続き
※ 成田―羽田、鉄道で1時間構想 国交省、都心に新線計画
http://www.asahi.com/travel/news/TKY200809060225.html
成田、羽田両空港を1時間以内で結ぼうと、国土交通省が09年度から、東京都心に新しい鉄道路線を建設するための調査を本格化させる。世界への窓である成田と、国内網の拠点である羽田の間を移動しやすくし、総合的な交通ネットワークを充実させる狙いだ。ただ建設費は少なくとも3千億円に達する見込みで、実現には課題も多い。 両空港の間は現在、京成電鉄と都営地下鉄浅草線、京浜急行電鉄の相互乗り入れで直通列車が走っており、所要時間は1時間46分。リムジンバスは1時間15分だが、渋滞に巻き込まれる恐れが消えず、時間のめどが立ちにくい。 京成本線のバイパス機能を持つ成田新高速鉄道(運行は京成)が10年度に開業する予定で、成田(空港第2ビル)―東京都心(日暮里)の所要時間は今より15分短い36分になる。国交省は同線開業を受け、都心を南北に走る都営浅草線の押上―泉岳寺間にバイパス路線を造り、両空港を1時間以内で結びたい考え。東京駅付近への駅の設置も検討する。 浅草線内は設備上の制約から高速運転が難しい。同線での高速化では、特急が各駅停車を追い抜けるよう部分的に待避線を設ける案もあり、建設費は400億円程度で済むと試算されている。ただ、自民党内に本格的な時間短縮を求める意見もあり、待避線方式よりさらに10分ほど時間を短縮できるというバイパス建設方式に国交省は傾きつつある。 建設費は京成や京急、東京都、千葉県などと国とで分担する想定だ。建設に向けた調査や関係団体との協議を本格化するため、国交省は関連費用を09年度予算の概算要求に盛り込んだ。2千万円前後とみられる。(山本精作)
---------------------------
羽田から千葉まで海底トンネルを走らせて、千葉から特急というのじゃ駄目なの? 成田の利便性向上に関して、どうせ羽田集約は解りきっているから、誰もやりたく無い。かと言って、羽田に全面移転、成田は補完用とします、なんてことは誰も言わないんですよね。今後の航空需要の伸びを考えると、羽田に主軸を移すにしても、成田の補完は不可欠なんだからそこはきちんとやるしか無いでしょう。
--------------------------
※ ネット渋滞解消へ対策、米大手が「定額使い放題」見直し
http://it.nikkei.co.jp/internet/news/index.aspx?n=AS1C05009%2007092008&landing=Next
動画利用の急増でインターネットの通信速度が下がる「ネットの渋滞問題」に対応するため米国の大手事業者が接続料金体系の見直しに動き始めた。頻繁に動画などをやり取りする一部利用者が通信回線を実質独占する現状に対応、通信量に応じて費用を負担させる新方式を試験導入する。日本でもネット渋滞は深刻で「一定額を払えば使い放題」が売り物だった事業モデルの見直しが広がる可能性も出てきた。料金体系の見直しに乗り出したのはネット接続事業を兼営する米CATV最大手のコムキャストと同2位のタイムワーナー・ケーブル。送受信した電子メールや動画などのデータ量を計算、これが一定量を超えた場合に超過量に応じて追加料金を徴収する「従量課金」方式を一部採用する。
------------------------
私がロンドンから帰ってきて、日本もそうなると書いたのはもう2年前ですけど、日本は頑張ってますよね。どうして日本のプロバイダだけこんなに頑張れるのか不思議でならない。
------------------------
※ 県議会「最も期待はずれ」は埼玉 オンブズマン調査
http://www.asahi.com/politics/update/0908/TKY200809080003.html
全国市民オンブズマン連絡会議が発表した都道府県や政令指定市、中核市の議会の「期待はずれ度」ランキングで、都道府県議会のうち埼玉県議会が「ワースト1位」となった。県議会では各会派の議案に対する賛否を公表していないことなどを挙げ、「埼玉県議会がワースト1になったのは、議会や議員が何をしたのか『結果』の透明性が低かったから」としている。 ランキングは、同会議が今年5~6月、47都道府県、17政令指定市、39中核市の議会を対象に行ったアンケートから作成。政務調査費の支給額や領収書添付の有無、委員会の議事録を作成しているかなどを尋ね、回答により得点をつけて評価した。 県内では県議会と政令指定市のさいたま市議会、中核市の川越市議会の3議会が評価された。満点は29ポイントだが、県議会は3.2ポイントで都道府県議会のうち最下位。ワースト2は福井、佐賀の両県議会の4.2ポイントで、3ポイント台は埼玉だけ。 本会議などで登庁した際に、交通費などとして支払われていた費用弁償がないさいたま市議会は、9.8ポイントで17政令指定市のうち6位。川越市議会は5.2ポイントで39中核市のうち31位だった。 同会議事務局長の新海聡弁護士は「都道府県議会で最も得点が高かった長野県議会(15.0ポイント)と埼玉県議会の違いは、『結果』の透明性による」と話す。長野も埼玉も議会での質問を県側に事前通告するなど、「意思形成の部分については、どの議会も差はなく、悪い」という。 ただ長野は委員会での全発言を議事録に載せているのに、埼玉は要約だけであったり、長野は議案に対する各会派・議員の賛否を公表しているのに埼玉は公表していなかったりと、「議員が何をしたのかを示す『結果』の透明性が低く最下位になった」と指摘する。 新海弁護士は「意思形成についても、結果の透明性についても悪い議会がどんなものか、まず県民が傍聴してみて、議会の改革を促してほしい」と話している。 県議会は今年、県政調査費(政務調査費)の公開など議会改革に向けて多数会派による「議会あり方研究会」を立ち上げ、協議を始めたばかり。今回のランキングについて深井明県議会議長は「議会あり方研究会で改革を協議してもらっており、現時点ではコメントできない」と話している。
----------------------
>長野は委員会での全発言を議事録に載せているのに。県議会の先進度を示す基準として長野スタンダードがすっかり定着しつつありますね。田中康夫が「僕が改革したおかげで」と言い出すのは時間の問題ですね。
-----------------------
※ レ-ザー使い、樹脂の中に金属粒子並べる 阪大グループ
http://www.asahi.com/science/update/0906/OSK200809060071.html
透明な樹脂の中に浮かび上がった「光」の文字――真嶋哲朗・大阪大教授らのグループがレーザー光線を使い、金属粒子を並べる方法を開発した。携帯電話などに使われる折り曲げ可能で高性能の回路基板の開発につながりそうだ。 真嶋教授らは、金や銀などの金属イオンを含む透明な樹脂に、光に反応する薬剤を混ぜ、2種類のレーザー光線を当てた。その交点で、化学反応が起こり、金属粒子があらわれた。さらにレーザー光線を当て続けると、交点以外の部分でもレーザー光線に沿って金属があらわれ、直線を描けることを発見した。 樹脂を「基板」、金属の直線を「配線」として使えば、折り曲げ可能な回路ができそうだ。線は立体的に引くこともできるので、複雑な回路を従来よりコンパクトにまとめることも可能になる。真嶋教授は「金属の線に実際に電気を通すなどの実験を進め、新技術として確立したい」と話している。
------------------------
ええっと……、それがビグ・ザムにみえて仕方ない件に関して。
------------------------