宮崎正弘の新刊『中国がたくらむ台湾沖縄侵攻と日本支配』KKベストセラーズ 1680円 | 日本のお姉さん

宮崎正弘の新刊『中国がたくらむ台湾沖縄侵攻と日本支配』KKベストセラーズ 1680円

「宮崎正弘の国際ニュース・早読み」 
    平成20年(2008年)9月25日(木曜日)
          号外
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宮崎正弘の新刊
 『中国がたくらむ台湾沖縄侵攻と日本支配』
     KKベストセラーズ 1680円、ハードカバー
▲侵略と強奪と独裁の現代史を読む
▲ナショナリズムの狂気が凶器へ
▲ナチスベルリン五輪後のチェコ、ポーランド侵攻を忘れるな!

(((( まえがきより本書の狙いを抜粋 ))))
 北京五輪後の中国の行方だが、最も気になるのは膨張しきった「愛国」と「中華」。その拝外主義的ナショナリズムがもたらす”狂気”の行方である。
 間違った自信を得た中国が誤った方向へ暴走する危険性があるからだ。
 「中華民族」の団結イメージは少数民族の犠牲のうえに成立しており、強制というタガをはずせば絶頂から転げ落ちる。機関銃やミサイルを持ち出しての警備や海外メディアからの抗議をよそにインターネット妨害、デモ禁止など。
 そのあまりに自己中心的な、自己陶酔型「中華思想」宣伝大会(1936年、ヒトラーのベルリン五輪を彷彿とさせた)を目撃すると嘗ての「義和団の乱」や先年の反日暴動のように中華ナショナリズムの狭隘さが次に不吉な事態を導きかねない。
 なにより過激攘夷ナショナリズムを制御する理性が中国には決定的に欠けている。

 大気汚染、河川湖沼汚染の対策は進まず、予算を取れた公害防止プロジェクトは汚職の温床と化した。軍の国軍化が急務というのに、軍の中で「国軍論議」は依然タブーであり、一方で軍のサラリーマン化が迅速に進んでいる。
 中国は「ヤヌスの首」のように、失政をすり替えるために突如、微笑みを中断し、対外政策を激変させて戦争をしかける危険性が十分にあるのではないか。
 その場合の攻撃目標とは、軍事的にもっとも脆弱な日本であり、ナショナリズムの狂気が凶器と化す対象は台湾、尖閣、沖縄がセットとして浮上することになるだろう。
 本書はむろん、あり得ない夢想を語るのではなく、たとえ現在の状況が安定を目ざす政治環境であろうとも、危機のシナリオに百分の一の可能性があれば、それに備えることが国家安全保障の第一義であると考えるからだ。
   <本書の内容>
 プロローグ 中国が日本を飲み込むシナリオはばかばかしいか
第一章侵略と強奪と独裁のパラノイア
第二章北朝鮮は中国の経済植民地
第三章現代版「中ソ対立」も始まった
第四章チベットはいかにして侵略されたか
第五章ウィグルは東トルキスタン独立を勝ち取れるのか
第六章インド周辺からアフリカまで触手
第七章東アジア共同体の幻想
第八章台湾は北京に飲み込まれるのか
第九章尖閣諸島、沖縄が中国領になる日
第十章米中が再度、結託する悪夢のシナリオ
 エピローグ 中国経済が闇に沈没すると?
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  宮崎正弘の新刊『中国がたくらむ台湾沖縄侵攻と日本支配』
     KKベストセラーズ 1680円、ハードカバー
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