頂門の一針 | 日本のお姉さん

頂門の一針

ようちゃん、おすすめ記事。↓メイル・マガジン「頂門の一針」9月10日(水)
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プロポリスを飲んだ
━━━━━━━━━渡部亮次郎
わがメルマガ『頂門の一針』に坐骨神経痛にかかり、結果歩き方が悪くなったため、左足の親指に「肉芽」が出来て痛いと泣き言をいったら在外の読者から「老齢で抵抗力が弱っている、これを服用しなさい」とビタミン剤と「プロポリス」を送ってきてくださった。60カプセルを20日間で飲み尽くした。結果、肉芽はたちまち完治、坐骨神経痛も快方に向かっているのであ便通がよくなり、注射が不要なぐらい、血糖値が下がっていて、インスリンが膵臓から再びでているのではないかと考えたりしている。とにかく感謝の極みである。西洋から始まった近代医学は抗生物質の発明により、一時、極致に達した観があったが、それらの薬は確かに強い薬効を発揮するものの、反面、副作用も強く、様々な弊害が問題となっている。生薬にはその副作用があまりみられないというわけで「プロポリス」もそんな生薬のひとつであるようで、もっと関心を持つべきもののようだ。しかも日本ではプロポリスは健康食品だが、ルーマニア、デンマーク、ドイツ、ロシアなどでは医薬品として扱われ、さまざまな治療に役立てられている。海外では積極的に治療の現場にプロポリスを取り入れているところもあるようだ。実際、体験的に効果があったといわれるのは、皮膚疾患では、やけど、水虫、ウオノメ、アトピー性皮膚炎、ウイルス性皮膚疾患など。内科系では、胃炎、胃腸潰瘍、十二指腸炎、大腸炎、膀胱炎、腎臓炎、前立腺障害、喘息、気管支炎、結核、肝炎など。動脈硬化や貧血にも効果があるようだ。他にも、「ものもらい」などの目の炎症、歯痛や口内炎、歯槽膿漏に良く、二日酔いや育毛効果もあり、ガンが治ったとの多くの報告もある。特に日本でプロポリスが知られるようになったのは、1985年名古屋での国際養蜂会議で、多くのプロポリス症例が報告されてから。さらに1991年10月に国立予防衛生研究所と協和発酵東京研究所の研究グループがブラジル国産プロポリスの成分中に抗ガン効果のある新たな化合物を発見したという発表は、新聞などでも大きく取り上げられひと歩きをし、一気にブームとなった

プロポリスは蜜蜂がつくり出す。蜜蜂が作り出すもので、人間が有効利用できるものとしては、蜂蜜、ローヤルゼリー、蜜蝋、花粉などがよく知られている。プロポリスは日本では、蜂ヤニとして知られていた。さまざまな樹木から集めてきた樹脂を、蜜蜂が唾液と共に噛み続け、ワックス状にしたものがプロポリス製品の原料となる原塊と呼ばれる物質である。このようにしてつくり出したプロポリスを、蜜蜂は巣の補修などに使う。入り口や巣の中の通り道の通路を狭くして外敵の進入を防いだり、巣の内部を一定温度に保ったり、滑らかにしたりする。しかし一番の目的は、巣を無菌状態に保つことにある。樹液には木自身を、守るための抗菌力があって複雑な成分で作られている。例えば巣に外敵が侵入したとき、多数の蜜蜂が蜂毒を用いそれを殺し、死骸は巣から運び出す。死骸が大きくてそれが不可能な場合に注目。死骸をプロポリスで覆うのだ。プロポリスで覆われた死骸は腐敗せずミイラ化され、無菌状態で保たれると言うから驚きだ。1つの巣箱内には多い時で5万羽以上の蜜蜂が集団生活をしていて文字通りの過密世帯のため、常に巣箱内の衛生状態を保つ必要がある。そこで巣の出入り口にプロポリスを塗り蜜蜂1羽がやっと通過する事が出来る狭くて、長いトンネルを作り、外勤より帰巣するたびに自身の体をプロポリスと接触する事によって外部から持帰る有害菌の滅菌を行う、いわば関所のような役目をしているわけだ。このような事から、プロポリスには強力な殺菌作用のみならず細胞活性化作用があり、この天然の抗生剤とも言える、非常に安全性の高い物質を人間の体内に取り入れる事により、健康を維持していこうとの考えにより、古来から用いられてきた。プロポリスの語源はギリシャ語。プロはプロップ(支柱)というラテン語から、ポリスは都市の意味を持つギリシャ語で、「蜂の都市を支える柱」という合成語になった。この名前で呼ばれるようになったのは17世紀以降だが、プロポリスはそれ以前からもミイラを意味するマミイという名前で知られていた。古代ギリシャからその効用は知られていてアリストテレスも『動物誌』の中で皮膚疾患、切り傷、感染症に効果あり、と記述している。ローマのプリニウスも『博物誌』で体内に入ったトゲの摘出や神経症、皮膚に有効としている。
他の文献の記述によれば、腫瘍や炎症、毛髪の発育促進などにも使われていた。古代エジプトでも、その防腐効果を利用してミイラづくりに一 役買っていたと推測されている。古代インカ帝国、アラビアでも薬として知られていて18~19世紀にかけては外傷に対する治療薬として使用された。イギリスと南アフリカのボーア戦争では、ワセリンにアルコール抽出のプロポリス液を加えプロポリスワセリンとして、兵隊の傷口の治療に使われていた。その後の西洋医学の発達、特にペニシリン等の抗生剤の開発によって、その存在は忘れられていたが、近年抗生物質の乱用が問題化している中で、プロポリスは加速度的にその安全性と効果が見直されていると言う次第。ブラジルなどでは、どこの薬局でも買えるポピュラーな民間薬として知られている。欧米諸国ではその歴史も古く、実際に医療薬として使用されている国も多くまた、民間療法としてのプロポリスの利用法は、やけどやニキビ、イボ、シミ、帯状疱疹に塗布するなどです。実際めざましい回復をするようだ。プロポリスの原塊はひとつの巣箱から年間100~300グラム程度しか採れない貴重なもの。現在は少しでもプロポリスの成分を有効に利用する目的から、三つの抽出法が行われている。いちばんポピュラーなのが、アルコール抽出法だ。プロポリスの原塊と食用アルコールを一緒に2~3週間攪拌し、その後、濾過してアルコールとプロポリス成分の融和を図る為、一定期間保存した後に使用する。一般に熟成と称して保存期間が長期にわたる程良い商品であるかのようにうたっているものがあるが、これは定かではない。樹脂から作られるプロポリス原塊は、独特の粘着質を持っている。色は黄緑色から暗褐色までいろいろで、味、香りとも異る。日本には千差万別の品質を持つ原塊が輸入されている(日本国内では養蜂条件の違いにより商業的生産なし)。どの産地で取れた原塊が優れているかというランク付けは困難とか。成長の早いユーカリ樹の植林が盛んで、ブラジル国産のプロポリス原塊は起源植物がユーカリ樹系より由来している物が多く、独特の香りと色調を持っているようだ。ユーカリ樹液は大変殺菌力が強いと言われ、それに加えブラジルで展開されている養蜂はアフリカ蜂化された他国(ヨーロッパ種が主)では見られない特徴を備えたミツバチにより生産されているため、その原塊は大変興味深い成分により形成されていると言ってもよい。値段は東京のデパートでは「ピンキリ」 
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息子をドイツの徴兵に送って(15)
━━━━━━━━━━━━━━━━永冶ベックマン啓子

3月31日の兵役終了の日が近くなると、毎日のように、夕刻の自由時間にバードライヘンハルの町に、仲間達と一緒に食事に出かけたり、近くにある軍人専用トレーニングルームで筋トレをしたと言う。もうハードな訓練は十分したから、早く終わりが来ると良い、と言う時期があったのに、終わりが近くなると、もう2~3ヶ月居てもいいかな、との思いに皆成ったようだ。息子の部屋の仲間は、義務兵役を終えたら全員家に戻り、職業教育の続きや大学進学を考えていると言うことだった。息子が知っている何人かは軍に残り、志願兵になりたい者がいたそうだ。授業の時にも話があり、興味がある者は募集もしているから、担当官に何でも相談するようにとの案内があったという。アフガニスタン南部への派遣の話が出てから、急に志願兵は少なくなくなっているそうだ。経済的理由のみ、あるいは適性や能力が認められない場合は採用されなく、有能な人物の志願兵が少ないのが、問題であるという。
国防軍が必要としている兵士は、磨けば質が高くなる有望な人物であり、問題があり適正がなければ、採用されないという。9ヶ月間の兵役義務後は、海外での平和維持活動と人道主義の為に、8ケ所の国外派遣団に参加する条件で、更に14ヶ月間の訓練を受け、国防軍に就職する事になる。1人は、基幹学校の卒業試験に合格していなく、チェコの国境に近い田舎に戻っても、学校を卒業しないと職業教育も受けられないし、卒業しても仕事もないし、どうしてもここにいたいと話していたそうだ。軍にいれば職業教育を受ける事も出来、衣、食、住は贅沢を言わなければ一応無料で提供され、収入も少なくても少しずつ位が上がれば増えて行く、との理由で、少なくとも4年間はいたいとの話だった。
お金は使う必要もあまり無いので、将来の為に貯金する、とも語ってたようだ。元東ドイツから来ていた仲間は、やはり家に戻ってもそこでは仕事がないから、軍に残り、トラック、バスの運転免許や特殊な車種の免許を取りたいとの希望をもち、数年間は軍に居たいと言う希望だった。あるイタリア人の父親(職業はVIP用ドライバー)から聞いたが、空軍にいる息子(母親はドイツ人)はどうしても旅客機のパイロットになりたく、軍でパイロットになってから、継続教育(ここで2万ユーロ必要)を受けてなる予定だそうだ。息子をどうしても援助したいとの話だった。士官や将校になりたい者は、ミュンヘンとハンブルグに国防大学がある。授業料なしで、給与も得ながら、後に拘束は一定期間あるが、勉強する事が出来る。国防軍はドイツ最大の仕事の提供先でもあり、全部で400種類の職業がある。今までの教育レベルに合わせて、本人の意思と意欲さえあれば、様々な可能性が見つけられる。しかし、政府は2010年には男女25万人の規模にまで縮小するべきだとされている。兵役最後の日、恒例の兵役終了の儀式が、兵舎で行われた。迷彩色のユニフォームは脱ぎ、全部軍に戻し、足りないと罰金の支払いになるそうだが、靴等は個人の所有物になるそうだ。兵役引退者(Ausscheider)そして、国防運のシンボルマークの上に“自由が再び私に戻って来た”と書かれた白いTシャツを着て、仲間や隊長がマジックでお互いに名前を書き合い、ワッペンをつけたり、名前を交換して縫い付けたり、軍の楽団演奏の中で、ビールを飲んで伝統の歌を歌い終了のお祝いパーティを賑やかにしたそうだ。登山用ピッケル、山岳隊のエーデルヴァイスと迫撃砲部隊のバッチをつけた帽子の記念品が渡されて、大切そうに家に持ち帰ったミュンヘンに一緒に戻ったところで、3人でまた市庁舎前のマリエン広場でお祝いして、遅く帰宅した。本人に感想を聞くと「・・・男になった」と一言。「お母さん、これ僕の勤務成績証明書」と、1枚の紙を手渡された。(次回完結)

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プロポリスと抗がん剤を一緒に飲むと

副作用が緩和されるらしい。でも、医者に「飲んでも

いいですか?」と患者が聞いたらダメと言われる

場合が多いそうだ。なんでかな。

コエンザイムQ10とは、抗がん剤は一緒に

飲まない方がいい。せっかく、ガン細胞をやっつけて

いるのに、細胞が活性化するから。ビタミンCや

かんきつ類もダメと言うらしい。プロポリスは

ミツバチの唾液と樹木の皮やつぼみや花粉が交じった

フラボノイドたっぷりの健康食品。でもブラジルでは薬です。

普通に茶色い液体のまま飲んでいるようです。

ティートリーという木が多い地方のプロポリスは、さらに

効果が高いそうです。by日本のお姉さん