イスラエルからのニュース | 日本のお姉さん

イスラエルからのニュース

2008年9月28日(日)
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*リブニ氏が、党首選挙で競り合ったモファズ氏に入閣を

 要請中。モファズ氏は引退の可能性を示唆していたが、

 再考の可能性もある。リブ ニ氏はまた、シャスとの政権

 交渉も本格化させている。(P,H,Y)

*米国がイスラエルに高性能レーダーを提供すると、軍事

 専門誌が報道。
ネゲブに展開された部隊には米国兵士が常駐し、イランから

 のミサイル攻撃の監視を行う。米国兵士の常駐は初めて

 となる。(P,H)

国連安保理がイランに対する制裁の継続で合意したと、

 関係者が語った。非難声明を出すが、制裁は強化しない。

 (P,H,Y)

*シリアのダマスカスの繁華街で自動車爆弾が爆発し、

 17人が死亡。 犯人はわかっていないが、シリアの

 モアレム外相は「この犯行で最も得をするのはイスラエル

 と米国だ」と語った。(P.H,Y)

*北京オリンピックの前に、イスラエル警察が中国警察に

 6週間にわたるテロ対策とデモ鎮圧の訓練を行っていた

 ことが判明。(H)

*ホロコーストが「捏造」だとする本を、イランの学生会が

 出版。ホロコースト否定論はイランの政策となっている。(Y)

*国防軍が入植者に対して毎年提供していたヨセフの墓へ

 の送迎を、今年は中止したことが判明。入植者がパレス

 チナ人の村を襲撃したことに対する「制裁」だとの見方も。(P)

エチオピアに暮らすユダヤ系とされる住民に対して、米国の

 メシアニック団体、MJAAが帰還推進運動中。イスラエル

 政府は帰還には消 極的で、帰還の見込みはなく失望させ

 るだけと懸念する声も。(P)

2008年9月29日(月)
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*ロシュ・ハシャナ(新年祭)を前に、北部国境では厳戒態勢。

 自治区も水曜夕まで完全封鎖される。(P,H,Y)

*オーストリアの総選挙で極右の自由党が18%、未来連合

 が11%の大量得票。両党はネオナチの流れをくみ、

 外国人排斥を訴えている。
イスラエルと同国の関係は悪化する可能性が高い。(P)

*汚職で服役していたデリ氏が、11月に行われるエルサ

 レム市長選に 出馬できるかどうかを決める裁判は、木

 曜に判決へ。マズズ検事総長は、出馬許可を与えること

 に反対を表明している。(P,H)

*コーヘン警察長官が、新聞のインタビューで閣僚を激しく

 非難。しかし、同長官を処分するとの動きを受け「閣僚が

 感情を害されたとすれば申し訳ない」と謝罪する声明を

 出した。(P,H)

*殺害未遂で負傷したスターンヘル教授が、入植者と右派

 を激しく非難。 凶悪な入植者を、政府が厳しく取り締まる

 べきだと語った。(H)

*シリア警察によると、ダマスカスで17人が死亡した爆弾

 テロは、イスラエルではなくイスラム過激派の犯行である

 可能性が高い。(Y)

*世界金融危機でイスラエルの銀行が倒れる可能性は

 少ないと、イスラエル銀行総裁が自信。シケル高でインフレが

 抑えられるため、逆に経済運営がやりやすくなるとの見方を

 示した。(H)

*インド北部で雪に閉じ込められたイスラエル人旅行者13人を
 、

 軍のヘリで救出。しかし、うち2人は、友人らの説得にもかか

 わらず安息日を破るのを好まず、他国の旅行者と共に残留

 した。(Y)


 ラッパの祭」 と定められている祭。バビロン捕囚時にこの月

 を新年とする風習が定着した。多くの人がリンゴにハチミツ

 をかけて食べる。(解説)

*ガザで誘拐されたままの国防軍兵士の家族や友人が、

 首相官邸前で新年を迎える夕食会。早期帰還に向け

 政府の努力を求めた。(P,H,Y)

*レバノン北部の町トリポリで、兵士の乗ったバスの近くで

 自動車爆弾 が爆発、5人が死亡した。イランの外相が

 「シオニストを利するだけ」 だと犯行を激しく非難する

 声明を出した。(Y,H)

*オルマート首相が「和平のためには東エルサレムとゴラン

 高原を与えるのは避けられない」と明言。入植地との領土

 交換で、アラブ人地区 などをパレスチナ国家に渡すべきだ

 との考えを示した。(H,P)

*国際原子力機関のエルバラダイ事務局長は、イランが

 核開発に関する査察を受入れるべきだと語った。(P,H)

*来年1月のアッバス議長の任期切れ後は、任期延長を

 認めないとハマスが宣言。独自に暫定議長を指名する構え。

 ガザと西岸地区の分裂はますます決定的となる。(P,H)

昨日、ガザからイスラエルに

 向けてカッサム砲撃。しかし、ガザ内部

 に着弾したため、被害は無かった。(H,Y)

*ランダムハウス社が出版を中止したムハンマドの伝記小説を、

 ビュー ポートブックスが出版へ。しかし、イスラム教徒のテロを

 警戒して、しばらく全社員に休暇を与え、事務所を閉鎖した。

 (H)

[情報源略号表]
 P=エルサレム・ポスト 
http://www.jpost.co.il/
 H=ハアレツ       http://www.haaretz.com/
 7=アルツ7       http://www.israelnationalnews.com/
I=イスラエル・トゥデイ http://www.harvesttime.tv/israel_today/
 Y=イディオット・アハロノット http://www.ynetnews.com/
 ( )内の記号が情報源。メディアにより掲載日が異なる場合もあり。
[転載・引用・再配布について]
 教会活動等の非営利目的ならばOKです。ユダヤ人および
 各宗教教派に批判的な文脈での引用はしないで下さい。
発行:「シオンとの架け橋」
http://www.zion-jpn.or.jp/
編集:石井田直二 naoji@zion-jpn.or.jp
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安息日

 (シャバット)Shabat 金曜日没から土曜の日没までは、

 ユダヤ教の聖日となり、一切の労働が禁止される。

 ただし、エルサレム以外では厳密に遵守している人は

 少ない。

 イエス・キリストは、こういう風習を守っていれば、神さまに

 喜ばれると思っているイスラエル人を非難しておられる。

 「安息日に自分の家畜が穴に落ちたら助けるでしょう?

 安息日にしてもいいのは、 良いことです。」と言って

 おられます。自分が雪山で遭難して困っているのに、

 自分を助けないなんて、愚かです。安息日は、神さまが

 イスラエル人に一週間の終りに休みなさいと言っておら

 れるので、 はじまった習慣です。クリスチャンは、

 イエス・キリストがよみがえった日曜日の朝に集まって

 礼拝してから仕事をしていた。それで、日曜日は神さまを

 礼拝するので、仕事は休むという習慣が広まった。

 日本も、外国のマネをして日曜日に休むことにした。

 それまでは、日本には一週間のうちに一日休むなどという

 習慣はなかったのです。

 イスラエル人は、神さまがモーセを通して与えられた規則に

 従っていない。神さまの意図に反して変な風習や変な教え

 に変えてしまっている。イエス・キリストは、そういう儀式

 だけしていれば、自分たちは神さまに祝福されると思って

 高ぶっている偽善的な人たちに、聖書の教えに帰るように

 教えられました。聖書の教えは、人間は罪びとなので、

 神さまの命令をまったく守ることができない。だから救い主が

 神さまの元から来られるという約束です。救い主は、

 人類の罪の身代りに大勢の人の前で苦しみを受けて、

 神さまに裁かれます。そして死後に墓に葬られて、三日目に

 よみがえるという予言は、自分のことだと、常日頃から

 説明しておられました。神さまの遣わした神のひとり仔なら、

 それぐらいのことは、当然でしょう。死んでそのままなら、

 普通の預言者と変わりがない。

 その後、爆発的に、よみがえったイエス・キリストに実際に

 見た、触った、しゃべったというイスラエル人が5000人以上

 でて、それらの人々が、迫害にも負けずに世界中にイエス・

 キリストが聖書の教える救い主だと伝えだしたのです。

 神さまは、まず、人間を罪から救うために、罪のない神さまに

 ひとり子を人間として、この世界に送り、罪の身代りに

 罰をかぶせて裁く。だから、この救い主を信じる人は裁かれ

 ないのです。すでに、救い主が罰を受けたので、再度裁かれ

 る必要が無い。ただし、それを自分のことだと信じない者は

 生まれつき裁かれているし、死後の罪の罰も受ける。

 世界の終りには、イスラエル人のために、この救い主は

 再び、オリーブ山に来られますが、それは、まだ先の預言

 です。ゴラン高原に世界中の軍隊が集まる時に、イエス・

 キリストは、イスラエルの救い主として来られるのです。

 (イスラエル人は、今は救い主が来るということを信じてい

  ないし、保守的なユダヤ教の人たちは変な儀式ばかり

  しています。土曜日に雪山から救出されるのを拒むのは

  保守的なユダヤ教の人です。

  イエス・ キリストを信じるメシアニック・ジューと呼ばれる

  人は、イスラエルでは迫害されています。)

2008年9月30日(火)ロシュ・ハシャナ(ユダヤ新年)
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*ロシュ・ハシャナは聖書レビ記23:24で「七月一日は