チン伝説(ナターシャタイムス) | 日本のお姉さん

チン伝説(ナターシャタイムス)

電子レンジで「チン」は健康に悪いというのは、本当ですか?第7回THE REQESThttp://www.nstimes.info/07-2005/microwave.html

電子レンジを使えば、短時間で加熱調理が可能なため、今や一般家庭の必需品。料理本や料理番組でも積極的に使うことをすすめています。確かに「レンジでチン」は簡単、便利。でも、健康に対して悪影響は??

電磁波もれの危険性?

電子レンジは電磁波、マイクロ波を発生させて、食材の

水分子を超高速振動(1秒間に24億5千万回)させて、周囲

原子との摩擦によって加熱調理します。そこでまず問題に

なるのが、電磁波の人体に対する影響。

電子レンジに使われているマイクロ波は、人体に当たっても

放射線のような発ガンの心配はないとされます。しかし、

部位によっては細胞内のたんぱく質が変性し、白内障などを

引き起こす可能性があるほか、まだ完全解明されていない

悪影響も心配です。

こうしたことから、調理中にマイクロ波が外に漏れ出さない

よう、各メーカーはさまざまな対策を講じており、安全性に

問題はないとされます。

しかし、電磁波漏れの危険性がもっとも高い扉前には作動

中立たないようにするとか、扉は完全停止後開けるなどの

注意は、自己防衛策として最低限必要だと私は思います。


加熱される食物が変化?

超高速振動による摩擦熱での加熱調理では、食品の分子・

原子レベルで深刻な破壊活動がおき、栄養素が壊される

ばかりでなく、私たちの体内では代謝できない構造に変性

するといわれます。

電子レンジ調理は食物に発ガン性物質をつくり出し、いくつ

かの必須栄養素の変性をもたらすとして、1976年に旧ソビ

エトは、電子レンジの使用を禁止した経緯があります(安全

性が確認されぬまま、ペレストロイカ後[1990年頃]

使用はOKに)。

ある研究では、母乳を電子レンジで加熱することで、抗体と

酵素の破壊が確認されています。別の研究では、電子レンジ

で調理された食品を食べることでの免疫系ダメージを示して

います。ビタミンB12他、ビタミン類の破壊を示すものもあり

ます。また、レンジ用製品のパッケージから毒性の強い分子

が食物に移る可能性を示唆したものも…。

ヘーテル博士を中心に、スイス連邦技術研究所や大学の

生化学研究所の研究グループによる信頼性の高い研究では、

電子レンジで調理された食品の血液に対する影響が調べら

れており、ヘモグロビンの減少(貧血傾向)およびLDL(悪玉)

コレステロールの増加が確認されています。


「レンジでチン」は本当に必要?

ちなみに酵素栄養学では、電子レンジは食物に含まれる

酵素を一瞬にして壊してしまうので、好ましくないとしています。

どのような調理器具を使おうと、高温では短時間、あるいは

60℃以上で長時間調理すれば酵素は壊れますから、電子

レンジだけをやり玉に挙げるわけにはいきません。

でも、酵素以外の栄養素を破壊したり、有害な物質に変化

させる可能性があるのなら、なるべく使わないに越したことは

ありません。

他の調理器具で酵素の破壊を最小限に抑える調理は可能。

電子レンジを使わなくても生活に困らないので、私は使用し

ません。


チン(珍)説続々・・

電子レンジの害について調べていると、まあ、珍説が多い

ことにビックリ。いくつか紹介すると:

●「~食品から酸素が奪われ、それが体内に入るとすごい

勢いで体内の酸素を奪っていき、からだの中で活性酸素が

ものすごく増える」→→そんなこと起こらんヨ。

●「驚異的な治癒率を誇るゲルソン療法では、電子レンジの

使用を一切禁止している」→→ゲルソン療法は生食療法。

いかなる加熱処理ももともと禁止。
●「破壊的な波動は、脳・神経系や白血球などへの作用が

大きく、カウンセラーの感じでは、痴呆、アルツハイマー、

がん細胞の成長といった陰性の症状も、電子レンジの使用

に関係している」→→感じで言われても困るよ。科学的根拠、

示してくれ~。

●「食品の細胞の中に、人為的に外部からの強力な摩擦に

よって生じた熱が発生。逆に細胞の中にあるエネルギーを

放出してしまい、もっているエネルギーバランスが崩れ

(食べ物の価値はエネルギーなので)、健康的に悪い食べ

物になってしまう」→→私の脳みそでは、理解不能!


政府は電子レンジ使用食品の安全を

「健康を害するものを政府が認めるはずない」と信じるのなら、

電子レンジの使用を続ければいい。でもね、電子レンジで

調理した食品の安全性のチェックなんて、国は一切やって

いないし、これからもやらないでしょう。

発ガン性が確認されても、健康を確実に害すと証明されて

いる成分が入っていても、特定の業界を守るために禁止に

踏み切らず野放しにするケース、いくらでもあるんですから…。

政府はあなたの健康を守ってはくれません。あなた自身が

賢くなり、自分、そして家族の健康を守るための判断を

してください。

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