◎ロシア政治経済ジャーナル | 日本のお姉さん

◎ロシア政治経済ジャーナル

★アメリカ幕府没落の仕方(大政奉還か第2次長州征伐か?)

「アメリカ帝国は終焉(しゅうえん)への道を歩みつつある」
(イラン・アフマディネジャド大統領 08年9月23日、国連総会
にて)

全世界のRPE読者の皆さまこんにちは!
いつもありがとうございます。
北野です。
05年1月に「ボロボロになった覇権国家」
(→ http://tinyurl.com/dypky  )
を出したとき、「アメリカは没落する」なんていっているのは、
RPE以外にほとんど(あるいは全く)いませんでした。
それが今では、あらゆる人々が遠慮なく宣言しています。
たとえば、
「現在の危機は、ドルを国際通貨とする時代の終えんを意味
する。」
(ジョージ・ソロス 08年1月23日 ダボス会議にて)

「アメリカは、国際金融システムにおける超大国の地位を失
った」
(ドイツ・シュタインブラック財相 08年9月26日)

もはや「アメリカは覇権を維持できるだろうか?」と問う時代
は過ぎ去りました。
今は、
「アメリカはどう没落するのか?」
「アメリカ没落後の世界はどうなるのか?」

を考えるときなのです。

まあ、アメリカの天領・日本国民の大部分は、「米幕府の覇
権は天地のごとく盤石だ」と思っているようですが。。。
これから世界と日本を変革されるRPE読者の皆さんだけは、
世界で起こっていることの真実を知っておいてもらいたいと
思います。

▼大政奉還型とは?
ロシアのTBCで毎週土曜日9時からやっている「PS(ポスト
・スクリプトン)という番組があります。
モスクワ国際関係大学卒のアレクセイ・プシコフが世界情勢
とロシア情勢を分析する番組。
ロシアの政界・財界エリートは、毎週この番組を楽しみにして
いるのです。
ゴルバチョフ元ソ連大統領やプリマコフ元首相も一押し。
先週PSを見ていると、プシコフがオバマさんについて言及し
ていました。

「オバマは、(グルジアの)サアカシビリ(大統領)を、『政治的
に死んでいる』と評した」
(●註 グルジアはいうまでもなく、最近ロシアと戦争した国)

「そして、マケインとの討論でも、『ロシアの協力がなければ、
イラン問題・北朝鮮問題は解決できない!』と述べた」
等々、オバマさんをほめていました。

ロシアでは今までオバマさんの情報が少なく、どういう人なの
かよくわかっていなかったのです。
一方マケインさんは、常々「ロシアをG8からはずせ!」と主張
しているので、大昔からよく知られていた。
で、ロシア側から見ると、「オバマさんが大統領になれば、米
ロ関係が良くなるのかも」という希望が出てきた。
まだ誰が米大統領選で勝つかわかりませんが、オバマさん
はとりあえず

・イラクからの撤退
・イランとの対話
・ロシアとの対話

等々を主張しています。
マケインさんと比べると平和主義者。
中ロ多極主義陣営との争いを回避する方向にむかう可能性
がある。
(日本にとってはマケインさんの方がいいのでしょうが。。。)
その時世界はどうなっていくのでしょうか?

アメリカの一極世界は自然な形で消滅する。

アメリカ一極世界が消滅するというのは、要するにドルが唯一
の基軸通貨でなくなることを意味します。
そして、複数の金融センターと複数の基軸通貨が併存する状
態になる。
これは、プーチンさんが常々主張していること。
プーチンさんが「アメリカ一極支配の終焉」を宣言したのは、07
年2月のこと。
ミュンヘン安全保障会議に乗り込み、こんな恐ろしいことをいっ
たのでした。

プーチン「一極世界も成立しなかった。どんなに言葉を飾っても、
(一極世界の)意味するところは一つだ。
一つの権力の中心、一つの力の中心、一人の主・一人の主権
者の世界。
これはシステム自体にとっても、主権者自身にとっても破滅的だ。
なぜなら、内部から崩壊するからだ。」
ちなみにゲーツさんもその場にいて、「死なすぞ!」という感じで
プーチンさんを睨んでいました。
こわ~い、KGB対CIA。(^▽^)

プーチン「今の世界にとって、一極モデルは受け入れがたいだけ
ではない、不可能なのだ!」
「(一極世界は)民主主義とは何の共通点もない。なぜなら民主
主義は、大多数の権力だからだ!」
「民主主義を他者に教える人々は、自分たちでそれを学ぼうとし
ない!」

さらにプーチンは07年6月、これも歴史的な宣言をします。

<米露“破顔一笑” 「ルーブルを世界通貨に」プーチン大統領
ますます強気
6月12日8時0分配信 産経新聞

【サンクトペテルブルク=内藤泰朗】ロシアのプーチン大統領は
10日、出身地サンクトペテルブルクで開かれた国際経済フォー
ラムで、同国の通貨
ルーブルを世界的な基軸通貨とすることなどを提唱した。>
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
さらに。

「現在の金融システムは、1~2の通貨(ドル・ユーロ)にしばら
れており、グローバル経済の戦略的要求を反映していない。
なぜなら、これら通貨の変動が国々の外貨準備や、経済のあ
る部門にネガティブな影響を与えるからだ。」
「この問題に対する答えは一つ - 
いくつかの世界通貨と金融センターが出現することだ」
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
世界がアメリカ一極世界から、5~6の多極世界になる。
そして、5~6の基軸通貨がある。
プーチンははじめて、「アメリカ没落後の世界像」をボンヤリな
がらも示したのです。

さて、大政奉還型とはなんでしょう?
今までの世界経済は、
世界が作り → アメリカが消費する
でまわっていました。
サブプライム問題以降、アメリカの消費が落ち込んでいる。
それで、日本も中国も困ったことになっているのです。

大政奉還型では、世界が協調してドルの価値をゆっくりと下げ
ていきます。
世界は、おそらくこれに同意するでしょう。
ドルの大暴落、つまり急激な円高・ユーロ高・人民元高・ルー
ブル高等々は、どの国も望んでいないからです。
(ドルが大暴落すると、アメリカ国内ではハイパーインフレがお
こる。世界一の消費大国の輸入は激減し、世界恐慌に

なるだろう。)
そして、どうするのか?
世界経済の構造を、
今の
世界が作り → アメリカが消費する
から
世界が作り → 中国・インドが消費する
に変化させていくのです。

実をいうと、世界は既にこっちの方向に動いています。
いくつかの基軸通貨が併存することについて

・ユーロの紙幣流通量は06年末時点で、ドルを超えた

・イランは原油の決済通貨をドルからユーロ・円にかえた

・中東産油国でつくる湾岸協力会議(GCC)は2010年に湾岸
共通通貨を導入する計画

・ロシアは、「ルーブルを世界通貨にする」方針を示している

・南米共同体は、共通通貨導入を目指している

・東アフリカ共同体は2015年の共通通貨導入を目指している

このように、複数の基軸通貨が併存する件に関しては、既に
「役者が登場を待っている」状態といえるでしょう。

さらに中国・インドがアメリカに代わる消費大国になることに
ついて。
これも、アメリカ幕府が世界に救いを求めれば、大きな混乱な
く移行することができるでしょう。
中国について、日本には「オリンピック後すぐ崩壊する!」と
いう専門家が山ほどいました。
しかしRPEは、大昔から「バブルは崩壊するが、中国は崩壊
しない」と主張していました。
<このようにさまざまな問題を抱えている中国経済ですが、
私は2008年・2010年の危機を乗り越え、中国は2020年くらい
まで成長を続けると見ています。>
(ボロボロになった覇権国家 123p)

実際は。。。

<情勢に応じマクロ政策微調整=GDP減速は「目指す方向」
-中国政府
9月22日12時29分配信 時事通信
(中略)
今年上半期の国内総生産(GDP)が前年同期比10.4%増と
なったことについて「この2年間ではスピードが落ちているが、
マクロ経済政策の目指す方向に進んでいる」と強調。
「国際金融リスクやインフレ圧力など、国内外の情勢はますま
す厳しくなっているが、多くの困難を克服し、経済発展を達成
する能力がある」と述べ、経済運営に自信を示した。 >

今年上半期は、10.4%の成長。
今年通期では、9.9%程度と予測されている。
減速したといっても、アメリカや日本とは比較にもなりません。
(もちろん、中国は「米国債を大量に(世界2位)保有している
等爆弾もかかえていますが。。。)

さらに、RPEは「ロシアも減速するが、アメリカに比べればマ
シ」と年初に書いていました。
で、実際は?


<ロシアの08年成長率予想を7.1%へ下方修正=IMF
9月26日10時20分配信 ロイター
[モスクワ 25日 ロイター] 国際通貨基金(IMF)は25日、
2008年のロシアの国内総生産(GDP)伸び率見通しをこれ
までの7.8%から7.1%へ引き下げたと発表した。
IMFロシア事務所代表ポール・トムセン氏が明らかにした。
09年についても6─6.5%へ下方修正した。>
減速しても7.1%。
このように、世界経済の中心は確実に中国・インド・ロシアに
移ってきています。
ですから、アメリカが同意すれば

1、世界が協調し、ドルをゆっくり下げていく

2、世界経済は ・世界が作りアメリカが消費する から
・世界が作り中国・インドが消費する にゆっくりと移行する

3、世界は、複数の金融センターと基軸通貨が併存する体制


に、大きな混乱なく移っていけるでしょう。

しかしこれは、別の言葉で



「アメリカが自発的に覇権を手放す」



という意味でもあります。

それで「大政奉還型」というのでした。
▼第2次長州征伐型とは?


私は常々

アメリカ=幕府
欧州=親藩・譜代
中国=薩摩
ロシア=長州
日本=幕府の天領
国連=天皇

にたとえて話をしています。

アメリカ幕府は、第1次長州(ロシア)征伐(=冷戦)に大勝利
しました。
ところが反幕府派(旧KGB軍団)が復権し、再び倒幕運動を指
揮するようになっちゃった。

しかも05年には、(悪の)薩長同盟(=中ロ同盟)を成し遂げた。
両国は05年、イラン・インド・パキスタンを上海協力機構(SCO)
の準加盟国に。
07年にはSCO初の合同軍事演習を実施。
「SCOをNATOに対抗する軍事ブロックにする」なんて宣言し
ちゃった。

マケインさんは、年から考えても明らかに「冷戦型思考」の人。
1991年に崩壊させたソ連(ロシア)が復活し、再びアメリカに戦
いを挑んできたことに我慢できないのであります。

それで、彼は常々「ロシアをG8からはずせ!」と主張しています。
マケインさんは、ネオコン最後の希望であり、大統領選で勝利す
ればイラン攻撃に踏み切るかもしれません。
当然、「核兵器開発」が表向きの理由になるでしょう。
しかし、アメリカは自己矛盾しています。

<<イラン核>米が機密報告の一部公表 「脅威」を下方修正
07年12月4日11時34分配信 毎日新聞
【ワシントン笠原敏彦】マコネル米国家情報長官は3日、イラン核開
発に関する最新の 機密報告書「国家情報評価」(NIE)の一部を公
表し、イランが03年秋に核兵器開発計画を停止させた
 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
との分析結果を明らかにした。>
では実際の理由はなんなのか?

第1に、イランが原油の決済通貨をドルからユーロ・円にかえ、
ドル基軸通貨体制に打撃を与えている。
(フセインのイラクも同じことをしていた)
第2に、アメリカ経済が深刻な状況に陥っているので、戦争は
いい公共事業になる
(00~01年にITバブルがはじけた。アメリカは01年にアフガン
を、03年にイラクを攻め、景気は良くなった)

石油利権がからむかも。


<「イラク開戦の動機は石油」=前FRB議長、回顧録で暴露
07年9月17日15時0分配信 時事通信
【ワシントン17日時事】18年間にわたって世界経済のかじ取
りを担ったグリーンスパン前米連邦準備制度理事会(FRB)議
長(81)が17日刊行の回顧録で、2003年春の
米軍によるイラク開戦の動機は石油利権だったと暴露し、
       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
ブッシュ政権を慌てさせている。>

そして、イスラエル防衛の意味も当然あるでしょう。

さらに、マケインさんが大統領になれば、大嫌いな「ロシア封じ
込め」政策を推進するでしょう。(第2次長州征伐)
しかし、江戸幕府は第1次長州征伐に勝利し、第2次長州征伐
で敗北しています。
アメリカ幕府は勝てるのでしょうか?

まずイランについて
アメリカがイランを攻撃しようとしても、安保理で中ロが必ず反
対するでしょう。
もしイラク攻撃時のように安保理を無視すれば、「アメリカは
国際法を無視する『悪の帝国』だ!」となってしまいます。
(事実、イラク攻撃後アメリカの求心力は落ち、没落が加速し
ている)
考えられるのは、イスラエルが先にイランを攻め、アメリカが「
しゃあないな~」という感じで参戦すること。
それでも、アフガン・イラク・イランでの同時戦争は、アメリカの
没落を加速させる結果になるでしょう。

「ロシア封じ込め」についてはさらに悲観的。
まず、かつてロシア(ソ連)に植民地化された東欧はアメリカの
味方。
しかし、独仏を中心とする西欧は、ロシアに石油・ガスを依存
しているので、険悪になりたくない。
さらに旧ソ連諸国。
中央アジア諸国は、上海協力機構をとおして中国・ロシアと一
体化しています。
コーカサスでは、グルジアが絶対反ロ。
しかし、アルメニアは親ロ。
石油が豊富なアゼルバイジャンは、アメリカとロシア双方とい
い関係を築いている。
要するに、グルジア戦争後も、CIS諸国で絶対反ロの国はグ
ルジア・ウクライナしかないのです。
(グルジアはCIS脱退を表明している。)

しかも、中国・インドは、戦争後もロシアに対する態度をかえて
いません。
アメリカは「ロシアはグルジアを攻撃し、国際社会で孤立した」
と主張していますが、現実はそう単純ではないのです。
軍事費50兆円以上。
一国で、世界総軍事費の半分を占めるアメリカ幕府。
しかし、軍事は経済による裏付けがなければどうにもなりませ
ん。
ソ連は70年代、オイルショックなどによる原油高で繁栄してい
ました。
それで調子にのってアフガンに侵攻した。
しかし80年代になると、

・原油価格が下がった(アメリカがサウジを脅して下げさせた)
・アフガン戦争の戦費が財政を圧迫した
・アメリカに大軍拡競争をしかけられた

等々が原因で、経済がボロボロになり崩壊しました。
アメリカがソ連と同じ道を進まないことを祈ります。

▼結局勝利するのは?
1500~1900年ごろまで、欧州の国一国が世界の覇権をまわ
していました。

スペイン→オランダ→イギリス。
それに対抗する国も、みんな欧州だった。
ポルトガル→フランス→ドイツ
19世紀の覇権国家イギリスは、20世紀になって欧州の新興
国ドイツから挑戦を受けます。
しかし、第1次大戦で勝利した。
ドイツはヒトラーの登場で復活し、再びイギリスに戦いを挑み
ます。
イギリスは再び勝利しました。
しかし、本当に勝ったのはどこの国だったのか?
そう、アメリカとソ連だった。

かつて栄華を誇った欧州は、アメリカとソ連に分割統治され
る屈辱の時代に突入していったのです。
さて、アメリカは一度ロシア(ソ連)に勝利した。
マケインさんが勝てば、新冷戦がつづくことになるでしょう。
それで誰が得をするのか?
英独の争いで米ソが勝利したように、
米ロの争いで勝利するのは無傷で生き残る中国とインドとい
うことになるでしょう。

愚かな・・・。

日本は、「自立」を急ぎましょう。(おわり)

●PS1
自立って、アメリカの天領・日本がどうやって自立するのです
か?!

難しい問題です。

↓の情報をゲットしてみてください。

すべてが明らかになります。


●PS2この下の「おたよりコーナー」もぜひごらんください。
★「僕が生まれたのは、中華人民共和国
小日本省です・・・」アメリカの衰退により、放り出される
天領日本。
戦後60年以上「自分で決定したことがない」
依存政治家は、
次の依存先を探し始めた。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
日本には二つの道があります。
1、中国幕府の天領(小日本省)になるのか?
2、真の自立国家になるのか?

05年1月発売「ボロボロになった覇権国家」でアメリカの
現在の危機を予測。
07年9月発売「中国ロシア同盟がアメリカを滅ぼす日」で
「米ロ新冷戦」勃発を予測した
RPE北野幸伯 待望の新刊
『隷属国家日本の岐路~今度は中国の天領になるのか?』
(ダイヤモンド社)

詳細はいますぐ↓
( http://tinyurl.com/6zcszc   )
PS
本の一番最後に「北野の夢」が書いてあります。
しかし、前から順番にお読みください。
~~~~~~
とるとるリトルさんについて
とるとるリトルさんという不思議な女性がいます。
リトルさんは、北野の新刊をどう読まれたのでしょう
か?

【引用ここから▼】
私が尊敬するメルマガ『ロシア政治経済ジャーナル』の
北野幸伯(きたのよしのり)さんが、3冊目の本を出版されました!
題して
『隷属国家日本の岐路~今度は中国の天領になるのか?』
 http://tinyurl.com/52ooec
私は、偉い人の難しい表現の本がとても苦手。
「ココ重要そうだからちゃんと理解しないと!」と気合を入れて読んでも
理解できないことが多いです(汗)
だけど北野さんの本は違うんです!!!
世界情勢といういちばんとっつきにくい話題が本当にわかりやすいのです。
初めての著書
『ボロボロになった覇権国家』で目からウロコが落ち、
2冊目の著書
『中国・ロシア同盟がアメリカを滅ぼす日―一極主義 vs 多極主義 』で、
北野さんの読みの正確さを確信し、
今回の著書
『隷属国家日本の岐路~今度は中国の天領になるのか?』で、
実際に自分も動く時がきたか!と思いました。
いま、アメリカはリーマンブラザースが破たんして
大変なことになってますよね。
でも北野さんの著書やメルマガを読んでいらっしゃる方は、
私も含めて誰も驚かなかったと思います。
だって
北野さんは今起こっていることを何年も前から予測し、
発信し続けてきたのですから。
今回の著書は前の2冊よりも個人レベルで出来ることが具体的に書か
れています。

そして日本人が忘れさせられていたものを、思い出させてくれています。

世界情勢というハードなテーマを扱いながら、日本人の情緒についても
丁寧に描いて下さっている。

それは誰かが教えてくれたらハッと思い出す、よく考えてみれば当然な・・・

でも、言ってくれなきゃ絶対に考えつかないことなんです。

もう内容が濃いったらありゃしない!!

(北野さん、だからフォントが小さかったんですか?^m^)


もうね、

毎回言ってますが、今回マジでおすすめです。
てか、読んでください!!!(え?強要?)
私は実家が農業の友人には間違っても田畑を手放すな!
と言ってます。
また、流用できる資金のある友だちには、田舎の土地を購入して
自給自足の準備をするように勧めています^m^
(だれもちゃんと聞いてないけど(汗)←私の実力)
北野さんが教えてくれることに、一人でも多くの人が気づいてくれ
たら日本の未来は明るくなります。
あ、でも寝る前に読まないほうがいいですよ。
気持ちが焦って「あれ?私って貯金いくらあったっけ?」とか
外貨預金の検索とか急にしたくなるんで、
目が冴えて眠れなくなりますからね(; ̄ー ̄A
●『隷属国家日本の岐路~今度は中国の天領になるのか?』
アマゾンから注文できます♪
→ http://tinyurl.com/52ooec
●今ダイヤモンドオンラインで「グルジア戦争」に関する
 北野さんの記事が読めます^^
是非ご一読くださいね。

http://diamond.jp/series/dw_special/10032/
【引用ここまで▲】
編集後記
モスクワでは、すっかり葉っぱが黄色くなっています。
日本は紅葉ですが、ロシアは黄色いんですね。
プーシキンは「黄金の秋」と呼び、この季節を非常に愛した
そうです。
RPEジャーナル
北野幸伯
○メールマガジン「ロシア政治経済ジャーナル」
発行者 北野 幸伯
◎ロシア政治経済ジャーナル
のバックナンバーはこちら
http://archive.mag2.com/0000012950/index.html