本当は2億円は払っていなかったのか?
日本が「身代金」2億円支払う イランの中村さん誘拐事件
イランで昨年10月に武装集団に誘拐された横浜国立大4年の中村聡志さん(24)が約8カ月後の今年6月に解放された事件で、日本政府が解決のための費用として「外交機密費」から約2億円相当をイラン側に支払っていたことが29日、分かった。事実上の身代金だったとみられる。日本政府関係者が明らかにした。
事件の解決に向け、金のやりとりがあったことが判明したのは初めて。イラン、日本両政府は中村さん解放後、身代金の提供はなかったと否定していた。関係者は、中村さんを誘拐した武装集団に金が実際に渡ったかどうかについては確認していない。
関係者は、約2億円が「費目を明らかにしなくてよい、外務省の報償費から出た」としている。このほかにも今後、中村さんの解放交渉に関与した地元の部族関係者らに「貧困支援」などの形式で資金を提供する計画が検討されているという。(共同)2008年12月29日http://www.47news.jp/CN/200812/CN2008122901000466.html
2億円支払いを否定=イラン邦人誘拐で-答弁書
政府は13日の閣議で、イラン南東部で2007年10月、横浜国立大生の中村聡志さんが誘拐され、約8カ月後に解放された事件で、政府がイラン側に約2億円を支払ったとする一部報道に関し「日本政府から金銭を支払った事実はなく、報道については、外務省として事実無根と認識している」とする答弁書を決定した。
答弁書は、日本政府からイラン政府に対する事件解決費用の支払いも否定した。鈴木宗男衆院議員(新党大地)の質問主意書に答えた。1月13日11時17分配信 時事通信 |
イラン邦人誘拐 日本が“身代金”2億円 関係者『機密費から支出』
事件解決に向け、金のやりとりがあったことが判明したのは初めて。イラン、日本両政府は中村さん解放後、身代金の提供はなかったと否定していた。関係者は、中村さんを誘拐した武装集団に金が実際に渡ったかどうかについては確認していない。
関係者は、約二億円が「費目を明らかにしなくてよい、外務省の報償費から出た」としている。このほかにも今後、中村さんの解放交渉に関与した地元の部族関係者らに「貧困支援」などの形式で資金を提供する計画が検討されているという。
別の政府関係者によると、一九九九年八月に中央アジア・キルギスで日本人技師四人がイスラム武装勢力に拉致され、約二カ月後に解放された事件でも、「経済協力」の形で三百万ドル(約二億七千万円)の身代金が支払われたが、日本政府は公式には否定している。
中村さんは昨年十月、イランを旅行中に誘拐された。日本政府は安全最優先を要請。イラン当局などが交渉にあたり、今年六月に解放された。 (共同)2008年12月30日 朝刊
http://www.tokyo-np.co.jp/article/world/news/CK2008123002000090.html
どっちにしても、危険な場所に無理やり行って誘拐されると
日本国民の税金が身代金に使われる可能性がゼロでは
ないということです。日本政府が身代金をあっさり払うと思われて、
外国人武装集団が味をしめないか、ちょっと心配です。