日本はいい国だと思う理由 | 日本のお姉さん

日本はいい国だと思う理由

派遣社員は、いつクビを切られても仕方が無い存在なのだ。

ちゃんとした仕事について、普通の正社員になる努力をしない

でいたうっかり者や中途半端な者がいよいよ契約を打ち切られ

住む家もなくなったら、日本人は気の毒だと思ってしまう。

日本政府も対策をとろうとする。大会社は、不況を感じ取って

パートや派遣社員のクビを切る。儲かっている時は、

めちゃくちゃ儲かっているクセに、手元には預貯金がまだまだ

あるくせに、早目に対応しようとする。

それでも、正社員クビはすぐには切らないでいようと考えている

のだと思う。中小企業は、不況でもオーナーは、なんとかして

従業員を減らさず、耐えていこうと考える。その辺が日本人は

優しいと思う。その代わり、従業員も普段からマジメに働いて

いるし、欧米のように日本人には長期休暇がもらえないし、

忙しければ、嫌でも毎日残業するのだから、不況の時に大事

にしてもらえて当然だ。

日本人は凶暴ではない。

ブラジル人女性二人が、クビを切られて帰国する金ほしさに

日本人を襲って殴る蹴るの暴行を加えて金を奪ったが、

逆に捕まった。日本人女性なら、簡単に強盗をしようと決め

て行動に起したりしない。

日本人は、食べ物の安全に気を使う。

チュウゴク人のように、赤ちゃんのおもちゃに毒のある塗料を

使ったり、赤ちゃんの飲むミルクにメラミン樹脂を入れたり

しない。

日本人は、在日チュウゴク人のように、駅の構内でケンカの

仲裁に入った警察を、急行列車が入ってくる線路に突き落とし

て瀕死の重傷を負わせたりしない。

日本人は、アメリカが原爆を二発も落とし、一般市民を10万人

死なせたからといって、いつまでもいつか復讐して同じ数だけの

アメリカ市民を殺してやろうなどとは考えない。

アメリカの落とした焼夷弾や原爆で、何の罪も無い市民が

30万人死んでしまったからといって、アメリカ人も同じ目に

会えばいいなどとは、願ったりしないし、むしろ戦後の復興は

アメリカのおかげだと思って尊敬もしていた。

今回のアメリカが原因の金融危機のおかげで、何の罪も無い

日本まで経済的に大きな影響を受けるわけだが、それだからと

言ってアメリカ全体をイスラム教徒のように激しく憎むということ

もない。「困ったものだ。早くこの危機が過ぎてくれたらいいの

だが。」と、自然災害を受け止めるように淡々としている。

いくら世界規模の経済危機の影響を受けても、戦後の焼け野原

の状態にはならないだろう。みんな、つつましく身の丈に沿った

暮らしに戻って、おとなしく生きていくのだと思う。

日本人だもの。そして、自分が派遣社員でずっと満足していた

せいで、ついに今回クビになった人たちも、政府の援助や

市町村の努力でなんとか生きていくのだろう。

そして、他の日本人も「明日はわが身」と思って、彼らに同情して

いるから、日本政府が彼らのために税金を使ってもかまわないと

考えているのだ。本当に日本人は優しく、日本はいい国なのだと

思うのだ。金持ちも貧乏人も、しっかりした人も、そうでない人も

共に、この日本で生きていく。日本は、すばらしい国だと思う。