニュースサイトを通じ犯行を認め、目標は国税事務所に近い空軍本部と、国際空港に隣接する空軍基地だったとした。
LTTEは07年以降、小型機を使って空軍基地に爆弾を投げ落とすなど、空からの攻撃を行ってきた。
追い詰められたLTTEは、今後もコロンボなどでのテロ攻撃を行う恐れがあり、政府は対応を迫られそうだ。事件後、政府は「新たな攻撃に備えるため」として、コロンボ国際空港を閉鎖した。
【ことば】コロンボ インド洋に面した港町で、スリランカ最大の経済都市。かつての首都で人口は約64万人。日系企業をはじめ多くの外資系企業も集中し、スリランカ在留邦人約800人の大部分が居住している。97年10月には中心部にある高層ビル「世界貿易センター」付近で爆弾テロがあり、20人以上が死亡、日本人7人も負傷するなど、繰り返しLTTEのテロ攻撃を受け、市中心部は厳重な警備体制が敷かれている。
2月21日8時35分配信 毎日新聞
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090221-00000019-mai-int
海賊船への射撃可能、外国船も保護…対策新法概要
政府が3月上旬に国会に提出する予定の海賊対策の新たな法案「海賊行為への対処等に関する法案」(仮称)の概要が21日、明らかになった。
海賊行為を制止するための船体射撃を可能にする規定を設け、現行の自衛隊法の海上警備行動よりも武器使用権限を拡大するほか、自衛隊派遣に関しては国会報告を義務づけるとした。 海賊行為の定義は、国連海洋法条約を踏まえ、「私有の船舶や航空機の乗組員が私的目的のために行う不法な暴力、抑留、略奪」などとした。 その上で、〈1〉海上警備行動では日本関係の船舶に限られる保護対象をすべての船舶に拡大〈2〉海賊対処は海上保安庁と自衛隊が担い、海保では著しく困難な場合は自衛隊が対処〈3〉海賊行為の抑止は自衛隊、逮捕などの取り締まりは海保が担当〈4〉武器使用は警察官職務執行法7条を準用〈5〉相手に危害を与える射撃の要件に海賊行為制止のための船体射撃を追加〈6〉自衛艦派遣の実施計画は国会に報告--することなどを盛り込んだ。 罰則は、船を乗っ取り、人を死亡させた場合は死刑または無期懲役とする方向で調整中だ。 武器使用基準は危害射撃の要件を拡大したことが特徴だ。 武器使用が可能な場合を警職法7条に基づくとする点は海上警備行動と同じだが、同条は相手に危害を与えられる場合を正当防衛や緊急避難に限っている。海上警備行動の規定では、日本の領海ならば、海上保安庁法を準用し、正当防衛や緊急避難以外の危害射撃が可能だが、新法案が想定するアフリカ・ソマリア沖やマラッカ海峡近辺など領海外では適用されない。 このため、危害射撃の要件を追加した。具体的には、民間船に海賊船が接近した場合、正当防衛に当たらない段階でも、停船命令に応じず、他に手段がなければ、船体を射撃でき、海賊行為を抑止できる。 一方、自衛隊派遣に関する国会の関与を巡っては、議決を伴う国会承認を求める意見もあるが、海上警備行動でも国会報告が必要ない点を考慮した。 政府は3月上旬に海上警備行動を発令し、ソマリア沖に海上自衛隊の護衛艦2隻を派遣するが、新法成立後は活動根拠を新法に切り替え、活動を切れ目なく続ける方針だ。 |
2月22日3時11分配信 読売新聞
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090221-00001154-yom-pol
<こん睡強盗>飲食店経営者ら4人逮捕 被害者は死亡 東京
東京・新宿歌舞伎町のスナック「美松」で客の男性に酒を飲ませて酩酊(めいてい)状態にさせ、キャッシュカードを盗んだうえ路上に放置したとして警視庁捜査1課は22日、渋谷区本町3、同店経営、小川美津子容疑者(73)や従業員ら男女4人をこん睡強盗と保護責任者遺棄容疑などで逮捕したと発表した。男性は練馬区の会社員、浅田勝さん(50)で21日夕、病院で死亡した。22日司法解剖して詳しい死因を調べる。
他に逮捕されたのは、いずれも自称で、さいたま市桜区山久保2、同店従業員、青山喜美子(74)▽中野区沼袋2、風俗店員、高橋永佳(24)▽新宿区歌舞伎町2、レンタルルーム店員、井沢祐太(22)の3容疑者。同課によると、4人はいずれも容疑を認め、このうち小川容疑者は「金が欲しくてやった」と供述しているという。 逮捕容疑は21日午前4時~同7時15分ごろ、同店で浅田さんに焼酎などを飲ませ、こん睡状態にさせてキャッシュカード1枚を盗んだうえ、近くの路上に放置したとしている。直後に通行人がうつぶせに倒れている浅田さんを見つけて110番した。聞き込みや近くの防犯カメラ映像などから4人が浮上したという。他に男2人が関与したとみている。 路上に放置する直前、高橋容疑者らが浅田さんを引き連れて近くのコンビニエンスストアに行き、2回にわたり現金を引き出した形跡があり確認を急いでいる。 浅田さんは新宿区内のそば店で会社の同僚と飲食したあと、1人でスナックを訪れていたという。【佐々木洋、神澤龍二】 2月22日12時48分配信 毎日新聞 他人の金ほしさに酒を飲ませて酩酊状態にさせて
路上に放置し、死なせたなんて
日本人でもこんな浅ましい連中がいるってことに
びっくりした。新宿歌舞伎町ってドラマだけじゃなく、
本当に恐ろしい場所なんだと思った。
人がひとり死ぬまでに、きっと他にも被害者が
いるのだろう。
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