決議案ばっかりの国連
ソマリア安定へ制裁=海賊行為に「深刻な懸念」-安保理
【ニューヨーク20日時事】国連安保理は20日、ソマリア沖の海賊事件の増加に「深刻な懸念」を表明し、同国の治安を乱したり、人道支援活動を妨害したりした個人・団体に資産凍結や渡航禁止の制裁を科す決議案を全会一致で採択した。
ソマリア情勢の安定を期し、沿岸部を拠点に横行する海賊行為の減少につなげる狙いもある。ただ、反政府勢力などは独自の資金・武器調達網を持っており、事態が改善されるかどうかは不明だ。 ソマリア情勢に関しては、米国も同日、ソマリア領海内での各国による海賊制圧作戦の実施期間を1年延長する決議案を提示。来月2日までの採択を目指す。 11月21日8時34分配信 時事通信 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20081121-00000030-jij-int |