日本は憲法9条を改正せずに、どうやって自立できるのですか? | 日本のお姉さん

日本は憲法9条を改正せずに、どうやって自立できるのですか?

ようちゃん、おすすめ記事。↓
▼「落ち目の米国」を見くびるな!1月5日(月)(中韓を知りすぎた男)
1月3日にアップした政治・経済と全く関係の無いブログで多数の味わい深いコメントを頂き感激しました。3日は書くつもりは全く無くて、本来は今日5日からはじめる予定でしたが、酒気の抜けないままアップしてしまいました。誠に失礼しました。今日は「2009年、これからの日本はいったいどうすればいいのか?」について考察してみたいとおもいます。

暮れから新年にかけて新聞や評論家の意見はおおむね「米一極支配の終焉」「新しい時代の幕開け」「100年に一度の大転換」「落ち目の米国」「グローバリズムの罪」など同じような論調が目に付きます。そしてテレビで評論家諸氏たちは、「日本が自立できるチャンス到来、」「今までのようにアメリカに従属することは止めよう、」などアメリカ離れを盛んに吹聴しています。

しかしよく考えてください。日本は憲法9条を改正せずに、どうやって自立できるのですか?その上集団自衛権の行使すら可能にしていない国が自立できるなど全く不可能です。何を寝言を言っているのですか。日本国民に多大のストレスが溜まっていることは理解できますが、しかしアメリカの軍事力をバックにしないかぎり、日本の生きる道はすべて閉ざされます。日本の周辺をしっかり眺めてください、強大な軍事力を持っているならず者国家中国、狂人国家北朝鮮、日本を敵視する韓国、中国に吸収され始めた台湾、これらの危険な国に隣接している日本が今日まで無事にこれたのは、日米安保のお陰であることは周知の事実です。しかしオバマ新政権は日本を無視して中国にシフトしていきます。中国もそれを見越して米国との関係を強化すべく、動いています。中国にとって日米同盟が薄まった日本など恐れる必要はなくなりました。

4日の産経新聞に「中国、合意破りガス田堀削、東シナ海『樫』」明確な合意違反で日本側は抗議したが、中国側は逆にP3Cの警戒監視飛行を「妨害行為」などと逆抗議してきている」と載っています。去年の12月に麻生首相が尖閣諸島の領海内に中国の海洋調査船が出没した事件について抗議したら,温首相は「この地は古来より中国固有の領土である」と反論した上で、「話し合いを通じて適切に解決し,良好な2国間関係に影響を与えないようにしたい」と応じた。ならず者国家と どのような約束を交わそうと全く意味が無いことを、日本政府は、もういい加減に分かってください。中国側の「話し合い」という一見して温厚なセリフは日本側を懐柔さす為の言葉であり、単なる時間稼ぎにすぎません。

日本の生きる道は米国をしっかり捕まえておく以外の、選択肢はありません。日本の評論家諸氏の論調は、弱体化した米国を「自業自得である、当然の報いである」などまるでいい気味であるがごとく優越にしたっていますが、米国の弱体は日本の最大の危機であるという認識に欠けています。「ドル離れ、米国覇権の終わり」などの言葉に惑わされてはいけません。ドルの基軸通貨の地位は今だ十分に健在です。圧倒的な軍事力も維持しています。昨年サルコジ仏大統領は「米ドルが唯一の通貨の時代は終わった」と偉そうに言いましたが、ユーロがドルの代わりになることは当分ありえません。07年の世界の外貨準備に占めるユーロの割合は25%を超えましたが、ドルに対してのリスクヘッジの為です。ドルは65%を維持しています。EU加盟国の英国、デンマーク、スエーデン、ポーランド、チェコなどまだユーロを導入していません。ユーロを導入している各国の国民が買い物の際,半数がいまだに自国通貨を使っています。EU内での貿易決済はさすがに50%ユーロですが、世界の貿易はドルです。ドルに代わる基軸通貨はいまだに存在しません。

米国の弱体は一時的です、米国はかならず復活します。新しく作り直す能力はピカイチです。因習に囚われた古いヨーロッパにはそのような底力はありません。
新年のテレビでアメリカ社会の崩壊振りを延々と写していましたが、どこの国にも暗部はあります。その暗部のイメージでアメリカを見くびってはいけません。アメリカの暗部の現象をあたかも全体の出来事であるかのように伝えるマスコミの乱用に影響されてはいけません。日本がまともな国になるには、まだ当分年月がかかります。それまで日本は米国をしっかり掴んでおく必要があります。そのために日本という国はアメリカにとっていかに重要な国であるかを認識させる戦略が必要です。アメリカと日本は持ちつ持たれつ、一連托生の関係にあります。今後日本は最も重要な国アメリカで起きている現象をきちんと理解して、そしてアメリカの対外戦略を正確に知ることが非常に重要となってきます。
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▼幼稚な日本外務省 1月6日(火)(中韓を知りすぎた男) 
2009年日本を取り囲む国際情勢がいちだんと厳しくなってきます。その情勢の最前線で対処する外交官の実力は日本の命運を左右するほど重要になってきます。しかし日本の外交官の知能は幼稚園児並と言っても過言ではありません。彼らは全て一流大学出身にもかかわらず、頭の中身はスポンジ状態です。
彼ら全てに一度質問してみたい「外交官の仕事とは?」彼らはいったいどのように答えるのか非常に興味があります。

単純明快に答えるなら「国益の追求」以外に何がありますか。しかるに彼らの行動の原点は対外的にトラブルを避けることを優先してそのためには国益を簡単に無視します。東シナ海の石油・ガス田開発問題で中国側の約束を平気に破る、非礼で傲慢な中国側の態度は全て過去の外務省の「媚中外交」の付けです。外務省が「日中友好」を国是にして、中国に対しては常に、中国を刺激しないことを優先さす融和外交を進めてきた結果です。外務省に任せておけば、際限なく中国に譲歩してしまいそうで恐怖を感じてしまいます。外交とは武器を使わない戦争なのです。国家と国家の利害の食い違いを外交交渉によって国益を守ることが使命なのです。ところが日本の外交はトラブルを避けることを優先して簡単に譲歩してしまいます。

相手の要求を簡単に受け入れてしまう日本の外交なら外務省の存在理由はありません彼ら外交官は外務省に採用されてからどのような訓練を受けたのか、おそらくなんの訓練も受けなかったと思われます。アメリカの官僚の場合、政府機構に採用された時点で徹底して国益について教育されます。日本のキャリア官僚は訓練を受けないために知識が学生時代のままで停止状態になっています。

しかし訓練を受けなくても何が得で 何が損かくらいは幼稚園児でも理解できます。日本の外務省はそれすら判断できません。15年くらい前スリランカで傲慢で無能な日本大使に遭遇してあきれたことがあります。当時スリランカで独立50年記念式典の準備のための会議に呼ばれました。本来 一介のビジネスマンがこのような会議に呼ばれることはありませんが、たまたまクマーラツンガ大統領と懇意にさせて頂いていた為に呼ばれました。

日本からはJETROの所長さんと日本大使と私が呼ばれていました。BOI(投資庁)の会議室で約束の時間を1時間近くも遅れてやっと日本大使がやってきました。着いた途端に彼は「今日は忙しいので30分くらいで帰る」と言ったのを聞いて私はおもわず怒鳴ってしまいました。彼は見知らぬ日本人に怒鳴られて びっくりして席を立って帰ってしまいました。スリランカを小さな国と馬鹿にしている日本の大使の傲慢振りをとても許せませんでした。私は後でスリランカの貿易大臣に私の非礼を謝りましたが、大臣は「大使は遅刻の常習者で大統領も彼が大嫌いで官邸に今まで呼んだことはありません。気になさらずに」と言ってくれました。

日本は毎年スリランカにODAで多額の援助をしている。大使の傲慢な態度はそのせいだと思われますが、それなら中国に総額6兆円も援助している割に外交官たちの態度はあまりにも卑屈すぎます。むかしUNIDO(国際連合工業開発機関)の幹部から聞いた話ですが、日本は世銀やIMFにエリート官僚を送り込みますが、彼らは政策討議で全く発言しない、まるでデッドウッド(枯れた木)であると言われています。」と言っていました、全く恥ずかしい話です。

なぜ日本人が政策論争に加われないか、おそらく英会話ができても英語の討論能力がない、そのうえ官僚たちは経済開発や国際金融の勉強をまるでしていないことが原因だとおもいます。しかし日本は世銀やIMFにアメリカに次ぐ資金を提供しています。故に日本人は必然的に理事のポストにつきます。ところがこのような国際機関で活動するための学識と基礎能力をまったく持ち合わせていません。

これでは日本なりの主張をして、世銀やIMFを動かしていくなどできるはずもありません。彼らの主な仕事は親睦パーティーを開くぐらいで、日頃は豪華な在勤生活を享受しています。海外で勤務する傲慢無能な外交官や国際機関に配属されたキャリア官僚たちは日本の評判を落とすだけで全く役に立ちません。

日本人は昔から日本の官僚は優秀であるという神話がありますが、優秀な大学は出ていますがオツムは無能です。外国の官僚たちが日本の海外勤務の官僚たちをまったく評価していません。むしろあきれています。この実態を一般の日本人はもっと知るべきです。日本は したたかで駆け引き上手な優秀なビジネスマンを中途採用でもっと登用すべきです。利益に敏感なビジネスマンなら「国益命」で日本国民の繁栄と幸福のために海外で命を賭して外交交渉をします。
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世界の覇権はヨーロッパがとるという
聖書の預言があります。
日本は、アメリカだけに頼っているから
アメリカがチュウゴクと仲良くなると、
チュウゴクに好きなように仕切られるよ。
アメリカが弱くなると同時に日本は強くならねば
ならないのですよ。経済だけの問題だけ
考えていたらいいのではない。
経済と自衛は、同時に考えねばならない問題です。
by日本のお姉さん