中国、対米軍事交流中止
中国、対米軍事交流中止
【大紀元日本10月8日】中国当局はこのほど、米国との軍事・外交交流を中止すると発表した。米国が台湾に65億ドルの武器を輸出するのを抗議するためとみられる。
10月3日、米国政府は対台湾武器禁輸を解禁、防空ミサイルや、攻撃ヘリコプタなどの武器(総額65億ドル)の輸出を公表した。
BBCによると、それを受け、中国当局は米国政府に対し、政府レベルの訪問とその他の軍の協力計画を中止すると伝えた。
中国人民解放軍将軍が近いうちに、米国を訪問する予定だった。その他の軍部関係者の訪問や、海軍艦隊の訪問も取り消しとなった。また、大量殺傷武器の拡散防止の交渉も無期限延期。
米国政府関係者は、中国当局は両国の軍事交流を政治化していると指摘、それによって多くの機会を失うことになると述べた。米国国務省は、対台湾武器輸出は「台湾関係法」に基づいているとし、台湾の防衛強化に協力する一環であると示した。ロバート・ウッド報道官補佐は、中国当局の反応に遺憾の意を示した。翻訳編集・叶子)
【大紀元日本10月8日】中国当局はこのほど、米国との軍事・外交交流を中止すると発表した。米国が台湾に65億ドルの武器を輸出するのを抗議するためとみられる。
10月3日、米国政府は対台湾武器禁輸を解禁、防空ミサイルや、攻撃ヘリコプタなどの武器(総額65億ドル)の輸出を公表した。
BBCによると、それを受け、中国当局は米国政府に対し、政府レベルの訪問とその他の軍の協力計画を中止すると伝えた。
中国人民解放軍将軍が近いうちに、米国を訪問する予定だった。その他の軍部関係者の訪問や、海軍艦隊の訪問も取り消しとなった。また、大量殺傷武器の拡散防止の交渉も無期限延期。
米国政府関係者は、中国当局は両国の軍事交流を政治化していると指摘、それによって多くの機会を失うことになると述べた。米国国務省は、対台湾武器輸出は「台湾関係法」に基づいているとし、台湾の防衛強化に協力する一環であると示した。ロバート・ウッド報道官補佐は、中国当局の反応に遺憾の意を示した。翻訳編集・叶子)
(08/10/08 06:15)
【大紀元日本10月9日】ドイツメディアの報道によると、中国当局の人権弾圧を擁護する発言をしたドイツ政府系メディア「ドイチェ・ベレ」の中国語報道部の張丹紅氏が副部長を解任された。同氏は今後、編集者として同局に留まる。
張丹紅氏(42)は80年代末北京大学(ドイツ語専攻)を卒業後、ドイツに留学。その後「ドイツの声」放送局に入社、中国語報道部の記者・編集者として勤め、副部長にまで昇進した。これまで、チベット弾圧について、中国共産党はチベット文化への保護に重大な貢献をしているなどと発言。北京五輪前、張丹紅氏は北京五輪直前には「中国共産党は『世界人権宣言』第三条の実現に「世界のいかなる政治勢力よりも多大の貢献を捧げた」とコメント。五輪期間中にチベットと法輪功のサイトへのインターネット封鎖が解除されないことについては「ドイツでも児童ポルノと極右翼のサイトは見られない」と語った。
これら一連の発言はドイツ政界とメディアから強い非難を招き、「『ドイチェ・ベレ』の職務に相応しくない」「中国共産党への賛美」との見方が続発。「ドイチェ・ベレ」は8月22日、張丹紅氏に期限付きで司会降板の処分を下した。
一方、同国の「連邦共和国作家連盟」の作家59人が連名で、ドイツ連邦議会に公開状を提出し、同政府系ラジオ局の過去5年間の中国語報道番組を審査するなどを要求した。公開状では、「中国共産党の党員が『ドイチェ・ベレ』に在職していないか、また、その職員は記者の職業倫理に反して、中国共産党と不正につながっているのではないか」と疑問を提起している。
これに対して、「ドイチェ・ベレ」のアンスジャル社長は、同公開状に関するコメントを拒否。
今回、張丹紅が副部長を解任されたのは、このような強い抗議のためとも考えられている。
「連邦共和国作家連盟」は1992年に設立。会員は60名。ノーベル文学賞を受賞したハンガリーの作家 ケルテース・イムレ氏など多くの有名作家が今回の公開状に署名した。
一方、中国当局の官製メディア新華社は、今回の解任に関して「ドイツ政界とメディアによる張丹紅氏への批判は、かつてのナチの異議者への対応を連想させる」「ドイツ社会での中国を支持する言論への抑圧であり、言論の自由の破壊」として、張氏を愛国の英雄と讃えている。(翻訳編集・叶子)
張丹紅氏(42)は80年代末北京大学(ドイツ語専攻)を卒業後、ドイツに留学。その後「ドイツの声」放送局に入社、中国語報道部の記者・編集者として勤め、副部長にまで昇進した。これまで、チベット弾圧について、中国共産党はチベット文化への保護に重大な貢献をしているなどと発言。北京五輪前、張丹紅氏は北京五輪直前には「中国共産党は『世界人権宣言』第三条の実現に「世界のいかなる政治勢力よりも多大の貢献を捧げた」とコメント。五輪期間中にチベットと法輪功のサイトへのインターネット封鎖が解除されないことについては「ドイツでも児童ポルノと極右翼のサイトは見られない」と語った。
これら一連の発言はドイツ政界とメディアから強い非難を招き、「『ドイチェ・ベレ』の職務に相応しくない」「中国共産党への賛美」との見方が続発。「ドイチェ・ベレ」は8月22日、張丹紅氏に期限付きで司会降板の処分を下した。
一方、同国の「連邦共和国作家連盟」の作家59人が連名で、ドイツ連邦議会に公開状を提出し、同政府系ラジオ局の過去5年間の中国語報道番組を審査するなどを要求した。公開状では、「中国共産党の党員が『ドイチェ・ベレ』に在職していないか、また、その職員は記者の職業倫理に反して、中国共産党と不正につながっているのではないか」と疑問を提起している。
これに対して、「ドイチェ・ベレ」のアンスジャル社長は、同公開状に関するコメントを拒否。
今回、張丹紅が副部長を解任されたのは、このような強い抗議のためとも考えられている。
「連邦共和国作家連盟」は1992年に設立。会員は60名。ノーベル文学賞を受賞したハンガリーの作家 ケルテース・イムレ氏など多くの有名作家が今回の公開状に署名した。
一方、中国当局の官製メディア新華社は、今回の解任に関して「ドイツ政界とメディアによる張丹紅氏への批判は、かつてのナチの異議者への対応を連想させる」「ドイツ社会での中国を支持する言論への抑圧であり、言論の自由の破壊」として、張氏を愛国の英雄と讃えている。(翻訳編集・叶子)
張丹紅氏(42)はチュウゴクの工作員だと思います。
本人が意識していなくても、工作員です。
(08/10/09 07:34)