いまこそソマリアに軍艦旗を!(国民年金の花柳な生活) | 日本のお姉さん

いまこそソマリアに軍艦旗を!(国民年金の花柳な生活)

いまこそソマリアに軍艦旗を!(国民年金の花柳な生活)

http://www5.diary.ne.jp/i_log.cgi?user=514369&log=now

今日の「タイトル」いささか気になるが、誰も言わないから掲げる事にした。
 【今こそソマリアに軍艦旗をはためかす秋(とき)である。】

 そういう声が日本の何処からも掛かって来ないのが寧ろ不思議である。あ、「軍艦旗」と言ってはいけないのか。「護衛艦旗?」「自衛艦旗?」どちらもサマにならないから「旭日旗」と言っておこう。朝日新聞の社旗に似ているけれど、あれは朝日新聞社が軍艦旗を真似て作ったものです(と、思う)。

 ただ、軍艦旗の旭光は16本だ。朝日新聞は少ないが、真似た朝日が悪い訳じゃない、昔、日本の国民は海軍をこよなく愛し、誇りに思っていたから自然にああいう発想になったのだ。

 《ついにドイツがソマリアの”海賊退治”に軍艦3隻をこの海域に送り込んだ。ドイツ憲法は外国の海での武力行使を禁じている。日本と同じ様に第二次世界大戦の呪縛から、ドイツ船への襲撃を目撃した場合に限って「緊急支援」をするだけだった。(産経)》

 《ソマリアの海賊に襲撃されっぱなしのドイツ船首協会は、さすがに堪忍袋の緒が切れた。ドイツ政府に対して、「いくら何でも情けない」と武力で追い払うよう嘆願した。》

 《この海域で今年は8月までに海賊事件が53件発生し、うち身代金目的の乗員誘拐事件は30件にのぼるという》海賊の跳梁に対抗して各国は積極的にこの海域に艦艇を派遣している。《4月に日本船籍のタンカー「高山」がソマリア海賊の襲撃を受けるなど5件が被害にあい、うち2隻がシージャックされている。ドイツと同様に日本船首協会も政府に海賊対策を求めたもののラチがあかない》

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日本のお姉さんの意見。↓

どうしてドイツが戦艦をソマリアに出したから日本も出していいのかなと一瞬思ったが、ドイツも先の戦争で負けた国だけど、自国のタンカーをまもるために、とうとう軍艦3隻を出してきたのだということなのですね。じゃあ、日本も出していいんじゃない?タンカーを攻撃されたら、困るじゃん。

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(2)

http://www5.diary.ne.jp/i_log.cgi?user=514369&log=200810&start=1

次に引用するのは今日の朝鮮日報の記事である。

 《韓国政府が14日、海賊による韓国人拉致事件が相次いでいるソマリアに、海軍艦艇を派遣するかどうかに対する判断を下すため、今月中にも政府合同調査団を派遣することにした。》

 《韓国籍の船に対する被害も相次いでおり、2006年から07年にかけてトンウォン号とマブノ1、2号が拉致され、それぞれ117日、174日後に釈放された。また、今年9月10日に拉致されたブライト・ルビー号は、釈放に向けた交渉がいまだに続けられている。韓国は、海運貨物の26%がこの地域を通過するため、被害は今後も拡大していく可能性が高い。》

 《政府の関係者は「3300キロに上るソマリア海岸全域をカバーするのは不可能だが、海軍が存在しているということ自体が象徴的な脅威となるため、派兵国の船は拉致の対象から外される」と説明している。現在、米国、英国、フランス、ドイツ、オーストラリアをはじめとする20カ国が連合海軍(CTF)を構成し、ソマリア沿岸で活動しており、これらの国の拉致被害は大幅に減っている。》

 《外交部の関係者は「韓国人が拉致される度に連合海軍に支援を要請しているが、“強力な海軍を保有しているにもかかわらず、他国を支援するどころか、いつも支援を要請する側に回っている”という他国の視線を感じる」と話す。》

 悔しいが韓国の方が日本よりまともだ。

 先日、日本国民はアメリカが拉致問題をそのまま残して、北鮮のテロ支援国指定を解除した事に落胆した。しかし、目の前で今将に起きている「拉致」事件を放り出したままで、他国に協力を申し込んでも相手にされないのは寧ろ当然かも知れない。

 自国の船は自国で守るというごく当たり前の事を日本もやらなければならない秋が来たのである。勿論、予め法の呪縛は解かなければならないが。

 お断りしておくが、私は軍国主義者でも右翼でもない。ただ、真っ当に物事を見ればこういう結論になるのだ。