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身代金だけで、18億3400万円から30億5700万円!

ウクライナ船乗っ取り、積み荷の戦車はスーダンに

 【ロンドン=木村正人】アフリカ東部のソマリア沖で戦車や弾薬を積んだウクライナの貨物船が海賊に乗っ取られた事件で、積み荷の兵器は紛争国のスーダンに送られる途中だったことが分かった。英BBC放送が入手した送り状には「南スーダン政府」の略号が記されており、スウェーデンのストックホルム国際平和研究所のホルトム氏は「ウクライナの輸出した武器が紛争国に横流しされている疑惑の一端が明らかになった」と話した。

 送り状には旧ソ連製のT72型戦車33台、てき弾発射装置、弾薬などが記され、契約番号の中に南スーダン政府のことを示す略号が含まれていた。スーダンでは2005年にスーダン政府と南部のスーダン人民解放運動が和平に合意し、南北内戦は終結。翌年に南スーダン政府が樹立された。

 戦車が南スーダン政府に配備されると、和平の前提である南北の戦力バランスが崩れる恐れがある。

 ウクライナ政府の発表では、積み荷は紛争国ではないケニアに合法的に輸出されることになっていた。しかし、
実際にはケニア経由で南スーダン政府に運ばれる計画だったようだ。

 同氏によると、ウクライナは04~07年にかけ27カ国に小・軽火器を輸出しているが、欧州連合(EU)加盟などを念頭に国連に報告するなど武器輸出の透明性を増してきた。
しかし、リビヤやチャド、ケニアに輸出された小・軽火器がスーダンなどの紛争国に横流しされている疑惑が以前から指摘されていた。

 同氏は「ウクライナがかかわっていたわけではないが、武器輸出国として最終の行き先には目を光らせるべきだ」と語った。

 一方、英王立国際問題研究所(チャタムハウス)の報告書によると、今年に入ってソマリア沖で海賊に襲われた貨物船などは61隻にのぼっており、昨年1年間と比べても2・5倍の急増ぶり。身代金の要求額もうなぎ上りに上昇しているといい、今年だけで計1800万~3000万ドル(
18億3400万~30億5700万円)の身代金が支払われたという。

 こうした事態を受け、EU加盟国の有志国が協力して海賊対策を進める動きも出てきている。

10月17日10時2分配信 産経新聞

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20081017-00000512-san-int

スーダン南政府を助けていたケニアの受取人たちも、

途中で武器をソマリアの海賊に奪われて困っているだろうね。

せっかく、ウクライナから買った武器を途中で

海賊に奪われているのだから。

ソマリアの海賊は、懲らしめないと調子に乗っている。

今年だけで18億円から30億円の身代金が海賊たちに

支払われた。

死ぬような目に会わないと、海賊行為をやめる気など

無いと思います。