イスラエルからのニュース | 日本のお姉さん

イスラエルからのニュース

2009年2月1日(日)
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*エジプトの仲介でハマスが1年間の長期停戦に同意した

 と、アラブ紙が報道。自治政府がラファ検問所を監視

 する。アッバス議長はチェコ訪問を延期し、月曜に

 エジプトへ向かう。(H,P,Y)

*土曜日に、
アシケロン市に対して

 グラッド型ロケット砲による

 攻撃。 しかし、大きな被害は無かった。(H,Y)

*米誌のインタビューで「もしハマスに機会を与えていれ

 ば、武力を捨て政治勢力になった可能性がある」と

 トルコのエルドアン首相が発言。パレスチナ人の政治

 的選択を「尊重」すべきだと語った。(P,Y)

*カルテットのブレア特使が「ハマスも和平プロセスに

 組み込むべきだ」と発言。しかし、武力闘争を放棄

 すること等が条件だとしたため、ハマスは直ちに

 「馬鹿げている」と一蹴した。(Y,H)

*スペインの裁判所がイスラエルの戦争犯罪捜査を決め

 た理由は、イスラエルの答弁書提出が遅れたためだと、

 スペイン外相が説明。しかし、捜査中止に向け、イスラ

 エルに協力すると約束した。(H,Y)

*ハマス指導者のハニエが、初めて民衆の前に現れ

 「勝利演説」。武器を速やかに補給してイスラエルとの

 戦争を続けると宣言した。(P,Y)

*ガザとの国境地帯にトンネル摘発のための探知装置を

 設置する作業を開始したと、エジプト政府関係者が

 語った。(P,Y)

*キリスト教との関係改善を目指して創設されたキリスト

 教同盟者議員団(KCAC)が設立4年を迎えた。指導

 者のベニー・エロン議員は「非ユダヤ人の友人たちは

 戦略的な味方だ」と語った。(P)

2009年2月2日(月)
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昨日はガザから4発のカッサ

 ム砲と14発の迫撃砲による

 攻撃。2人が負傷した。スデ

 ロット住民からは怒りの声

 (H,P,Y)

*オルマート首相は昨日の閣議で、ガザからの攻撃に

 強い反撃を行なうと宣言。バラク国防相は小規模な

 反撃を提案したが、リブニ外相らの意向で、結局は強い

 反撃を行なうことに決まった。(H,P,Y)

*国防軍は昨夜、ガザ各地のハマス拠点に空爆を実施。

 事前に住民に電話で避難勧告を行なったため、負傷者

 の報告は無い。(P,Y,P)

*ベネズエラでカラカスの古いシナゴグに対する襲撃

 事件。同国のチャベス大統領は襲撃を非難し、政敵が

 チャベス政権の信用失墜のために行なった謀略だと

 示唆した。(P,Y)

ヒズボラが外国でイスラエル人の誘拐を目指している

 との情報が入っているため、治安当局が警戒を呼びかけ

 (H,P,Y)

*トルコとイスラエルの関係者が、ガザ戦争で悪化した

 関係の改善を目指して交渉中。安全保障面で両国は

 依存関係にある。(H,Y)

*カディマから5人のドルーズ人議員が誕生する可能性。

 ドルーズ人はアラブ系だが親イスラエルで、国防軍にも

 従軍している。(H)

ガザ戦争中に拘束された

 ハマスのメンバーが、ガザの

 学校を攻撃拠点に使用して

 いたと証言。また、国連の物資配給券を

 ハマスが独占配分 し、ファタハ支持者には渡していない

 ことも判明した。(P)

*反イスラエルの戦争犯罪訴訟が起こされたスペイン

 では、国と無関係な事件でも裁判できる法制度の改正を

 検討中。同様の法制度を持つ国は、政治利用を防ぐため

 に相次いで法制度を変更している。(P)

2009年2月3日(火)
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*自治政府のアッバス議長がフランスを訪問し、サルコジ

 大統領と会談。ハマスと連立政権を組み、自治政府と

 してガザ再建に取り組む考えを示した。しかし、ハマスが

 応じる気配は無い。(H,P,Y)

昨日もガザからは迫撃砲と

 カッサム砲による計4発の

 攻撃。しかし、 いずれも大きな被害は無かった。

 一方、国防軍のガザ空爆で武装勢力1人が死亡、

 3人が負傷したもよう。(H,P,Y)

*ハマス代表がエジプトを訪問し、停戦交渉の詰め。

 シャリート兵士の解放がイスラエル側の条件だが、

 ハマスは拒否している。(P,Y)

*イスラエルの安全保障を考える年1回のヘルツェリア

 会議でリブニ外相が和平に向けた見通しを語った。

 他党の指導者もそれぞれ安全保障に関する見解を語る

 予定。会議は4日まで。(H,P,Y)

*バラク国防相が、西岸地区とガザをトンネルで結び、

 パレスチナ国家の領土の連続性を確保する構想を

 発表。(H,P,Y)

*スペインで戦争犯罪により訴えられた7人の国防軍

 高官の代理人と、政府の法律担当者が対策会議。(P,Y)

*国連のガザ人道援助責任者のホルメス氏が、復興用に

 持ち込まれた建設資材の軍事利用を防ぐ枠組みを作ると

 約束。しかし、援助が武装組織によって悪用された例は

 「全く知らない」と語った。(P)

国際司法裁判所が、ガザ攻撃に関してイスラエルを

 戦争犯罪で訴えることを検討中。ガザの管轄権に関する

 法律論が焦点となる。(Y)

[情報源略号表]
 P=エルサレム・ポスト 
http://www.jpost.co.il/
 H=ハアレツ       http://www.haaretz.com/
 7=アルツ7       http://www.israelnationalnews.com/
I=イスラエル・トゥデイ http://www.harvesttime.tv/israel_today/
 Y=イディオット・アハロノット http://www.ynetnews.com/
 ( )内の記号が情報源。メディアにより掲載日が異なる場合もあり。
[転載・引用・再配布について]
 教会活動等の非営利目的ならばOKです。ユダヤ人および
 各宗教教派に批判的な文脈での引用はしないで下さい。
発行:「シオンとの架け橋」
http://www.zion-jpn.or.jp/
編集:石井田直二 naoji@zion-jpn.or.jp
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