「宮崎正弘の国際ニュース・早読み」
「宮崎正弘の国際ニュース・早読み」
平成20年(2008年) 11月29日(土曜日)貳
通巻第2406号
「李鵬の息子の詐欺にだまされた」と被害者が北京で抗議行動
中国版REIT詐欺、原野商法詐欺で抗議の矛先は法務省へも
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各地の暴動に関しては報道するに際限がないので、小誌でもあまり書かなくなっていたが、中国での新種の暴動や事件が起きると書き留めておかなければなるまい。
中国でのはびこる“原野商法”でだまされた被害者が司法当局などへ抗議の示威をかけるという新種デモは、過去数ヶ月頻繁におきてきた。
REIT(不動産投資信託)被害者の抗議が暴動になったケースは多くの地方都市でおきた。いずれも共産党委員会や警察のビルを襲撃し、パトカーを横転させ、建物に火をつける。
そして革命礼賛のインタナショナルを歌うのだ。
11月19日のことだった。
北京市政府ビル前に千人を超す市民が静かに三々五々あつまって、いきなり抗議行動を介した。
「李鵬の息子が経営する『新国大公司』など企業グループが多くの市民を騙した」と声を上げた。森林資源で儲かると偽って金を集め、投資に回さなかったという。
これは原野商法の一種で、しかも李鵬の息子が関与する新国大公司と森霧企業とが、CCTVと契約してテレビ広告を大々的に流したため、とくに高齢者らが平均十万元を投じた。
なかには退職金のすべてを投じた高齢者もいた。
「中央電視台収了巨額広告費、谺害惨老百姓」(CCTVは巨大な広告収入を得たが、それを信じて投資した国民は惨状になった)などの書き込みがネットに溢れた。
その多くが次の指摘をする。
「中央電視台(CCTV)は、国家所属なのだから、国が被害者に賠償するのが筋ではないか」。
司法部(法務省)の前でも同様な抗議行動が見られ、また中国工商銀行、建設銀行、農業銀行の本店前でも同様な抗議行動が見られたとネット網や自由アジアテレビが報じている。
台湾の有力紙『自由時報』(11月20日付け)も、これを「民意台頭、群衆事件一波波」と表現した。
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(読者の声1)貴誌前号に以下の読者の声がありました。
引用>1、戦争行為をしない。<引用終わり。
意見:欧米では自衛行為は戦争に入りません。ということは戦争行為には自衛は入らないということです。しかし、古来侵略戦争を自衛戦争にしたケースはたくさんあります。ソ連の欧州侵略は対ナチス自衛の名目で行われました。
したがってこのような定義は実際には無意味なのです。
(MC生)
(宮崎正弘のコメント)理想論に終始する日本の議論は理知的であり主知的であっても、ちっともリアリティがない。そういうことですね。学問しかわからない人が経済政策を立案して日本経済が無茶苦茶になった。その人の名は鬼平こと長谷川平蔵の、下の名が同じ人でしたが。。。。
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(読者の声2)貴誌2405号「読者の声2」ST氏のお気持ちは理解できますが、具体的な行動を考えると、現実の力関係という泥沼に嵌ってしまいますから、反って難しくなります。
非戦3原則は、非核3原則という日本人の悲願、ヒロシマ・ナガサキの犠牲によって獲得された人類の普遍的財産を土台にして、日本人だけが感得し得る感慨によって、世界に向かって、投げかけるべき考え方のように思います。
だから、時の熟すのを待つのが一番でしょう。急いては事を仕損じる、でしょう。
そしてその先に、今のUNではなく、IUN(International UN)としての、真の民主化された国連が発想されると思います。
しかし、非戦のような考え方にしろ、IUNにしろ、現時点では、早すぎるでしょう。
アメリカが、まだ自分の力を過信しているようですから、もう少し、厳しい状況になってから、少なくとも自国の力だけではどうにもならないと悟るまでは何もしないことが一番いいのではないでしょうか。GMが騒がれていますが、まさにあれこそ、今のアメリカを象徴しているのではないですか。
沈み行くGMは、沈み行くアメリカそのもののような感じもします。だから、日本の政治家が非情に徹して下手な支援策を打たないことですよね。下手な支援策を打ったら日本も危ない。
溺れる者は藁をもつかむのだから、日本というわらにすがる日を待つほかはないようにも思えるのです。ここは、日本の政治家や官僚の皆様の叡智に期待するしかないようです。
アメリカにさんざん騙されてきたけれど、アメリカのお蔭で今日あるのも事実でしょうから、この際、アメリカを情の情で抱いてあげることが必要なのでしょう。
昨日の、頂門の一針1386号の、前田正晶氏の記事に書いてありましたが、一桁の加減計算のできない、また字のろくに書けない、初等教育もまともに受けていないアメリカ人が、アメリカ社会の足を引っ張っているということは由々しき問題でしょう。
それから、icingですが、偽のicingではなく、真実のicingを塗せば、事情は変わってきます。それについては、日を改めさせてください。
(W生)
(宮崎正弘のコメント)国連は田舎の信用組合より信用がないのでは? GMは倒産させるべきでしょうね。アメリカ人の大半が、そうしないと不公平だと言っていますし。
たとえば朝日新聞が倒産すると仮定して、税金で救済するのでしょうか? トヨタは十年後にGMの二の舞を演じかねませんが、日本はそのとき国をあげて救うのでしょうか?
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日本のお姉さんが聖書の預言を元に国連の未来を
予告すると、国連は、EUの10カ国連合の独裁が
都合のいいように、嫌いな国(イスラエル)を叩く道具と
なります。国連が日本が悪いから連合軍で叩けと
言えば、日本はそれに従って、自分で自分を
叩くのか?国連を信用するのは、間違っている。
民主主義的になるどころか、独裁者の軍隊になるのです。
ただし、終わりの日が来る前に一時的な平和が来て、
ある国が高価な商品やいのちの売り買いで大儲けします。
でも、どういうわけが、燃えて消えてしまう。
世界中がその国が燃える煙を見て、
「ああ、美しい国だったのに。」と泣いて悲しむそうです。
まさか、日本じゃないよね。
いのちの売り買いなんか、これからもしないよね!?
いのちというのは、卵子と精子を結合させたいのちなのか
奴隷みたいなものなのか、臓器なのか、養子縁組なのか
それは、よく分かりません。
新しいヨーロッパの10カ国連合の独裁者が、宗教の一致を
お題目にかかげてカトリックをダシにして出てくる。
その人は平和の使者で救世主だと思われ、全世界の人が
ファンになるが、実は恐ろしい独裁者なのです。
額に666の数字を入れさせて、独裁のしゃべる像で一人一人を
支配して、逆らう者には食事が与えられない。スーパーで
買い物もできないのです。そんな時代まで、わたしは生きて
いないと思います。クリスチャンは、先にイエス・キリストの
空中再臨で、死なない体に変えられて空中に引き上げられて
そのまま天(神さまの国)に行っていますから。(そう聖書に
書いてある。)
後は、イエス・キリストを信じていないイスラエル人が
聖書の預言の救い主は、イエス・キリストのことだったと
気がつくように、しくまれた7年間の苦しみの期間がきます。
その時の独裁者の態度は「鬼」のようになっています。
日本人は、生き残れるかしら。がんばれ、日本人。
その時は、自給自足しかないんですよ。イスラエル人には
やさしくしてあげましょう。ヨーロッパ゚と一緒になって、
イスラエルを苛めるのはダメですよ。
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