大石英司の避難空港
**大石英司の避難空港
▲▽村社会にとっての移民問題▽▲
※ 投資家バフェット氏「私は米国株を買っている」
http://www.nikkei.co.jp/news/main/20081018AT2M1703N17102008.html
>「投資のルールはシンプルで、他の人が欲張っているときには恐れを抱き、他
の人が恐怖にさいなまれている時に強欲になることだ」<
全ての投資家に捧げたい言葉。
*ネット証券申し込み急増 株価暴落で「逆張り」狙いか
http://sankei.jp.msn.com/economy/finance/081018/fnc0810180915005-n1.htm
これぞ、神の見えざる手という所ですね。
※ 経団連の「移民受け入れ」提言に猛烈批判
http://news.cocolog-nifty.com/cs/catalog/cocolog-news_article/
catalog_domestic-200810162227_1.htm (←繋いで下さい)
ネットはそんなものでしょう。今週、たまたま扱うネタが多くて、しかも私のブログでは、始終移民問題を扱っていたのでスルーしたのですが、とあるところでこのニュースで盛り上がっていまして、ところがいつも私が寝ている時間帯に盛り上がったものだから、とうとう議論に絡めなかった。
その時そこで、そもそも結婚して子育てしている人間しか、この話をする資格は無いんじゃないか? みたいな話が、移民反対の子育て中パパさんから出されたわけです(^_^;)。それを読んだ瞬間は、いやさすがにそれを言っちゃお終いだろう、と思った。
でもしばらくそれを考えていて、実はそうかも知れないな…‥、と思い直してもいるわけですよ。というのは、世の中には、フィリピンや中国から花嫁を貰ってまで結婚に固執して痛い目に遭っている男性もいる。結婚する理由は様々だろうけれど、その人たちは、少なくとも国家や社会の構成員たる義務を果たそうとしているわけです。
一方で、結婚しないことをして、「したくても結婚できないのだ」という、ある種外的要因のごとく語って嘆く男性もいる。もちろん、ここで、それは努力が足りないからだ、あるいは高望みが過ぎるからだ、というのは容易い。あるいは既婚者がそれを言っては行けないのかも知れない。「結婚は妥協の産物である」
が主義の私は9割方そう思っていますけれどね。
でも、結果として、独身者が、永続する社会を構築する義務を果たしていない、という事実はいかんとも否定しがたい。もちろん、独身者や、子供不要の夫婦は、国家財政に貢献することによって、子供の面倒も見ているし、自分たちの老後をペイするだけの税金も払っていると、胸を張れるかも知れない。
私たちの社会は、主義主張の外で、望んでも子供が得られない人々もいて、もちろん障害者もいて、みんなで抱擁して暮らしていかなければならない。それが文明社会です。
ただ、残念ながら、独身者の稼ぎや、共稼ぎ夫婦の稼ぎは、少子高齢化という社会に於いては、老後の面倒を見るどころか、今そこにある経済のパイを維持することにすら、ひょっとしたらさして貢献しないかもしれないという現実があるわけです。その経済効果を、少子高齢化のコストや経済縮小による効果の方が上回ってしまう(ここではもちろん、移民推進派は、そのコストを凌駕して、それらにメリットがあることを論証する義務も発生するわけですが)。
昨日の切込隊長のエントリーを読んで、自分のビジネスセンスに自信があれば、パイが小さくなることは気にならないかも知れない。あるいは富める者は、老後の心配もしなくても良いかも入れない…‥。と思う一方で、私は60年代から70年代の高度成長の中で育ちました。明日の暮らしは今日より確実に良くなる、というライジング・サンそのもの時代背景で育ち、イノベーションを目の当たりにして今日まで生きてきました。
そんな私は、自分の息子たちに、年寄りばかり増え、通った学校が潰れ、あらかたのイノベーションも終わった社会で生きろ、とは、とても言えません。自分の子供たちにも、明日には明るい未来がある、と信じて成長して欲しい。
* ところで、移民失敗の事例として、しばしばヨーロッパの移民問題が持ち出されますが、ちょっと考えないといけないのは、ヨーロッパって、もともとは人の移動は自由だったんですよね。芸術家は大陸中を旅して回って稼いでいたし、王家に至っては、それ王家の血筋を名乗れるほどの純粋さは無いでしょう、というくらい、各国の王家間で婚姻が繰り返された。 もちろん、そういう自由な行き来があった国々でさえ、今は失敗しているじゃないか? という批判も出来るわけではありますが。
* 子供を作る意志のない共稼ぎ夫婦の理由は、たいがいが「自分たちの時間が奪われる」「そんな余裕は無い」、ですが、子供がいる家庭は、逆にそういう夫婦と比較して、「そんな余裕がある」わけでもなければ、もちろん夫婦の時間だって犠牲にしているということを忘れて欲しく無いと思う。また独身者が、既婚者と比較してより多くの稼ぎがあって多くを納税しているわけでもない。その点を考えると、ぐたぐた言って結婚できない、と嘆く野郎や、子供を作らない夫婦というのは、村社会の最低限の掟に真っ向挑戦する実に身勝手な連中だ…‥、と書いたら、やっぱりあんたは勝ち組だからそんなことが言えるんだ、と言われるだろうか。もちろん私は、昨今の結婚難がワープア世代の収入不足に起因し、それは国や社会にも責任の一端があることを承知するけれども。
* 私が移民反対の意見でほとんど唯一賛成できるのは、それを考える前に、まず国内で人口を回復する努力をすべきだ、という点ですね。国も社会も、その努力をしたとはとても言えないから。
※ 海賊対策に自衛隊 首相、ソマリア沖派遣に新法検討
http://www.asahi.com/politics/update/1017/TKY200810170373.html
>長島昭久氏(民主党)
たまたまこの場面をテレビで見てまして、あれ? この議員さん自民党だったっけ? と思うほど勇ましい質疑で驚いたんですけれど。 確かに、今年に入ってからの、あの辺りでの海賊行為というのは、過去と比較すると、激増と言って良いくらいでして、何かの対策は必要でしょう。現実論としては、各国で連合軍を構成するしかない。
ただ海自を参加させるとなると、今の人員面の問題はさておいても、これはどうしても海賊が出撃してくる沿岸国の主権問題を避けては通れない。そこを無視出来るのはアメリカだけでしょう。そこをクリアしないと、艦船は出したけれど、何も出来ない、という状況になると思いますね。
※ 鹿県警巡査パト淫行 規定時間超え巡回
http://373news.com/modules/pickup/index.php?storyid=13269
凄くくだらない事件で、国民の皆様には申し訳ない限りなのですが、この事件で明らかになったことは、原発警備であるにも関わらず、警官一人でのパトロールが常態化していたことで、そんなに人手がいないのであれば、せめて警備会社の人間を同乗させるくらいのことはすべきでしょう。どこかでその警官が襲撃され、パトカーや制服が奪われたりしたらどうするんですか。
※ 米国政府、空母・潜水艦以外の海軍艦船にも原子力機関を搭載へ
http://www.technobahn.com/cgi-bin/news/read2?f=200810172128
それでスケールメリットが出るのは強襲揚陸艦くらいですよね。そう言えば、ロングビーチはどうしてあれで終わってしまったんでしょうね。やっぱりサイズが小さくなると、揺れの問題とか起こって来るんだろうか。
※ 何かが起きた?北朝鮮が在外公館に「禁足令」
http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20081017-OYT1T00840.htm?from=main4
民衆が悪党を吊す瞬間は来なかったということか。
※ 北方領土開発、日本に秋波 露サハリン知事 不況深刻、「領土」棚上げ
http://sankei.jp.msn.com/world/europe/081017/erp0810172208005-n1.htm
あ~あ、案の定、開発は口約束で終わったね。
※ 会見場に国旗設置=記者側からは抗議も-中川財務相
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2008101700411
これはもうその記者の固有名詞と社名を晒して貰うしかありませんねぇ~、というようなことはちゃねら~に言わせておくとして、ただそんなに気にくわないのであれば、こそこそ記者クラブで言わずに、堂々と書名記事を書くべきだと思う。
※ 足利女児殺害、DNA型再鑑定へ 高裁、再審請求めぐり
http://www.asahi.com/national/update/1017/TKY200810160379.html
最近、再審請求は開かずの扉と化していましたから、ちょっと俄には信じられないのですが、この問題が難しいのは、もし彼が無実だとすると、もちろん全くの冤罪なわけですが、警察としては解決したつもりでいる他の幼女殺人事件も一挙に未解決事件ということになってしまうんですよね。
※ NY原油、終値70ドル割れ 1年2カ月ぶり、需要減鮮明
http://www.nikkei.co.jp/news/main/20081017AT2M1700X17102008.html
結局、行き場を失ったマネーが原油市場に戻ってくるみたいな話もありましたが、どうやら新興国の需要も冷え切ってそれも無さそうですね。私は一貫して、実需は無い、投機が原油高騰の原因だと述べてきましたが、エコノミストには、かたくなに「実需」説を採る人々がいたんですよね。あれは何だったんだろう。
※ 墜ちた偶像アイスランドの金融危機が示す。「金融立国ニッポン」の見果て
ぬ夢
http://diamond.jp/series/kishi/10011/
>「日本はものづくりの国であり、金融のような虚業よりも原点回帰すべき」というステレオタイプの議論に与する気もありません。今や製造業が日本のGDPに占める割合は2割程度しかなく、かつ日本の製造業のグローバルな競争力は実はそんなに高くありません。<
いかにも竹中のブレーンだった先生が言いそうなことですが、私はこの考えは間違っていると思います。日本では、その2割のGDPが5割の国内消費を支えているんですよ。それに日本の製造業の競争力が実は高くない、と言った時に使われるのは、せいぜい価格競争力くらいのものでしょう。製品のクオリティまで入ってないじゃないですか。
※ 「一瞬で立ち上がるWindows」を目指し、マイクロソフトがユーザー意識調査を実施
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20081017-00000002-cwj-sci
それなんてサスペンド? それってでも、シリコン・ディスクのメモリーからOSが立ち上がるにしても、全部読み込むとなると、ロード時間は相当掛かって、それは結局現状のSSDの読み込みスピードではHDDに負けちゃうじゃないですか。うんなもんMSには後10年掛かっても作れないでしょう。
※ NHKスペシャル
>世界同時食糧危機(1) アメリカ頼みの“食”が破綻(たん)する▽世界同時食糧危機(1)▽なぜ食べ物は値上がりを続けるか▽三食とれない公務員▽急成長!穀物高騰にわく巨大商社▽アメリカ頼み日本の食卓は?<
穀物が買えなくなって国民が飢え始めているエルサルバドルのケースは可哀想でしたね。アメリカの日本での成功体験が、その後世界中に穀物を売り歩く時のテキストになったというのも皮肉な話ですが。
ある種の奴隷というか、麻薬ですよね。安く売ってシャブ漬けにしておいて、いざそこから抜けられなくなったところで、値段を上げるなんて。
※ 新大阪―鹿児島中央の直通新幹線、愛称を募集
http://www.asahi.com/travel/news/SEB200810170011.html
よーし! パパも応募しちゃうぞ。
1.「きんこう」
2.「さくらじま」
3.「さつま」
すんません。出直して来ます(-_-;)。
※ オレが配管工のジョーだ! 米大統領選、増税論議で「時の人」に
http://sankei.jp.msn.com/world/america/081017/amr0810171947008-n1.htm
米大統領選2候補、ジョークでも競い合う…軍配は?
http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20081017-OYT1T00646.htm
全くおびょーきな連中。でもパーティは面白かった。
※ 前日の空虚重量67.4キロ
普段はマック込みでちんたら2時間半掛かっているコースを、タイムアタックでマック込み2時間で歩いて見る。正直辛かった。単眼鏡の使い勝手が良くない。カメラのズームレンズに慣れきっているせいか、単眼鏡を構えた後、うろちょろしないとターゲットを捕捉できない。
※ ゲ-トウェイ21
木曜の報ステで、実質詐欺ですが、かつて伝説の営業マンと呼ばれていた社長自ら作ったという営業トーク・マニュアルに関して、おどろおどろしくレポートしていたんですよ。
営業マンはそのマニュアルをマスターして、学生を事実上軟禁状態にして契約を取ると。
あれはマスゴミの良くない所で、ああいうのを必ず悪の権化みたいに取り上げるでしょう。でも営業マニュアルなんて何処にでもあるじゃん。それは広告を取らなきゃならないテレビ局の営業にだってあるでしょう。それをしてイメージ操作するのはどうかと思う。
私は、幸いその手の営業に捕まったことは一度も無いんですよ。そういう金銭的な余裕を持ったことも無いし、何より私の世代は、原理の恐ろしさ巧みさが身に染み付いていますから、一度それに付き合って話を聞いてしまったら、もうお終いだ、という意識が徹底しているんですよ。 私は原理と戦っていた頃のアサジャに出入りもしていたから、彼らの手口は良く知っています。それはもう、あの頃の原理のテクニックは、凡百の悪徳企業も及ばないほど見事なものでした。たぶん元を辿ったら原理のマニュアルという代
物が一杯いろんな企業で使われていると思いますよ。
今の若者は、ああいう集団に晒されることなく、純粋培養されているから、ちょっと気の毒でもありますよね。ただ、繰り返すけれど、どんな商売にも営業トーク、営業マニュアルというのはあるわけで、どうやって成約にこぎ着けるかは、あくまでもテクニックの問題であって、それ自体が悪じゃないでしょう。相手がお年寄りならともかく、言ってみれば、それは消費者の自己責任みたいなもので。
私の世代の認識としては、そもそも会話が成立した時点で、貴方の負けです。
だから相手には申し訳ないけれど、セールスマンとは会話しない、その主義を徹底することです。逆に言えば、営業マンにしてみれば、ほんの二言三言でも一度会話が成立してしまえば、それは成約にこぎ着けたも同然みたいな凄腕な人々は掃いて捨てるほどいるわけですから、そこは消費者として武装しないと。
~~~~~~~~~~~~~
▲▽村社会にとっての移民問題▽▲
※ 投資家バフェット氏「私は米国株を買っている」
http://www.nikkei.co.jp/news/main/20081018AT2M1703N17102008.html
>「投資のルールはシンプルで、他の人が欲張っているときには恐れを抱き、他
の人が恐怖にさいなまれている時に強欲になることだ」<
全ての投資家に捧げたい言葉。
*ネット証券申し込み急増 株価暴落で「逆張り」狙いか
http://sankei.jp.msn.com/economy/finance/081018/fnc0810180915005-n1.htm
これぞ、神の見えざる手という所ですね。
※ 経団連の「移民受け入れ」提言に猛烈批判
http://news.cocolog-nifty.com/cs/catalog/cocolog-news_article/
catalog_domestic-200810162227_1.htm (←繋いで下さい)
ネットはそんなものでしょう。今週、たまたま扱うネタが多くて、しかも私のブログでは、始終移民問題を扱っていたのでスルーしたのですが、とあるところでこのニュースで盛り上がっていまして、ところがいつも私が寝ている時間帯に盛り上がったものだから、とうとう議論に絡めなかった。
その時そこで、そもそも結婚して子育てしている人間しか、この話をする資格は無いんじゃないか? みたいな話が、移民反対の子育て中パパさんから出されたわけです(^_^;)。それを読んだ瞬間は、いやさすがにそれを言っちゃお終いだろう、と思った。
でもしばらくそれを考えていて、実はそうかも知れないな…‥、と思い直してもいるわけですよ。というのは、世の中には、フィリピンや中国から花嫁を貰ってまで結婚に固執して痛い目に遭っている男性もいる。結婚する理由は様々だろうけれど、その人たちは、少なくとも国家や社会の構成員たる義務を果たそうとしているわけです。
一方で、結婚しないことをして、「したくても結婚できないのだ」という、ある種外的要因のごとく語って嘆く男性もいる。もちろん、ここで、それは努力が足りないからだ、あるいは高望みが過ぎるからだ、というのは容易い。あるいは既婚者がそれを言っては行けないのかも知れない。「結婚は妥協の産物である」
が主義の私は9割方そう思っていますけれどね。
でも、結果として、独身者が、永続する社会を構築する義務を果たしていない、という事実はいかんとも否定しがたい。もちろん、独身者や、子供不要の夫婦は、国家財政に貢献することによって、子供の面倒も見ているし、自分たちの老後をペイするだけの税金も払っていると、胸を張れるかも知れない。
私たちの社会は、主義主張の外で、望んでも子供が得られない人々もいて、もちろん障害者もいて、みんなで抱擁して暮らしていかなければならない。それが文明社会です。
ただ、残念ながら、独身者の稼ぎや、共稼ぎ夫婦の稼ぎは、少子高齢化という社会に於いては、老後の面倒を見るどころか、今そこにある経済のパイを維持することにすら、ひょっとしたらさして貢献しないかもしれないという現実があるわけです。その経済効果を、少子高齢化のコストや経済縮小による効果の方が上回ってしまう(ここではもちろん、移民推進派は、そのコストを凌駕して、それらにメリットがあることを論証する義務も発生するわけですが)。
昨日の切込隊長のエントリーを読んで、自分のビジネスセンスに自信があれば、パイが小さくなることは気にならないかも知れない。あるいは富める者は、老後の心配もしなくても良いかも入れない…‥。と思う一方で、私は60年代から70年代の高度成長の中で育ちました。明日の暮らしは今日より確実に良くなる、というライジング・サンそのもの時代背景で育ち、イノベーションを目の当たりにして今日まで生きてきました。
そんな私は、自分の息子たちに、年寄りばかり増え、通った学校が潰れ、あらかたのイノベーションも終わった社会で生きろ、とは、とても言えません。自分の子供たちにも、明日には明るい未来がある、と信じて成長して欲しい。
* ところで、移民失敗の事例として、しばしばヨーロッパの移民問題が持ち出されますが、ちょっと考えないといけないのは、ヨーロッパって、もともとは人の移動は自由だったんですよね。芸術家は大陸中を旅して回って稼いでいたし、王家に至っては、それ王家の血筋を名乗れるほどの純粋さは無いでしょう、というくらい、各国の王家間で婚姻が繰り返された。 もちろん、そういう自由な行き来があった国々でさえ、今は失敗しているじゃないか? という批判も出来るわけではありますが。
* 子供を作る意志のない共稼ぎ夫婦の理由は、たいがいが「自分たちの時間が奪われる」「そんな余裕は無い」、ですが、子供がいる家庭は、逆にそういう夫婦と比較して、「そんな余裕がある」わけでもなければ、もちろん夫婦の時間だって犠牲にしているということを忘れて欲しく無いと思う。また独身者が、既婚者と比較してより多くの稼ぎがあって多くを納税しているわけでもない。その点を考えると、ぐたぐた言って結婚できない、と嘆く野郎や、子供を作らない夫婦というのは、村社会の最低限の掟に真っ向挑戦する実に身勝手な連中だ…‥、と書いたら、やっぱりあんたは勝ち組だからそんなことが言えるんだ、と言われるだろうか。もちろん私は、昨今の結婚難がワープア世代の収入不足に起因し、それは国や社会にも責任の一端があることを承知するけれども。
* 私が移民反対の意見でほとんど唯一賛成できるのは、それを考える前に、まず国内で人口を回復する努力をすべきだ、という点ですね。国も社会も、その努力をしたとはとても言えないから。
※ 海賊対策に自衛隊 首相、ソマリア沖派遣に新法検討
http://www.asahi.com/politics/update/1017/TKY200810170373.html
>長島昭久氏(民主党)
たまたまこの場面をテレビで見てまして、あれ? この議員さん自民党だったっけ? と思うほど勇ましい質疑で驚いたんですけれど。 確かに、今年に入ってからの、あの辺りでの海賊行為というのは、過去と比較すると、激増と言って良いくらいでして、何かの対策は必要でしょう。現実論としては、各国で連合軍を構成するしかない。
ただ海自を参加させるとなると、今の人員面の問題はさておいても、これはどうしても海賊が出撃してくる沿岸国の主権問題を避けては通れない。そこを無視出来るのはアメリカだけでしょう。そこをクリアしないと、艦船は出したけれど、何も出来ない、という状況になると思いますね。
※ 鹿県警巡査パト淫行 規定時間超え巡回
http://373news.com/modules/pickup/index.php?storyid=13269
凄くくだらない事件で、国民の皆様には申し訳ない限りなのですが、この事件で明らかになったことは、原発警備であるにも関わらず、警官一人でのパトロールが常態化していたことで、そんなに人手がいないのであれば、せめて警備会社の人間を同乗させるくらいのことはすべきでしょう。どこかでその警官が襲撃され、パトカーや制服が奪われたりしたらどうするんですか。
※ 米国政府、空母・潜水艦以外の海軍艦船にも原子力機関を搭載へ
http://www.technobahn.com/cgi-bin/news/read2?f=200810172128
それでスケールメリットが出るのは強襲揚陸艦くらいですよね。そう言えば、ロングビーチはどうしてあれで終わってしまったんでしょうね。やっぱりサイズが小さくなると、揺れの問題とか起こって来るんだろうか。
※ 何かが起きた?北朝鮮が在外公館に「禁足令」
http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20081017-OYT1T00840.htm?from=main4
民衆が悪党を吊す瞬間は来なかったということか。
※ 北方領土開発、日本に秋波 露サハリン知事 不況深刻、「領土」棚上げ
http://sankei.jp.msn.com/world/europe/081017/erp0810172208005-n1.htm
あ~あ、案の定、開発は口約束で終わったね。
※ 会見場に国旗設置=記者側からは抗議も-中川財務相
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2008101700411
これはもうその記者の固有名詞と社名を晒して貰うしかありませんねぇ~、というようなことはちゃねら~に言わせておくとして、ただそんなに気にくわないのであれば、こそこそ記者クラブで言わずに、堂々と書名記事を書くべきだと思う。
※ 足利女児殺害、DNA型再鑑定へ 高裁、再審請求めぐり
http://www.asahi.com/national/update/1017/TKY200810160379.html
最近、再審請求は開かずの扉と化していましたから、ちょっと俄には信じられないのですが、この問題が難しいのは、もし彼が無実だとすると、もちろん全くの冤罪なわけですが、警察としては解決したつもりでいる他の幼女殺人事件も一挙に未解決事件ということになってしまうんですよね。
※ NY原油、終値70ドル割れ 1年2カ月ぶり、需要減鮮明
http://www.nikkei.co.jp/news/main/20081017AT2M1700X17102008.html
結局、行き場を失ったマネーが原油市場に戻ってくるみたいな話もありましたが、どうやら新興国の需要も冷え切ってそれも無さそうですね。私は一貫して、実需は無い、投機が原油高騰の原因だと述べてきましたが、エコノミストには、かたくなに「実需」説を採る人々がいたんですよね。あれは何だったんだろう。
※ 墜ちた偶像アイスランドの金融危機が示す。「金融立国ニッポン」の見果て
ぬ夢
http://diamond.jp/series/kishi/10011/
>「日本はものづくりの国であり、金融のような虚業よりも原点回帰すべき」というステレオタイプの議論に与する気もありません。今や製造業が日本のGDPに占める割合は2割程度しかなく、かつ日本の製造業のグローバルな競争力は実はそんなに高くありません。<
いかにも竹中のブレーンだった先生が言いそうなことですが、私はこの考えは間違っていると思います。日本では、その2割のGDPが5割の国内消費を支えているんですよ。それに日本の製造業の競争力が実は高くない、と言った時に使われるのは、せいぜい価格競争力くらいのものでしょう。製品のクオリティまで入ってないじゃないですか。
※ 「一瞬で立ち上がるWindows」を目指し、マイクロソフトがユーザー意識調査を実施
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20081017-00000002-cwj-sci
それなんてサスペンド? それってでも、シリコン・ディスクのメモリーからOSが立ち上がるにしても、全部読み込むとなると、ロード時間は相当掛かって、それは結局現状のSSDの読み込みスピードではHDDに負けちゃうじゃないですか。うんなもんMSには後10年掛かっても作れないでしょう。
※ NHKスペシャル
>世界同時食糧危機(1) アメリカ頼みの“食”が破綻(たん)する▽世界同時食糧危機(1)▽なぜ食べ物は値上がりを続けるか▽三食とれない公務員▽急成長!穀物高騰にわく巨大商社▽アメリカ頼み日本の食卓は?<
穀物が買えなくなって国民が飢え始めているエルサルバドルのケースは可哀想でしたね。アメリカの日本での成功体験が、その後世界中に穀物を売り歩く時のテキストになったというのも皮肉な話ですが。
ある種の奴隷というか、麻薬ですよね。安く売ってシャブ漬けにしておいて、いざそこから抜けられなくなったところで、値段を上げるなんて。
※ 新大阪―鹿児島中央の直通新幹線、愛称を募集
http://www.asahi.com/travel/news/SEB200810170011.html
よーし! パパも応募しちゃうぞ。
1.「きんこう」
2.「さくらじま」
3.「さつま」
すんません。出直して来ます(-_-;)。
※ オレが配管工のジョーだ! 米大統領選、増税論議で「時の人」に
http://sankei.jp.msn.com/world/america/081017/amr0810171947008-n1.htm
米大統領選2候補、ジョークでも競い合う…軍配は?
http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20081017-OYT1T00646.htm
全くおびょーきな連中。でもパーティは面白かった。
※ 前日の空虚重量67.4キロ
普段はマック込みでちんたら2時間半掛かっているコースを、タイムアタックでマック込み2時間で歩いて見る。正直辛かった。単眼鏡の使い勝手が良くない。カメラのズームレンズに慣れきっているせいか、単眼鏡を構えた後、うろちょろしないとターゲットを捕捉できない。
※ ゲ-トウェイ21
木曜の報ステで、実質詐欺ですが、かつて伝説の営業マンと呼ばれていた社長自ら作ったという営業トーク・マニュアルに関して、おどろおどろしくレポートしていたんですよ。
営業マンはそのマニュアルをマスターして、学生を事実上軟禁状態にして契約を取ると。
あれはマスゴミの良くない所で、ああいうのを必ず悪の権化みたいに取り上げるでしょう。でも営業マニュアルなんて何処にでもあるじゃん。それは広告を取らなきゃならないテレビ局の営業にだってあるでしょう。それをしてイメージ操作するのはどうかと思う。
私は、幸いその手の営業に捕まったことは一度も無いんですよ。そういう金銭的な余裕を持ったことも無いし、何より私の世代は、原理の恐ろしさ巧みさが身に染み付いていますから、一度それに付き合って話を聞いてしまったら、もうお終いだ、という意識が徹底しているんですよ。 私は原理と戦っていた頃のアサジャに出入りもしていたから、彼らの手口は良く知っています。それはもう、あの頃の原理のテクニックは、凡百の悪徳企業も及ばないほど見事なものでした。たぶん元を辿ったら原理のマニュアルという代
物が一杯いろんな企業で使われていると思いますよ。
今の若者は、ああいう集団に晒されることなく、純粋培養されているから、ちょっと気の毒でもありますよね。ただ、繰り返すけれど、どんな商売にも営業トーク、営業マニュアルというのはあるわけで、どうやって成約にこぎ着けるかは、あくまでもテクニックの問題であって、それ自体が悪じゃないでしょう。相手がお年寄りならともかく、言ってみれば、それは消費者の自己責任みたいなもので。
私の世代の認識としては、そもそも会話が成立した時点で、貴方の負けです。
だから相手には申し訳ないけれど、セールスマンとは会話しない、その主義を徹底することです。逆に言えば、営業マンにしてみれば、ほんの二言三言でも一度会話が成立してしまえば、それは成約にこぎ着けたも同然みたいな凄腕な人々は掃いて捨てるほどいるわけですから、そこは消費者として武装しないと。
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