今日の経済オチ(陳さんのWorldView)
本日の相場・経済オチ。(陳胡痒)
▼IMFが緊急融資枠を提供、EU諸国に協調行動求める(AFP)
- 2008年10月10日 02:37 発信地:ワシントンD.C./米国
【10月10日 AFP】(一部更新)国際通貨基金(International Monetary Fund、IMF)のドミニク・ストロスカーン(Dominique Strauss-Kahn)専務理事は9日、世界的な金融危機で財政難に陥った国に対し、緊急融資枠の提供を開始したと発表した。
ストロスカーン専務理事は記者会見で、「危機対応に焦点を絞って融資条件を簡素化した融資制度によって(支援要請に)迅速に対応するため、IMFの緊急融資手続きを8日に開始した」と発表した。
同専務理事は、世界経済は1930年代の大恐慌以来最悪の金融危機によって「リセッション(景気後退)の瀬戸際にある」と説明。「一部の新興国で発生が予想される問題を解決するため」に緊急融資の開始に踏み切ったと述べ、「問題に直面している国のどのような要請にも、IMFは応じる用意がある」と付け加えた。
また、危機対応においては欧州連合(EU
)各国は一国による一方的な行動を避け、協調して対策を実施すべきだと強調。「協力・協調した行動が(対策の)成功には不可欠。あらゆる協力関係が推奨されるべきだ」と述べ、単独行動は「非難、阻止されるべき」との考えを示した。(c)AFP
~~~~~~~~~~
まさかヨーロッパの国からIMFのお世話になる国が出るようになる事態になろうとはねぇ。(陳胡痒)
~~~~~~~~~~
▼格付け会社のスタンダード&プアーズ(S&P)は9日、日本の金融機関が欧米の金融機関と比べて金融危機への耐性が強いとする見方を示した。(iza)
10月9日
格付け会社のスタンダード&プアーズ(S&P)は9日、日本の金融機関が欧米の金融機関と比べて金融危機への耐性が強いとする見方を示した。欧米金融機関が預金残高を上回る貸出残高を抱え、資金調達難に直面しているのに対し、日本の金融機関は預金残高の方が上回っており、資金ショートに陥りにくいという。この相違点が、今後の格付けに影響するとしている。
S&Pの集計によると、経営の健全性を示す自己資本比率は、昨年末時点で三菱UFJ、三井住友、みずほの3グループとも7%台。欧米の主要金融機関も7~8%台だったが、その後に米の低所得者向け高金利型住宅ローン(サブプライムローン)問題の深刻化で不良債権が増加。最近の株安で資本も大幅に目減りし、早急な資本増強を迫られている。
格付けは、“平時”には収益性が注目される傾向にある。しかし、S&Pは現在の金融危機下では、資金調達リスクも重視するとしている。
▼米政府、近く金融システムに公的資金注入=CEA委員長 (ロイター)
2008年10月10日(金)09時18分
[ワシントン 9日 ロイター] 米大統領経済諮問委員会(CEA)のラジア委員長は9日、現在の経済の低迷に対応するためには金融システムへの資本注入が必要であり、米政府が近く実行すると述べた。
ラジア委員長はCNNに対し「われわれが検討していることについてまだいくらかの不一致があるが、われわれは(資金注入について)広範な権限を持っている」とし、「(資金注入には)長い時間はかからないだろう。非常に短期間のうちに市場は安堵(あんど)することになる」と述べた。
http://blog.livedoor.jp/fgejtocfk4fk5j23dk5/archives/619313.html