ロシアは、日本と交渉しようとするとき、いつも問題を先に起こすとか | 日本のお姉さん

ロシアは、日本と交渉しようとするとき、いつも問題を先に起こすとか

鳥取のカニ漁船、露警備艇が日本海で拿捕…10人乗り組み

 外務省に27日夜入った連絡によると、同日午後8時ごろ、日本海で鳥取県の漁船がロシアの警備艇に拿捕(だほ)された。漁船はロシア・ナホトカ方面に連行されたと見られる。乗組員にケガなどはない模様。外務省が外交ルートで確認を急いでいる。

 鳥取県によると、拿捕されたのは境港市の県かにかご漁業組合所属の第38吉丸=安藤正史船長(43)ら10人乗り組み、122トン=。24日午前10時頃、境港を出港し、鳥取県沖約480キロでベニズワイガニ漁をしていた。

 同船を所有する日吉水産(境港市)によると、27日午後7時頃、船越信弘・漁労長(64)から会社に「これから臨検を受ける」と連絡があった。仮停泊中にロシア海域に流された、との情報もあるという。

 同社関係者は「日本の排他的経済水域にいたと考えているが、乗組員はロシア語がわからないため、現場で見解の相違が出たようだ」としている。

 鳥取県や同船を所有する水産会社は、情報収集や乗組員の家族への連絡に追われた。関係者の一人は「情報が何もない。外務省などの連絡を待っている段階だ」と言葉少なだった。船越漁労長の妻は取材に対し、「27日の夕方、本人から『ロシアの船に捕まったみたいだ』と船から自宅に電話があった。本当に拿捕されたのか、ただ動揺している」と話した。

1月27日23時36分配信 読売新聞

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090128-00000130-mai-soci

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<北方領土>初の上陸断念 外務省、露に「遺憾の意」


 北方四島のロシア人住民に「ビザなし交流」で支援物資を届けようとした外務省職員らに対しロシア政府が出入国カードの提出を求めていた問題で、外務省は28日、上陸を見送り、国後島沖から北海道根室港に引き返すと発表した。91年に合意したビザなし交流でロシア政府がカード提出を譲らず、日本側が上陸を断念したのは初めて。同省はロシア政府に「遺憾の意」を伝えた。

 外務省職員2人と千島歯舞諸島居住者連盟の5人は、政府の支援事業で注射器やガーゼなど医療物資(約1280万円)を届ける予定だった。しかしロシア国境警備局は27日午前、国後島沖で出入国カードの提出を要求。ビザなし交流に基づく支援のため提出を拒否したところ、上陸を拒まれ現地で停泊を続けていた。

 日露政府間で28日、改めて交渉したがロシア外務省は「06年に改正された国内法に従い出入国カードの提出を求めている」と主張を譲らず、日本政府は支援事業中止を決めた。船は29日午前、国後島沖を出発する予定。児玉和夫外務報道官は28日の記者会見で「07年、08年の交流事業ではトラブルは発生していない。理解に苦しむ」と述べた。

 児玉報道官によると、今回の支援では、ロシア政府から1月23日に「出入国カードの提出が必要」との通知があり、決着しないまま支援に向かったという。

 旅券(パスポート)や査証(ビザ)が不要で、身分証明書などで四島に上陸できる「ビザなし交流」は、日本と旧ソ連の外相間の往復書簡への署名に基づき始まった。日本人の元島民の墓参に限られていたが、98年から物資の支援事業などに対象が広がっていた。

 ロシア外交筋は今回の問題について「日露間で根拠となる合意が紙に書かれていない。ロシアの国内法では、すべての入国者が入国カードを記入しなければならず、領土とは関係のない問題だ」と説明している。【川上克己】

1月28日23時22分配信 毎日新聞

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090128-00000130-mai-soci

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露大統領:麻生首相に2月18日のサハリン式典出席を要請

 麻生太郎首相は24日夕、首相公邸で、ロシアのメドべージェフ大統領と約15分間、電話で協議した。協議はロシア側の申し入れで行われた。大統領は、サハリン2(サハリン沖石油・ガス開発プロジェクト)の天然ガス液化施設稼働を記念して2月18日にサハリンで予定されている式典に、首相の出席を要請した。首相は「招待を感謝する。検討のうえ回答したい」と応じた。

 大統領は「プロジェクトへの日本側の貢献を大変評価している。式典の際には、2国間のすべての問題について話し合いたい」と述べ、北方領土問題などについても協議する姿勢を示した。首相は「LNG(液化天然ガス)の生産開始は、両国関係にとって象徴的な一歩だ」と語った。

 サハリン2には三井物産が12.5%、三菱商事が10%出資。天然ガス液化施設は式典に合わせて稼働する。【木下訓明】

http://mainichi.jp/select/seiji/news/20090125k0000m010067000c.html?inb=yt