ただ、「ロシアが攻めてきた!」「イランが攻めてきた!」という演出は必要ですよ。
ロシア政治経済ジャーナル No.545
2008/11/12号
★短時間で一気に情報通になれる方法はありますか?
あります。
新聞を複数読めばいいのです。
一誌だけだと、「左より」「右より」の人になってしまいますから。
「でも、新聞を全部読むのはしんどいです」
それはそうでしょう。
そうであるなら各紙の社説だけ読めばいいでしょう。
社説には、現在もっとも話題となっている問題に関する各紙の意
見が書いてあります。
複数の社説を読めば、各紙の立場の違いがばっちりわかります。
しかも、今起こっている重要問題について、多角的な見方ができ
るようになります。
(カット)
はじめまして!RPE発行者北野です。RPEのモットーは、
1、わけのわからない世界情勢を世界一わかりやすく解説する。
2、でも、きれいごとは一切言わない。です。
世界の裏側で起こっていることを、あなただけにこっそりお教えします。これは、国連・世銀・外務省・政治家・ファンド・社長さん軍団・大企業幹部・起業家等々が内緒で読んでいる、秘伝のメルマガです。
友人知人には、このメルマガのこと絶対秘密にしておいてください。
3、RPEの広告は、北野が実際に購入した製品とは限りません。必ず★HPを熟読され、★自己責任で決定を下してください。
★バイデン恐怖の大予言(戦争は不可避か?)
全世界のRPE読者の皆様こんにちは!
いつもありがとうございます。
北野です。
読者さんからのおたよりで知ったのですが、
Fuji Sankei Business i
に、北野の新刊「隷属国家日本の岐路」の書評が出ていました。
興味のある方は、ご覧になってください。
↓
http://www.business-i.jp/news/book-page/debut/200809200006o.nwc
「隷属国家日本の岐路~今度は中国の天領になるのか?」
(ダイヤモンド社)
(はこちら→ http://tinyurl.com/6zcszc
)
では本題。
日本ではほとんど報じられていないと思いますが。。。
ロシアでは今、「バイデンさんの予言」がちょっと話題になっています。
それによると、
「世界的危機は不可避」
で、問題は
「中東」か「ロシア」で起こる
可能性が高いのだそうです。
これを聞いて、RPE読者の皆様だけは驚きませんね。
「中国・ロシア同盟がアメリカを滅ぼす日」
(→ http://tinyurl.com/yro8r7
)
に全部書いてあります。
しかし、「オバマさんならチェイィンジ!してくれる」と思ったのに。
結局何も変わらないのでしょうか???
▼バイデンの予言とは?
さて、バイデンさんの予言とは何でしょうか?
これは、オバマさんが勝つ前、10月20日の発言です。
曰く
バイデン
「われわれは、多くの苦しい決断を下さなければならない。
大変苦しいものだ。
国際問題も含んでいる。」
たくさんの苦しい決断を下さなければならないそうです。
経済問題ばかりではなく、国際問題も含むと。
バイデン
「ひとつのことをいっておきたい。
私の言葉を覚えていてください。
必ず覚えておいてください。」
覚えておきますよ。
バイデン
「ジョン・ケネディーの時がそうだったように、
世界がオバマの強さをテストするまでに6か月はかからないだろう。」
要するにオバマさんが大統領に就任してから6か月以内になにかが
起こると。
バイデン
「他のことは忘れても、私が今いったことを覚えておいてください。
皆さんは、国際的危機を目撃することになるでしょう。
人の手による(=人為的な)危機です。
それが(危機が)この男(オバマ)をテストするでしょう。
私は、彼がどんな決定を下さなければならないのかも、わかりません。」
つまり、誰かが人為的に国際的危機を起こすのですね。
それは、オバマさんにメチャクチャ苦しい決断を迫ることになるのだと。
バイデン
「しかし、私は皆さんに、それ(危機)が起こることを約束します。
私は、7人の大統領の下で働いてきました。
私は、それが起こることを保証します。」
えらい自信じゃないですか?
「約束する」「保証する」
よっぽど自信がなければ、こんなこといえませんね。
あ!
ところで、「国際的危機ってなんなのですか???」
バイデン
「私は皆さんに、5、6のケースをお話することができます。
たとえば、中東・あるいはロシア(で危機が起こる)」
これを聞いて、皆様は驚きません。
さて、バイデンさんのいう「国際的危機」をもう少し具体的に考えてみましょう。
(バイデンさんは、だいたいの場所は語ったが、具体的内容は語らな
かった。)
▼イラン戦争
全世界の国民は、ブッシュさんの「戦争」と「恐慌」に飽き飽きしていました。
それで、人気が全然ない。
で、世界の民はオバマさんに、「平和」と「景気回復」を願っているのです。
ところが・・・。
副大統領になるバイデンさんは、「中東」か「ロシア」から「国際的危機」が起こることを「約束」「保証」しています。
これは要するに、ブッシュネオコン時代同様、戦争がつづくと彼は思っているのでしょう。
まず中東。
一番考えられるのは、イランとの戦争。
しかし、今の状態でアメリカがイラン攻撃のイニシアティブをとることは難しいでしょう。
もっともありそうなのは、イスラエルがイランを攻撃する。
そして、両国が戦争状態になる。
アメリカは、「仕方ないよね~」という感じで、イスラエルに助っ人。
イランを攻撃する。(これは大公共事業にもなる)
ここに二つ、面白い情報があります。
日本では報道されてないようですが。
オバマさんは常々、「勝ったらイランと対話する」と宣言していました。
イスラエルは、「イランと直接対話したら、タダじゃすまさない!」とオバマさんを脅迫したというのです。
そしたらどうです?
オバマさん、一瞬にして態度を変えちゃったのです。
↓
<イラン核開発許さず オバマ氏、現実路線に軌道修正
11月8日17時6分配信 産経新聞
【シカゴ(米イリノイ州)=山本秀也】オバマ次期米大統領は7日、当選後初の記者会見で、「イランの核開発は容認できない」と述べるなど、対イラン外交で厳しい姿勢を表明した。
選挙期間中、オバマ氏は同国のアフマディネジャド大統領との対話に前向きな姿勢を示してきたが、政権発足を控えて、拙速な外交対応を避ける方向に軌道修正した形だ。>
もう一つ、人事で。
オバマ政権の首席補佐官になるエマニュエルさんは、クリントンに近いユダヤ系で、完璧に親イスラエルの人物。
こんなところからも、「オバマさんもイスラエルの呪縛からは逃れられない」ことがわかります。
バイデンさんのいう「国際的危機」でもっとも可能性が高いのは、「イラン戦争の勃発」でしょう。
▼第2次グルジア戦争
中東あるいは、「ロシア」だといってますね。
ロシアがらみで一番可能性があるのは、やはり「グルジア」でしょう。
RPEでも何度か、「グルジアがリベンジの準備をすすめている」と書いてきました。
日本の新聞も、グルジアがアプハジアを挑発する様子を報じています。
↓
<<グルジア>アブハジア境界で銃撃・爆破事件、高まる緊張
10月26日20時53分配信 毎日新聞
【モスクワ大前仁】グルジアと同国から独立宣言したアブハジアの境界地域で銃撃や爆破事件が相次ぎ、双方に死傷者が出るなど緊張が高まっている。
アブハジア周辺では停戦監視と治安維持のため欧州連合(EU)の監視団が展開しているが、うまく機能していないとの声も出ており、グルジア紛争後の和平体制の不安定さが浮き彫りになっている。
アブハジアからの報道によると、東部ガリで23日、独立派政府国防省の高官が頭部に銃撃を受けて死んでいるのが発見された。
高官が住んでいた家屋の主人も遺体で見つかり、アブハジア当局は「グルジアの特殊部隊による犯行だ」と非難した。
25日にもガリ地区で境界地域の警備隊監視所が攻撃を受け、隊員が負傷した。>
▼そのほかの可能性
以上二つは、かなりありえるシナリオです。
しかし、バイデンさんは5~6のケースがあるといっている。
とりあえず他の可能性も考えてみましょう。
1、東欧MD問題が「キューバ危機」のような事態になる?
アメリカが大統領選挙でお祭り騒ぎだった11月5日、メドベージェフは非
常に重要な発言をしています。
↓
<<露大統領>新型ミサイル配備へ 米MDに対抗
11月5日21時33分配信 毎日新聞
【モスクワ大前仁】ロシアのメドベージェフ大統領は5日、就任以来初の年次教書演説を行い、米国が東欧で進めるミサイル防衛(MD)計画への対抗措置として、欧州と隣接する飛び地のカリーニングラード州に新型ミサイル「イスカンデル」を配備する方針を明らかにした。
さらに西部地域にMDシステムの妨害を狙った電子無線施設を新設すると表明し、米国への対抗姿勢を鮮明にした。>
欧州における「米ロ新冷戦」の具体的内容は、
・アメリカは、旧ソ連であるウクライナ・グルジアを反ロ軍事ブロックNATOに加盟させたい。ロシアは絶対反対。
・アメリカは、東欧チェコ・ポーランドにMDを配備したい。ロシアは絶対反対。
プーチンとメドベージェフはアメリカに何度も、「NATO拡大・MD配備をやめるよう」説得しつづけてきました。
それでもアメリカの意志が変わらないので、「目には目を、歯に歯を」ということで、カリーニングラードにミサイルを配備することにした。
アメリカは、この一件を「現代のキューバ危機だ!」と大騒ぎするかもしれません。
つまり、「カリーニングラードにミサイルを配備するなら、一戦覚悟せよ!」と。
補足しておきますが、民主党政権は代々、MD構想に懐疑的です。
「高い割には、効果が実証されていない」
というのです。
オバマさんも現在まで、MD計画の推進に消極的です。
2、ウクライナとロシアの戦争?
04年、アメリカ支援による「オレンジ革命」で誕生した新政権。
革命の功労者ユーシェンコさんが大統領、ティモシェンコさんが首相という体制でやっています。
政権は安定せず、経済はボロボロ。
IMFから金をもらわなければやっていけない状態。
しかもユーリャちゃん(=ティモシェンコ首相)は最近、アメリカをみかぎり、ロシア側に寝返ってしまいました。
(峰不二子ちゃんのように、美人だが心変りが激しいティモシェンコさん公式HPはこちら↓
http://www.tymoshenko.com.ua/
)
ユーシェンコ政権は風前のともしび。
グルジアのサアカシビリ大統領が、対ロ戦争で愛国心に火をつけ、政権維持に役立てているように、
ユーシェンコもロシアとの戦争に活路を見出すかもしれません。
私自身書いていて「そんなアホな」と思いますが。。。
いずれにしても、「ロシア封じ込め」はオバマ新政権でも最重要課題になるようです。
対ロ政策を裏から指揮するのは、「ロシア大嫌い男」ブレジンスキーさん。
このほか、問題が起こる可能性があるのは、
3、朝鮮半島(北が韓国を攻める?)
4、パキスタン(アメリカはしばしば、パキスタンを空爆している)
<<パキスタン>米無人機?攻撃 住民ら9人死亡
10月27日21時46分配信 毎日新聞
【ニューデリー栗田慎一】パキスタン部族支配地域の南ワジリスタン管区で26日夜、米軍の無人機によるとみられるミサイル攻撃があり、現地筋によると、武装勢力メンバーや住民ら9人の死亡が確認された。AFP通信は、アフガニスタンの武装勢力タリバンの司令官ら少なくとも15人が死亡したと報じた。>
5、シリア(アメリカはシリアを空爆している)
例↓
<<米国>シリアへ越境攻撃 民間人8人死亡
10月27日11時16分配信 毎日新聞
【カイロ高橋宗男】シリアの国営シリア・アラブ通信(SANA)は26日、米軍のヘリコプター4機が同日午後、シリア領空を侵犯してイラク国境に近いアブカマル地区の農場を攻撃、民間人8人が死亡したと伝えた。
シリア政府は「この侵略行為を非難する」との声明を発表し、同国外務省は米国とイラクの駐シリア臨時代理大使を呼び、抗議した。>
バイデンさんは5~6のシナリオがあるといっています。
いくつか考えられるパターンをあげてみました。
しかし、一番可能性が高いのはやはり、
1、イラン戦争
2、第2次グルジア戦争
でしょう。
▼戦争はアメリカの国益
バイデンさんは、「国際的危機」が「人為的」に起こるとしています。
要するに、「イランかロシアが起こす」といいたいのですね。
ところが、イランもロシアも、戦争をする理由などないのですよ。
確かに両国は超反米です。
しかし、戦争してアメリカに勝てるはずがないでしょう。
だから彼らは、アメリカのアキレス腱を攻撃し、着々と成果をあげている。
「アメリカのアキレス腱ってなんだ?」
皆さんご存じのように、
・アメリカは世界最大の債務国である
・しかし、米ドルが基軸通貨なので破産しない
・もし米ドルが基軸通貨でなくなれば、普通の借金大国になり破産する
・だから反米諸国は「ドルの使用量を減らす」ことでアメリカを没落させることができる。
全世界でドル離れの動きが加速しています。
で、一番熱心にやっているのがイランとロシアなのです。
・イランは、原油をドルではなく、ユーロ・円で輸出している
・ロシアは、原油をルーブルで輸出しはじめている
・プーチンは、「ルーブルを世界通貨にする!」と宣言している
・ロシアと中国は、「二国間貿易でドルを使わない」ことで合意
・ロシアとベトナムは「二国間貿易でドルを使わない」ことで合意
要するに、イランとロシアは、「戦争をせずに」アメリカを没落させているわけです。
では、バイデンさんが自信たっぷりに国際危機の勃発を「約束」したり「保証」したりするのはなぜか?
たとえばCIAのエージェントが、イランとロシアの意図を探り出したとしますよ。
でもバイデンさんが「6か月以内に国際的危機が起こされる!」なんて叫んじゃえばどうです?
しかも「場所は中東かロシアだ!」と。
ロシアとイランは、「おいおい、バレバレだよ。計画変更だ!」ということになるでしょう。
しかし、アメリカがイニシアチブをとって、「国際的危機」を起こすのなら、バイデンさんも「約束」できるし、「保証」できるでしょう。
ただ、「ロシアが攻めてきた!」「イランが攻めてきた!」という演出は必要ですよ。
(例、リメンバー、パールハーバー!)
ブッシュ政権は、この辺が下手でしたね。
民主党は、プロパガンダが上手です。
(例、
セルビアはコソボで民族浄化をしている!
だから、セルビアを空爆しよう!
だれも異議を唱えない。)
さて、イランとロシアを攻撃するアメリカの国益とはなんでしょうか?
1、ドル基軸通貨体制を守ること
原油をドルで売らず、ユーロ・円で売っているイラン政権を転覆させる。
そして、決済通貨をドルに戻す。
そう、あの時のように。
↓
06年4月17日毎日。
<イラクの旧フセイン政権は00年11月に石油取引をドルからユーロに転換した。
国連の人道支援「石油と食料の交換」計画もユーロで実施された。
米国は03年のイラク戦争後、石油取引をドルに戻した経過がある>
そして、「湾岸共通通貨」を導入しようなどと寝言をいっている、
中東産油国を、
「ふざけたことすると、アフガン・イラク・イランの次はおまえらだぞ!」
と脅迫。
ドル圏にとどめる。
そして、世界の国々のドル離れを恐怖でおさえる。
私はこれを「長州征伐型」と呼んでいます。
2、石油・ガス確保
アメリカの悩みは、自国の石油が枯渇しつつあること。
それで、アラスカや海底油田、北極開発を真剣に検討しています。
しかし、一番楽なのは他国の石油利権を支配しちゃうこと。
(イランは天然ガス埋蔵量世界2位、原油は世界5位。)
そう、あの時のように。
↓
<「イラク開戦の動機は石油」=前FRB議長、回顧録で暴露
07年9月17日15時0分配信 時事通信
【ワシントン17日時事】18年間にわたって世界経済のかじ取りを担
ったグリーンスパン前米連邦準備制度理事会(FRB)議長(81)が
17日刊行の回顧録で、2003年春の米軍によるイラク開戦の動機は
石油利権だったと暴露し、ブッシュ政権を慌てさせている。>
3、大公共事業
1929年アメリカ発の世界恐慌が起こった。
ルーズベルトがケインズ主義を受け入れ、「ニューディール政策」を行い、乗りきったといわれています。
しかし、真実をいえば、アメリカの景気がよくなったのは「第2次大戦」がはじまった後だったのです。
大軍拡政策により、完全雇用を達成したのでした。
以後アメリカは、「戦争による景気回復」が癖になり、不景気になると戦争をするようになりました。
最近の例では、
ブッシュパパ時代の湾岸戦争。
ITバブル崩壊後のアフガン・イラク戦争。
今回も「イラン・グルジアの戦争で景気回復」と考えてもおかしくはありません。
▼オバマさんの苦悩
ここまで「バイデン恐怖の大予言」の意味を考えてきました。
見えてくるのは、「何の決定権もない」オバマさんの姿です。
集まってきている人の顔ぶれをみると、オバマ政権は、
1、親イスラエルである
2、親中国である(例、バイデンさんは親中)
3、反ロシアである
4、反イランである
ブッシュ時代との違いは、唯一「中国にさらに甘い」ということだけでしょう。
オバマさん個人は、
「イランとも北朝鮮ともロシアとも対話」
したい。
そして、戦争につかれた全世界の人々も、オバマさんに「平和」を望んでいる。
しかし、基盤が脆弱なのですね。
なぜ脆弱なのか、プーチンさんや中国の指導者と比較すればわかりやすい。
プーチンさんは大学卒業後、ず~とKGBで働いてきました。
そして、最後にはFSB(旧KGB)の局長にまでのぼりつめた男。
つまり彼の後ろには、FSB全体がついている。
これは強い。
一方メドベージェフさんの後ろには、プーチンさんしかいません。
だから、逆らえない。
中国の指導者たちも、一歩一歩共産党の出世階段をのぼっていきます。
階段をのぼるたび、権力が大きくなっていく。
そしてのぼりつめるころには、共産党全体が支配下に入っている。
オバマさんは、ワシントンで孤立無援。
誰かパトロンがいなければどうしようもない。
それで、ブレジンスキーさんのような大物や、イスラエルロビー・中国ロビーのいうことを聞かざるをえない。
前号で、「オバマさんがアメリカのゴルバチョフ」になる可能性について書きました。
オバマさんの道も、ゴルビー同様厳しいものになりそうです。
(おわり)
●PS
え~、アメリカが没落したら日本はどうすればいいのですか???
答えは全部ここにあります。
↓
↓
【この本は日本が危機を克服するためのバイブルです。】(京都 山根様)
★「僕が生まれたのは、中華人民共和国
小日本省です・・・」
~~~~~~~~~
アメリカの衰退により、放り出される
天領日本。
~~~~
戦後60年以上「自分で決定したことがない」
依存政治家は、
次の依存先を探し始めた。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
日本には二つの道があります。
1、中国幕府の天領(小日本省)になるのか?
2、真の自立国家になるのか?
05年1月発売「ボロボロになった覇権国家」でアメリカの
現在の危機を予測。
07年9月発売「中国ロシア同盟がアメリカを滅ぼす日」で
「米ロ新冷戦」勃発を予測した
RPE北野幸伯 待望の新刊
『隷属国家日本の岐路~今度は中国の天領になるのか?』
(ダイヤモンド社)
↓
詳細はいますぐ↓
( http://tinyurl.com/6zcszc
)
PS
本の一番最後に「北野の夢」が書いてあります。
しかし、前から順番にお読みください。
●「隷属国家日本の岐路~今度は中国の天領になるのか?」
(ダイヤモンド社)
(詳細は→ http://tinyurl.com/6zcszc
)
▼お勧め本コーナーへ
★(いつまで続くかわからない)北野のお薦め本コーナー!
このコーナーでは、中学時代病気で死線をさまよい、高校時代クラス一の落ちこぼれで先生に見捨てられたRPE北野が、なんやかんやとサバイバルしているのに、役立っている本・DVDを紹介してい
ます。
戦争・テロ・デフレ・財政赤字・失業者・リストラの増加、こんな厳しい時代ですが、せめてRPE読者の皆さんは、健康で幸せで豊かに生きていけますように。
★「富を手にする「ただ一つの」法則」 ウォレスD・ワトルズ フォレスト出版
(詳細は→ http://tinyurl.com/bw32q
)
成功者「成功するのは簡単なんだ!」
北野「え?ホントですか?」
成功者「成功するには9つのステップを踏むことだ!」
北野「・・・・・・・私凡人ですから、9つも覚えられません。。。」
成功者「・・・そうだよね、わかるよ。じゃあ8つの法則ならどうだい?」
北野「・・・・・・8つですか。もう一声欲しいところです。。。」
成功者「・・・・・・・そうかい。じゃあ7つの習慣ではどうだい?」
北野「・・・・・・・習慣って生活を変えることでしょう。一つの習慣を変えるのも大変なのに、7つも身につけるのは、ちょっと。7つの習慣を身につけるころには、定年の年になってしまいます。。。」
成功者「・・・・・・じゃあ、君だけにこっそり、成功するための
たった一つの法則を教えてあげよう。。。」
~~~~~~~~~~~~~~~~~
北野「・・・・・・・えっ!たった一つですか。。。それならいけるかもです。。。」
成功本を買うと、よいことがたくさん書いてあります。
しかし、それを全部実行するとなると。。。(涙)
この本の場合、法則はたった一つだけ。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
とはいっても、甘くみてはいけません。
1910年アメリカで出版されたこの本は、この国の全盛期を築いた大成功者達に多大な影響を与えてきた、幻の名著なのです。
●(北野のいいかげんな)内容紹介
著者のウォレスD・ワトルズさんは1860年生まれ。
世界の宗教・哲学を研究しつくし、ついに、たった一つの成功法則を発見します。
彼はいいます。
「本書は、抽象的な理念ではなく、実践を目的として書かれたものです。」
「実践のしかたを書いた「手引書」(マニュアル)です。」
「すぐにでも資金を得たい方、理論付けは後回しにしてまず豊かになりたい方々を念頭におきました。」
「この原則は客観的で明確な科学的知識にのっとったものですから、
失敗はありえないのです。」
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
「多くの人が実践してくれたことで、この原則にまちがいないことが証明
されました。」
「この方法で失敗する人はいないでしょう。なぜなら、本書の内容を忠
実に実践するかぎり、豊かになれないはずはないからです。」
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
う~む、すごい自信です。
しかし、「ものごとはシンプルである方がいい」というのは、真実なようですね。
例えば、日本一の大金持ち斎藤一人さんの話は、中学生でもわかりますが、経営学者の言っていることは、さっぱりわかりません。
でもね、「一人さんと経営学者どっちがお金稼いでますか???」
そういうことだと思います。
成功する法則なんて、ホントはワトルズさんの主張のように「たった一つ」で十分なのかもしれません。
ちなみに、この本の解説は、超ベストセラー「ユダヤ人大富豪の教え」の著者本田健さんが書いています。(ユダヤ人大富豪の教え 本田健 大和書房 → http://tinyurl.com/7lsyh
)
曰く、
「「人間の最大の幸福は、愛する人に利益をもたらすこと。」本書には、すてきな言葉がたくさん出てきますが、これもその一つです」
「本書をきっかけとして、あなたが、自由に望むものを手にいれる人生を生きることを心からお祈りしています。自分を信じて、情熱的に夢を追いかけてください。」
私も入手して3日目ですが、既に3回読みました。
これからも繰り返し勉強するつもりです。
たぶん皆さんもこの本を読んだら、やめられなくなるでしょう。
「本書には豊かになるための法則が詳しく説明されていますが、その内容が真実である以上、この問題についてほかの書物を読む必要はありません。」
「科学的な思考方法もこれ以外になく、それはつまり、目的地までまっすぐに伸びた単純な道に沿って思考する方法です。」
「ここに書かれた内容は、不要なものをすべてはぎとった「本質」です。」
マ~マミア!
ここまで言われて、皆さん読まずにいられますか?
★「富を手にする「ただ一つの」法則」 ウォレスD・ワトルズ フォレスト出版
(詳細は→ http://tinyurl.com/bw32q
)
★★★今までに紹介した、絶対お薦め本はこちら↓
(めちゃくちゃ面白く・役立つ本ばかりを厳選してありますよ!)(^▽^)
http://www.geocities.jp/rpejournal/
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1、軍事情報日本一!これを読まずに今の世界は語れません。
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