頂門の一針 | 日本のお姉さん

頂門の一針

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”解散先送り”の封じ手
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古澤 襄

<民主党は8日、海上自衛隊によるインド洋での給油活動延長に向けた新テロ対策特別措置法改正案について、週内の衆院通過を容認する方針を固めた。改正案には反対する。麻生太郎首相が衆院選の争点とする意向を示していることから、審議に応じて立場を明確にした上で、早期の衆院解散を促す方針だ。

民主党が参院で否決した場合、与党側は衆院で再可決する構え。給油活動が継続される可能性が出てきた。(共同)>

補正予算に賛成する民主党の政策転換は分かっていたが、インド洋の給油活動延長までもが、週内に衆院可決を容認(反対票を投じるが)というから、民主党は年内解散のためには”なりふり”を構っておれない心境の様だ。

これを称して民主党国対は、”解散先送り”封じの一手と言っているらしい。推理小説の読み過ぎではないか?補正予算の賛成を決めた民主党について毎日記事は、読み様によってはかなり辛辣な響きがある。

<民主党は7日、08年度補正予算案に賛成する方針を決めた。背景には、麻生太郎首相が衆院解散よりも補正予算成立を優先させる方針を鮮明にしていることを踏まえ、成立に向けた柔軟姿勢を示すことで、早期解散のための環境を整備する狙いがある。

「(首相が成立を目指す)補正も、インド洋給油継続のための新テロ特別措置法改正案も、解散したくない理由を探しているだけだ。だったらこっちが解散する条件を全部整える」。民主党国対幹部は7日語った。

補正についてはもともと「大した内容ではなくわざわざ反対するまでもない。重要なのは賛否より速やかに結論を出して衆院解散してもらうこと」(幹部)との意見が党内の大勢だった。

こうした意見は、首相が解散に絡めて追加景気対策、新テロ特措法と新たな争点を持ち出すにつれ、解散先送りを警戒してより強まった。

6日の幹部会では小沢一郎代表に補正賛否の対応を一任。小沢氏は7日夕、直嶋正行政調会長に電話で賛成の方針を伝えた。次期衆院選を前に世論をにらみ、「反対だけだと『政局のために景気対策に反対する民主党』となってしまう」(党幹部)との判断も働いたとみられる。(毎日)


遠慮せずに言わせて貰えば、解散権は麻生首相が持っている。総選挙という関ヶ原の合戦を前にして、合戦の頃合いを図って、相手方の兵糧が枯渇するのを待つのは、兵法の常ではなかろうか。
”解散先送り”の封じ手と自画自賛している様では、麻生・家康の思う壺にはまる気がする。

杜父魚ブログの全記事・索引リスト(10月1日現在2358本)

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FEDが新機関設立の構え
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「宮崎正弘の国際ニュース・早読み」 
(速報)
 FED、銀行の頭越しに企業のCPを買い取る新機関設立のかまえ
  どうやら米国の金融は、資金繰りがカラッケツの様相だ
(先に紹介済みなのでカット)
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アメリカ式経営に思う
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前田 正晶

千人に一人か、百人に一人か?:

90年代に入ってからでしたか、帰りの機内で隣り合わせた某化工建設のアメリカ支店の責任者、確か東大・工学部卒と名乗りました、に「アメリカ人は千人に一人くらいしかまともな人がいない。その輝く一人は到底我々が及ばない切れ者で秀才である。その切れ者が残りの者を引っ張っていくのがアメリカの経営。その一人が誤ると全体が転ける」と私が言いました。

彼は「概ね賛成だが、千人に一人は言い過ぎ。精々百人に一人と言うべきではないか」と反論されました。何れにせよ、こういう構図であるのがアメリカの会社組織です。

今回もその一人が路を踏み外して、リーマンブラザーズが破綻したと捉えることも出来るでしょう。そのファルドCEOが300億円だかを取っていたのはありそうなことで驚きませんが、経営に失敗すればあのように非難されるでしょう。

狩猟民族対農耕民族:

彼らは短期間の結果を求められるし、またそこを狙って「伸るか反るか」の経営手法で攻めます。結果が凶と出れば去るのは当たり前です。そして機会があれば満を持して再登場すればよいと考えているでしょう。

山一を買収して失敗したメリルリンチは、私の予測通りにさっさと撤退しました。だが、再度チャンス到来と思えば、知らん顔で再上陸。これぞ狩猟民族です。彼らはこれを非道徳とも恥知らずとも思っていないでしょう。短期で結果が出るかでないかの勝負。

農耕民族的手法:

簡単な例を思いつくままに挙げれば、我が国の新卒を採用して自社の社風で教育を施して育て、時至れば会社のために成績を挙げる人事制度がそれでしょうか。

一方、アメリカでは必要があれば即戦力を他社から引き抜きをかけるか、公募をして即効性を狙います。彼らは種を蒔いて実がなるまで待ちませんし、そういう手法は考えていないと信じています。

時間をかけて社員を養成することを考えません。狙った獲物を手に入れることで目的達成を考えます。

ボーナス制度:

日本と同じボーナス制度はありません。会社によって異りますが一定以上の地位に達し、その実績を挙げて、会社がそれに相応しいと認めれば「ボーナス・プログラム」に入れて、その年の各個人の業績に応じて応分の額が貰えます。従って何百万ドルもあれば三万ドルもあり得ます。

それとストック・オプションは別でしょう。証券や金融業界ではこれら二つの額が我々の想像を超えています。紙パのような地味な産業でもCEOともなれば2~3百万ドルの年収は普通です。

彼らはそこを狙って巨額の学費を投じてMBAになり、夜も寝ないで働き続けて、早く出世して巨額の収入を得て早く引退して、優雅な引退生活を送ろうとするのです。だからこそ、60歳代で偉くなっては体力が続かず身が保たないのです。

製造業を見捨てた:

私が当初聞いたのは「人件費の高騰で国内生産では採算が取れないので、人件費が安いアジアに進出した理由である」でした。

此処には「強い組合」との戦いは公式には言われていなかったと思います。国内に残った製造業は主原料を国産に頼る装置産業が主体でした。ベルト・コンベイヤー系の業種の多くは国外に出ました。その悪い例が繊維産業でしょう。

そこで残った証券・金融・保険に有名私立大のMBAやPh.D.が多く集い、その百人に一人の頭脳を活かして、ご存知のような金融商品を沢山生み出して「短期勝負」で巨万の富を築いたのだと、私は見ています。

それにアメリカの会社組織内では、ある程度以上の実績を挙げて、ある程度以上の地位と力をつければ、日本の組織内とは異る権限を得ます。
であれば、実績に応じた見返りを取れるようになっていると見ています。
だが、私はそこまでのことはなかったので、これは飽くまでも根拠がある伝聞です。 以上

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マネーゲームが世界を壊した
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 平井 修一

いつも不思議に思うのだが、人は災難が近づいても「逃げ出すよりも呆然と座視する」ことが多いようである。自分もその傾向にある。
昭和20年の東京への空襲の折、永井荷風は3月6日の日記に「市内祝融(火事)の災いを免れしところ追々少なくなれり。わが偏奇館果たして無事に終わるを得るや否や。詩集の草稿を交付す。この日警報昼一回夜一回」と記しており、心配はしているものの疎開する素振りはまったくない。
かくて3月9日は「天気快晴。夜半空襲あり。翌暁四時、わが偏奇館焼亡す」となり、荷風はそれ以後全国あちこちへ疎開し、辛酸を嘗めることになった。

世界経済は現在、大不況の入り口に向かって進んでいる。拱手傍観すれば確実に大打撃を受けることになる。小生は各国が協調して治療にあたっても米国は全治5年、日本や欧米は全治3年と見ているが、具体的な治療方法はどんなものになるのだろう。
米国の金融救済法は成立したものの、実効性が低いのではないかと株式市場の下げは止まらない。現状(容態)はどうなのか。
「日ごとに恐怖と不安が増している。米国債を除いてすべての市場で流動性が完全に不足している」と米国資産運用会社(ブルーグバーム6日)。
経済の血液である金が流れていかないのだ。金を貸したら返してもらえないと不安なのだ。
「いまや投資銀行自体が巨大なヘッジファンドだといっても過言ではない。・・・そのデリバティブの残高は2007年6月末時点で516兆ドル(約5京4000兆円)に達した。世界の国内総生産(GDP)は約54兆ドルだから、いわば実業の世界の実に10倍近い虚構の世界が広がっている。・・・かくして、世界経済は『混乱と大不況の時代』に突入した」(箭内
昇・アローコンサルティング事務所代表、日経6日)。

投資銀行や高リスク・高配当を謳ったヘッジファンドが、投資家から集めた金、金融機関から借りた金を、不動産や企業、さらにはデリバティブ(金融派生商品)にじゃぶじゃぶ投資し、天文学的な残高規模になり、その投資のかなりの部分が不良債権化していることが明らかになってしまった。

金融工学などと言うが、仕組みを簡単に説明すればこうだ。

5000万円の住宅ローンを組む。そのローンがひと口500万円、合計14口7000万円の抵当証券に化ける。この7000万円証券をひと口100万円、合計100口1億円のデリバティブにし、「有利なマネープラン」などと称して投資家に売りまくるのである。

ところが住宅オーナーが返済できずに破産。住宅は2000万円で投売りされる。1億円-2000万円=8000万円が不良債権になる。市場価値が2000万円しかないのにその5倍の1億円が舞ったのだ。

こんな危険なビジネスにウォール街は踊りまくった。欧米も中国も同じ踊りを踊った。実体が白日のもとにさらされてみれば、その自転車操業的脆弱さが誰の目にも明らかだ。パーティは終わった(Party is over)。

夕べは美女だと思ったのが、朝陽に照らされたその姿は死神だった。パンドラの箱が開いてしまった。世界の血液が滞留しはじめ、血栓をつくり、血管が破裂しようとしている。

<アメリカにとって、金融・不動産業は今やGDPに占めるシェアが20%を超える最大の産業に成長しており、その中核を投資銀行ビジネスが担ってきた。・・・

さらに、投資銀行ビジネスの停滞は個人の家計も直撃する。周知のとおり、アメリカは証券の国、投資の国だ。家計の資産構成は投信・株式が43.2%と圧倒的に高く、現預金割合は13.9%と極端に低い(わが国は52.0%)。

今回アメリカの一般国民がサブプライムローン問題で受けたダメージは、われわれの想像以上に甚大で、今後消費や住宅建設の減退などの形で実体経済を直撃することは間違いない。

今後、わが国をはじめ世界がこの苦境から脱出するには、相当の時間とエネルギーを要するだろう>(箭内氏)

各国協調によるドル買いや利下げはいかにも対症療法的だ。問題企業への公的資金注入(一時国有化)を断行すべきである。経営陣を一新してうみを出さなければいけない。

同時に肥満症で身動きできなくなった米国産業界は人、設備、借金のスリム化を図り、政府は貿易収支と財政収支の健全化を目指すべきである。日本はバブル崩壊を乗り切るのに15年もかかってしまったが、その経験を世界経済崩壊を防ぐために大いに活かすべきである。

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杉柾目の割り箸
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渡部亮次郎

♪松です 杉です 檜です と日本政府は歌まで作って植林に励んだ。
今でも両陛下の下で植樹祭が念に1度行なわれているのはその延長である。

特に大東亜戦争中、植樹をしないまま森林を伐採したため日本中の山が坊主になり、保水力を失った。山に降った雨は、森林の葉や根にたまって、徐々に流れ下っていたものが、一挙に下るようになったため敗戦後暫くは各地で大水害が起きた。死者も多数出た。

そこで植林運動が始まったわけだが、植ええたのが杉が大部分。檜がちょっと。これらが用材に成長した頃から大問題が2つ起きた。外国材の輸入増大と杉花粉症の大発症である。欧米には無い「国民病」である。

外国材はカナダ、アメリカ、東南アジヤなどから安価で大量に入ってくる。年間木材総需要のうち、19%が国産材で、81%が海外からの輸入材である。

国産材は人件費の値上がりで極めて高価になっている。わが国の山は急峻で危険が伴うから伐採、搬出の労賃は割り増しになるのは避けられない。ますます外材の輸入が増えてゆく。

ところで杉は風に弱いから、苗は密植しなければならない。しかし、そのままにしたのでは成長しないし、細く育って使い物にならない。そこで考えられたのが「間伐」。

森林の成長過程で密集化する立木を年々間引くのである。間引かれた杉は太さ10cm~20cm内外であり、建築用途の材料などには殆ど向かない。

林野庁の統計によると2006年度の場合、わが国民有林の間伐の実施は28万2000ヘクタールに及んだが間伐された材のうち、搬出、利用されたものは4-5割の324万立方m。

間伐した324万立方mの60%が建築材や梱包材、13%が足場丸太など。24%は合板、集成材、チップ、おがくずなど。昔のような割り箸にはなっていない。料亭の箸は杉柾目の割り箸、京都製と決っていた。

割り箸について、現在では海外から安い輸入品に押され、日本で使われている割り箸の9割以上は中国からの輸入品である。輸入品の多くは、割箸などを製造するために伐採した材木(ポプラ)を用いている。

しかし、中国でも2006年11月から資源保護政策の一環として輸出関税10%が付加されるようになった。このため日本で、割箸を大量に使用する飲食業界では、値上がりや輸入中止などのリスクが危惧されている。それでも国内の間伐材を使っての割り箸製造再開とはすぐには行きそうもない。

元々間伐材は1970年代までは、建築現場の足場材、木柵の材料などに用いられたが、アルミニウム製の単管足場などの普及により需要が低迷した。

1990年代になると、割り箸は輸入に全面転換したため間伐材の需要の低迷により価格が下落。

商品価値が無くなることにより、間伐材売却による収入が途絶え、森林経営の採算が悪化し、放棄される森林が増加した。 2000年代になると、森林整備を支援する一環として、間伐材の消費拡大に向けた動きが本格化。

さらに地球温暖化問題の周知によりエコロジー素材としての需要が急増したが、1990年代の業者撤退の後遺症で生産はなかなか伸びず価格高騰を招いている。

文房具、机などの家具、ガードレール、道路標識の支柱、清涼飲料水の容器(カートカン)、目新しいところでは封筒も登場している。<出典:フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』>

林野庁は森林の持つ国土の保全や地球温暖化の防止などのためには、間伐等の手入れを適時適切に進めていく必要があるとして2007年度からの6年間で330万haの間伐をめざしている。

その基本となる「間伐等促進法」は、京都議定書の第1約束期間における森林吸収目標の達成に向け、平成24年度までの間における森林の間伐等を促進するため、特別の措置を講ずることを目指している。(平成20=2008年5月16日公布・施行)。

ある超有名なタレントが「森林資源を守るためにあたしは割り箸を使わない」とテレビで発言した。真実は逆である。山を守るためというなら、杉林の間伐を大いに進める事が不可欠であり、間伐材としては大いに割り箸に活用してもらいたいのである。

先述のように、流石の中国も外貨と共に森林資源の確保も重要な事に初めて気付き、割り箸の輸出を大幅に制限する挙に出た。しかし日本の飲食業界は国産割り箸に切り替えるとは言わない。原価が高すぎるからである。

間伐しなければ山が荒れる。荒れたら土砂崩れや大水害が多発する。だけど間伐材は売れないし、間伐の手間賃は上がるばかり。この矛盾、当分解決しないだろう。命を守るために杉の割り箸を使わなければならないのだ。

要するに、山を守るのも地球を守るのも人類を守るのも「命がけ」だ。金銭に拘っているうちは出来ない。林野庁任せでは達成できない。地球に息する者すべてが自分の問題として考えなければ解決は始まらない。2008・10・07

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話 の 福 袋
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 ◎「まさかと思った」=受賞決定に南部名誉教授-ノーベル賞
10月8日0時21分配信 時事通信

【シカゴ7日時事】「まさかと思った。光栄だ」。ノーベル物理学賞の受賞決定を受け、南部陽一郎米シカゴ大名誉教授(87)=米国籍=は、シカゴ市内の自宅で取材に応じ、驚きを語った。
南部さんは「こうなるとは思っていなかったので、驚いた。妻は『いたずらじゃないか』と言っていた」と、戸惑い気味に話した。
故湯川秀樹博士のノーベル賞受賞に刺激されて物理学を志したという南部さんは、「私の受賞が若い人の刺激になれば」と笑顔を浮かべた。
後輩に当たる小林誠さん、益川敏英さんと三人での同時受賞が決まったことについて、「光栄で大変なこと。彼らの仕事もノーベル賞に値すると思っていたので、非常にうれしい」と強調。「日本の教育は独創性が欠けていると言われるが、ばかにしたものではない」と力を込めた。
受賞決定後、日本からのお祝いの電話や、地元シカゴのメディアからの取材が相次ぎ、やや疲れた表情も。6年前に受賞した小柴昌俊さん(82)からも電話を受け、「生きてるうちにもらってよかったね」と、喜びを分かち合ったという。 

 ◎13年振りに、医学部門のノーベル賞がドイツのウィルス学の教授に決まりました。ハイデルベルグ ガン研究所の所長を長年勤めたフライブルグ大学の医学部の教授ハラルド ツア ハウゼン(72歳)は、子宮頸ガンの原因は70%がPapillomo Viren Typ HPV 16,18であることを突き止めた。
女性が12~17歳までに予防注射をする事で、予防出来る事からワクチンを開発し、実際にドイツではテレビでも 2007年3月から啓蒙し、予防注射を呼びかけています。子宮頸ガンはかなり危険で、50%の致死率と高い数字になっています。
彼は1970年から、イボのヴィールスが子宮頸がんの原因であるとの孤独な研究の立場から、全世界50万人の臨床試験を行いました。毎年6500人の女性がドイツでは、罹患しています。フランスのエイズ研究者2人も受賞されています。  7.10.2008/ナガヤ ベックマン ケイコ

 ◎花田勝さんがプロデュースする店勤務の6人 残業代支払い求め提訴

元横綱の花田勝さんがプロデュースする飲食店「ChankoDining若」を関西でチェーン展開する「ディバイスリレーションズ」(大阪府吹田市)の社員6人が、会社が不当に残業代を支給していないとし
て、計約1800万円の支払いを求める訴えを7日、京都地裁に起こした。
訴状などによると、6人は平成17年以降に入社した25~31歳の男性社員で、「ChankoDining若京都四条店」(京都市下京区)などに勤務。残業は1日で最大7時間にのぼったが、1人あたり73~
573万円の残業代が支払われていないという。
同社は花田さんが会長を務める会社とフランチャイズ契約を結び、「ChankoDining若」を関西で店舗展開するなどしている。 ディバイスリレーションズの話「責任者が不在で答えられない」10月8日8時6分配信 産経新聞

 ◎歌手5人出演見合わせ=暴力団組長のゴルフコンペ参加で-NHK

9月に開かれた暴力団組長の誕生日を祝うゴルフコンペに参加したと「週刊新潮」に報じられた細川たかしさんら歌手5人について、NHKが番組出演を当面見合わせることを決めたことが8日、分かった。
他の歌手は小林旭さん、中条きよしさん、角川博さん、松原のぶえさん。NHKが所属事務所などに確認したところ、全員が参加を認めたため、双方で話し合い、出演を見送ることで合意した。
10月8日11時2分配信 時事通信


 ◎故趙紫陽・元総書記の名誉回復求める人権活動家、逮捕される

【大紀元日本10月8日】10月7日午前9時、北京市在住の人権活動家・李金平さんは中南海(日本の国会議事堂に相当)の所在地・新華門付近で横断幕を掲げ、学生民主運動を支持したため死ぬまで軟禁されていた故趙紫陽・元総書記の名誉回復を求めるスローガンを叫んだ。その場で公安警察に逮捕されたが、いまだに所在がわからないという。
当時、現場に居合わせた李さんの弟によると、最近、李さんは延べ3回にわたり、「北京市治安総隊」に関連のデモの許可を申請したが許可されなかった。
10月7日午前9時ごろ、中南海の所在地・新華門で、趙氏の名誉回復を訴える横断幕を掲げ、スローガンを叫び続けた。その際に、私服警官2人と公安警察関係者5、6人が李さんに向かって駆けつけ、地面に押し倒し、パトカーに乗せて現場を去った。いまだに、行方がわからないという。

李金平さんは北京市の元警察官、2001年に警察を辞職し、当時自宅軟禁中の趙紫陽・元総書記の身辺の世話をするようになり、2人は親友となった。
2005年1月17日、趙氏の逝去後、李さんは自宅で故人を偲ぶ200平米の霊堂を設置、中国当局に趙氏の名誉回復を求め続けている。毎年、趙氏の命日になると、李さんは当局に身柄拘束されたり、自宅監視されたりしてきた。北京五輪期間中にも、当局に自宅軟禁され、9月19日に解放されたばかり。趙氏を偲ぶ霊堂も数ヶ月前に当局に取り壊された。

 ◎テレビCMでオバマ氏攻勢 翻訳:平井修一

【ワシントンポスト10月7日】大統領選挙が大詰めを迎えているが、The Fixの調査によると、ここ数週間、オバマ候補のテレビCM投入資金はマケイン候補のほぼ3倍に昇っていることが分かった。この資金的な優勢が重要な激戦州でのオバマ氏の勢いに貢献している。
9月30日から10月6日まで、オバマ氏は17の州でテレビCMに2000万ドル以上を投入した。内訳はペンシルバニア州が300万ドル以上、フロリダ州、ミシガン州、オハイオ州はそれぞれ200万ドル以上だった。
同期間にマケイン氏は15の州に720万ドルを費やした。このなかには共和党全国委員会の独立した支出(合計530万ドル)も含まれているが、オバマ氏は単独で800万ドルを支出しており、共和党陣営を上回っている。
オバマ氏によるテレビCMは、マケイン氏を「現在の大統領のクローン」「特に経済問題に関して言及していない候補者」として攻撃している。
金融業界の崩壊問題に合わせて有権者の注意を引き、民主党候補への支持を高めることに成功した。
先週議会を通過したウォール街緊急援助法案について、マケイン氏ら共和党は侃々諤々の議論に揺れたことも影響している。
オバマ氏の集金マシンはここ数ヵ月実績をあげ続けており、8月だけで6750万ドルを集め、8月末で手元資金は7700万ドル以上になった(9月のレポートは10月20日以降に連邦選挙委員会が公表)。
オバマ氏の広告戦略は、一連の非激戦州(インディアナ、ノースカロライナ、コロラド、ヴァージニア)までマケイン氏を引っ張りこむというアイデアに基づいている。これにより資金不足の共和党の動きを抑えよ
うというのだ。
マケイン氏は先週、広告費の負担に耐えられずにミシガン州でのテレビCMを中止した。この間にオバマ氏は220万ドルを投下し、マケイン氏の64万2000ドルを100万ドル以上上回った。15州のうち13州でオバマ氏が豊富な資金力で攻勢を強めている。
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反     響
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 1)荒木純夫です。

「反響」にカイロプラクティックについて書いた自己宣伝ようなことまで掲載頂き,感謝しております。
ただいま2足の草鞋のもう一方のITに関連して,IEC (国際電気標準会議) の「情報構造、ドキュメンテーション及び図記号」という専門委員会の会議に出席のため,プラハに来ています。
天気予報では本日は晴れるはずでしたが,日曜日にこちらについてから,ずっとどんよりした小雨の日が続いております。ただ,気温の絶対値(現在11度)の割には寒さを感じません。湿度が高いせいでしょう。
さて,カイロプラクティックというか整体についてですが,前田正晶さんが続きを書かれていたことに対して補足をしたいと思います。

> これは横からの鞭打ちで、後方からのものよりも遙かに悪質でした。頸椎を衝突で捻挫させられて、2番と3番が右から左にずれて、その隙間に神経が食い込み、酷い自律神経の失調を引き起こします。

これは外傷がないので他人には解って貰えず、猛烈な頭痛と吐き気と脱力感と、思考能力の低下を招来しました。それでも1人で仕事をしていますから、休めなかったのです。悪化するのみでした。<

ひどい目に遭ったご本人には申し訳ないのですが,施術する立場からするとこのような頚椎のずれは意外に簡単に直すことができます(医事法にひっかかるので「治す」とは書けません)。なぜなら器質的疾患ではなく,物理的にずれているだけですから,物理的にずれを治してやれば良いだけのことです。ですから,一発で直すことも可能です。

> そこを野路秀樹先生の力で頸椎を元に戻して頂けてました。それで2週間後に職場復帰して今日に至っております。だが、その精神的な苦痛は未だに頭の中に残っていて、もう100%問題ないと解っていても、何か不調 になると思考能力が衰えてくることがあるのです。


文脈からすると,かなり長い間苦しまれたようですが,それはすなわち慢性化したということでもあります。慢性化したということは,回復するまで時間がかかるということでもあります。


その時,野路秀樹先生の施術を何回受けられたでしょうか。2週間後の職場復帰後も何回か施術を受けられたでしょうか。受けられなかったのでしたら,受けておくべきでした。

慢性化しているということはくせになっていますから,また徐々に元に戻ってしまいます。しかしながら,ある期間,間隔を開けても1週間以内の間隔で4回から5回施術を受けるとほぼ固定します。

ここで書いた回数の施術を受けていてさらに時々不調を訴えるということでしたら,そこで初めて精神的なものと判断することになるかと思います。

私,元々しろうとのレベルで整体の心得があったのですが,私がこの道に入るきっかけになったのは,9年前に突然左膝に激痛が走り,全く歩けなくなったことによります。

その時,当時高田馬場にあった整体も合わせて行なうクリニックに通って施術を受けたのですが,2週間で5回,痛みが治まってきてからも通いました。

直接の原因は骨盤が左下がりになり左足が1センチメートル長かったことによるので,整体を実施したことによる副次的な効果としてO脚が緩和し,身長が1.5センチメートル伸びました。当時きっちり5回施術を受けたので,現在も足の長さがそろったままであることは靴のかかとの減り具合でわかりますし,身長も1センチメートル伸びたままです。

> これは「車の運転をしなくとも、危険が何時襲ってくるかは解らない」という例であると思っております。さらに、「精神的なことまで絡んだ頸椎や背骨等の事故の後遺症は、近代医学では治せない」と東海大学病 院の若手医師に宣告されております。<

私はこの若手医師の方の考え方に同意できません。なぜあきらめてしまうのでしょうか。自分の知識の範囲では治せないのなら,なぜ自分の知識の幅を広げようとしないのでしょうか。まあ,背景には,自分のボスに背けないということもあるのでしょうが。

前回の私の投稿で,日本の整形外科医のほとんどが,カイロプラクティックあるいは整体に背を向け,敵視しているほどであると書きましたが,私が実施している整体の源流は医師でもない五味雅吉という人物が考案した施術で,かつての医学界では「動かない関節」とされた仙腸関節の歪みに腰痛の原因があると看破したことにあるのではないかと思います。要するに「しろうとに何がわかるか」という態度です。または,しろうとに先を越されて面子が立たないという態度ですね。

ちなみに,未だに仙腸関節は動かないと思っている医師が多く,その証拠として,足の左右の長さの違いを確認しようともしません。加えて言えば,肩の高さの左右の違いを見ることもしないようです。
頚椎の場合も物理的に一般的な整形外科でやることは「牽引」がほとんどです。しかしながら,「牽引」は一方向へ力をかけるだけです。
ところが,整体やカイロプラクティックの手技に対して,ほとんどの整形外科は見向きもしないどころか,頭ごなしに「あんなものは効かない。むしろ危険だ」とやります。
さらに,「牽引」が効果的なら良いのですがこれが曲者でして,効くか効かないかわからない,なんとなく気持ちいいというところで止めておかなければいけないものを,目一杯荷重をかけてかえって症状を悪化させてしまっている事例も散見されます。
医師が理学療法士に的確な指示を与えられず,理学療法士のレベルが低いとこういうことが起きます。「整体やカイロプラクティックが危険だとは,良く言うよ」というのが,わたしの本音です。
これら後ろ向きの医師達は,患者にとって何が良いのか,連携して治療していこうと意志が全くありません。メスを握れなくなった癌治療の外科医(整形外科医ではありません)が,それも複数,なぜ私共を頼ってこられるのか,その辺りが全てを物語っているのではないでしょうか。
すなわち,整体やカイロプラクティックはよく選ばないとえらい目に遭いますが,医師も選ばないとえらい目に遭うということです。
ただし,私は「整形外科医よりカイロプラクティックや整体の施術の方が勝る」などと言うつもりは全くございません。カイロプラクティックや整体でできることは限定されたことであり,総合的な判断はやはり整
形外科医が見立てなければなりません。

> 野路秀樹先生は「人間の身体にはどんな病でも自力で治す力がある。私は患者の身体に手を触れてその方向に導いて上げるだけ。私を信じない人は治して上げられない」という人です。<

これは,精神論だけのことに思われるかもしれませんが,施術を行なう上で重要な示唆を含んでいます。人間,どんな人物かもわからない相手にいきなり体を触られたら,どのような反応をするでしょうか。当然緊張し,筋肉に力が入り硬直します。
鶏か卵かの関係になるのですが,骨格の歪みは筋肉の緊張によって引き起こされます。または,骨格が歪むことによって筋肉が緊張します。骨格の歪みをとるにはいろいろな手段がありますが,そのひとつとして筋肉の緊張を取って,骨格の歪みを解消することができます。
ここで,施術をしてくれる人を信用できなくて緊張していたらどうなるでしょうか。せっかく緩めようとしている筋肉が緊張し,施術の効果が全く現れません。
逆に施術者を信用するということは体から緊張がなくなり,施術効果が倍増するのです。「私を信じない人は治して上げられない」という言葉には,そういう実際の施術上のことも含まれるのです。
さらに,施術者の中には「痛い方が効く」と勘違いしている者がいますが,強い痛みがかかれば防御反応が働いて筋肉が緊張し,かえって逆効果です。効かないものだからさらに力をかけて強引に施術を行なう。
当然の帰結として頚椎症(頚椎捻挫など)等のの事故に繋がります。施術を受けているときに気持ちよいと感じていただけなければ絶対直らないというのが,私の考え方です。

 2)いつも蒙を啓かれています。1339号の「留学の夢を食う悪人たち」ですが、海外留学を志望する若者たちが、どうして自分の手で留学先の大学を選び、入学手続きを行い、ホムスティを含めて寄宿先を決める事が出来ないのか、理解する事が出来ません。
安易な若者たちが悪徳業者の罠にはまるのも、自業自得だと思います。
私がアメリカの大学で教えたことがあることから、時々若者が留学したいといって、紹介状を持って相談にやってきますが、インターネットで調べさせ、自分で大学に連絡をして、入学許可を取り付けて、寄宿先も紹介してもらうよう指導しています。
自立死なさいと、励まします。それで留学下のが、もう5,6人になります。
被害を蒙った若者がテレビのニュースに登場して、「夢が壊された」とベソを書いていましたが、何でもカネで買えると思う世相こそ、嘆かわしいものです。(加瀬 英明)
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身 辺 雑 記
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悪徳業者に騙された留学希望者たちについて、私の友人は「払い込め詐欺の被害者より程度が低い」といかっている。払い込めの被害者には老人が多いが、留学の方は若者。なんで自分で手続きをしないのか、と。
入学手続きも自分でできないような人物は留学してもたいしたものに成長しないはずだから、行けなくて良かった、と言ってきた人もいる。