▼複雑怪奇なアラブ世界・1月12日(月)(中韓を知りすぎた男) | 日本のお姉さん

▼複雑怪奇なアラブ世界・1月12日(月)(中韓を知りすぎた男)

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▼複雑怪奇なアラブ世界・1月12日(月)(中韓を知りすぎた男)
1月20日,世界が混乱を極める中で、史上初めての黒人大統領が就任します。いままでかってこれほどまでに世界中が期待する大統領が出現したことがあるだろうか!期待が大きければ大きいほど、失敗した時の失望も大きくなります。オバマ氏の声高に掲げる「話し合い」というキーワードがいかに空しい言葉かという事が直ぐに分かってきます。利益と宗教と意地がぶつかり合う国際政治の舞台で安易に「話し合い」を持ち出されても、何も解決しないことをオバマは知ることになります。

第二次世界大戦以降、各地域での紛争は絶えませんが、幸いにも世界中を巻き込む第三次世界大戦は勃発していません。それは世界一の軍事力を持つアメリカが軍事力の行使にためらいを覚えない国であることを世界は知っているからです。そのことが抑止力になって、世界大戦を防いでいます。現在ガザでイスラエルとハマスが戦争をしています。イスラエルのバックにはアメリカがついています。もしアメリカが軍事力の行使にためらう国なら、イスラエル憎しの中近東のイスラム諸国が一致してイスラエルの攻撃に参加してしまいます。?

その上石油を欲している強欲な中国やロシアまでイスラエル攻撃に協力するかもしれません。そうなればまさに世界大戦の勃発です。最初に空爆を仕掛けたイスラム原理主義組織ハマスの狙いは、最終的に世界を巻き込んで、ユダヤ国家イスラエルを消滅させることです。しかしアラブ諸国はアメリカを恐れてハマスに裏から武器や資金を援助しています。

私の悪い癖でオバマの不安が残る外交政策を書くつもりが、踏み込んではいけないユダヤ対イスラムの構図に入ってしまいました。今、日本でこの複雑な中東問題を正確に論じられる人はいないと思っています。まして私のような浅はかな知識では100%間違ったことしか書けません。

ユダヤ対イスラムの対立か、あるいはイスラエル対アラブ諸国という国家対立の構図なのか、色んな資料を見れば見るほど複雑怪奇でまるで分かりません。一部の資料に寄れば現在イスラエルと敵対関係にあるのはシリアとイランだけであると書いていますが、対立の構図はイスラエルを支援する欧米とパレスチナ諸民族を支援するアラブ諸国が争っていると考えるべきか?

しかしイランはアラブではありません。この複雑な関係を紐解いて整理し、中東に平和をもたらすことは、ほとんど不可能なようなきがします。今日は祭日に免じてギブアップさせてもらいます。
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▼オバマは米「終焉」の幕引きか? 1月13日(火) (中韓を知りすぎた男)
世界最強の仕事に就くバラク・オバマ氏に言い知れぬ不安を抱くのは私だけだろうか世界中の多くの人たちが「陶酔」に近い状態でオバマ氏の登場を迎えようとしています。しかし彼は本当に人類にとって幸せをもたらす人物なのか?善人で優しいマイナーな男が権力を握り人の上に立つと、皮肉にも世界は混乱し秩序が崩壊します。彼は世界に何の影響力も与えない小さな国の大統領なら問題はありません。ところが世界を変えるくらいの権力と世界一の軍事力を持った超大国の大統領になったのです。

世界には人類を不幸に陥れる邪悪な人物や国が多数存在しています。それらの無法国家を相手にして「まず話し合い」を協調しても解決することは100%ありえません。彼の正義感が悪魔に利用されるだけです。日本もアメリカもブッシュ大統領のイラクでの戦争を「行き過ぎた帝国主義」と批判して完全に失敗と断言していますが、もし当時オバマ氏が大統領ならフセインはいまだ健在だったと思います。

それではフセインとはどういう男だったのか、フセインは陰謀と策略で大統領に就任、その直後に開かれた党大会で突如反体制派の66人を連行して、そのうち22人を死刑にしました。更に議会で、彼に逆らう有力政治家21人を外に出して銃殺刑を執行しました。イラク北部に居住しているクルド人に対して化学兵器で攻撃1万数千人を殺害しました。このように反体制派の虐殺などで、フセインは独裁体制を構築し、スターリンを真似て典型的な恐怖政治をしていました。
このような人物が存在していれば世界は常に危険にさらされます。ブッシュのイラク攻撃によって多数の死傷者が出たことは事実ですが、一方的にブッシュを批判するのは少し違うような気がします。

ブッシュの最大の失敗は,イラク戦の後、無政府状態にたいする準備を怠り、結果 圧制から開放された市民が略奪に走り、街が大混乱に陥り、テロ集団に利用された事です。その後治安の回復を図りましたが、国民や世界の人道的な非難集中のために全てに対して徹底できなかった、2007年にやっとイラクへの増派で治安が少し収まりました。しかしこのときは米国民の70%は増派反対でした。

国民やメディアは、常に人道的・情緒的な判断しか出来ません。国民の意にそった政治をすればするほど皮肉にも社会は乱れていきます。
日本の政治を見ても情緒的思考と一見正義風な思考に支配されて、日本が生存するための政策がことごとく排除されます。リベラルを思考の中心においたオバマ氏の政策も一時的に快楽に導く麻薬のようで、最終的には健康な体が蝕まれていきます。彼の考えは、反軍事、反核、反ミサイル防衛、経済では保護貿易主義、外交面でも同盟よりは国際機構の重視、ならず者国家に対してもまず話し合いの美徳を強調しています。

しかしオバマはこのような最左派の思想を穏健なオブラートで包み、過去の言動を隠しています。彼は以前パレスチナ過激派、過激反戦組織、反白人組織などとの密接なつながりを指摘されていましたが、選挙戦ではメディアはなぜかこのような危険な側面を追いませんでした。日本にとって一番恐れていることは、アジアから米軍が削減されてしまうことです。
オバマの平和左派思想でいけば、アジア各地で駐留している米軍を好ましく思っていないかもしれません。もし米軍の兵力がアジアから少しでも削減されれば、中国の領土・領海に対するあくなき膨張志向は、日本はもちろんアジア諸国にとっても、この上なき危険なことです。

そしてオバマ氏が保護主義に走り、市場を閉じてしまえば、世界は大恐慌に陥り、戦争の勃発が誘発されます。過去の歴史が証明しています。オバマによってアメリカが内向きになり、力が相対的に弱くなると世界の混迷はますます深まっていきます。アメリカは地域の紛争に対して力強くコミットメントを見せたことが、大きな戦争を防いできたのです。すなわち世界が眉をひそめるアメリカの「小さな親切大きな迷惑」が世界の安全と繁栄に寄与してきたのです。

オバマの弱者の視点に立った政策は誰も幸せになど出来ない、幼児の発想であると気がついてくれるだろうか?日本の病の根源は弱者の視点に立った政治なのです。オバマ氏も同じことをするのですか?

12日の新聞に、オバマ氏はテロ容疑者に「私の政権では拷問しない」と明言した。オバマ氏は「価値観と理想を守りながら、米国民を守ることは可能だ」と述べました。このことによってCIAの活動が制約され、テロ行為がますます増えていきます。結果的に国民の不幸につながっていきます。この記事によって私の不安は黒雲のように広がって、打ち消すことが出来なくなってしまいました。アメリカ終焉の幕引きに舞い降りたオバマ氏は、悪魔か天使か?未来の歴史家の評価を今知りたいものです。
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▼「失われた10年」の嘘・1月14日(水))(中韓を知りすぎた男)
今日はビジネスマンの素人経済学で 迫りくる世界大恐慌を考察してみたいと思います。誰もが今回の危機に対して「100年に一回の危機」と声高に叫びます。そして危機が起こるたびに常に1929年の「暗黒の木曜日」が持ち出されます。当時 NY株式市場の大暴落に始まった大恐慌は、全米で銀行の倒産パニックを引き起こしました。このアメリカの危機を救ったのは、第2次世界大戦でした。

最近の大きな危機は1997年の「アジア通貨危機」です。通貨危機を経験した国は韓国、インドネシア,タイ、フィリピンの4カ国です。日本の危機は1990年のバブル崩壊により10年近く不景気にいました。この不況の10年間を「失われた10年」と言いますが、本当に日本はダメな年月だったのでしょうか?

私の感覚からすれば日本国は充実した素晴らしい10年だったように思っています。日本が元気なく見えたのは、エコノミストたちの間違ったメッセージに惑わされていたからです。日本の製造業はアジアはもちろん欧米各国に続々と工場を進出させています。2006年における日本の海外現地法人の売り上げはビックリの198兆円もあります。世界11位の韓国のGDP(7913億ドル)の2倍以上、5位の英国GDPに迫っています。

日本の海外現地法人は現地の人たちの雇用を促して失業率を減らし、日本が進出した各国の輸出量を増やし各国のGDPを増加させました。ところが日本のエコノミストたちは数字も見ないで「日本悲観論」を発し続けていました。そのオーバーな悲観論が海外にも伝わり、「日本発の世界経済恐慌の発生」の憂慮が高まり、ルービン元財務長官などは日本政府を偉そうに叱り飛ばす始末、今回ノーベル経済学賞をとったポールクルーグマンはわざわざ日本にやって来て当時の竹中大臣に不況からの脱出を教授、「通貨供給量を増大」させることを提言しました。

しかし日本は全く不況ではなかった。イメージとムードだけが不況で経済は海外に進出した企業を中心に活況を呈していました。すなわち「豊さの中の不況」という矛盾にとっぷり浸かっていました。ところが日本を叱り飛ばしたルービンが、サブプライム関連などの高リスク取引を拡大させ、その巨額損失にからむ責任を問われています。皮肉にも世界恐慌を引き起こしているのは日本ではなく、「ルービノミックス」と呼ばれるようになった彼の崇拝者たちが世界を混乱の極致に陥れたのです。

今回の世界同時不況で各国はケインズ型の公共投資による増大とポールクルーグマンの提唱している、通貨供給量の増大の二本柱で乗り切ろうとしています。「景気後退は、ただ紙幣を印刷することによって解決することが出来る」と言っているクルーグマンの主張には多少の違和感を感じてしまいます。

たしかに不況の原因は単純に考えれば人々がカネを使わなくなった、ことに起因していますが、日本の場合、カネのある人まで金を使わなくなった。だから貯蓄が1500兆円にもなってしまったのです。だから「豊かさの中の不況」が続いているのです。アメリカは自分の収入以上のカネを借金してまで使いまくったから好景気が続いたのです。こんな事がいつまでも続けられるはずがないことは当たり前のことです。借金が破綻して不況になったアメリカと金があるのに使わずに貯蓄に走り不況になった日本、根本的に違います。

日本のメディアは相変わらず非正規雇用者の解雇をまるで日本経済が今にも沈没するかのような報道をしていますが、全く心配はいりません。バブル崩壊以降不況と言われながらも世界第2位の経済大国の位置を維持しています。現在日本の製造業は誰も模倣することが出来ない世界最高水準の技術力を保有し、未来の技術と呼ばれるナノ技術、エネルギー技術、環境技術などの日本の進んだ技術は今後世界を発展、繁栄させていきます。

日本は製造業の技術力世界1位という姿だけでなく、インターネット総合能力世界1位ということまでアメリカに指摘されました。日本はいまや世界の経済を支える重要な役割を果たしています。
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