子供の臓器移植で検討委設置―小児科学会
子供の臓器移植で検討委設置―小児科学会
日本小児科学会(会長=横田俊平・横浜市立大教授)は今春にも、国内で脳死になった子供からの臓器移植容認の是非を検討する委員会を設置する。同様の検討委員会が2005年に出した報告書では「時期尚早」としていたが、横田会長は「WHO(世界保健機関)で『渡航移植』を見直す議論が起こっていることなど、小児医療を取り巻く状況が変化しているため」としている。
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現行法では、15歳未満については臓器提供者になることができないため、移植を必要とする場合は海外で手術を受けるしか方法はない。今回の方針転換は、国際的な医療体制の変化を受けたもので、横田会長は「日本だけができなくなると困る。自主自立というか、自分のことは自分でやらなければならない」と強調している。
委員は、小児科医や法律の専門家など10人前後になる見通しで、脳死データの集積などで移植容認を裏付ける科学的根拠を探る予定。
更新:2009/02/16 14:18 キャリアブレイン (CBニュース)
http://www.cabrain.net/news/article/newsId/20607.html;jsessionid=C84ACD98F1154B661D3F09AE68A1D367
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やっと、検討委員会を設立するところまで
きたか。日本は、遅れているんです。
この調子では、また移植が必要な子どもは
みんなの募金でアメリカに行って他のアメリカの子が
もらうはずの臓器を横取りして移植を受けることになる。
でも、日本人は自分の子供が脳死したら、まだ温かい
その体を他の子供のために提供できるでしょうか?
そんな気持ちになれるでしょうか?
日本人は、自分の子供がなくなったら医者が死因を
知りたくて解剖したくても「そっとしてやってください。」と
言って、解剖を断るのが普通なのですよ。
医学の進歩のためには、医者に解剖をさせてやった方が
いいのですが、それさえも嫌なのです。
そんな状態で、脳死になった自分の子供の「臓器」を
他人の子供に無償で提供する人がはたしてでてくるのかと
思うと、日本の移植が必要な子どもたちの未来は暗いとしか
言いようがないのです。
だから、日本人を教育して、亡くなった自分の子供の
臓器を他人にあげることが、とても崇高な行為なのだと、
そして日本の未来に役立つ行為なのだと、みんなで
「日本的な行動」を変えていくようにしないといけませんね。
気持ちの持ちようだものね。自分の子供の臓器を他人に
提供した親には、移植を受けた子供から感謝の手紙を
年に一度もらえるようにするとか、何か精神的な見返りが
必要なのではないか。骨髄移植を受けた人は、一度だけ
提供者に手紙を書いてもいいそうです。でも、移植が
失敗して助からなかった人の家族は、辛くて手紙が
書けないのだろうなと思います。