北京で6日、19歳の女子が鳥インフルエンザで死亡
鳥インフル感染、19歳女性 北京で初の死者
2009/01/06 23:20更新
【北京=野口東秀】中国国営新華社通信によると、北京市衛生局は6日、北京市朝陽区に住む福建省出身の女性(19)が鳥インフルエンザに感染して死亡したと発表した。検査で毒性の強いH5N1型ウイルスの陽性反応が出た。北京で鳥インフルエンザによる死者が出たのは初めて。記事本文の続き 女性は昨年12月19日、友人と一緒に北京市に隣接する河北省の市場で生きたアヒル9羽を購入した。内臓を取り出し、3羽を家族や友人に譲渡、残りを保存した。24日に発症し、27日に症状が重くなり入院、1月5日朝に死亡した。衛生当局が女性と接触した116人を調べたところ、看護師1人が発熱していたが、既に回復したという。
2003年以降、中国で鳥インフルエンザ感染が確認されたのは31人となり、うち21人が死亡した。現段階で「人から人」への感染は確認されていない。しかし、今月26日の春節(旧正月)を前に帰省ラッシュが始まっており、感染拡大を憂慮する同市政府は、患者の家や病室を消毒、患者と接触した人を隔離するなど警戒を強めている。http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/world/china/210252
8歳女児が鳥インフル感染 ベトナム
2009/01/07 00:03更新
ベトナム保健省は6日、北部タインホア省で8歳の女児が、鳥インフルエンザ(H5N1型)に感染したことを明らかにした。病死した鳥を食べたのが原因とみられる。3日に感染が確認され、入院中。
ベトナムでは昨年3月に少年が死亡して以降、H5N1型の鳥インフルエンザの感染例は報告されていなかった。(共同)
http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/world/asia/210276
韓国でも鳥インフルエンザ今シーズン2例目
2009/01/05 17:21更新
農林水産省は5日、韓国の農場で、アヒルから毒性の弱いH5N2型の鳥インフルエンザウイルスが検出されたと発表した。韓国当局から連絡を受けた。鳥インフルエンザは今冬、カンボジアなどアジアで人や家禽の感染が拡大している。韓国での確認は昨年10月に続き2例目で、いずれも毒性の弱いH5N2型がアヒルから検出されている。
記事本文の続き 農水省によると、昨年12月31日、韓国中部・忠清北道の農場で定期検査を行ったところ、飼育されていたアヒルからウイルスが検出された。大量死などはないという。韓国からの鳥肉の輸入は一昨年から停止されており、新たな輸入停止などはない。
http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/world/korea/209853
鳥インフル死者113人に インドネシアで2歳女児死亡
2008/12/10 14:42
世界保健機関(WHO)は9日、インドネシアの首都ジャカルタ東部で2歳の女児が鳥インフルエンザで死亡したことが確認されたと発表した。世界最多となっている同国の鳥インフルエンザの死者数は計113人になった。
記事本文の続き 女児は11月18日に感染し、29日に死亡。生きた鳥を売っているマーケットで感染したとみられる。また、スマトラ島中部リアウ州でも9歳の少女が11月に感染して入院したが、回復したという。(共同)
http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/world/asia/203352