最近考えていること | 日本のお姉さん

最近考えていること

人間は神の前にどこの国の者であっても、どんな肌の色でも

平等でひとりひとり大切な存在であり、幸せになろうと努力する

自由と機会が与えられている。本当は生まれてきた時から、

みんなそれぞれに条件が違っていて、貧乏な家に生まれた子と

金持ちの家に生まれた子は、平等ではないけど、幸せになり

たいと願うのは自由だし、能力があれば、それを生かした仕事に

つけるし、能力があれば、どんな家の子でも高い地位につき、

能力にふさわしいお金を得ることができる。

そんな社会になるように、国があり、政治があるんだと思う。

会社でも、本当に能力がある人は、半分ぐらいで、あとの

半分は他の能力のある人に助けられて仕事をしているものさ。

能力の無い人は、能力が無くてもできる仕事が与えられ、

それなりの給料をもらえる。年功序列だからね。

男性でも、女性より能力が無い人がたくさんいるけど、男性は

家庭を持っているという理由だけで、ちゃんとそれなりの

給料がもらえる。仕事をバリバリこなして、ひとりでできる量を

超えているのに、毎日、一生懸命、時には、残業しながら

仕事をしているのに、給料は先に入った能力の無い女性よりも

低いという人もいる。能力がある人には、仕事ができるものだから

どんどん上から仕事を追加させられる。マジメな人は、それに

答えようと、さらに必死になり、体を壊して過労死したり、

病気が慢性化したりする。能力が無くても、のんびり仕事を

している人は、ストレスもなく、定時に家に帰って奥さんと円満

だったりする。だから、日本の社会で辛いのはマジメで能力が

高いサラリーマンと、マジメで能力が高い女性従業員です。

実は日本は、能力が無い人がのんびり生きていける国なのです。

金額で評価されなくてもマジメに働く優秀で責任感のある

日本人がいるかぎり、日本は大丈夫です。でも、もっと会社は

よく働く人にボーナスで色をつけてやった方がいいと思うよ。

それと、たまに休暇を与えよう!こきつかって使い捨てにする

気か。どんな機械でもたまに油をさすなど、メンテナンスが

必要ではないか。有給休暇はあっても、使わせてくれない会社

が今でも身近なところにあるのでびっくりする。会社が従業員を

こき使って長期休暇を与えないから、日本政府は祝日を

月曜日にまわして三連休を作って、有給休暇をもらえない

会社員も休めるようにしているのかしら。優秀な社員が休める

のは、病気やケガで入院したときだけなんて、悲しい。

「神さまが、ちょっと休めと言ってくれているのかもしれん。」

なんて言っている日本人が哀れだ。日本は、日本人がマジメ

だからなりたっているのですよ。


国全体でも、数社の大きな会社が国に多額の税金を納め、

お金持ちが税金を納めるからなりたつんだよね。日本の場合は

中小企業でも、しっかりした技術を持っているところが多く、

不況でも業績がのびたりする。バブルのときでも浮かれず、

銀行が持ってくるおいしい土地ころがしや株の話に手を染めず、

借金を返して、自社の開発費として使えるように資金を増やす。

そんな風にマジメに生きている社長が経営する会社は、小さくても

不況だと騒がれているときでもしばらくは頑張れるし、社員も

そんな社長を尊敬していて、明るく前向きに問題に取り組もうとする。

世の中が景気が良くても悪くても、明るくやる気があって、

頭脳を使って商品開発をし、心も体も健康な優秀な社員が

たくさんいる会社には未来があると思う。

社長が弱気なら、社員も影響を受ける。社長が人格者で

社員を励まし、会社の進むべき道を正しく示せる人なら、

社員も落ち着いて勇気を持って毎日仕事に励める。

優秀な会社は優秀な人が気分よく頑張れる会社なんだと思う。

中小企業でダメなところは、ひとりだけに仕事を任せきりにして

その人だけに重圧がかかっていて、残業をしないとこなせない

状態まできているというのに、その人が辞めるか病気になって

会社に来れなくなるまで誰も気がつかないところ。


他の能力も信望も無い人は、定時で帰って元気そうなのに

一番優秀な人が苦しんで顔色も悪くなっているのに、誰も

気がつかないこと。そして、周りの人が気がついて上司に

そのことを伝えてもあっさり否定されること。パソコンが

無かった時代やバブルの時代に忙しかったことを持ち出して、

今が忙しいわけがないと言うのは、話にならないのです。


中小企業のいいところは、ギリギリになるまでクビにされない

ことでしょうか。アフリカの村と一緒で、ギリギリになるまで

みんなで頑張るが、ダメになったら村ごと全滅だ。

大企業は、未来がある程度予測できるから、余剰人員があると

計算すると、すぐに派遣社員を整理するし、正社員をとらない

ようにするし、正社員だって希望退職者をつのって、穏便に出て

いかせる。大企業には、組合があって、社員が有給休暇を

溜め込んでいると、「早く使いなさい。」と上から命令が入る。

誰かが辞めても、他の人が直ぐに代わりができるように、仕事の

内容がマニュアル化されていたり、パソコンの中に全部、仕事の

やり方が入っていたりする。地震でパソコンが壊れた場合の

バックアップも毎日ちゃんととっている。スパイが入らないように管理

して出入りする人物を記録させている。危機管理はちゃんとでき

ている。社員が失敗して損失を出した場合も、最低限の出費で

抑えることもできるし、同じ失敗を繰り返さないように、対策も

するし、社員がお金をネコババしないように監視している人もいる。

中小企業では、社員の失敗は、誰かがこっそり隠すことも

できるし、失敗したときに、実際にかかった費用に金額を上乗せ

してその分をポケットに入れて知らん顔もできる。

社員がネコババしていても、気が付く人がいないし、上司が

いけないことをしていても、下の人は上司を恐れて、社長に

告げ口しないから、ずっとそのまま不正がはびこっていたりする。

中小企業では、ひとり重要人物が休むと、他の人では

代わりが効かない。重要人物が会社を辞めると上司は

ブツブツ言う。普段から、誰でも代わりができるように、重要な

仕事をしている人には、補助をつけないといけないのに、女性

従業員ひとりにやらせていたりする。女性従業員があまりの

負担に不満を漏らしても、他の社員に「手伝いなさい。」と言う

だけで正式な補助をつけないので、誰も手伝わず、その社員を

残して上司もみんな帰ってしまう。


今、日本は昔ながらの日本の常識とアメリカなどの合理主義が

ごちゃごちゃになっている時なので、昔は女性従業員が残業を

していると、男性の上司もつきあって仕事をしているフリを

したものだが、今は、、、。

上司が残業でも若い従業員は定時で帰る。女性がひとりで

残業をしていても、後から入った若い男性従業員は定時で帰る。

それは、悪いとは言わないが、みんなが頑張るのではなく優秀な

人だけ頑張るけど給料が同じ国って、共産主義の国と同じです。


中小企業でも、社員に気を配って仕事の配分を考えて、

ひとりにだけ負担がかかるようなことをしないで、能力がある人

にはそれなりの給料を、女性従業員にも渡すべきだと思う。

特に、有能な営業の下で働く女性従業員は、男性は物を売る

だけでいいけど、雑用は全部、部下の女性にやらせるから

女性の負担がどんどん上がっているのに、誰も気がつかないし、

男性は物をどんどん売れば売るほど評価されてボーナスは増える

のに、その下で雑用をいっさい任されている女性従業員の給料は

あがることは無いし、評価もいっさいされない。経験豊富で機転が

きき優秀な女子社員であっても、年をとっていればいるほど、

オバサンになっていて若い社員よりブサイクなので、可愛がられない。


いったい日本は、どこまで女性を蔑視すれば気がすむのか

いつになったら、中小企業でも女性に正当な給料を出すように

なるのか、未来が読めないですね。

優秀な女性は、自分で事業を起すか、女性を優遇する大会社に

入ることをお勧めします。


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注:わたしは、毎日定時で帰れて、たまに有給休暇を使って

 気持ちよく旅行に行かせてくれたら、給料が安くても別にいいと

 思っている派ですが、知人や友人の女性たちの話を聞くと

 日本の中小企業は女性に対する扱いが酷いなと思うのです。