▼落雷で重度の障害を負ったら3億円… (うろうろドクター )
▼落雷で重度の障害を負ったら3億円…、わが国のスポーツは終わりかもしれません…。 (うろうろドクター )
絶句です…
確かに重度の障害を負った高校生は本当にお気の毒だと思いますが、高校と、体育協会に3億円の支払いですか…これからは、雷が遠くで鳴ったらすぐに屋外での運動は中止しないといけませんね…わが国のスポーツは終わりかもしれません。(室内競技以外は…(苦笑))
こんな判決が出るようでは世も末ですね…自然の摂理や自己責任を認められないこの国は、滅亡するしかないような気がします…
ましてや、『加害者』がいる医療事故なんて…
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080917
高校などに3億円賠償命令=落雷訴訟、差し戻し審判決-高松高裁9月17日14時40分配信 時事通信
大阪府高槻市で1996年8月、サッカー大会の試合中に落雷に遭い、重度の障害を負った私立土佐高校(高知市)の元生徒北村光寿さん(28)と家族が、同校と大会運営に関与した高槻市体育協会を相手に損害賠償を求めた訴訟の差し戻し控訴審判決が17日、高松高裁であり、矢延正平裁判長は同校などに3億円余の支払いを命じた。最高裁は落雷事故の予見可能性を認定、差し戻し審では、引率教諭がどのような措置を取ることができたかや、事故を回避できたかが主な争点となった。原告側は、グラウンドの周囲に10メートル間隔で立つ高さ7、8メートルのコンクリート柱周辺に落雷を回避できる「保護範囲」が存在し、そこに誘導すれば、事故は防げたと主張した。被告側は「保護範囲」はあいまいで、安全性も十分でなく、5分程度で生徒を安全な場所に避難させるのは不可能だったと反論した。土佐高1年のサッカー部員だった北村さんは96年8月13日、高槻市で開かれた大会に出場。試合開始5分後に雷が頭を直撃し、両目失明や下半身不随などの障害を負った。当時、府内には雷注意報が出されていた。
試合中の落雷で障害、高校などに3億円賠償命令…高松高裁9月17日14時46分配信 読売新聞
大阪府高槻市で1996年、サッカー大会の試合中に落雷に遭い視力を失い、手足が不自由になった高知市の北村光寿さん(28)と家族が、在籍していた私立土佐高校(高知市)と、大会を主催した高槻市体育協会に総額約6億5000万円の損害賠償を求めた訴訟の差し戻し控訴審判決が17日、高松高裁であった。
矢延正平裁判長は原告敗訴の1審判決を変更し、計約3億700万円の支払いを命じた。学校の課外活動中の落雷事故で賠償が認められるのは初めて。
訴状などによると、土佐高校1年でサッカー部員だった光寿さんは96年8月13日、教諭の引率で参加した同市体育協会など主催の「高槻ユース・サッカー・サマー・フェスティバル」の試合中に雷の直撃を受けて重度の障害を負った。
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ようちゃん。↓
★自然の摂理や自己責任を認められないこの国は、滅亡するしかないような気がします…。いろんな 意見ありそうですが 学校では 少しでも 危なさそうな ことは やらない となるのは 必至の帰結になる。
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▼世界の株価暴落 双璧の二カ国 (新世紀のビッグブラザー)
世界は広いものです。もしかしたらこの二カ国よりも、株価暴落が激しい国も存在するかも知れません。が、所謂「主要国」の中では、文句なしでこの二カ国が株価暴落の双璧、つまりミッターマイヤーとロイエンタールです(古・・・)。
http://members3.jcom.home.ne.jp/takaaki.mitsuhashi/data_12.html#Soheki
株価の下落率では中国(ピークから69%下落)が上回りますが、一応、期間的には11ヶ月掛かっているわけです。株価下落率が57%と、下落率では中国に及ばないロシアですが、何しろ57%下落するのに四ヶ月しか必要としていません。下落のスピードでは、ロシアは中国を明らかに上回っています。まさに甲乙つけがたい二カ国です。双璧と言うより、東と西の両横綱といったところですかね。
『ロシア証券取引所、株式・債券・投資信託の取引を停止 2008年9月17日
http://jp.reuters.com/article/marketsNews/idJPnJS826198120080917
ロシア証券取引所MICEXは17日、債券と投資信託の取引を一時的に停止する、と明らかにした。これより1時間ほど前の0810GMT(日本時間午後5時10分)には、MICEXとロシア第2位の取引所RTSが、株式の取引を停止すると発表している。当局から通知があるまで停止する、としている。』
『18日大陸株式市場:続落も、後場に下げ幅圧縮 2008年9月18日
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2008&d=0918&f=business_0918_021.shtml
18日の中国大陸株式市場で上海A株相場は3日続落し、指標の上海総合指数は前営業日終値比1.722%安の1895.837ポイントと年初来安値を連日で更新してこの日の取引を終えた。米保険大手AIGの経営不振による中国保険業への影響が懸念される中、保険株が急落。中国人寿は公募価格を割り込むまで値下がりした。(後略)』
中国の株価暴落についてはこれまで散々書いてきましたので、簡単に。上海総合株価指数の今日の終値こそ1,895ポイント、始値から1.722%下落と「普通」の下落率でしたが、そのボラタリティ(変動率)たるや、半端なものではありません。本日の高値が1,942ポイント、底値が1,802ポイント。本日一日のボラタリティが7%強! いやあ、バブル崩壊ですね。何度も書いていますが、下がるにせよ上がるにせよ、ボラタリティが大きくなることこそバブル崩壊の何よりの証です。特に本日の底値付近では、始値からの下落率が6%を突破し、これはこのまま二桁%マイナスに突入し、上海株式市場が崩壊するのではないかと、上海株ウォッチャーたちをガクブルさせたものです。もちろん上海株ウォッチャーたちは中国株が下落していくのを楽しんでいるのですが、その彼らにしてさえ、あまりの暴落ぶりにコメントが恐怖を帯びていたのが大変印象的でした。
さて、ロシアです。
上記「株式・債券・投資信託の取引停止」の記事が何故9月17日付、つまり昨日のものかといえば、ロシアは昨日、市場取引を停止し、本日も市場を開かなかったからです。(オイオイ (^ ^;;幾ら9月16日に株価が11%減と暴落したからといって、市場を閉めっぱなしというのはいけません、色々な意味で。
まるで、株価が下落したからといって上場を後悔する経営者のようです。株価の上下が嫌ならば、株式市場を外資に開放しなければ良かったのです。結局、ロシアは資本主義を理解せずに、表面的に真似をしていただけということなのでしょうか。何しろ、ただでさえグルジア問題などで逃げ腰の外国人投資家が、リーマン・ブラザーズの破綻による金融収縮で、今や一斉にロシアから逃げ始めています。一時は1バレル150ドルに迫った原油価格も、すでに100ドルを切るところまで暴落してしまいました。今のロシアは、キャピタルフライトが大規模に起きる要件で満ち満ちているのです。こんな状況で株式市場を取引停止(しかもサーキットブレーカなどではなく)にしてしまえば、取引が再開された途端に全ての外国人投資家が一斉に逃げを打つでしょう。再び市場が閉鎖される前に、証券を現金化しなければなりませんから。メドベージェフ大統領は「世界的な経済問題はあるものの、ロシア経済まの状況は安定しており、われわれには危機や危機の予兆もないことは、はっきりしている」などと、まるで韓国銀行総裁のような強気の発言をかましていますが、そう思っているのであれば株式市場を開けばいいのです。株式や債券の取引を禁止しておいて、「危機ではない、危機の予兆さえない」などと言われても、外国人投資家は誰も信じません。前回のアジア通貨危機の時は「とばっちり」を受けたロシアですが、今回は自ら引き金を引きそうな状況です。 しかし、昨日も触れましたが、BRICs・・・・。まるで「スイーツ(笑)」のような響きになってきました。
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