リベラルな政権らしく胚(はい)性幹細胞(ES細胞)研究は予算拡大
米大統領令、全般的見直しへ=ES細胞研究など-オバマ氏側近
【ワシントン9日時事】オバマ次期米大統領のジョン・ポデスタ政権移行チーム共同議長は9日、FOXテレビに出演、次期政権は発足後直ちに、ブッシュ大統領が出した大統領令を全般的に見直す方針を明らかにした。具体的には胚(はい)性幹細胞(ES細胞)研究やエネルギー開発を挙げた。
ブッシュ大統領は、生命倫理の問題から連邦予算によるES細胞研究を制限。一方、オバマ氏は、アルツハイマー病などの治療薬開発につながるとして、予算増大を訴えてきた。 ポデスタ氏は「ブッシュ政権は幹細胞や多くの分野で、国益にかなわないと思われることを精力的に推進している」と批判。また環境保護派が反対しているユタ州での石油・天然ガス開発を認める大統領令も「間違っていると思う」と述べた。 11月10日9時6分配信 時事通信 |
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20081110-00000020-jij-int