イスラエルからのニュース(シオンへの架け橋) | 日本のお姉さん

イスラエルからのニュース(シオンへの架け橋)

2008年9月7日(日)
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*警察が今日、オルマート首相を送検するかどうかを検討

 する。夕方には結論が出る見込みだが、送検されることは

 ほぼ確実。(H,P,Y)

*9月18日にシリアとイスラエルの5回目の交渉が行なわれ、

 米国の担当者が立ち会う予定だと、アラブ紙が報道。(P,H,Y)

*ハマスに誘拐されている国防軍兵士シャリート氏に宛てた

 親からの手紙を、ハマスのマシャールが預かったとの報道。

 仏大統領とカタール首脳を経てマシャールに手紙が渡った

 という。(P,H,Y)

*自治政府のアッバス議長がエジプトを訪問し、ムバラク大

 統領と会談。年内の概要合意は難しいが、まだ可能性が

 あるとの認識を示した。し かし議長は、エルサレムと難民

 帰還権にはこだわる考え。(P,Y)

*入植地からの自主退去者に補償金を支払う法案を閣議で

 検討へ。和平に向けた動きだとの観測が出たが首相官邸

 は否定した。(P,Y)

*バラク国防相が、千丁の銃と、1万発の銃弾の自治政府

 への供給を許可。自治政府はハマスと戦うために銃が必要

 だとしている。シンベト は銃の供給に反対したが、バラク

 国防相が許可した。(P,Y)

イタリアで開催された国際フォーラムで、ペレス大統領

 イランへの軍事攻撃に反対を表明。世界各国が力を合わ

 せて圧力をかけ、イランの核武装を阻止すべきだとの考え

 を示した。(P,H)

*ハマスがファタハの教師を解雇したことに抗議して、イス

 ラム聖戦がデモ。しかし、ハマスはデモを解散させ、数人を

 逮捕した。(Y)

2008年9月8日(月)
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*警察が検討の結果、オルマート首相に対する6件の容疑の

 うち、2件の容疑で起訴すべきだとの結論を出し、書類送

 検。しかし、実際の起訴までには時間が掛かるため、首相

 の辞任後になる見込み。(P,H,Y)

*オルマート首相の弁護団は「警察の発表は大した内容で

 はない」とコメント。しかし、首相はモスクワ訪問を中止。

 月末の国連本会議での演説も中止すると見られている。

 (H,Y)

*国会で定められた法律を最高裁が違法とした場合に、国会

 の絶対多数 で再決議し、最高裁の決定を覆せるとの法案

 が1票差で閣議を通過。各界から悪法だとして批判が出て

 いる。(P,H,Y)

*入植地からの自主退去者に補償金を支払う案の閣議検討

 を延期。他の法案審議で時間がかかったため。入植者らは、

 入植地撤去につながる動きと見て補償金支給論に反発を

 強めている。(Y)

ゴラン高原の返還に国民投票を義務付ける法案が、国会

 の委員会での審議を終えもうすぐ投票へ。本会議でも可決

 成立する可能性が高いと見られている。成立すればシリア

 との交渉は難しくなる。(H)

パリでユダヤ人の青年3人がイスラム教徒の暴行を受け

 重傷。フランスでは反ユダヤ的な事件が増えている。(H,Y)

*墓地の価格が最も高い町はハイファとヘルツェリアで、1万

 2千シケ ル余り。埋葬場所さえ選ばなければ埋葬は保険で

 カバーされるが、家族で同じ場所への埋葬を希望する等の

 注文をつけた場合は有料。(P)

*テロの犠牲となったアラブ系市民の遺族が、ユダヤ人作家

 アモス・オズ氏の自伝的小説をアラビア語で出版。アラブ人

 のシオニズム理解を進め、平和共存に役立てるのが狙い。(H)

2008年9月9日(火)
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イランのブシェールでロシアの会社が建設中の原子炉が

 ほぼ完成し、年末に稼動すると、請け負ったロシア企業が

 発表。イランの核武装を恐れる米国などは、この計画に懸念

 を表明していた。(H,P,Y)

*ネタニヤで商店内に向けた銃撃があり、犯罪組織幹部ら

 4人が負傷。テロではなく犯罪組織の抗争だと見られて

 いる。(H,P,Y)

*ハマスに誘拐された国防軍兵士の解放と引換えに釈放

 する450人の囚人リストを政府の特別委員会が作成。

 リブニ外相は、兵士解放交渉とガザの封鎖緩和を連動さ

 せるべきだと語った。(H,Y)

*アルカイダ指導者のザワヒリが, イランは西欧の手先だと

 批判。ス
ンニ派のアルカイダは、シーア派のイランとは仲が悪い。(H,P)

*ベングリオン空港に北米から3ヶ月の乳児を含む235人の

 移民者が到着し、盛んな歓迎を受けた。(P,H)

*月曜にカイロで行われたアラブ外相会議で、サウジアラビア

 外相がパレスチナの分裂解消に協力するよう各国に呼び

 かけ。ガザに「穏健な政権」ができるべきだと語った。(Y)

*パレスチナ自治区の経済が急成長していることが判明。

 イスラエルとの農産物取引、観光産業なども伸び、人と物資

 の移動が急増、世界的不況にもかかわらず、株式市場は

 堅調な伸びを示している。(P)

*米国南部の「バイブルベルト」内にあるユダヤ人共同体が、

 人口流出を食い止めるため新規移住の家族に5万ドルの

 補助金。(H)

[情報源略号表]
 P=エルサレム・ポスト 
http://www.jpost.co.il/
 H=ハアレツ       http://www.haaretz.com/
 7=アルツ7       http://www.israelnationalnews.com/
I=イスラエル・トゥデイ http://www.harvesttime.tv/israel_today/
 Y=イディオット・アハロノット http://www.ynetnews.com/
 ( )内の記号が情報源。メディアにより掲載日が異なる場合もあり。
[転載・引用・再配布について]
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