◎ロシア政治経済ジャーナル
★暴露されるグルジアのウソ
全世界のRPE読者の皆さまこんにちは!
いつもありがとうございます。
北野です。
まずお知らせがあります。
プレジデントとロイターが共同で運営するサイトに、
北野のインタビューが載っています。
興味がある方は、ごらんになってください。
↓
http://president.jp.reuters.com/article/2008/11/14/5912BFDC-AB13-11DD-B03C-24C83E99CD51.php
さて、RPEは「グルジア戦争」について、日本で唯一真実の情報
を流しつづけてきました。ただ、私の書いていることは圧倒的に少数派だったのです。
しかし、ついにRPEの方が正しかったことを、BBCもニューヨークタイムスも、そして産経新聞も認めざるをえなくなってきました。
なんのこっちゃわかりませんね。
順番にお話していきましょう。
▼グルジアと南オセチアの関係
基本を再確認しておきます。
グルジアと南オセチアの関係について。
グルジアは、カフカスにある国です。
北はロシア、南はトルコ、東はアゼルバイジャンと接している。
この国は、もともとソ連の一部。
他の旧ソ連諸国同様、ソ連崩壊のドサクサにまぎれて独立をはたしました。
で、南オセチアってなんだ?
法的には、グルジアの自治州(南オセチア自治州)ということになっています。
ここにはグルジア人とは違う、オセチア人が住んでいる。
1990年4月、南オセチアは主権宣言をおこないました。
つまり、どさくさにまぎれて自分たちも独立してしまおうと考えた。
ロシアのチェチェン共和国や、(旧ソ連ではありませんが)セルビアのコソボとよく似たケースといえるでしょう。
1991年1月、グルジアとオセチアの紛争が勃発。
1992年1月、南オセチアで「独立」に関する住民投票が実施され、92%が独立に賛成しました。
同年5月、南オセチア共和国最高会議は、国家独立法を採択。
同6月、停戦合意。
同7月、ロシア平和維持軍が配置された。
1993年、南オセチア最高会議は憲法を制定
1996年11月、南オセチアではじめての大統領選挙実施。
このように、南オセチアは92年以降、実質独立状態にある。
しかし、国際的に承認されたわけではない。
いまだに国際法的には、グルジアの自治州という位置づけなのです。
▼グルジア戦争さて、グルジアは北京オリンピックの前日8月7日、南オセチアの
首都ツヒンバリに侵攻しました。つまり先制攻撃をしかけたのはグルジアなのですが、いつのまに
か、99%の日本人は「ロシアがグルジアに侵攻した!」と洗脳されてしまったのです。
この点は後で触れます。
なぜグルジアは、実質16年間も独立状態にあった南オセチアを攻撃したのでしょうか?
これはセルビアのコソボ自治州が、実質独立を勝ち取ったことと関係しているのです。
コソボは08年2月、一方的に独立を宣言しました。
その主張は、
・コソボ住民の90%はアルバニア人である
・アルバニア人はセルビアからの独立を望んでいる
・民族自決権により、セルビアはコソボの独立を認めるべきだ
さらに、セルビアがかつて「民族浄化を行った」という話が、コソボ独立を後押ししました。
そして、欧米のほとんどの国が、コソボを独立国家として承認してしまった。
「領土保全の原則」「民族自決権」
この二つは矛盾するのですが、領土保全の原則が通常上とされてきました。
それで普通、独立を目指す側は、話し合うか独立戦争をして、本国に独立を承認させるのです。
他国が新独立国を承認できるのは、通常その後になります。
しかし、コソボの場合、セルビアが納得しないまま、欧米は独立を認めてしまった。
それで、ロシア外務省は、08年2月17日にこんな声明を出しました。
<ロシア指導部は従来、「コソボ独立が承認された場合には世界的に適用される『前例』となり、国際秩序の崩壊を招く」などと主張してきた。17日の外務省声明も、同様の論法からコソボ独立の「危険な結末」を強く警告している。>(産経新聞 2月19日)
コソボの動きを見た南オセチアは、
「南オセチア住民の90%以上は、グルジアからの独立を望んでいる。コソボがOKなら、俺らもOKだろう」
ということで、旧ソ連諸国で形成される独立国家共同体(CIS)および国連に、独立承認を求める決意を固めていったのです。
一方ロシアは、NATO入りを目指すグルジアを憎んでいますから、南オセチアに対する支援を強めていきました。これに危機感を強めたグルジアが、独立を阻止するために南オセチアの首都ツヒンバリに進攻した。
そして、ロシアの平和維持軍司令部や兵舎も空爆。
ロシア軍はこれに反撃した。
グルジアは、一時ツヒンバリを支配しました。
しかし、当然ですがロシア軍は圧勝します。
▼情報戦争1~誰がなんのために
さて、その後の展開は皆さんもご存じのとおり。
フランス大統領サルコジさんの仲介で、停戦合意がなされた。
グルジアのサアカシビリさんは8月15日、メドベージェフさんは同16日、停戦合意文書に署名しました。
メドベージェフさんは8月26日、南オセチアと、同じくグルジアからの独立を目指すアプハジアの独立を承認する大統領令に署名します。
さて、この戦争の論点は二つあります。
1、なぜ小国グルジアが大国ロシアを攻撃したのか?
2、グルジアとロシアどちらが先にしかけたのか?
1、なぜ小国グルジアが大国ロシアを攻撃したのか?
これについて、私は「グルジア政府はアメリカの傀儡だから、アメリカの許可なしには動かないだろう」と書きました。一応今のグルジア政府がアメリカの傀儡である証拠もあげておきましょう。
サアカシビリさんは、03年の「バラ革命」で大統領になったのです。
そして、これはアメリカによるものであったと、革命で失脚した前大統領が断言しています。
↓
<グルジア政変の陰にソロス氏?=シェワルナゼ前大統領が主張
【モスクワ1日時事】グルジアのシェワルナゼ前大統領は、11月30日放映のロシア公共テレビの討論番組に参加し、グルジアの政変が米国の著名な投資家、ジョージ・ソロス氏によって仕組まれたと名指しで非難した。
ソロス氏は、旧ソ連諸国各地に民主化支援の財団を設置、シェワルナゼ前政権に対しても批判を繰り返していた。>(時事通信-03年12月1日)
03年11月29日付朝日新聞。
<「混乱の背景に外国情報機関 シェワルナゼ前大統領と会見
野党勢力の大規模デモで辞任に追い込まれたグルジアのシェワルナゼ前大統領は28日、首都トビリシ市内の私邸で朝日新聞記者らと会見した。
大統領は混乱の背景に外国の情報機関がからんでいたとの見方を示し、グルジア情勢が不安定化を増すことに懸念を表明した。
前大統領は、議会選挙で政府側による不正があったとする野党の抗議行動や混乱がここまで拡大するとは「全く予測しなかった」と語った。
抗議行動が3週間で全国規模に広がった理由として、「外国の情報機関が私の退陣を周到に画策し、野党勢力を支援したからだ」と述べた」>
この他にもいろいろありますが、長くなるのでやめておきましょう。
米ロ新冷戦の詳細については、これをお読みください。
うざったいくらい証拠と資料をあげています。
↓
「中国・ロシア同盟がアメリカを滅ぼす日-一極主義vs多極主義」(草思社)
(詳細は→ http://tinyurl.com/yro8r7
)
どうですか。
アメリカの後ろだてなしに、グルジアのような小国がロシアに戦争をしかけることがあり得るでしょうか?
そうだとしたら、「なんでアメリカはグルジアをそそのかしたの?」という疑問が残ります。
これははっきりわかりませんが、プーチンさんはCNNとのインタビューで、「マケイン候補をかたせるため」と語りました。
↓
<米、グルジア軍進攻を制止せず=マケイン候補有利に-ロシア首相が非難
8月29日0時50分配信 時事通信
【モスクワ28日時事】ロシアのプーチン首相は28日、米CNNテレビのインタビューに応じ、「グルジア軍が南オセチア自治州に進攻した最初の段階で、米国がグルジアを制止しなかったことには失望した」と述べ、米国を非難した。>
おもろいのはここからです。
↓
< プーチン首相はまた、「これは推測だ」と断りながらも、南オセチア進攻作戦が米大統領選挙の
候補者の1人を有利にするために仕掛けられた可能性があると指摘した。>(同上)
確かにグルジア戦争後、「ロシア脅威論」が高まり、対ロ最強硬派マケインさんの支持率が急上昇しました。
しかし、その後金融危機が深刻化し、「マケインはブッシュと同じだから信用できん!」となり、オバマさんが勝利した。
▼情報戦2~どちらが先にしかけたのか?
次。
2、グルジアとロシア、どちらが先にしかけたのか?
私の説について、批判する人もいました。「北野氏の説は間違っている。なぜなら、最初にロシア側(=南オ
セチア駐留ロシア軍)が挑発したからだ」
つまりこういうことです。
「アメリカは関係ない。ロシア側がグルジアを攻めたので仕方なくグルジアは反撃したのだ」と。
この話を聞いて私は、「幼子のようだ」と思ったものです。
もし実際にロシア側が挑発しているのであれば、グルジアは大々的にツヒンバリに侵攻する前に二つのアクションをとったでしょう。
1、マスコミに挑発の事実を伝える
親米反ロのBBCやCNNの記者を呼べば、嬉々として世界に発信してくれたでしょう。
2、国連安保理にもちこむ
もしロシアが挑発している事実があるなら、いきなり戦争を開始せず、国連安保理にもちこみ、広く世界にその不正を伝えるべきでしょう。
そうすればロシアは一夜にして「悪の帝国」になります。
なぜサアカシビリさんはこんな基本的なことを怠り、いきなり戦争を開始したのか?
つまり「ロシア側からの挑発はなかった」のです。
この点は後で触れます。
ではなぜ、日本人の大部分は「ロシアが先に攻めた」と信じているのか?
これは、サアカシビリさんがCNNなどにしばしば登場し、「ロシアが先に攻めた!」と訴えたから。
まあ、情報戦やっているのだから、当然の行動ですが。
そして、日本は米英情報ピラミッドの中にあるので、「CNNが報じるのなら本当だろう」となっちゃった。
私は8月10日時点で、このような展開になることを予想していました。
皆さんもう忘れていると思いますが、「8月9日付の新聞を大切に保管しておいてください」とお願いもしました。
自分の目で「情報戦の流れ」を確認できる、絶好の機会になるだろうと思ったからです。
<いずれにしてもアメリカは今後、「ロシアは悪の帝国」というプロパガンダを展開していきます。
そして今回の戦争も、最初のきっかけは忘れ去られ、「ロシアがグルジアを侵略した」という方向に変わっていくでしょう。ですから皆さんは、8月9日付けの新聞を大切に保管しておいてください。
そこには、「グルジア、南オセチアに進攻」とあるはずです。>
(【RPE】米・グルジアVSロシア・南オセチア戦争 08年8月10日号)
ここまでは論理的に推論したお話でした。
しかし、世界のメディアがついに、RPEの正しさを裏付ける報道をするようになってきたのです。
▼暴露されるグルジアのウソ
ここからは、産経新聞11月19日を引用しましょう。
↓
<グルジア軍事行動、欧米メディアの批判報道相次ぐ 情報戦争第2幕も
11月19日21時38分配信 産経新聞
【モスクワ=遠藤良介】8月のグルジア紛争をめぐり、欧米の主要メディアでグルジア側の軍事行動を批判する報道が相次いでいる。
欧米メディアは従来、ロシアがグルジアに侵攻した事実に重きを置いていたが、ここにきて、軍事介入の口実をつくったグルジアの南オセチア自治州攻撃を「過剰で不適切だった」と指摘している。>
ここで重要なのは、
「軍事介入の口実をつくったグルジアの南オセチア自治州攻撃を「過剰で不適切だった」と指摘している。」
という部分。つまり欧米メディアも、戦争のきっかけは、「グルジアの先制攻撃だ」と認めているのです。
< 米紙ニューヨーク・タイムズは、駐グルジア欧州安保協力機構(OSCE)監視団員の報告内容として「経験不足のグルジア軍は8月7日、南オセチアの州都ツヒンバリを無差別に砲撃した」と報道。
「グルジアの爆撃に先立つ数時間内に(南オセチア側からの)グルジア人村落への砲撃は聞かれなかった」とも伝え、「(この内容は)グルジアの主張に疑問を投げかける」と指摘した。>(同上)
どうですか、これ。
一つ目。
「悪いロシアの犠牲者グルジア」とは全然正反対の内容。
OSCEは、「グルジア軍が8月7日、ツヒンバリを無差別に砲撃した」ことを認めている。
二つ目。
「グルジアの爆撃に先立つ数時間内に(南オセチア側からの)グルジア人村落への砲撃は聞かれなかった」とも伝え、「(この内容は)グルジアの主張に疑問を投げかける」と指摘した。」
これはつまり、RPEが前々から指摘していたように、「サアカシビリの『ロシア側が先にしかけた』という主張はウソだ」ということです。
<グルジアは従来、「開戦に先立ってロシア軍部隊が南オセチアに越境したため、自衛のための戦闘を余儀なくされた。民間人は攻撃していない」(政府筋)などと主張。
これに対し、ツヒンバリを独自取材した英BBCは「グルジア軍戦車は住居を攻撃、兵士らは車で逃げようとする一般市民を銃撃した」などとする住民の証言を紹介した。>(同上)
これも上の繰り返しですね。
グルジアは「ロシア軍が先に攻めた」とウソをついている。
「民間人を攻撃しなかった」とウソをついている。
< ロシアはこうした欧米メディアの論調を歓迎しており、チュルキン国連大使はニューヨーク・タイムズに「米メディアが真実を語り始めるまでに3カ月を要した」などとする書簡まで送った。>(同上)
3か月かかっても、事実が出てきただけましです。
ルーチシェ・ポーズナ、チェム・ニカクダー。
<紛争勃発(ぼつぱつ)後、グルジアのサーカシビリ大統領が頻繁に英語放送に出演、政権幹部も外国メディアに取材便宜を図ったのに対し、ロシアには情報戦争で出遅れたとの意識が根強い。
サーカシビリ政権を支援した米ブッシュ政権の任期切れを機に、ロシアが欧米諸国に対グルジア政策の変更をいっそう迫るのは必至だ。>
ここでは、なんで米英日の国民が洗脳されたかの経緯が書かれています。サアカシビリが英語放送に頻繁に出演し、「ロシアが先に攻めた!」を主張した。
それを、幼子のように信じてしまった。
▼なぜグルジアのウソは暴露されたのか?
こうして、RPEの主張の正当性がニューヨークタイムス・BBC・産経新聞などにより証明されたわけですが。
重要なのは、「なんで今になって暴露するの?」ということ。
実はBBCでグルジア問題の真相が放映されたのは10月の末です。
つまり米大統領選挙の直前。
RPEでは、(【RPE】マケインの憂鬱10月22日号)の最後に、
<苦しい状況ですが、マケインさんは逆転できるのでしょうか?
南オセチアからは、「グルジアの挑発が激しくなっている」という情報が入ってきています。>
と書きました。
すでに触れましたが、マケインさんは「ロシアをG8からはずせ!」と主張してきた、対ロ超強硬派。
一方オバマさんは、「ロシア抜きでは、イラン問題など解決できない」とし、対話を主張している。
要するに、グルジア戦争がおこると、ロシア脅威論が高まり、マケインさんの主張の正しさが証明され支持率がアップする。もし第2次グルジア戦争が起これば、ひょっとするとマケインさんが逆転勝利したかもしれません。
しかし、BBCが10月末に「サアカシビリはうそつきだ!」と暴露したので、戦争ができなくなったのです。
「イギリスは、第2次グルジア戦争の勃発を阻止することで、マケインさんの敗北を決定的にした」
と言いかえることもできるでしょう。
ではなぜイギリスは、マケインさんを負けさせたかったのか?
ブラウンさんは現在、「新ブレトンウッズ体制構築」を主張しています。
その本質は、「IMFを強化し、世界中央銀行化し、世界統一通貨を作る」というもの。
それでブラウンさんは、外貨準備世界一の中国に、「金出してくれ~」と頼んでいる。
しかし、狡猾な中国は「金出してもいいけど、IMFでそれにみあった地位をもらいますよ」と交渉している。
(見返りを求めず、10兆円寄付する神の国日本・・)
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
この案が実現すると、ドルは紙切れになり、アメリカは国家破産します。
戦争なしでアメリカ幕府は没落する。
一種の「大政奉還型」といえるでしょう。
もしマケインさんが勝利すれば、イラン・ロシアを征伐し、力でドル体制を守る「長州征伐型」になる。
イギリスはイラク戦争でもうこりているので、「いいかげんにしろ!」ということなのでしょう。
(ニューヨークタイムスの動機もおそらく同じで、「アメリカを泥沼戦争にひきづりこみ、大恐慌を起こしたブッシュ型の政治はもうごめんだ」ということなのでしょう。)
つまり、ドル体制を守りたいアメリカと、世界統一通貨をつくりたい(そして主導権を握りたい)イギリスは現在、分裂しているということになります。
イギリスの思惑どおりオバマさんは勝ったのですが、それで「大政奉還」が実現するのでしょうか?
これはなんともいえません。
バイデンさんは、
「オバマの大統領就任後、6か月以内に国際的危機が起こる」
「危機は中東かロシアから起こる」と「約束」「保証」している。
また
【RPE】バイデン恐怖の大予言(戦争は不可避か?)FSBI
11月12日号で、
<オバマ政権の首席補佐官になるエマニュエルさんは、クリントン
に近いユダヤ系で、完璧に親イスラエルの人物。こんなところからも、「オバマさんもイスラエルの呪縛からは逃れられない」ことがわかります。>と書きました。
そしたら、エマニュエルさんのお父さんが、「正直」な発言をしてしまった。
↓
<「オバマ氏の親イスラエル化期待」=父親発言を次期補佐官謝罪-米
11月15日16時15分配信 時事通信
【ワシントン15日時事】米メディアによると、オバマ次期大統領が新政権の首席補佐官に指名したユダヤ系のエマニュエル民主党下院議員は15日までに、自分の父親が息子の補佐官就任でオバマ氏が親イスラエル化することを期待するとの趣旨の発言をしたとして、在米アラブ人団体に謝罪した。>
いったいパパエマニュエルは何をいったのでしょうか?
↓
< 父親はイスラエル紙マーリブに対し、「息子が首席補佐官に指名されたことはイスラエルにとって好まし
い。もちろん彼は大統領が親イスラエルになるよう影響を与えるだろう」
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
と述べた。 >
そして、バイデン恐怖の大予言が現実化する予兆がここにも。。
↓
<イスラエル軍がガザ南部侵入=全面交戦の恐れ、緊張高まる
11月18日19時28分配信 時事通信
【エルサレム18日時事】イスラエル軍部隊は18日、パレスチナ自治区ガザ南部ラファの同国との境界地帯に侵入、地元武装組織と交戦した。
ガザを実効支配するイスラム原理主義組織ハマスと全面的な交戦に突入する可能性もあり、緊張が高まっている。>
(おわり)
↓
★PS こんな汚い世界で日本はどうやって危機を乗り切ればよいのでしょうか?
答えはここにあります。
↓
【この本は日本が危機を克服するためのバイブルです。】(京都 山根様)
★「僕が生まれたのは、中華人民共和国
小日本省です・・・」
~~~~~~~~~~
アメリカの衰退により、放り出される
天領日本。
~~~~
戦後60年以上「自分で決定したことがない」
依存政治家は、
次の依存先を探し始めた。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
日本には二つの道があります。
1、中国幕府の天領(小日本省)になるのか?
2、真の自立国家になるのか?
05年1月発売「ボロボロになった覇権国家」でアメリカの現在の危機を予測。
07年9月発売「中国ロシア同盟がアメリカを滅ぼす日」で「米ロ新冷戦」勃発を予測した
RPE北野幸伯 待望の新刊
『隷属国家日本の岐路~今度は中国の天領になるのか?』
(ダイヤモンド社)
↓
詳細はいますぐ↓
( http://tinyurl.com/6zcszc
)
PS
本の一番最後に「北野の夢」が書いてあります。
しかし、前から順番にお読みください。
RPEジャーナル
北野幸伯
★筆者のプロフィール
北野幸伯(きたの よしのり)
・1970年、長野県松本市に生まれる。
田中康夫前長野県知事と同じ松本深志高校卒。
・1996年、日本人として初めて、ロシア外務省付属モスクワ国際関係大学
(MGIMO)(*1)を卒業。政治学修士。
・1996年、卒業と同時にカルムイキヤ自治共和国(*2)大統領顧問に就任。
・1999年4月、メールマガジン「ロシア政治経済ジャーナル」を創刊。
「わかりやすい!」「笑える!」「予測があたる!」と話題沸騰。読者は、国
際金融機関・政府諸省庁・ロシアに進出しているほとんどの企業から主婦
・女子高生まで。ロシア関係のメルマガで配信数日本一を独走中。
・2001年9月より、世界一予測があたる国際金融アナリスト増田俊男氏が
編集主幹を務める月刊誌「力の意志」(サンラ出版)でグローパルアイ・ロシ
アを連載。
・2003年9月、長年プーチン大統領のブレーンを務め、ロシアを奇跡の復活
に導いた男Z氏・ディープロシアを知り尽くす唯一の日本人山内氏と共に、
IMT(International Most Trading.,Ltd.)を設立。
・2005年1月、『ボロボロになった覇権国家』~次を狙う列強の野望と日本
の選択 風雲舎 http://tinyurl.com/dypky
を出版。
週刊東洋経済(2005年3月26日号)で「日本の上っ面の海外報道を覆す」
本と絶賛される。
以後、執筆を中心とする生活にシフト。
・2005年12月、まぐまぐメルマガ大賞2005ニュース・情報源部門で、ロシア
政治経済ジャーナルが一位を受賞。
・2006年、Eブック日本NO1サイトTimebook Townのジャンル別06年度年
間ランキング国際部門で、「北野幸伯のぶった斬り国際情勢」が1~3位
を独占。(ちなみに教養部門NO1は国家の品格【藤原 正彦】だった)
(*Timebook Townは、新潮社・講談社・ソニーの合弁会社パブリッシング
リンクが運営する、Eブック分野日本一のサイト)
・2007年9月
「中国・ロシア同盟がアメリカを滅ぼす日-一極主義vs多極主義」(草思社)
(→ http://tinyurl.com/yro8r7
)を出版
この本について
朝日新聞07年11月18日
「ロシアの揺さぶり策から、アメリカの世界戦略に改めて気づくことができ
る本だ」
産経新聞07年11月27日
「混迷する世界情勢についてユニークな視座を提供する書物が登場した。」
読売新聞07年12月17日
「「日本は、いわば米国の天領。米国がしっかりしているうちはいいが、
中国やロシアが台頭したらどうなるか・・・。」
憂国の情に根ざしたロシア発の言論活動を今後も続けていく構えだ。」
*大学卒業後、失敗したこともたくさんあり、一文なしになり家賃を滞納し
たこともありますが、それを語りだすとキリがないので、カットしてあります。
(*1)MGIMOは、ソ連時代「卒業生の半分は外交官に、半分はKGBに」と
言われた超エリート大学。現在も、ロシア外交官の大半は同大学出身者
が占める。
(*2)カルムイキヤは、カスピ海北西岸に位置する仏教国。1993年、31歳
の若さで同共和国初代大統領に選出されたイリュムジーノフ氏は、就任
時既にロシアで5本の指に入る大富豪だった。現在は国際チェス連盟(F
IDE)会長も務めるスーパー大統領。MGIMO出身で大の日本好き。
◎ロシア政治経済ジャーナル
のバックナンバーはこちら
⇒ http://archive.mag2.com/0000012950/index.html