ブッシュ米大統領、公的資金で金融機関から不良資産を買い取る金融安定化法案に署名
【米金融危機】金融安定化法が成立 米下院、大差で可決
【ワシントン=渡辺浩生】ブッシュ米大統領は3日午後(日本時間4日未明)、最大7000億ドル(約75兆円)の公的資金で金融機関から不良資産を買い取る金融安定化法案に署名し、同法は成立した。それに先だって下院で再採決が行われ、賛成263票、反対171票の賛成多数で同法案を可決した。先月29日の否決で世界の金融市場が大混乱したことに加え、金融危機が米国民の生活に深刻な影響を及ぼし始めていることから、前回反対した議員も賛成に転じた。2度目の否決で、米国が世界金融恐慌の引き金を引くという最悪の事態は瀬戸際で回避された。公的資金枠からまず2500億ドルが拠出され、財務省が金融機関が抱える住宅ローン担保証券(MBS)など不良資産の買い取りを進める。ただし、実効性を疑問視する声も多く、抜本的な危機の沈静化につながるかは不透明だ。
法案は29日の採決では政府と議会が合意していたにもかかわらず、反対228、賛成205で一転して否決。ニューヨーク株式市場は、777ドル安の史上最大の下げ幅を記録した。
このため、政府と議会は法案を修正。銀行破綻(はたん)時の預金の保護額を2.5倍に引き上げることや減税策などを盛り込み、上院では1日に可決された。http://sankei.jp.msn.com/economy/finance/081004/fnc0810040228002-n1.htm
戦争中なのに、大変だね。でも、日本人がアメリカに
頼って言うことを聞いていれば安全だと思う考えは
捨てる時期にきていると思います。
インドネシアも、フィリピンも、軍隊を持っているのに、日本は
持っていない。日本は、尖閣諸島や対馬を狙われているの
だから、どこからも狙われていないインドネシアよりは
国防に関してまじめに取り組むべきなのです。
アメリカが弱くなったら、日本も軍隊を持たないと
いけません。アメリカの海軍や核を日本が購入できないかなあ。
アメリカの国債を毎年買ってあげているのだから
何か、交換できる物がほしい。日本はアメリカの国籍を買っても
売ることができないのだから、せめて核を何個かとロケット技術と
核の管理の仕方などを教えてほしい。その前にスパイ天国と
言われないように、スパイ防止法を制定しないといけません。
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日本人に関係のあるニュース。↓
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AIG、日本の生保3社売却の意向
米保険大手アメリカン・インターナショナル・グループ(AIG)は3日、経営再建策の一環で、日米など各国で展開する生命保険事業のアリコと、日本法人のAIGスター生命保険。AIGエジソン生命保険の3社を売却する意向があると発表した。中核事業の米損害保険と、米国外で展開する生損保事業の多くは継続保有する。航空機リース事業なども売却を検討しており、すでに複数のスポンサーと交渉を始めた。
米AIGは同日、いったんは米国外の生損保事業を継続保有すると発表した。しかしその後、日本法人が改めて報道発表文を出し、日本の生保3事業の売却意向を明らかにした。
AIGは米国の低所得者向け高金利型住宅ローン(サブプライムローン)問題の深刻化で経営危機に陥り、9月16日には米政府の公的支援で最大850億ドル(約9兆円)の融資を受けることが決まった。融資返済のため中核事業以外の売却を進める方針だ。
アリコは55カ国で展開する国際事業だが、日本での契約が7割を占める。各国のアリコ事業を一括売却するか、地域・国ごとに対応するかは不明だ。
スター生命とエジソン生命は来年1月に合併を予定しており、一括売却されるとみられる。アリコジャパンを含め3事業とも収益性の高い優良事業だが、AIGは早期健全化のため放出を余儀なくされた格好だ。
AIGは、3事業が売却されても個別の保険契約は継続され、顧客への影響はないと説明。日本で運営する損保3事業は売却の意図がないとしている。http://sankei.jp.msn.com/economy/finance/081004/fnc0810040127001-n1.htm