**大石英司の避難空港 | 日本のお姉さん

**大石英司の避難空港

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▲▽ベキ分布▽▲
多忙モード、というかやっとサクサク仕事が捗り始めたモード。今日のテーマの「ベキ分布」が何を意味するかは、興味のある方はググって下 さい。たぶん今年の経済流行用語のひとつのはずですが。乱暴に言うと、こういうことです。年収1億円の人が1人、年収10万円の人間が99人いた場合、その百人の平均年収は単純計算すると1億円と出ます(本当は違うけど)。でもこれは実態を反映していない数値ですよね。何しろその1億を得ている人間はたったの一人で、その他は100万円にも達していないんだから。「正規分布では、起こるはずもないピークを持つ分布」これをベキ分布と考えて下さい。金融工学のスペシャリストたちが描く相場の変動というのは、もの凄くアベレージな範囲内に収まり、相場の暴落なんてのは、10万年に一回来るかどうかなのに、実際はしょっちゅう、相場師やノーベル賞数学者の予想を裏切って暴落や暴騰が頻出する。それをベキ分布理論で解き明かすわけです。ある所で、週刊東洋経済の先週発売号の「不確実性の経済学入門」が面白いと紹介されていたものですから、わざわざこれを買いに書店に走ったんですよ。確かに面白い。錚々たるメンバーが執筆しているんですけどね。昨日、病院で読んでいたんです。
たとえば、医者とロックスターとどっちが儲かるか? ここでは、医者が正解です。なぜなら、ロックスターとして成功して医師の数倍の稼ぎを得るためには、数千人のロックを夢見るアマやプロの中からヒットメーカーになるための恐るべき幸運が必要ですが、医者は努力すれば、一定数が医師として成功してそこそこの稼ぎを得られるから。主婦がなぜF×で大儲けできるのか? それは金融工学のスペシャリストたちが、既知のデータを基にした公式の中でしか相場の変動を読めないからですね。主婦は勘で動く。しかも、99人の主婦が損をしていても、一人が相場を当てればニュースになるなぜ医師不足は起こったのか? 医療に付き物の「不確実性」を患者が許容しなくなったから。人はなぜ衰退産業にしがみつくのか? 人間は不確実なことを嫌うから。「ダウ&ワーラン効果」。それらを読み解く言葉として、「ブラック・スワン現象」とか、パレードの法則、「8割の売り上げは2割の商品が生み出す」、「期待効用」、「効率市場仮説」環境問題に於ける「予防原則」。「ロングテール」、所得やウェッブアクセスは、恐竜の尻尾のように分布する。地震予知が当たらないのは、その発生頻度がまさにベキ分布であるからだとか。「認知確率関数」、「ヒューリスティックス」「ナイトの不確実性」。医師が癌告知しないのは、主観確率と客観確率の違いがあるから、とか「動学的不整合性」、「ホメオスタット機構」etcの専門用語が出てくる。こういうのを総じて、最近は「行動経済学」とか「経済物理学」とか呼ぶらしいんですが、もの凄く面白い記事です。先週号ですが、手に入る所ではまだ手に入ると思います。自分は経済の外にいてそんな小難しい話は無関係だと思っている人間が読んでも十分楽しめると思います(この記事を紹介して下さった某氏に、この場を借りて深謝します)。
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※ 事故米
誰も言わないけれど、焼酎の原料として、「正規のベトナム米やタイ米を買ったつもりでした」とか言っているけれど、飲んべぇにとっては、そっちの方が遙かに問題でしょう。焼酎は米が決め手じゃないとは言え、すべて国産のつもりだったものがベトナムの米が入っていました、とか聞きたくないですよね。昨夕、日テレのニュースでウナギ偽装を扱っていたんですよ。「鹿児島産」表示のあるウナギの遺伝子から、日本では生育しないヨーロッパ産ウナギ(実質中国産)の遺伝子が発見されて、それをマイクを持って業者に突撃するんだけど、業者は声を荒げて、千匹の中にたった2匹紛れ込んだだけだろうがゴルウァ! 千匹全部調べてこいや! とマイクをもぎ取るわけ。現行のJAS法って、本当に業者寄りで、帳簿を出してくれと言っても、強制は出来ないんですよ。出さなかったからと言って処罰はできない。せいぜい指導とか処分の段階を踏むことしかできない。その間に業者は看板を付け替えるわけです。警察の「不正競争防止法」等での強制捜査でなければ、全くそれを取り締まることは出来ない。いったいこの国の食品の現場に、本物なんて流通しているんだろうか?
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※ 【話の肖像画】「反日」「嫌韓」って何だ(2)早稲田大客員研究員・洪ヒョンさん
http://sankei.jp.msn.com/politics/policy/080909/plc0809090339000-n1.htm
■日本人にもある「誤解」
--日本では、《韓国は右派も左派も「反日」になると足並みをそろえる。「歴史問題はもう持ち出さない」と言ったはずの大統領も、国内問題で窮すると「反日カード」を持ち出す》といった疑念が消えません洪 多くの日本人が「反日」に対して、間違った認識を持っていると思います。「反日」の理由を「植民地統治への記憶」と考えているでしょうが、そればかりではない。「その記憶を忘れるな」「復讐(ふくしゅう)せよ」と偏狭な民族主義や共産主義のイデオロギーをもって煽(あお)り続けている勢力こそが問題なのです。それに反論しようものなら“親日分子”のレッテルをはられ、徹底的に攻撃されるから怖くてできない。「反日」を政治的に利用した指導者も、最近10年の左翼政権の時代を除けば、実はそんなに多くはないと思います。ところで日本で最も“嫌われている、反日的な”韓国の大統領は誰ですか?--おそらく竹島を含めた「李承晩ライン」を一方的に設定して日本漁船を拿捕(だほ)しまくった初代大統領でしょうね洪 私は、李承晩大統領は韓国を自由民主主義の近代国家にしようとした偉大な功労者だと思います。反対に、日本で伊藤博文は近代化の功労者ですが、韓国では嫌われている。両国民が、こうしたことを認め合うことができれば、必ずや「感情」は乗り越えられます。また、両国関係の戦略的発展のために、いろんな人が努力したことが正しく評価されていません。1965年、今より反日感情が激しくて当たり前のときに朴正煕大統領は日韓国交正常化を断行し、高校で日本語を教えることを決めました。現在も世界で日本語を学んでいる学生が最も多い(人口比で)のは韓国なんですよ。そんなことを日本のメディアは無視します。--日本では、朴大統領は軍事政権で強権的な政治を行い、「金大中事件」(73年)を起こした、というイメージがいまだに強いですね洪 金大中政権が誕生したとき、多くの日本人は歓迎しました。それは今も「金大中氏は民主化のシンボルだ」という“誤った”認識があるからです。韓国ではソウル五輪(88年)を機に“民主化”の名を借りた左傾化が一気に進みました。その左傾化の実情や「反日」の増幅に日本人は気づかなかったのです。(喜多由浩)
                   ◇
【プロフィル】洪●
ホン・ヒョン 1948年、韓国・ソウル出身。陸軍士官学校卒。3度の駐日韓国大使館勤務を経て、2004年から早大客員研究員。
●=榮の木を火
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>反日的な”韓国の大統領は誰ですか?
>--おそらく竹島を含めた「李承晩ライン」
どうだろう。日本人として見れば、独立直後の宰相がやることなんてそんなものだろう、という諦観で見ているような気がしますけどね。むしろ、民主化弾圧のイメージが強い朴正煕とかの方が仇役のイメージが強いでしょう。 ただ韓国全般に関して言えば、韓国が戦後、王朝を復活させて主権と外交の分離が出来なかったことがその後の韓国の対外政策の数多の失敗を加速させたような気がしますね。日本の場合、どれだけ政治がチョンボしても、天皇制という対外的な「顔」、純粋無垢な存在が事実上日本人の主権を具現化することで外交上の失点を防いできた。韓国でそれが出来なかったのは不幸ですよね。誰かが知恵を授けてやれば良かったのに。 もし韓国が立憲君主制を布いていたら、国際社会に於ける韓国の地位も、日韓関係もだいぶ違っていたんじゃなかろうかと思うのですが。
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※ 住んでみたい街
http://markezine.jp/article/detail/5313
住友不動産、大京、東急不動産、東京建物、藤和不動産、野村不動産、三井不動産レジデンシャル、三菱地所の不動産大手8社は、2000年から新築マンションポータルサイト「MAJOR7」を共同で運営。サイトへの年間アクセス数は80万件を超える今回の調査は、MAJOR7参加各企業の新築マンションに購入意向があるインターネット会員(2008年5月時点約33万人)を対象としたもので、集計数は首都圏4,496人、関西圏865人となっている。「住んでみたい街」総合ランキング(首都圏)「住んでみたい街」の首都圏でのランキングでは、2004年のアンケート開始以来はじめて首位が入れ替わり、1251ポイントを獲得した「吉祥寺」が1位となった。2位「自由が丘」は1215ポイントで、3位「横浜」の760ポイントに大きく差をつけている。また、トップ10のうち、「二子玉川」「中目黒」「目黒」「青山」の4つの街が昨年に比べ順位を上げている。
「住んでみたい街」総合ランキング(首都圏)

1位 吉祥寺
2位 自由が丘
3位 横浜
4位 二子玉川
5位 恵比寿
6位 広尾
7位 鎌倉
8位 中目黒
9位 目黒
10位 青山

総合集計1位の「吉祥寺」は、女性からの支持が高く、男性1位の「自由が丘」を逆転して総合1位となった。特に、40歳前後の女性からの支持が高く、2位の「自由が丘」に71ポイントもの大差をつけている。選んだ理由をたずねたところ、1位の「吉祥寺」は“公園が多いから”、2位の「自由が丘」は“おしゃれだから”“街並みがきれいだから”、3位の「横浜」は“商業施設が充実しているから”が上位にあがっている。トップ3、およびランクアップした街の6つの内4つの街が東急沿線で、東急沿線の人気の高さがうかがえる。また、「鎌倉」は「エコ意識の高そうな街」「思いやりのある子供に育ちそうな街」「メタボが解消できそうな街」の3項目でトップ3にランクインしている。

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>首都圏1位は「吉祥寺」、関西1位は「芦屋」
芦屋か……。右を向いても左を向いても田中康夫みたいな見栄っぱりのいけ好かんキャラの住民ばかりのような気がするけれど。 義妹夫婦が吉祥寺の近くに住んでますけれど、ここって道が細くて車が動かないじゃん。車が動かない街って、普段マイカーを持たない人間にとっても結構不便なんですよね。4位の二子玉川は理解出来るけれど、その上に横浜があるのは理解出来ない。
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※ 銀行にマネー滞留、預金超過145兆円 7月末は最高水準
http://www.nikkei.co.jp/news/main/20080909AT2C0401608092008.html


国内景気の減速を背景に、企業活動や株式市場に資金が向かわない傾向が鮮明になってきた。日銀統計によると、7月末の民間銀行の預金残高は貸出金を150兆円弱上回り、過去最高水準となった。リスクを敬遠するお金が銀行に集まり、「貯蓄から投資へ」の流れが停滞。一方、預金に対する貸出金の比率を示す「預貸率」は約7割に低迷している。株式市場や企業の設備投資にお金が回らなければ、日本の経済成長の足を引っ張りかねない。 全国の銀行の預金は7月末で549兆円。これに対し貸出金は404兆円にとどまり、預金の超過額は最高だった6月末に比べやや減少したが、145兆円に達する。2000年に20兆円程度だった預金超過額は02年からの金融危機後に増え続け、預貸率100%前後から70%台に低下した。
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これって、その差額の145兆円は、銀行の中で眠っているということですよね。そりゃ銀行としては、この低金利で別に寝かせておいたからと言ってたいして損にはならないんだろうけれど、まずは銀行にちゃんと投資しろよ、というのは間違いなんだろうか。てか私に貸してくれない? 1400万の中古マンション買うから。その程度のローンくらい組ませてくれても罰は当たらんだろう(T_T)。
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※ レーザー光線の妨害行為に、闘莉王怒
http://www.sanspo.com/soccer/news/080909/scc0809090432004-n1.htm
日本代表DF闘莉王(浦和)は、バーレーン戦(6日=日本時間7日)で起きた相手サポーターによるレーザー光線の妨害行為について「あれはよくない。やっちゃいけないこと。ヘディングのときに(光線が)見えた」と語気を強めた。終了間際にヘッドでのバックパスでオウン・ゴールを献上した闘将の怒りは、帰国しても収まらなかった。(羽田)
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これがテロ朝のカメラに、緑色だったかな、バッチシ映っているんですよね。露骨と言うか開けっぴろげというか。
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※ 外貨準備管理で民間人1人公募 財務省
http://www.nikkei.co.jp/news/keizai/20080908AT3S0801G08092008.html
財務省は8日、外貨準備の管理を担当する「資金管理専門官」として民間人1人を公募すると発表した。過去の円売り・ドル買い介入などで約1兆ドルの規模にまで膨らんだ外準の管理体制を強化するのが狙い。任期は来年1月から2年間で、5年まで延長できる。資金管理専門官は現在1人置いているが、民間から起用するのは初めて。主に海外の金融市場や経済動向の分析を担い、外準の運用のために保有する外貨建て資産のリスク評価などに役立てたい考え。
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これって政府系ファンド設立への準備ですよね。民間人を入れてやっていけるかどうかのテスト。
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※ ちょっと怖い、唐の予言書の話
http://ascii.jp/elem/000/000/170/170190/
北京オリンピックで中国は最多の51個の金メダルを獲得(2位は米国36個、3位はロシア23個と断トツ、アテネでは米国が1位で36個だった)と聞いて、ちょっと気になることがあった。 出会いが生んだ出会 私は、この20年ほど毎年香港に出かけることにしていて、いつの間にか友だちもできた。あるとき、尖沙咀(チムサッチョイ)の火鍋屋でそんな感じでワイワイやっているときに、モクさんを紹介された。映画「少林サッカー」に出ていて、悪玉の側近を演じていた髪の長い気のいいお兄ちゃん風の人物である。 香港の映画スターと知り合いになれたと思ったら、この人、本業は役者ではないんだそうな。新宿のヨドバシカメラとかでデジカメなんかを買い込んでは、巨大なスーツケースに詰め込んで香港に運び、九龍湾の自分のお店で売っていた(当時)。 「日本と香港のデジタルを繋ぐ人」ということで、「月刊アスキー」にも登場してもらった。コンピュータオタクを、広東話では「電脳発焼友」(ディンノウファッシウヤウ)と言うなど教えてもらった。ヨドバシカメラ新宿東口館店の店員さんが「少林サッカー」を観たてたら、「あっ、うちのお客だ!」と驚いたはずである。
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中国伝説の予言書「推配図」
そのモクさんと、渋谷の庄屋で飲み食いしたときに「とっても面白い本だよー」と勧めてくれた香港で出版された本があった。2001年に出た本で「推背図」(李淳風・袁天綱原著/莫天賜訳注/力出版 68HKドル)という。 その後、その本を香港から送ってもらったものの中国語の本ではサッパリ読めない。ちょうど「本の雑誌」のHさんから「読んでない本ってありませんか?」というメールが来たので、この本について書くことにした。「本の雑誌」(2002年11月号)の特集「未読の王国」の中の「中国稀覯書美人女優的現代語訳注本」という文章である。

・以下、この本について書いている部分を引用する。
(前略)中国の唐の時代に書かれた讖書(しんしょ=予言書)で、日本の某古書店で、写本が八○万円ほどのお値段で出ていた。それを買いました──というわけではないのだが、その現代語訳注本が香港で出ているのだ。モクさんによれば、中国人なら知らない人はいないくらい有名な歴史的な本で、今回、中国のWTO(世界貿易機構)加盟まで予言されていたことが明らかになった。しかも、その現代語訳注本の著者は、ウォン・カーウァイ監督の「天使の涙」とかに出ている女優カレン・モクのお父さんだそうだ。  これは入手するしかない! だって、面白い予言書→中国人なら誰でも知ってる→WTO加盟→カレン・モクである。 そう思って、香港在住の友人に頼んで買って送ってもらった。 待つこと一週間、届いたのが「推背図」(李淳風・袁天綱原著/莫天賜訳注/力出版 68HK$)である。 すると、私の奥さんが「この本なら諸星大二郎のマンガに出てくる」と言う。 「諸怪志異」シリーズの単行本「鬼市」に、たしかに「推背図」と題する一話がある。 五行先生の家に、役人たちが、讖書や禁書の取り締まりにやってくる。入れ違いに数人の男たちが家を出ていく。弟子の燕光(おばけちゃん)が、彼らと同行することになるのだが、道中、男たちはずっと議論に花を咲かせたり自説を開陳したりでにぎやかである。ところが、旅籠に泊まって一夜あけると誰もいない。かわりに床の上に一冊ずつ書があるだけ。五行先生が、讖書や禁書を人の姿に変えて逃がしていたわけなのだ。 その中に「推背図」があって、人の姿ではずっとわけのわからないことをしゃべっている。弟子の「推背図とは何ですか?」の問いに、五行先生が答えて「讖書だよ。未来の予言書だ。李淳風が六十番まで讖(予言)を作った時、袁天綱が李の背中を推して、そこでやめておけと言ったそうだ。それで推背図という」とある。(後略) これは自分も読みたいし、日本語訳を出すだろうというということで、台湾出張で通訳をお願いするLさんに相談してみた。すると、日本人には難しすぎる中国の歴史の話が多いという。 というわけで、日本語訳の出版はあきらめたのだが、調べていくとこの本がいかにすごい本であるかが分かってきた。平凡社「世界大百科事典」では、「禁書」の項に推背図の名前が出てくる。元代に世を乱す妖書として禁令が出されたとある。 神保町の原書房(易学書の専門店)に出かけて「推背図に関係する本はありますか」と尋ねると、「はいはい推背図ね」と言われて台北の漢口街にある書店を勧められた。 その後、この本、ずっと私の本棚の中に入ったままだった。しかし、ずっと私の心にひっかかっていたことがあったのだ。それは「推背図」の裏表紙に書かれていた次の予言である。

・二○○八年北京奥運動会中国金牌総冠軍
(2008年の北京オリンピックでは中国が金メダルを最も多く取る)当時は、オリンピックまで時間があったから、「へぇ~、そんなのありえるのかね? 随分近い予言だけど、外れたらどうするのかねぇ?」というくらいに思っていた。この本が出た頃に「北京オリンピックで金メダルを一番取る」と予想していた人ってほとんどいなかったのではないかと思う(その後、アトランタで金メダルをいっぱい取ったので信憑性は出てきましたが、正直、この段階では外れるだろうと思うのが普通だったはずだ)。 しかも、よく考えるとこの現代中国語注釈本が出た段階というよりも、オリジナルは唐の時代に書かれたものである。つまり、1000年以上前に「北京オリンピックで~」なんてこと予言していたことになるわけだ。ちなみに、予言はどんなふうに書かれているのかというと、「推背図」では、60枚のお札のようなページ構成になっている。そこに点取り占いのような絵と、八卦、それに中国詩が必ず2つセットで付いている。じっくりページをめくっていくと、「北京オリンピックで~」の予言も見つかった。 「推背図」(香港の現代中国語訳注本)の著者は、テレビを見ながら「当たった!」などと飛び上がったのか? それとも「やはり当たってしまったか」と、なんとも複雑な気分になったのか(というのは、推背図は60枚の予言しかなく、まだ解釈されていない予言は少ない。 つまり、世界の終わりは近いのではないか=といっても、安易にそこまで解釈されていないところがこの予言書のよいところなのだが)? ちなみに、裏表紙をもう一度よく見ると「三十年後、中国世界第一等」と書いてあって、これは「中国が世界一の経済、文化大国になる」というような意味でしょうか。こうなると、唐の時代の予言書も、シミュレーションのような雰囲気になってきます。 そうなのだ、今回の「ご提案」は、コレである! 未来を予言する最もよい方法は、 未来をつくってしまうことである。 あっすいませんアラン・ケイの言葉でしたねこれは……。
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>推背図。トンデモ・マニアの私が初耳なのですが、そんなアホな。どういう絡繰りなんだろう。
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オリンピックを北京でするlことは、チュウゴクはもう何十年も

前から計画していて、会長になりそうな人にずっと献金して

いたのだよ!根回しが何十年単位なの。

それに、オリンピックでは、開催国が一番金メダルを

取るものなのだよ。だって、慣れている場所だし応援が

すごいし、選手のやる気もすごい。チュウゴウ政府は

若手の育成のために、アトランタには、ベテラン選手を

はずして、若手ばかり送り込んできた。

北京で金を取るためです。それに、金が取れそうな地味な

種目にチュウゴクはいっぱい選手を送り込んでいる。

、、とインド人が言っているそうです。

チュウゴク人は先に目標を掲げて、実行するまで何十年も

かけるのさ。目標があれば、努力するし、根回しもできる。

その辺は、日本人はマネてもいい。チュウゴクは、

オリンピックの会長にワイロを渡してるけど、そこはマネしては

いけないだろう。しかし、次期会長を育てて会長になるように

工作するって、そんな気の長い根回しを日本はできるかな。

この話は、チュウゴク公式雑誌で、根回ししていた本人の

手記で読んだ。by日本のお姉さん