国を憂い我とわが身を甘やかすの記
麻生首相の期待撃滅が繁栄した内閣支持率低下(国を憂い我とわが身を甘やかすの記)↓
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今年もあと1カ月を残すのみとなり、何だか慌ただしい気分になってきました。で、政界はというと、麻生内閣の支持率が急降下しています。というより、麻生首相自身への国民の期待と信頼が急速に失われつつあるようにも見えます。政府・与党はどんどん厳しい局面に追い込まれつつあるように思えますが、打つ手もなくただ事態を座視しているかのようです。半ば諦めの境地にあるのかもしれません。
日経新聞とテレビ東京が11月28日~30日に実施した世論調査では、麻生内閣の支持率は10月末の前回調査から17ポイントも低下して31%にとどまりました。同様に、産経新聞とフジテレビの調査でも、9月末の調査から17.1ポイント下落し、27.5%という数字が出ました。これは、政権発足からまだわずか2カ月余りであることを考えると、かなり厳しいものですね。不支持率も日経で62%、産経で58.3%に上り、支持率のほぼ倍です。これには、背筋が寒くなった自民党議員も多いのではないかと思います。
私は9月10日のエントリ「民主党は意外と危機的状況にあるのではないでしょうか」の中で、小沢一郎代表の不人気ぶりを指摘し、自民、民主両党のトップの党首力の対決に持ち込めば、予想されているより自民党は善戦するかもしれないという趣旨のことを書きました。小沢氏に対しては、民主党支持者からもかなりの不信感が示されていると。しかし、別に小沢氏の評価が高まってきたわけでもないのに、一方的に麻生氏の株が落ち続けているため、いよいよ次期衆院選で自民党が勝つのは難しくなっているように思います。
日経の調査では、「次の首相にふさわしいのは」という問いに、麻生氏と小沢氏がともに17%で並びました。これは、麻生氏が前回より19ポイントも下落したためで、小沢氏はわずか1ポイント増えただけなのです。また、産経の調査では麻生氏が31.5%で小沢氏が32.5%と逆転しました。9月上旬の報道各社の調査では、麻生氏はこの設問で、小沢氏をダブルスコアどころかトリプルスコア以上もの差をつけて引き離していました。この結果を見れば、麻生氏が今のところ、国民の心をつかみ損ねたと見るしかありませんね。
この結果について日経は《最も多いのは「麻生首相と小沢氏のどちらでもない」の60%だった。麻生首相から小沢氏への「乗り換え」はほとんどなかった。民主党支持層でも「どちらでもない」が53%で、小沢氏は44%にとどまった。》と指摘しています。そして、坂本英二編集委員はこの状況について「与野党双方でトップの手腕へのあきらめにも似た空気が漂い、代替策も見つからない政治の現状は危機的とすらいえる」と書いています。閉塞感がのしかかってきます。
日経の調査で政党支持率をみると、自民党が39%(前回41%)で民主党が30%(同31%)とほとんど変わりません。「選挙の顔」として期待された麻生氏が、かえって党の足を引っ張っている形になっています。この状況をひっくり返すのは容易ではありませんね。一度ついてしまったイメージを覆すのは難しいものですから…。麻生氏は果たしてこの局面を打開できるでしょうか。それには、無党派層を取り込む相当の覚悟と力業が必要だと考えますが、いったん離れた人を再度引き寄せるのは大変だろうと率直に思います。
産経の調査で、麻生政権について何を評価するか7項目について聞いたところ、最も評価が少なかったのが「麻生総理の言動」で12.6%(「評価しない」は78.4%)でした。やはり、医師をめぐる失言や、漢字の読み間違えが響いているのか。また、定額給付金など「景気対策」に関しても、評価する人は16.2%にとどまり、評価しないは71.3%と7割を超えました。「発足2カ月での実績」も、評価する(12.7%)と評価しない(70.6%)では大差がついています。一方、「改革への意欲」では、何について想定しているのか、評価する(40.7%)と評価しない(47.5%)が比較的拮抗しているのですが。
なんだか、小沢民主党は麻生氏の不人気ぶりに救われている感じすらします。ちょっと予想を超えるスピードでの支持率低下です。もともと、中長期的にはねじれ国会下ではいずれこういう道をたどることは目に見えていたので、政権発足時には臨時国会の冒頭解散論があれほど出ていたわけでしょうが、今さら言っても詮ないですね。麻生氏は自らの「明るさ」が国民に歓迎されるという自信があったのでしょうが、今のところそれは「軽さ」と受け取られているようです。
小沢氏は「(次の政権は)超大連立だ」と漏らしているそうですが、たがが緩みきってまとまりきれず、活力も感じられない自民党と、敵失を数えて喜ぶだけで反自民票の受け皿になりきれない民主党に、さらに究極のポピュリズム政党である公明党その他が加わるようなわけの分からない巨大なぬえのような連立政権ができてもなあ…。まあ、使い古された言い回しですが、政界一寸先は闇なので、あまり予断を持たずに成り行きを見ていきたいと思います。
ただ、さらに他の各紙・各局でも同じような世論調査結果が出たり、さらに加速したりするようだと、政局はいよいよ流動化してきて何でもありになっていくでしょうね。サンプル数の少ない世論調査をあまり重視するべきではないとも言いますが、今回の結果は政権の行方を占う上でけっこう大きな意味があったかもしれません。いったん大連立だか超大連立だかの形をとるのかどうかは分かりませんし、特に根拠はないのですが、政界再編は必至の流れになってきたように感じています。
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国民は阿呆が多いので、支持率がどうのこうの
というニュースは、どうでもいいと思っている。
小沢氏には、日本は任せられない!
韓国に金をやろうとしてるもの!
小沢氏の祖先は韓国チェジュ島。日本のために
政治をしているのか。あの人は、悪口がうまい。
党を潰して逃げるのがうまい。政党の金をうまく
巻き上げて、奥さんと一緒に
金を自分のために増やすのがうまい。
他に才能があるのか?
by日本のお姉さん