要するに日本に住む日本人は、外貨を買わずにそのまま円でおいておきましょうと。
ロシア政治経済ジャーナル No.549
★天才投資家ジム・ロジャースの予言
全世界のRPE読者の皆さまこんにちは!
いつもありがとうございます。
北野です。
まず、皆さまに心からお礼を申し上げたいと思います。
おかげさまで、「まぐまぐ大賞2008」の「ニュース・情報源部門」にノミネートされました。(つまり予選を通過した)
これから、いよいよ本選がはじまります。
さて、本題。
皆さん、ジム・ロジャースさんをご存じでしょうか?
ソロスさんと共に、クォンタム・ファンドを設立された方です。
同ファンドは、10年間で4200%(!)という驚異的実績を残したことで知られています。
現在は、Rogers Holdingsの会長。
ロジャースさんは、クォンタム・ファンドをやめた後、全世界をオートバイで旅していました。
そのため「冒険投資家」ともいわれています。
実際に見て考えるという態度に徹していて、世界の将来に対しても独自の見解が多い。
ブリックスの中では中国とブラジルを評価していて、インドとロシアへの見方は厳しいです。
(天才投資家ロジャースさんは、世界の未来をどう見ているか?知りたい方はこの本を入手してください。
非常にわかりやすいです。
「マンガ ジム・ロジャース」森生文乃
(詳細は→ http://tinyurl.com/5vll3m )
いずれにしても、ロジャースさんは正直者であること、間違いありません。
ソロスさんは時々「自己の利益のために意図的にウソをつく」ことがある。
しかし、ロジャースさんやバフェットさんは、当たる当たらないは別として、非常に率直で正直な発言をされています。さて、天才投資家は、今後の世界について何を語っているのでしょうか?
▼アメリカ政府はドルを切り下げる?
まず、ロジャースさんは「ドルは切り下げられる」と考えています。
理由は、「財務省が政策を変え、ドルを弱めるからだ」と。
なんで、そんなことをするのでしょうか?
「彼らは、貨幣の価値を下げれば、競争力が上がると思っている。歴史の中で長期的には機能しなかったが」
ここで説明が必要でしょう。
アメリカ経済の3大問題といえば、
世界最大の財政赤字・世界最大の経常赤字・世界最大の対外債務。
で、アメリカの経常赤字問題解決について、大きく二つの方向性があります。
1、ドル安に誘導する
ドルが安くなれば、世界市場でアメリカ製品が安くなります。
すると、アメリカ製品の競争力が上がり、輸出が増え、貿易赤字が減ると。
2、ドル高に誘導する
「経常赤字なんて問題じゃない!」という態度。
つまり、貿易赤字でドルが出ていっても、
高金利・米国債・アメリカ株・アメリカ不動産等々で、ドルはもどってくる。
つまり、ドルがぐるぐる還流する。
「貿易収支の赤字を資本収支の黒字で補う」という考え方。
おもしろいですね~。
同じ経常収支の大赤字について、二つの正反対な見方があるのです。
ちなみにクリントン政権の初期は、「ドル安」に誘導しました。
しかし、クリントンはその後「ドル高・株高」政策に転換し、アメリカ経済を空前の繁栄に導くことに成功しています。
さて、ロジャースさんは、ワシントンの有力者から「ドル安誘導」の話を聞いたのですが、これについてどう考えているのでしょうか?
「彼らは、貨幣の価値を下げれば、競争力が上がると思っている。歴史の中で長期的には機能しなかったが」
そして、
「ドルは切り下げられ、世界準備通貨(基軸通貨)としての地位を失うだろう」
はたして、この予言は現実になるのでしょうか?
逆に「ドル高政策をとるのでは?」という見方もあります。
オバマさんの経済チームには、クリントン時代の財務長官ルービンさんの弟子たちがたくさん入っています。
で、ルービンさんはドル安に反対し、「ドル高・株高」政策をとり、アメリカを繁栄させた張本人。
ルービンさんの弟子たちははたして「ドル安政策」をするのでしょうか?
「ドルを切り下げざるをえなくなる」という見方もあります。
オバマさんは、「経済を救済するためには大規模な財政出動もやむなし」という立場。
それで、「オバマは『新ニューディール』をやるんだ」といわれている。
要するにオバマ政権では財政赤字が一気に増加し、ドルを切り下げざるをえない状況になる。
そんな兆候もボチボチでてきています。
↓
<ドル急落は欧州勢のリパトリが主導か、米財政リスクに懸念も11月26日19時39分配信 ロイター
[東京 26日 ロイター] 主要通貨に対して2年半ぶり高値圏で推移していたドルの急落が、外為市場の話題を集めている。主因は年末を控えた欧州勢のリパトリエーション(資金の本国還流)に伴うユーロ買い/ドル売りだったもよう。
ただ市場では米政府・連邦準備理事会(FRB)の相次ぐ金融危機対策が米財政リスクという形でドル相場の重しになり始めたとの見方も浮上している。
このままドル全面安に突入するとの指摘はまだほとんどないが、財政悪化とFRBの資産劣化が同時進行するシナリオが現実味を帯びるようだと、ドルの下値不安が一気に高まる事態も想定される。>
では、ロジャースさんは「投資家はどう動くべき」と薦めているのでしょうか?
▼ロジャース流資産防衛法とは
「ドルは切り下げられ、世界準備通貨(基軸通貨)としての地位を失うだろう」
じゃあ、どうすればいいの?
ロジャースさんは、新年からゆっくりと「資源」と「穀物」に資金を移していくことをすすめています。
原油は08年7月の147ドルから、今では約3分の1の50ドル付近をうろうろしていますが。
新年から上昇に転じると見ているということでしょう。
それと、もう一つ重要なことをいっています。
「私だったら、円を買うね」
現状を見ると、ドルは円以外のすべての通貨に対しあげている。
そして、円はドルを含むすべての通貨に対しあげています。
ロジャースさんの予測では、ドル高は終わり、ドル安に転じる。
しかし、円高の傾向はまだつづくと見ている。
要するに日本に住む日本人は、外貨を買わずにそのまま円でおいておきましょうと。
ここまでロジャースさんの予言を見てきましたが、私はどう思うか。
短期ではわかりませんが、長期的にドルは下がる方向でしょう。
私の考えは「ドル基軸通貨体制崩壊→アメリカ没落」を予測した、「ボロボロになった覇権国家」執筆時(04年秋)からかわっていません。
私自身ドルを全部売り払い、現在は円50%、ユーロ・ルーブルそれぞれ25%に保っています。
ドルは最近上がっていますが、ドル買いはしていません。
歴史を見ると、経済危機の震源地ではいつも同じことが起こります。
1、自国通貨の下落
2、ハイパーインフレ
アメリカ経済の悲惨さを物語るデータは山ほどありますが。
例、
・実質国内総生産7~9月期、前期比マイナス0.5%
・個人消費、マイナス3.7%。(28年ぶりの落ち込み)
・耐久財(自動車・家電など)消費マイナス15.2%。
・住宅価格指数、前年同月比マイナス18.6%(下落率過去最大)
・金融機関破たん(7~9月期)9行
・問題銀行171行
等々。
アメリカ経済のネガティブな情報を全部掲載するだけでも、毎日メルマガが配信できます。
オバマさんが勝利した直後、「オバマはアメリカのゴルバチョフになるのでは?」と書きました。
経済スタッフの顔ぶれを見ると復活の希望もありますが、ゴルビーになる可能性は、日ごとに増しています。(おわり)
↓
★PS
「え~アメリカがソ連みたくなったら、日本はどうするんですか!」
日本は大丈夫。
なぜなら・・・
答えはここにあります。↓
↓
【この本は日本が危機を克服するためのバイブルです。】(京都 山根様)
★「僕が生まれたのは、中華人民共和国
小日本省です・・・」
~~~~~~~~~~
アメリカの衰退により、放り出される
天領日本。
~~~~
戦後60年以上「自分で決定したことがない」
依存政治家は、
次の依存先を探し始めた。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
日本には二つの道があります。
1、中国幕府の天領(小日本省)になるのか?
2、真の自立国家になるのか?
05年1月発売「ボロボロになった覇権国家」でアメリカの現在の危機を予測。
07年9月発売「中国ロシア同盟がアメリカを滅ぼす日」で「米ロ新冷戦」勃発を予測した
RPE北野幸伯 待望の新刊
『隷属国家日本の岐路~今度は中国の天領になるのか?』(ダイヤモンド社)
↓
詳細はいますぐ↓
( http://tinyurl.com/6zcszc )
PS
本の一番最後に「北野の夢」が書いてあります。
しかし、前から順番にお読みください。
★Oさまからのおたより
はじめまして、Oと申します。
小生は先生と同じ昭和45年生まれ、総合商社●●に勤務するものです。
●●では市場業務部という、海外店の運営及び海外戦略立案を行う部隊に所属しますが、当部のCISチームの友人に、「隷属国家 日本の岐路」を勧められ拝読させて頂きました。
所感を述べさせて頂きますと、いずれも本質的な洞察に基づいており、とても分り易く世界戦略を説明頂けたと感謝しております。
商社の当部のような部署の人間(それ以外も)には必読の書であると考えます。
未来の「IFシナリオ」では、これがリアル過ぎて戦慄を覚える程でした。
小生は中国駐在経験があるので、尚更リアルに感じたかと思います。
小生は、周囲からは愛情も込めて「右翼」とも言われる男ですが、健全な愛国心の持ち主であると自負しております。また現実的な問題解決策を考え、資本主義を通じて我が祖国の繁栄を願うものです。
その意味では、ご著書は小生の思いを非常によく代弁して頂き、輝かしい未来への方策も明示された良書だと感じ入りました。
僭越ながら、小生の心ある友人や政治家を目指す志の高い知人に、ご著書を推薦させて頂きました。
政治家や政治を目指す人間には、ご著書を読んでもらい、政策立案の参考として活用してもらいたいと願っております。
最後になりましたが、
ご著書を紹介してくれた友人と、良書との出会いに感謝し、北野先生の益々のご活躍をお祈り致します。
●日本を背負うスーパーエリート商社員もお勧め
「隷属国家日本の岐路~今度は中国の天領になるのか?」(ダイヤモンド社)
(詳細は→ http://tinyurl.com/6zcszc )
★天才投資家ジム・ロジャースの予言
全世界のRPE読者の皆さまこんにちは!
いつもありがとうございます。
北野です。
まず、皆さまに心からお礼を申し上げたいと思います。
おかげさまで、「まぐまぐ大賞2008」の「ニュース・情報源部門」にノミネートされました。(つまり予選を通過した)
これから、いよいよ本選がはじまります。
さて、本題。
皆さん、ジム・ロジャースさんをご存じでしょうか?
ソロスさんと共に、クォンタム・ファンドを設立された方です。
同ファンドは、10年間で4200%(!)という驚異的実績を残したことで知られています。
現在は、Rogers Holdingsの会長。
ロジャースさんは、クォンタム・ファンドをやめた後、全世界をオートバイで旅していました。
そのため「冒険投資家」ともいわれています。
実際に見て考えるという態度に徹していて、世界の将来に対しても独自の見解が多い。
ブリックスの中では中国とブラジルを評価していて、インドとロシアへの見方は厳しいです。
(天才投資家ロジャースさんは、世界の未来をどう見ているか?知りたい方はこの本を入手してください。
非常にわかりやすいです。
「マンガ ジム・ロジャース」森生文乃
(詳細は→ http://tinyurl.com/5vll3m )
いずれにしても、ロジャースさんは正直者であること、間違いありません。
ソロスさんは時々「自己の利益のために意図的にウソをつく」ことがある。
しかし、ロジャースさんやバフェットさんは、当たる当たらないは別として、非常に率直で正直な発言をされています。さて、天才投資家は、今後の世界について何を語っているのでしょうか?
▼アメリカ政府はドルを切り下げる?
まず、ロジャースさんは「ドルは切り下げられる」と考えています。
理由は、「財務省が政策を変え、ドルを弱めるからだ」と。
なんで、そんなことをするのでしょうか?
「彼らは、貨幣の価値を下げれば、競争力が上がると思っている。歴史の中で長期的には機能しなかったが」
ここで説明が必要でしょう。
アメリカ経済の3大問題といえば、
世界最大の財政赤字・世界最大の経常赤字・世界最大の対外債務。
で、アメリカの経常赤字問題解決について、大きく二つの方向性があります。
1、ドル安に誘導する
ドルが安くなれば、世界市場でアメリカ製品が安くなります。
すると、アメリカ製品の競争力が上がり、輸出が増え、貿易赤字が減ると。
2、ドル高に誘導する
「経常赤字なんて問題じゃない!」という態度。
つまり、貿易赤字でドルが出ていっても、
高金利・米国債・アメリカ株・アメリカ不動産等々で、ドルはもどってくる。
つまり、ドルがぐるぐる還流する。
「貿易収支の赤字を資本収支の黒字で補う」という考え方。
おもしろいですね~。
同じ経常収支の大赤字について、二つの正反対な見方があるのです。
ちなみにクリントン政権の初期は、「ドル安」に誘導しました。
しかし、クリントンはその後「ドル高・株高」政策に転換し、アメリカ経済を空前の繁栄に導くことに成功しています。
さて、ロジャースさんは、ワシントンの有力者から「ドル安誘導」の話を聞いたのですが、これについてどう考えているのでしょうか?
「彼らは、貨幣の価値を下げれば、競争力が上がると思っている。歴史の中で長期的には機能しなかったが」
そして、
「ドルは切り下げられ、世界準備通貨(基軸通貨)としての地位を失うだろう」
はたして、この予言は現実になるのでしょうか?
逆に「ドル高政策をとるのでは?」という見方もあります。
オバマさんの経済チームには、クリントン時代の財務長官ルービンさんの弟子たちがたくさん入っています。
で、ルービンさんはドル安に反対し、「ドル高・株高」政策をとり、アメリカを繁栄させた張本人。
ルービンさんの弟子たちははたして「ドル安政策」をするのでしょうか?
「ドルを切り下げざるをえなくなる」という見方もあります。
オバマさんは、「経済を救済するためには大規模な財政出動もやむなし」という立場。
それで、「オバマは『新ニューディール』をやるんだ」といわれている。
要するにオバマ政権では財政赤字が一気に増加し、ドルを切り下げざるをえない状況になる。
そんな兆候もボチボチでてきています。
↓
<ドル急落は欧州勢のリパトリが主導か、米財政リスクに懸念も11月26日19時39分配信 ロイター
[東京 26日 ロイター] 主要通貨に対して2年半ぶり高値圏で推移していたドルの急落が、外為市場の話題を集めている。主因は年末を控えた欧州勢のリパトリエーション(資金の本国還流)に伴うユーロ買い/ドル売りだったもよう。
ただ市場では米政府・連邦準備理事会(FRB)の相次ぐ金融危機対策が米財政リスクという形でドル相場の重しになり始めたとの見方も浮上している。
このままドル全面安に突入するとの指摘はまだほとんどないが、財政悪化とFRBの資産劣化が同時進行するシナリオが現実味を帯びるようだと、ドルの下値不安が一気に高まる事態も想定される。>
では、ロジャースさんは「投資家はどう動くべき」と薦めているのでしょうか?
▼ロジャース流資産防衛法とは
「ドルは切り下げられ、世界準備通貨(基軸通貨)としての地位を失うだろう」
じゃあ、どうすればいいの?
ロジャースさんは、新年からゆっくりと「資源」と「穀物」に資金を移していくことをすすめています。
原油は08年7月の147ドルから、今では約3分の1の50ドル付近をうろうろしていますが。
新年から上昇に転じると見ているということでしょう。
それと、もう一つ重要なことをいっています。
「私だったら、円を買うね」
現状を見ると、ドルは円以外のすべての通貨に対しあげている。
そして、円はドルを含むすべての通貨に対しあげています。
ロジャースさんの予測では、ドル高は終わり、ドル安に転じる。
しかし、円高の傾向はまだつづくと見ている。
要するに日本に住む日本人は、外貨を買わずにそのまま円でおいておきましょうと。
ここまでロジャースさんの予言を見てきましたが、私はどう思うか。
短期ではわかりませんが、長期的にドルは下がる方向でしょう。
私の考えは「ドル基軸通貨体制崩壊→アメリカ没落」を予測した、「ボロボロになった覇権国家」執筆時(04年秋)からかわっていません。
私自身ドルを全部売り払い、現在は円50%、ユーロ・ルーブルそれぞれ25%に保っています。
ドルは最近上がっていますが、ドル買いはしていません。
歴史を見ると、経済危機の震源地ではいつも同じことが起こります。
1、自国通貨の下落
2、ハイパーインフレ
アメリカ経済の悲惨さを物語るデータは山ほどありますが。
例、
・実質国内総生産7~9月期、前期比マイナス0.5%
・個人消費、マイナス3.7%。(28年ぶりの落ち込み)
・耐久財(自動車・家電など)消費マイナス15.2%。
・住宅価格指数、前年同月比マイナス18.6%(下落率過去最大)
・金融機関破たん(7~9月期)9行
・問題銀行171行
等々。
アメリカ経済のネガティブな情報を全部掲載するだけでも、毎日メルマガが配信できます。
オバマさんが勝利した直後、「オバマはアメリカのゴルバチョフになるのでは?」と書きました。
経済スタッフの顔ぶれを見ると復活の希望もありますが、ゴルビーになる可能性は、日ごとに増しています。(おわり)
↓
★PS
「え~アメリカがソ連みたくなったら、日本はどうするんですか!」
日本は大丈夫。
なぜなら・・・
答えはここにあります。↓
↓
【この本は日本が危機を克服するためのバイブルです。】(京都 山根様)
★「僕が生まれたのは、中華人民共和国
小日本省です・・・」
~~~~~~~~~~
アメリカの衰退により、放り出される
天領日本。
~~~~
戦後60年以上「自分で決定したことがない」
依存政治家は、
次の依存先を探し始めた。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
日本には二つの道があります。
1、中国幕府の天領(小日本省)になるのか?
2、真の自立国家になるのか?
05年1月発売「ボロボロになった覇権国家」でアメリカの現在の危機を予測。
07年9月発売「中国ロシア同盟がアメリカを滅ぼす日」で「米ロ新冷戦」勃発を予測した
RPE北野幸伯 待望の新刊
『隷属国家日本の岐路~今度は中国の天領になるのか?』(ダイヤモンド社)
↓
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本の一番最後に「北野の夢」が書いてあります。
しかし、前から順番にお読みください。
★Oさまからのおたより
はじめまして、Oと申します。
小生は先生と同じ昭和45年生まれ、総合商社●●に勤務するものです。
●●では市場業務部という、海外店の運営及び海外戦略立案を行う部隊に所属しますが、当部のCISチームの友人に、「隷属国家 日本の岐路」を勧められ拝読させて頂きました。
所感を述べさせて頂きますと、いずれも本質的な洞察に基づいており、とても分り易く世界戦略を説明頂けたと感謝しております。
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未来の「IFシナリオ」では、これがリアル過ぎて戦慄を覚える程でした。
小生は中国駐在経験があるので、尚更リアルに感じたかと思います。
小生は、周囲からは愛情も込めて「右翼」とも言われる男ですが、健全な愛国心の持ち主であると自負しております。また現実的な問題解決策を考え、資本主義を通じて我が祖国の繁栄を願うものです。
その意味では、ご著書は小生の思いを非常によく代弁して頂き、輝かしい未来への方策も明示された良書だと感じ入りました。
僭越ながら、小生の心ある友人や政治家を目指す志の高い知人に、ご著書を推薦させて頂きました。
政治家や政治を目指す人間には、ご著書を読んでもらい、政策立案の参考として活用してもらいたいと願っております。
最後になりましたが、
ご著書を紹介してくれた友人と、良書との出会いに感謝し、北野先生の益々のご活躍をお祈り致します。
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