頂門の一針 日本の進路★埋蔵金の浪費は不可 | 日本のお姉さん

頂門の一針 日本の進路★埋蔵金の浪費は不可

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冒頭で勝敗が閃く時
━━━━━━━━━前田 正晶

7日夜は野球中継がないのでホッとしている。実は、先週末以降日本シリーズのテレビ中継を見るために、午後6時過ぎから3時間以上他のことに手がつかなかった。そのために大いに仕事が捗らない結果になっていたのであった。私は各種の運動競技を、実際にその場に行ってみるのも、テレビで観戦するのも大好きである、ファンと言うよりも評論家的な視点から。何故かと言えば、競技とは即勝負を争うものであり、その流れというか「あや」には何時も魅了されるのである。試合では両方の何れかが勝つことは最初から決まっているのだが、その微妙さというか、流れの予測の難しさを楽しんでいるのだ。当たることもあれば外れることもあるのが面白さである。アメリカ系の競技は"momentum"のスポーツで「一度流れが一方に傾くと反対側がそれを逆転するのは容易ではないように出来ている」と理解している。極端な例を挙げれば、今年は日本でも野球はタイガースが勢いを失って、巨人がリーグ優勝したように。勿論、例外は頻繁に起きるが。その勢いか流れの動きを見ていることが私の好みでもある。と言うことは、私は主に団体競技を好んでいるのであって、自分が経験していない陸上や水泳のような個人競技は見ることは見ているが、未だ嘗て現場に出掛けたことはない。それは自分がサッカーという団体競技の経験者だからであろう。私には、以前にも言ったことがあるが、不思議な直感があり、スタンドにいても、テレビの前でも見始めた瞬間にでも、どちらが勝つかが閃くことがあるのだ。もともとこれは50%の確率で当たるのだが、この閃きはそれ以上だし、大試合になるほど閃くのである。当然だが、全く解らないことも屡々ある。そこに観戦の楽しみの面白さもあると言えるのだ。

ところで、昨夜の野球だが、1回の裏で西武がいきなり3本もヒットを連ねながら、たった1点止まりに終わった。その後もヒットの無駄打ちが続いたところで、西武は流れを失ったと判断して観戦を取りやめにした次第。流れが戻ることはないと判断したのだ。アナウンサーや解説者という名の説明役どもは「チャンスを失うとすぐピンチが来る」という表現を好むが、私は特に野球ではこのmomentumが鍵を握っていると思っている。見ている方だって何がチャンスで、どれがピンチかくらいは言われないでも解る。すなわち、ヴァレーボールやバスケットボールはそのアメリカ製スポーツの典型的な競技だと見ている。フットボールはアメリカ製であるが、より人工的というか人知が流れに及ぶ要素が多く、流れは双方を行ったり来たりしていると思う。だが、所詮は強い方が勝つのである。イヤ、勝った方が強いのか?世の中では、こういう競技のプロやアマの世界で一時代を築いた人や英雄的な存在であった人を招いて、その経験談や勝負観を聞いている。このこと自体は決して悪いことではないが、経営者やビジネス・パーソンたちが聞くのはおかしいと思う。私は彼ら運動選手は経営の手法に学んだゲーム・プランを活かしているのだと思っている。ビジネスの世界にいる人たちに勝負の世界にいた人たちの意見は参考になるだろうが学ぶものがあるのだろう?だが、彼らスポーツの世界の人は何千億円や何兆円もの経営上の判断をしたことがない人たちである。その経験談を聞くとは、話が反対であると主張してきたのだが。以上
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話 の 福 袋
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◎日米同盟強化、金融危機で連携=早期の会談へ調整-首相とオバマ氏一致・電話会談
麻生太郎首相は7日朝、首相官邸でオバマ次期米大統領と初の電話会談を10分間、行った。両氏は、来年1月20日に発足するオバマ政権下で日米同盟の強化を図るとともに、世界経済やテロとの戦いなど国際的な問題に日米が緊密に取り組んでいくことで一致した。また、首相は今月下旬を念頭に、早期に会談したいとの意向を伝えた。席上、首相は、大統領選勝利に祝意を伝えるとともに、「日米同盟の強化が日本外交の第一原則だ」と強調。その上で、金融不安・世界経済、アフガニスタンでのテロとの戦い、地球温暖化、北朝鮮問題などを挙げ「国際社会が直面する諸課題に日米が緊密に連携して対応していきたい」と述べた。これに対し、オバマ氏は「そうした課題に共に取り組み、同盟を強化したい」と応じた。 11月7日7時30分配信 時事通信

◎<山崎製パン>不二家の子会社化を検討
製パン最大手の山崎製パンが、菓子大手の不二家の子会社化を検討していることが明らかになった。山崎パンは不二家に35%を出資する筆頭株主だが、不二家の第三者割当増資を引き受け、出資比率を50%超に引き上げる。不二家は消費期限切れの牛乳の使用問題によるイメージダウンから販売が低迷。原材料高で収益が悪化しており、山崎パンの支援を受けて抜本的な経営再建を急ぐ。追加の出資額は未定だが、年内にも増資を引き受ける見通し。不二家は増資により財務基盤を固め、事業の選別などのリストラを進める方針だ。不二家は07年1月に消費期限切れの牛乳を使用していたことが発覚。洋菓子の販売休止のほか、洋菓子5工場の操業停止に追い込まれた。07年3月に山崎パンと資本・業務提携を結び、約160億円の出資を受け、経営再建を進めていた。不二家の08年3月期の連結最終損益は10億円の赤字を計上。09年3月期も32億円の赤字を見込んでいる。 11月7日0時25分配信 毎日新聞

◎リニア、新大阪駅乗り入れへ=「直線ルート」楽観視-JR東海会長 
JR東海の葛西敬之会長は7日、名古屋市内で講演し、東京-大阪間で建設を目指す「リニア中央新幹線」について、「東京、名古屋、大阪では新幹線とリニアのどちらでも乗り換えが可能にしたい」と述べ、現在有力とされる東京・品川駅と名古屋駅に加え、大阪延伸時には新大阪駅にリニアを乗り入れたいとの意向を示した。また、「中央新幹線ができれば東海道新幹線から乗客の55%が移る」との見通しを示し、東海道新幹線は現在の「のぞみ」中心の運転から「ひかり」「こだま」が主体になるとした。 (時事通信)

◎イノシシ5頭が特急列車と衝突 JR常磐線
6日午後7時25分ごろ、福島県南相馬市小高区のJR常磐線磐城太田―小高駅間で、仙台発上野行き特急スーパーひたち66号(4両編成)の運転士が異常な音に気付き、特急を停車させた。近くで親子とみられるイノシシ5頭が死んでいるのが見つかったことから、特急はイノシシと衝突したらしい。乗客約140人にけがはなかった。JR東日本福島支店によると、車両に異常はなく、親1頭、子4頭とみられるイノシシを線路脇に運び、約20分後に運転を再開した。下りの普通列車1本も約25分遅れ、合わせて約340人に影響が出た。列車が5頭ものイノシシと衝突するのは珍しい。JR東日本は野生生物の線路内への進入対策に頭を痛めている。 河北新報2008年11月07日金曜日

◎広がる?「ドギーバッグ」 海外では当然も…食中毒恐れ、日本は消極的
レストランなど飲食店で、食べ残した料理の「持ち帰りサービス」を実施するところが増えてきた。9月には「ドギーバッグ」と呼ばれる専用容器も発売され、食品廃棄物の削減に向けた取り組みとして注目が高まっている。海外では当たり前とされる「食べ残しの持ち帰り」だが、食中毒の恐れから日本では拒否する店も少なくない。果たして普及は進むのか?(

 ≪もったいない≫
「お持ち帰りになりますか?」
東京・広尾にあるイタリア料理店「オステリア ルッカ」。ここでは、スタッフが客の食べ残し具合を見ながら声をかけ、サラダや肉、魚料理などを専用の容器に詰めてくれる無料サービスが女性客らに好評だ。声をかけた人のほぼ9割が持ち帰り、自分で容器を持参する常連も増えたという。「世界中に飢餓で苦しむ子供がいるのに、食べ残しを捨てるのはもったいない。以前から、店で何かできないかと考えていた」桝谷周一郎シェフは、サービスを開始したいきさつをこう説明する。

≪恥ずかしい…≫
同店で利用する容器は、デザイン雑貨のレアック・ジャパン(東京都港区)が手がける折りたたみ式「ドギーバッグ」(大小2個で1セット、819円)。プラスチック製まな板などに使われるポリプロピレンで作られており、洗って繰り返し使えるのが特徴だ。9月から、全国の東急ハンズや通販サイトが取り扱いを開始し、同社は年間500万セットの販売を見込む。宮沢勲社長によると、海外のレストランでは食べ残しを持ち帰る習慣は当たり前。特に1人分の量が多い米国では「犬の餌にする」という意味で名付けられた「Doggie bag(ドギーバッグ)」がどの店にも置かれているという。「日本ではもったいないと思っても、恥ずかしくて言い出せない人も多い。ドギーバッグの導入に前向きな自治体や商店街もあるので、将来的には実施店が一目で分かるマークを掲げ、持ち帰り運動を定着させていきたい」と語る。農林水産省によると、日本の食料自給率は40%にとどまる一方、外食産業による食品廃棄物は年間約300万トンに上る。食べ残しを減らす取り組みが各地で始まっており、「おいしいふくい食べきり運動」を展開する福井県では、ホテルや飲食店など約50店舗が持ち帰り用容器を提供している。

≪自己責任≫
ただ、日本では客が持ち帰りを希望しても断る店は少なくない。欧米と違い夏場は高温多湿で、食べ物が腐りやすいという懸念があるからだ。外食チェーンが加盟する日本フードサービス協会では「持ち帰った後でお客さまがいつ、どんな状態で食べるのか、店側は責任が持てない。食中毒などの事故があればチェーン全体の問題になりかねず、積極的に導入するのは難しい」とみる。とはいえ、米国に本社を置く「アウトバックステーキハウスジャパン」のように、東京や大阪など全国の店舗で持ち帰り無料サービスを実施するチェーン店もある。容器に日付を記入し、「お早めにお召し上がりください」と声をかけるなど、衛生面に細心の注意を払っている。米国生活が長い同社マーケティング・ディレクターの虎見弥生さんはお持ち帰りはお客さまの自己責任が前提。トラブルは1度もない」ときっぱり。日本にも持ち帰り文化が定着するかどうかは、むしろ消費者一人一人の意識にかかっていると言えそうだ。11月7日12時44分配信 産経新聞
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日本の進路★0467★081107★埋蔵金の浪費は不可

★ 表題: 埋蔵金を財源とする事は、赤字国債発行以下の愚策
                     林 凛明 kxnb@104.net

◇ 政府与党は、公明党の強い要請もあって、2兆円規模の「生活支援定額給付金」を家計にバラマクと言う最低最悪の「愚策」を提示し、その他の追加経済対策を加算すると、総額約27兆円と決めています。

◇ 民主党だけではなく、政府与党の一部にも、前項の財源として、赤字国債を発行しないで、「埋蔵金」を取り崩して充当すべきと叫んでおります。

◇ 「借金」(赤字国債)と「へそくり」(埋蔵金・ポケットマネー・手持ち資金)は、支出する際の心理的な緊張度が異なります。埋蔵金は、杜撰(ずさん)な支出(浪費)へと流れる危険性があります。

◇ ところが、「埋蔵金」の中核をなすものは、各特別会計等に積み立てられて、将来の「支出」に備えるための留保・備蓄金の類であります。

◇ 例として、20-40年前の年金(厚生・共済・国民)会計の収支を考えてみます。その時代は、年金受給者が非常に少なく、支出(保険金支払)は極めて少額でした。一方、国民が納付する保険料は膨大な額に達し、積立金(埋蔵金)は増加の一途を辿っていました。各種の保養所・会館・リゾート施設が、続々と出来た訳であります。

◇ カネ(資金)そのもののは、現存していても、それを今回消費して(バラマイまいて)しまえば、近未来において、当該特別会計等において、資金不足の問題が確実に発生し、その時点で、大幅な赤字国債を発行せざるを得なくなります。

◇ 更に最悪の場合は、赤字国債の発行を意図した将来時点で、国債の引き受け手がなかなか見つからず、金利が跳ね上がる、或は、日本銀行に引受を押し付ける可能性が非常に高くなります。日本銀行による赤字国債の引受は、事実上の融通手形による自己金融であって、国家財政が修復不能となります。

◇ 上記の入金超時代に、もし年金関係の「埋蔵金」(積立金)を一般財源として浪費しておれば、現在の年金制度は、殆ど全部が壊滅していた(支出不能となっていた)筈であります。

◇ 「埋蔵金を一般財源として使い切れ」と言う議員・政府・有識者その他の連中の主張は、表面を誤魔化して(メンツを繕って)、赤字国債発行をカモフラージュしています。かかる行動は、現在の大人が、子孫に「ツケ回し」をする、極めて「卑劣」な行動と言わざるを得ません。

◇ 現在の世界の経済情勢は極めて厳しく、「我慢をした国家・民族」が、必ず生き残ります。不況を克服しようと焦って、財政を破綻の淵に追いやるが如き国家社会は、滅亡への道を突き進む事となります。
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