最近考えていること
わたしは正月休みが一週間あったので、のんびりテレビも
観る時間もあったし、友達の家にも遊びに行けたし、
カメラを持って公園に撮影にも行けたし、猫たちとも遊べた。
でも、二日も三日も仕事で会社に出ていた知り合いもいる。
ガソリンスタンドやコンビニの店員さん、スーパーの店員さん、
レストランやショッピングモールの店員さん、自衛隊や警察や
駅員さん、バスの運転手さん、お医者さん、看護婦さんたち
は、正月休みなど無しで頑張っている。日本人は基本的にマ
ジメだから、仕事をきちんとやってくれている。ホントにありがた
い国に住んでいるんだなと、思う。最近、気になることは、
やたら日本人がうらないや縁起かつぎに凝りだしたこと。
テレビでは、うらないのオバさんがブログで、みんなが元気が
でる提案を送るからなどと言ってCMを繰り出している。
クリスチャンの友人の家でたまたまそのCMを観た。
友達は、「わたし、この人、大嫌い。だって、お相撲さんに
セックスの初体験した年齢を聞いて、16歳だとお相撲さんが
答えたら、あら遅いのね。なんて言うんやで!!
社会に影響力のある人がそんなことを言ったら、日本の
若者が、16歳でもセックスの遅いのかと思って、あせって
早く経験しようとするやんか!とんでもないオババやわ。」と
言って本気で怒っていた。わたしも「そうやって、どんどん
若い子らが性的に乱れて、HIVの感染もどんどん広まって
いくんや。」と言うと、友人はさらに怒っていた。
神社や寺に行った人も多かったように思う。たぶん、日本人は
不安にかられているのでしょう。でも、不安にかられているのは
別に悪いことではない。不安に思うから、日本はサブプライム
ローンに手を出さない人が多かったわけだし、まだまだ他国に
比べて金を持っているわけです。韓国など、不安に思わない
人が多いから、外貨も持たずに持っているフリをして
むちゃくちゃな国の運営をしている。何か困ったことが
あったら、また日本が金を出してくれるから何とかなるさと
思っているのでしょう。不安にかられるのは、現実をしっかり
見ているからであって、悪いことではないが、必要以上に
びくびくするのもどうかと思う。韓国人は、不況も1、2年も
すれば、収まると考えている人が多いらしい。日本から
金を搾り取れば、韓国は安泰だと、安易に考えているから
今後も、韓国人は明るく前向きに考えながら生きるのだろう。
日本人は、心配症なので、1、2年では事態は収まらないと
考えている。でも、戦後の焼け野原状態から、今の日本に
なったことを考えると、日本はまだまだ大丈夫なのだと
わたしは思う。正月の親戚の集まりでも、戦争を経験した人
たちは、「天王寺から天六まで、なんばの高島屋以外、
焼けてしもてなんも無かったわ。」と言っていたし、アメリカの
グラマンが、畑仕事をしていた親戚の頭の上をすれすれに
飛んできて、あわてて泥の中に飛び込んで逃げたけど、
頭をあげていれば、敵の顔までくっきり見える距離やったと
言っていた。「あいつら、攻撃してくるもんがないさかいな。
遊び半分で、子供にも機銃攻撃してくるんや。」と別の親戚が
言っていた。何でも、B29がゴンゴン音を立てて空を飛んで
いても、日本軍は、まったく太刀打ちできなかったのだそうだ。
B29の大群の下から日本軍が大砲を撃つのだが、大砲の
弾が摩擦で真っ赤になっているのが下から見えるのだそうだ。
そして、B29に当たるかなというところで力つきて、ふう~っと
下に落ちていくのだそうだ。「あいつら、大砲の弾が届かない
位置をちゃ~んと、知っとるわけや。そやからな、ギリギリ
届かない低位置を飛んどるわけや。」
アメリカ軍は、焼夷弾(しょういだん)という油の塊(かたまり)が
入った爆弾をどんどん、落としてきたそうだ。
「最初から日本の家屋を焼く気で、日本に来ているわけや。」と
親戚は言っていた。
親戚の家にも、屋根をつらぬいて焼夷弾が落ちたが、雨で
濡れている泥の中に落ちたので、爆発しないでそのまま
先からおしりまで土の中にめりこんだのだと親戚は言っていた。
他の親戚の家では、ちょうどお客さんが来ているときに家に
焼夷弾(しょういだん)が落ちて、お客さんがお客用のざぶとん
で、焼夷弾を叩いて火を消し止めたのだとか。
焼夷弾(しょういだん)は、B29が大きめの爆弾をひとつ落とすと
空中でそれがばらけて、たくさんの爆弾に変わるのだそうだ、
その爆弾がさらにはじけてもっとたくさんの爆弾に変わって
落ちてくるのだそうだ。まるで、花火のようできれいだったそうだ。
そういう話をしてくれる親戚たちは、戦争当時10歳、12歳、
13歳だった人たちで、当時は子供たちだったので、戦争の
記憶もなんとなく、子供っポイ感じ。父親が戦争にとられて
いるので、畑仕事は残っている女、子供たちでやっていて
大変だったそうだ。そこで女学生たちが、勤労奉仕でやってきて
畑仕事を手伝ってくれたのだとか。
戦後の焼け野原から、新幹線を走らせ、オリンピックまで
成功させ、オイルショックやバブル崩壊などの危機を通って、
今の日本があるわけだ。貧しい時代の日本を知っている老人
たちは、日本はこれからもなんとかなるだろうと信じている
ように感じた。大変だ、大変だと言いながら、なんとか
世界でも経済大国と言われるような国になったのだ。
なんとか、なるでしょう。日本人は心配性のクセに
自分の国の周辺の反日国家に関しては、びっくりするほど
無頓着で、韓国に対しても親しみまで感じている人が半分も
いるし、チュウゴクに対しても、チュウゴクは、日本側のガスを
せっせと吸い出してはチュウゴクに送っているわけですが、
なんとも感じていない。いったい、どういう感覚なんですかね。
もっと心配しないといけないことがあるでしょう。
軍隊も無く核もミサイルも潜水艦も持たずに、よくみんな
心配もしないで「平和が一番。」などと言っていられるなと
不思議に思う。外国になめられている状態が一番戦争に
近いのではないかと思うのだが、B子のお母さんや
友人のひとりは、竹島を盗られてもガスを奪われても
戦争にならなければそれでいいんやと言うが、それでは、
最初から戦争に負け続けているようなもので、そんな国は
じわじわ領土や資源を盗られて小さくなって消えていく
のだとわたしは思っている。日本は、どんな小さな島でも
どんな小さな魚でも絶対に外国に渡さない。
日本人は、そんな気持ちで生きるべきなのだ。
それが、まとも国の国民の考え方なのではないかな。
世界が貧しくなったら日本も影響を受けるが、それでも
全世界が貧しくなるんだから、早く立ち直ったもの勝ちなんだ。
だったら、頑張ればいいじゃないか。戦後の焼け野はらから
立ち直ったように。正月に集まると戦争の話をする親戚から
なんとなく、気楽な雰囲気を受け取りました。
アメリカは、焼夷弾や原爆で一般の日本人を30万人殺した。
それでも、日本民族は立ち直ったのだ。強い心と優しい心が
あれば、何とかなると思う。今日、B子の家のトイレにおいて
あった「ちびまるこちゃん、ことわざ辞典」という本に、
おもしろいマンガが載っていた。
いつも、遅刻してみんなに虐められている男の子が、
犬の散歩中に、外で虐められ、自分の犬を蹴られたとき、
初めて怒って、クラスメートを殴り返した。
「自分の犬のためには、強い男の子でした。」という言葉が
最後に書いてあった。意外とちびまるこちゃんのマンガも深い
ところがあるのだと思った。愛する者がある人、守るべき人
(動物)がいる人は強いのだ。関西大震災で、仮設住宅に
住んでいたお年よりは、心が弱ってつぎつぎと死んでいったが、
動物を飼っているお年よりは、最後まで元気だった人が
多かったそうだ。
日本人が、お互いに愛し合ってひとつになれば、きっとどんな
苦しみが来てもなんとかなると思った。愛がある人は強いのだ。
酒を飲んで車を運転して、人をはねたらそのままひきずっていく
日本人は、愛が無い日本人で、まず、酒を飲んだら車に乗ら
ないというルールを守らないところに愛の無さが現れている。
日本を愛する人ならば、日本の領土や資源を横暴な周辺国から
守るために、何をするべきか、何を用意するべきかも分かる
はずだ。まず、愛を持って身近な人や動物や自然を守って
生きてみたらどうかなと思う。自然に心が強くなれるのではない
だろうか。頼るべきは、世界を作られた本当の神さまである
創造主であって、うらない師や人間が作った宗教に頼ると
結局、恐いことを言われて脅されて、金を失うだけだと思う。
byクリスチャンの日本のお姉さん
※日本のお姉さんの親戚にはクリスチャンが多い。