ペンタゴンの怠慢(中韓を知りすぎた男)
ペンタゴンの怠慢(中韓を知りすぎた男)
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朝鮮日報で ハンチントン教授に聞くと題して「中国は再びアジアの帝國になる?」と書いてある記事を見つけました。
そのインタビューの中で教授は「中国は過去においても帝國であり、現在でも東アジアで最も大きな国だ、国民はとても良質な教育を受けており、強大な経済を発展させてきている。多くの点で中国は
東アジアの中心的な役割を果たすことになるだろう」と言っています。
「文明の衝突」を書いた著名なハンチントン教授ですら中国や日本の真実が見えていません。
教授は記者の質問に答えて「日本が最近東南アジアやインドに投資しているのは、より多くの利益を得られるからだろう。中国はそれ自体が非情に大きな経済圏である上に、良質の教育を受けた人材
が豊富で投資先として非常に素晴らしい環境をもった国だ」といっています。
この教授の答えを聞いて私はアメリカ人が中国をどの様に評価しているのかをはっきり分かりました。
教授はまるで中国の実態が分かっていない、昨日のブログにも書きましたがアメリカ人が中国を過大評価している実態をこの教授のインタビューでなるほどと思いました。
中国の歴史も中国人の人格も現在中国の腐敗振りもまるっきり把握していません。
しかしこのような著名な学者やエコノミストたちが中国を知らないままアメリカの中国政策をリードしていきます。まことに恐ろしいことです。
8日の産経新聞に「山西省の炭鉱事故で数十人の記者が現場に殺到したが炭鉱経営者から口止め料を受け取り、報道せずに引き上げた。また河北省で35人が死亡した炭鉱記事でも、直後に現場で口止め料をもらう記者の行列ができていた、その後も一切報じられなかった」と載っていました。
中国朝鮮族3世の金文学氏の「中国人民に告ぐ」と言う母国批判の著書をアメリカ人は読んで欲しい。
そこには痛烈に中国人のことが書かれています。
「バスに誰よりも先に乗ろうと、むやみやたらと押し合いへしあい大声を張り上げる修羅場、道に唾や痰ところかまわず平気で吐き散らす傍若無人ぶり・・・。」
「中国人にとって約束を守るのは馬鹿でありそこに罪悪感はともなわない。正直な人間は損をするどころか軽蔑すらうける。ニセモノが横行し、契約が反故にされ、人命が軽視される」と書かれています。
泥棒天国、汚職腐敗、厚顔無恥,公共道徳心の欠如など金氏は痛烈に中国批判をしています。
アメリカはこのような国と手を組んでアジアを任せるつもりですか!
中国にはアメリカが大切にする人権など欠けらもありません。
「水に溺れて溺死直前の人間が水を飲みこみながら手に指を二本出すと、船に乗った人間が指を三本だす。『三元出せば助けてやる』『二元にまけてくれ』と言う意味、類似した実例はいくらでもある」
と金氏は書いています。
アメリカのペンタゴン内部に各国の歴史から現代政治家たちまで研究する部署があります。それによって各国の行動予測から工作までセットしたり 政策を決めたりしています。
しかしその部署に現代中国の資料が不足しているのでしょうか?魯迅、伯楊、陳独秀,黄文雄などの著書がないのでしょうか?
アメリカが誇る知能集団ペンタゴンとCIAの怠慢です。
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世界の発展を支える日本 (中韓を知りすぎた男)
11月10日(月)
米国の金融危機で世界不況が始まりました。
今日は世界経済について思考してみたいと思います。
まず日本の経済を振り返ってみたいと思います。戦後、朝鮮戦争の需要で生き返った日本は、体制を立て直してアメリカに繊維を輸出し始めました。
日本の低賃金で作られた繊維商品はアメリカを席巻し、アメリカ企業を追い詰めていきました。結果輸入規制を受けて輸出が減少した日本は隣の韓国に工場を作りメイドイン、コリアで輸出を始めました。
アメリカは日本の繊維を締め出したはずなのに いっこうに減らないことに気がついて、今度は韓国繊維関係の輸入規制をしました。
そこで日本はフイリッピン、インドネシア,タイなどの東南アジアに工場を移して再びアメリカに輸出攻勢をかけました。結果アメリカの繊維は壊滅してしまいました。
このやり方を雑貨関係、その他の業種も真似をしてアメリカに洪水のように輸出を始めました。日本はその後も電気やその他のレベルの高い商品に切り替えてアメリカに輸出しました。
アメリカは色んな国から輸入していますがその内の数十パーセントは各国に作った日本の工場からです、今もアメリカの政治家は気がついていません。
この流れでアメリカは物つくりをあきらめてITと金融に切り替えていきました。そしてアジアにつくった日本の工場のお陰でアジア諸国は発展していきました。
アメリカにとって最大の貿易赤字国は日本でなく中国ですが、実態はアメリカ工場が中国に移転してアメリカに輸出しています、それと日本の場合は工場を移転するだけで無しに、中国に資本財を輸出してアメリカはじめ世界に消費財を輸出しています。
いまや日本は世界中に工場を作りその国の雇用を促進して、その国を発展させてきました。
世界の発展の原動力は実は日本だったのです。日本は貿易摩擦を避けるために、アジア、アメリカ、ヨーロッパに多くの工場を作り、世界経済を発展させてきました。
それと世界経済の成長の原動力はアメリカの経常収支赤字です。
世界の多くの国の経済成長が対米輸出に依存しています。
つまり世界の経済は日本とアメリカが支えています。
例えば世界13位になった韓国の場合、日本抜きには考えられません。
韓国の大手の企業は、日本の優秀な、資材、部品、工作機械などのいわゆる資本財を輸入して、完成品をアメリカ中心に世界に向かって輸出しています。この日本の迂回貿易は中国も全く同じです。
いまや世界中がこの日本の迂回貿易のシステムに組み込まれています。
韓国の場合、輸出が伸びれば伸びるほど、対日赤字は必然的に大きくなります、年間対日赤字は250億ドルという巨額に達しています。
日本は国内的にはバブルが崩壊してデフレに突入しました。
景気を浮上さすために、超低金利、公共投資という経済麻薬を処方することに終始しました。
しかし日本の実態は全く不安がなく、バブル崩壊後もアジアはもちろん欧米各国にも続々と工場を進出させ、現地の失業率を減らし、その国の発展に大きく貢献していました。
そして日本の超低金利に目をつけたファンド達は円を調達して世界中に投資をしました。結果世界の土地と株の高騰が起こり実力以上に各国は繁栄しました。
10年前のアジア通貨危機は規制されていないヘッジファンドが巨額の資金でアジア諸国を経済危機に陥れましたが、今回のアメリカ金融危機は、他人の金を借りて消費してしまったアメリカ人の罪をファンド達は世界中に拡散させてしまいました。
オバマ次期大統領は「米国は強く、回復力に富む国だ」と宣言して最強経済顧問チームを結成しました。
景気回復の基本は雇用です、アメリカはすでに失業率は7%に迫っています。しかし雇用の増大を増やす工場がアメリカにはすでに減少しています。後は公共事業を増やすしか手はありません。
日本はこの20年アメリカに「雇用を輸出」してきました。アメリカ各地に工場を作り、雇用を促進して、アメリカの全輸出の10%以上が日本企業によるものです。
ヨーロッパもアジアも事情はおなじで、各国に進出した日本の工場は世界経済を支えています。
しかし世界の政治家もエコノミストもこの経済の実態が見えていません。
日本は目立たない国なのです。
各国で活躍している日本工場の統計数字は各国の成績として挙がってきます、日本数字としてはカウントされません。
故に世界のエコノミストも政治家も日本の凄さが見えません。
例えばマレーシアに以前建設されたパナソニックの工場はマレーシアのGDPを5.5%も上げました。
長くなるのを避けるためにかなり荒っぽい解説をしましたが、私が言いたいのは、世界の表の顔はアメリカですが、裏の顔は日本です。
つまりアメリカと日本は一体なのです。ところがアメリカの政治家もエコノミストもこの実態をよく分かっていません。
アメリカを支え世界を支えている日本の実態を極端に過小評価しています。
そして中国を重要視しています。中国から挙がってくるインチキ統計数字を信用して過大評価しています。
ノーベル経済賞をもらったポール・クルーグマン氏は以前バブルが崩壊して沈滞している日本を見て「景気後退はこれまでの行き過ぎた行為にたいする当然かつ必要な罪である」と一喝していました。
しかし日本はその間も海外で工場を続々と進出させ、世界経済に発展に貢献していました。日本のエコノミストたちの悲観論だけを聞いて日本の実態を把握していませんでした。
つまり私が言いたいのはノーベルをもらった経済学者でも世界の経済が見えていません。
今後アメリカは日本と手を結ばないかぎり景気を回復することも世界をリードすることもできません。
残念ながらアメリカの政治家も経済学者もその意識はないようです。
21世紀は日本と組まないかぎりどこの国も発展しません。
世界のビジネスマンの共通語は「日本と組め」です。
「技術力の突出した日本、誠実な国民性、利益を独り占めしない人柄、嘘のない日本、いまや組める相手は日本人しかいない」
この言葉は私が言ったのではなく、台湾の大手企業経営者が以前私に言いました。(多少お酒も入っていましたが?)