EU経済の没落 | 日本のお姉さん

EU経済の没落

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国際戦略コラム NO.3173         
EU経済の没落
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EUの現状は大変なことになっている。その検討。 Fより

今までは、米国経済の悪さに日本のマスコミは焦点を当ててきたがどうも、米国以上にEU全体の経済が悪くなっているようである。EUはロシアからの天然ガス停止やアイスランドの危機に続いて英国の隣である発展が著しいと言われたアイルランドもIMF支援が必要になっているようである。国債のCDSが255と最高値になっている。CDSが高いということは、その国債がデフォルトになる確率ですから、その数値が高いということは、その国を信用できないということになる。

そして、markitによると、米国が59、日本が40であるが、EUの数値は、ドイツが51、フランスが58、英国が119、イタリアが171である。米ポールケネディが敗者の日本に比べて勝者であると言われたドイツは日本より数値が悪い。それだけ、EU全体の危険度が米国に比べても高く推移していることを示している。
EUはユーロで繋がっているので、一国が問題を起こすと、すぐに他国に波及することになる。ドイツは金融システムが強固で、日本に比べても品質が優れているので、経済基盤がシッカリしているがしかし、EU内の多くの国が躓くと、ドイツも躓くことになる。

EUの英国、アイルランド、フランス、ドイツ、スペインなど多くの国で、金融資産がGDPの4倍以上もあり、この金融資産が東欧やアイルランドなどに投資されていた。日本は海外への投資が騒がれたほど多くなく、EU諸国に比べて非常に少ない。このEUの海外投資資金が今、焦げ付いているようだ。投資先のアイルランドやハンガリーなどの経済が破綻すると、その余波はEUの他の国に伝播することになる。

アイルランドの首相が日本に来たが、上記の理由でEU諸国からの追加投資は難しいので、何も知らない日本でなら、投資してもらえると思っているようにも感じる。日本のマスコミが米国中心で、EUの情報を正確に日本に伝えないことで、企業経営者が間違えた判断をすることに大きな懸念を感じる。どうか、このコラムを見ている読者は、国別ソブリン債のCDSを見てください。markitのCDSを21のリンク集で園田さんのリンクの次にリンクしてありますので、見てくださいね。
園田さんから、基本部分の情報をいただきましたので、そうしてあります。

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アイルランド国債:保証コストが急上昇、国内銀国有化に反応-CDS
1月16日(ブルームバーグ):16日のクレジット・デフォルト
・スワップ(CDS)市場で、アイルランド国債に対する保証コストが大幅上昇し、過去最高水準となった。アングロ・アイリッシュ銀行が国有化されたことに反応した。他の欧州諸国の国債保証コストも上昇した。 CMAデータビジョンのデータによれば、アイルランド国債のCDSスプレッドはロンドン時間午前9時25分(日本時間午後6時25分)現在、前日比 34ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)上昇し、255bpとなった。 スペイン国債については11bp上昇の140bpとなったほか、オーストリア国債は7b上げ146.5bp、ドイツ国債は2bp上昇し53.5bpといずれも上昇した(CMA調べ)。 CDSスプレッド1bpは5年間の債務1000万ドルに対する年間保証料 1000ドルを意味する。
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独やアイルランドの債券保証コスト、過去最高水準 2009年 01月 16日 22:10 JST
[ロンドン 16日 ロイター] CMAデータビジョンのデータによると、16日の序盤の欧州クレジット・デフォルト・スワップ(CDS)市場では、ドイツやアイルランドなどの債券保証コストが上昇。 ドイツ・アイルランドに加え、スペイン、オーストリアの各国のソブリン債の保証コストが、過去最高水準に上昇している。 ドイツのソブリン債の期間5年のCDSは53.4ベーシスポイント(bp)で、前日のニューヨーク市場での終値51.5bpから上昇。

CMAによると、同様に、アイルランドは前日の220.9bpから257.2bp、スペインは129.4bpから136.6bpオーストリアは139.6bpから146.5bpに、それぞれ上昇した。 アイルランド政府は前日、アングロ・アイリッシュ・バンク(ANGL.I: 株価, 企業情報, レポート)を国有化すると発表。市場では経済への影響について懸念されている。 スタンダード・アンド・プアーズ(S&P)は前週末、アイルランドのソブリン債のアウトルックを「安定的」から「ネガティブ」に引き下げた。S&Pはまた、スペインの格下げの可能性についても警告した。
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欧州中銀0.5%利下げ 過去最低の年2%に (nikkei)
【フランクフルト=赤川省吾】欧州中央銀行(ECB)は15日の定例理事会で政策金利を引き下げることを決めた。ユーロ圏16カ国に適用する最重要の市場調節金利を21日から0.5%下げ、年2.0%とする。トリシェ総裁は記者会見で「経済の先行きはさらに弱まっている」と述べたうえで、「インフレ圧力が引き続き弱まっている」と説明し、一段の利下げに踏み切る可能性をにじませた。ECBは昨年12月上旬の理事会で過去最大幅となる0.75%の利下げを決めたばかり。しかし、12月の消費者物価上昇率が年1.6%と政策目標の「2%未満」を下回り、域内最大の経済力を持つドイツが08年10―12月期に大幅なマイナス成長を記録した公算が大きくなったため追加緩和に踏み切った。 (01:09)
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英が雇用対策、670億円規模 長期失業者を重点支援 (nikkei)
【ロンドン=吉田ありさ】ブラウン英首相は12日、企業経営者や労働組合代表らとの会合で、5億ポンド(約670億円)の雇用対策を発表した。景気後退に伴う失業者の増加に歯止めをかけるのが狙い。失業者を雇った企業に1人につき最大2500ポンドを支給するほか、再就職のための職業訓練にも助成し、50万人の雇用創出を目指す。失職後半年以上たった長期失業者を重点的に支援する。

英国はこれまで雇用への直接助成に慎重だったが、景気の急速な悪化で方針を転換した。ブラウン首相は「対策は財政コストを伴うが、何もしなければ景気後退が深刻になり、そのコストの方が大きい」と強調。現在の長期失業者は約10万人と指摘したうえで「長期失業者が100万人に達した過去の景気後退期のような状況に陥らないよう、あらゆる対策を講じる」と述べた。 (18:11)
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欧州、失業者増110万人超に 08年
【パリ=野見山祐史】欧州で失業者が急増している。2008年は1年間で欧州連合(EU)加盟27カ国の失業者数が110万人以上増えたもようだ。スペインを筆頭にフランス、英国などで失業増が鮮明になっており、主要国で唯一、減少基調だったドイツも09年は増加に転じる見通し。米国も08年に戦後最悪の雇用減を記録するなど、失業問題は世界的に深刻さを増しており、各国・地域で追加の景気対策などを求める声が高まるのは必至だ。EU統計局によると、加盟27カ国の失業者数は08年11月時点で1746万人と、前年同月より113万人増えた。米証券大手リーマン・ブラザーズが破綻した9月以降、欧州でも雇用不安が加速しており、10月に失業者数は1700万人を突破。12月は一段と悪化し、08年通年の失業増は120万人を超えたとみられる。 (11:08)
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EUは、没落しているでしょうが、聖書の預言では

弱い国と強い国の10ヵ国連合になって

盛り返してきます。

そして世界の覇権をとるとはっきりと預言されています。

イタリアのローマ出身の独裁者が、平和の旗印を掲げて

出てきます。最初は、カトリックを担ぎ出してきますが、

本当は、すごく恐ろしい独裁者で、聖書では偽キリスト

とも、獣(けもの)とも呼ばれています。

人の額に数字を入れて、しゃべる像(コンピューター)で

管理するようになります。

そういうことが起こる前には、その人物は、大勢の

人の前で頭に致命傷を負うのですが、三日目に

奇跡的に(?)回復して人気者になるのです。

最初は、いい人っぽいのですが、実は世界の独裁者で

イスラエルを徹底的にいじめます。

by日本のお姉さん