少年を6キロひきずり死亡させた大阪府河内長野市小塩町、大工、市川保容疑者(41)
6キロ引きずり?少年死亡 大阪 飲酒ひき逃げの男逮捕
新聞配達の少年を車ではね死亡させた上、逃走したとして、大阪府警富田林署は16日、自動車運転過失致死と道交法違反(ひき逃げ)の疑いで、大阪府河内長野市小塩町、大工、市川保容疑者(41)を逮捕した。死亡したのは大阪府富田林市西板持町、毎日新聞販売店アルバイト、東川達也さん(16)。遺体は事故現場から約6キロ離れた駐車場で発見されており、同署は引きずられた可能性が高いとみて調べている。
■写真で見る■ 東川達也さんがはねられた現場から、遺体が発見された駐車場まで 市川容疑者は調べに対し、「何かをはねたのは気付いたが、飲酒していたので必死で逃げた」と供述しているという。市川容疑者は今年6月中旬、府内で道交法違反(酒気帯び)で摘発され、30日間の免許停止処分を受けていた。 また、東川さんがはねられた現場から約100メートルにわたって路上に擦ったような跡があるほか、1キロ以上離れた地点で東川さんが着ていたとみられる雨具のズボンが見つかっていることから、同署は市川容疑者が東川さんを引きずったとみて追及している。 調べによると、同日午前3時10分ごろ、富田林市錦織東の路上にバイクが倒れ、新聞が散乱しているのを通行人が発見し通報。同8時半ごろ、約6キロ離れた河内長野市内の駐車場に人が倒れているのを近所の人が見つけ、東川さんと確認された。この駐車場にあった軽ワゴン車の前部がへこんでおり、所有者の市川容疑者に事情を聴いたところ、バイクとの接触を認めたため緊急逮捕した。 大阪では10月、大阪市北区梅田で会社員の男性(30)が車にはねられ約3キロ引きずられて死亡し、殺人容疑などで男(22)が逮捕された事件や、中3の女子生徒の運転する車が男性を約180メートル引きずり、重傷を負わせた事件があったばかり。 ◇ ■東川さん 祖父に小遣い、心優しい子 東川達也さんは10月から父親の雅信さん(42)と同じ新聞販売店に勤め始めたばかり。事件前日に出た初めての給料で、祖父に「ビールでも買いや」と小遣いを渡す心優しい少年だった。販売店代表の古谷浩忠さん(45)によると、達也さんは「今どきの16歳にしてはまじめで素直」。午前2時に出勤し、配達後も自主的にあいさつ回りなどをこなしていたといい、給料を現金で手渡すとはしゃいだ様子だったという。 「髪を茶色く染めたので『若いから気持ちは分かるが客商売だぞ』と注意したら『すいません。染め直します』と素直に答えた。これからというときに残念」と声を震わせた。雅信さんは「悔しいという以外にない。雨が降っている上、日曜日でチラシも多く、いつもより準備に時間がかかった。それがなければ事故に遭うこともなかった。給料でゲーム機を買い、『朝刊の配達が終わったら友達とやる約束をしている』と話していたのに…」などとコメントを発表した。 市川保容疑者については「まじめ」との声がある一方、過去にも飲酒運転で摘発されたことがあった。 父親によると、今年の夏、飲酒運転で摘発、父親が「罰金」を払っていた。最近も酔って帰宅、「飲んできたのか」と聞くと、「友達に乗せてもらった」と答えていたという。 勤務先の工務店の社長(35)は「欠勤などはなくまじめ。酒癖が悪いとは聞いていない」と驚いていた。 11月17日8時4分配信 産経新聞 |
車で人をひいて、病院に連れていかずに、ひきずって殺すのは若い人だけだと思っていたら、41歳の大工、市川保容疑者(41)も、同じことをした。
酒を飲んでいたから人をひいても車を止めずに、そのまま逃げようとする事件が最近多い。
酒を飲んでいたから、バレたらまずい。「だから人を死ぬまで引きずる」という根性はどうやったら直せるのか。
酒を飲んで運転したことより、人を病院に連れていかずに死ぬまで引きずる方がバツが重いのだと分からせないと、今後も酒を飲んだ運転手に死ぬまで引き摺られる被害者が出る。
運転するとわかっているのに、酒を飲む人は、最初から犯罪者タイプな人なのかもしれない。
元々犯罪者気質なので、運転をする前に酒を飲むのではないか。