*大石英司の避難空港 | 日本のお姉さん

*大石英司の避難空港

ようちゃん、おすすめ記事。↓*大石英司の避難空港(月曜日)
昨夜のTBSのネイチャー番組で、都会にアライグマが増えているというのをやっていて、神奈川県では、1998年に4頭の捕獲だったものが、2007年には1224頭に激増している。日本のアライグマはどうなのか、アメリカのアライグマは回虫や狂犬病ウイルスをもっていて害獣指定されているんですよね。 北米からの輸入だと、都市部に出没するアライグマも、その危険を想定した方が良いですよね。
▲▽姥捨て山を作れ▽▲
※ 新宿に「限界集落」出現 「都心の姥捨山」、65歳以上が半数の団地出現
http://sankei.jp.msn.com/life/welfare/080907/wlf0809071423000-n1.htm
東京・新宿区に65歳以上の住民が半数を超える大規模都営団地が出現したことが、同区社会福祉協議会の調査で6日分かった。高齢化に加え建て替えで高齢者が集中したことが原因で、高齢化率トップの群馬県南牧村並みの「限界集落」が都心に生まれたことになる。区社協は孤独死の増加も心配されるとして、対策に取り組み始めた。山間地で高齢化率が5割超の「限界集落」は存続が困難とされる。インフラの整った都市の事情は異なるが医療など支援が重要。国立社会保障・人口問題研究所は団塊の世代が多い都市部の都道府県で高齢化が進むとみており、「限界集落」が地域の中心都市に現れる可能性もあり、新たな都市問題となりそうだ。超高齢化が判明したのは総戸数約2300戸の「戸山団地」。1990年から全16棟の建て替えが進んでおり、新宿区社協は、約6割の新住民が入居した昨年末以降、成富正信・早大社会科学部教授と調査を開始。団地住民が大半を占めるこの地区の住民基本台帳調査で高齢化率が51.6%に達したことや独自調査から、区社協は住民の過半数が65歳以上と推定。高齢化率は19.8%の区平均を上回り、75歳以上の約6割が独り暮らしとみている。約340世帯が暮らす2号棟のあるフロアには、独り暮らしの1DKばかり35室が並ぶ。住民の鴛谷幸男さん(79)は「ドアを閉めると中の気配が分からない」と孤立感を話す。共用階段の電球取り換えも、70歳を超える世話役には危険で維持管理も重荷だ。区社協は住民の高齢化に加え、棟によっては1DKが半数近いなど単身者用に偏った建て替えが、独り暮らしの高齢者の増加につながったと判断。家族向けを増やすなど多様な街づくりを工夫すべきだったと指摘する。都住宅整備課は「困窮者を優先入居させる必要があり、単身高齢者が増えた」と、住宅政策としては適切とする。しかし、都市の公営住宅に高齢者が集中する傾向は各地でみられ、成富教授は「人間関係が希薄な都会は住民が孤立しかねない」と、対策を訴えている。

・入居者「都心の姥捨山」
「ここは都心の姥捨山(うばすてやま)だね」。高齢化率5割を超す東京・新宿区の戸山団地の3号棟で8年前から暮らす本庄有由さん(70)は、つぶやく。同団地で今年、小学校に入学したのは5人、成人式を迎えたのは10人だが、昨年亡くなった高齢者は50人に上るという。既に数人の孤独死に立ち会った。「冷房の効いた夏場より、部屋が温まった真冬の方が悲惨な状態で見つかる」といい、何カ月も周りが気付かない共同体は異常と話す。約4年前に妻を亡くし独り暮らしの本庄さんにとって、近所付き合いは最後の「きずな」と思う。同団地では、1960年代に発足した自治会が昨年、解散。各棟ごとの夏祭りや食事会、同好会活動は有志で続けている。「住民が集まる口実を絶やさず、互いにドアを開けておくことが大事」と、今夏の盆踊り大会参加者の一人は話した。高齢者が増え続ける都市の公営団地は、各地にある。高齢化率23・8%(3月末)と、政令指定都市で最高水準の北九州市。同市門司区にあり、9棟約220戸の後楽町団地を昨年調査した北九州市立大の楢原真二教授によると、住民の高齢化率は87%、平均年齢は約74歳に達していた。
【用語解説】都市部の高齢化
国立社会保障・人口問題研究所が2006年末にまとめた推計によると、2005年と比べた2035年の老年人口(65歳以上)の増加率は、東京、埼玉、神奈川、千葉の4都県とも60%を超えている。一定程度の高齢化を経た秋田や山形、島根、高知の各県の増加率が1けた台にとどまっているのに対し、首都圏の高齢化はこれから速まる。団塊の世代や若年層が多く住んでいることが原因で、高齢化問題の深刻化が懸念されている。
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場所的には、新大久保駅と高田馬場駅を結ぶ鉄路の西側、と考えて良いんでしょうか。お世辞にも一等地と言える場所ではないけれど、それでも新宿駅徒歩圏内ですよね。ワーキングプアには住む場所もない。リーマンは延々と一時間かけて都心の会社に通っている一方で、こんな所に住んでいる人々が居て限界集落化している。23区は金があるから、そういう所で老人のケアをするのは正しいのかも知れないけれど、やっぱり何処かチグハグですよね。せめて山梨とか、中央線の彼方に飛び地でも作って、そこを姥捨て山に指定して、面倒見れば良いじゃないですか。それで地方に雇用も生まれる。当然空いた後の建物は、ワープア世代に解放ですよ。もちろんロンドンみたいに、金持ちの街に全く公平に低所得者用集合住宅を建てるというのもやりようだと思うけれど、いずれにせよ、都市部に於ける公営住宅の役割を今一度きちんと制度設計する必要がありますよね。日本の政治の究極的に駄目な部分は、政治もメディアも、その辺りで本音の議論をしないことですよね。肝心な所に蓋して、美辞麗句並べていればなんとかなると思っている。人口と経済が右肩上がりだった頃はそれでもなんとかなったけれど、もう綺麗事を捨てて議論しなければ問題は解決しないんだ、という現実を認めなきゃ。なぜそれが出来ないか? といえば、政治家はマスゴミが恐いから。マスゴミは、無能な政治を叩いていればそれで稼ぎは得られるし、勝ち組という彼ら自身の既得権益も失いたくないから、本音の話はしたくない。だって国が滅んだって、彼らの退職金も年金も安泰なんだから。「姥捨て山を作れ」という主張が「ぼくらは戦争を望んでいる」くらいにメディアで衝撃を持って語られるようになることが第一歩ですよ。
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※ 【拉致新疑惑】捜査当局が拉致事件で再捜査 10年前に失踪の辻出さん
http://sankei.jp.msn.com/politics/policy/080908/plc0809080200001-n1.htm
平成10年に三重県伊勢市で失踪(しっそう)した女性が、北朝鮮に拉致されているとの情報が中朝関係筋から政府に寄せられていたことが7日、複数の政府関係者の話で分かった。女性は政府認定の拉致被害者や特定失踪者リストにも含まれておらず、捜査当局は拉致事件での立件を視野に再捜査を開始する方針を決めた。当時、現場近くに不審船の出入りがなかったかどうかなどを洗い直す。政府の拉致問題対策本部もこうした情報を把握、強い関心を示している。この女性が拉致されていることが確認されれば、18人目の拉致被害者になる。北朝鮮の金正日総書記は昭和60年代以降の拉致を否定しており、この拉致疑惑が事実であれば、北朝鮮の主張がまた一つ根底から崩れる可能性が出てきた。女性は宮崎県生まれで、伊勢市の地域雑誌「伊勢志摩」の編集記者をしていた津市の辻出紀子さん=失踪当時(24)。辻出さんは平成10年11月24日深夜に退社した後、行方不明となった。三重県警は、辻出さんが知人男性から伊勢市内の損害保険会社駐車場に呼び出されていたことを把握、事情聴取したが「当日夜に会ったが、付近の県道で車から降ろした後は知らない」などと話し、捜査は「迷宮」入りとなっていた。しかし、今年春ごろに政府関係者が北朝鮮事情に詳しい中朝関係筋から「辻出紀子さんという方が北朝鮮にいるのではないか」との情報が寄せられていた。この際、日本側は「辻出さんの『つ』の字も出さなかったのに、先方から辻出さんの名前をフルネームで言った」(関係者)という。辻出さんに関しては、平成18年夏にも「北朝鮮で似たような人を見た」との情報が脱北者から寄せられたが、日本のNGOが調査した結果、別人と判明したこともあった。ただ今回、辻出さんの拉致情報が別ルートからも寄せられたことで、三重県警などは拉致事件の可能性を含め捜査を洗い直す方針だ。政府関係者は「第三国の人間が、拉致被害者や特定失踪者にもなっていない人の名前を知っているのは不自然だ」として高い関心を寄せている。北朝鮮による拉致事件をめぐっては、金総書記が小泉純一郎首相(当時)との平成14年9月の日朝首脳会談で日本人拉致を認めた上で、関係者の処罰や再発防止を約束。今年8月の日朝実務者協議では北朝鮮がすべての拉致被害者の再調査を行うと約束した。北朝鮮側は1日の福田康夫首相の辞任表明に伴い、再調査のための調査委員会設置を延期すると日本政府に通告したが、辻出さんの新たな拉致疑惑が浮上したことで、今後の日朝協議にも影響を与えそうだ。
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驚きましたね。これは美人記者の失踪ということで、地方で起こった事件にしては、在京メディアも積極的に動き、までも犯人はあいつだろう、みたいな名指しがずっと為されてきた。実際にそれで、最後に会ったことが解っている男性が別件逮捕されたんですよね。話自体が固いかどうかはちょっと疑問があるところではありますが。それで、失踪した女性には美人の妹さんがいて、その妹さんが後日、容疑者にもされた姉の元恋人の男性(アカピー記者)と懇ろになって……、そういうシーンをたまたま目撃した記者がピンと来たみたいな話を、ネットの何処かで目にした記憶があるのですが、あれは何か別の事件だったかなぁ……。と思って調べたらまだあった。↓
http://www3.diary.ne.jp/logdisp.cgi?user=333840&log=20030928

http://www3.diary.ne.jp/logdisp.cgi?user=333840&log=20030929

その辻出さんが北にいてまだ生きているかどうかはともかく、妹さんとそのアカピー記者は結婚でもしたんでしょうかね。ネタがネタだからすぐ週刊誌が動き出すでしょうが。この失踪事件では、そもそも彼女は、三重県の某有名な風俗の島に潜入取材を試みて、それで消されたみたいな話もまことしやかに流れたんですよね。
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※ 定額減税の額「1世帯5万円めど」 公明・太田代表
http://www.asahi.com/politics/update/0907/TKY200809070157.html
公明党の太田代表は7日、テレビ朝日の番組で、年度内の実施が決まっている定額減税について「10年前の特別減税からいくと、額のメドとしては世帯主に2万円ちょっと、扶養家族にその半分で、(1世帯あたり)5万円とか6万円と言っている」と述べ、98年の特別減税の額を参考に政府に求めていく考えを示した。財源については「無駄をなくし、特別会計の剰余金、積立金を使い、赤字国債ではないことだけは明確だ」と述べた。
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何の効果もありませんよ。低所得層への減税なんて、何も効果はありませんよ。こういうことで唯一効果を持つのは、アメリカのように実際にキャッシュを国民にばらまくことでしか効果は得られない(これも効果は無い、という人々は一定数いるんですけど)。私は大きな計算が全くできないのですが、仮に日本で10兆円を小切手にして国民にばらまくと、一世帯辺り、どのくらい貰えるんでしょうね。四人家族で30万とか? それとも3万円?
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※ 臨時国会「冒頭解散」へ 総選挙、11月上旬が有力
http://www.asahi.com/politics/update/0907/TKY200809070153.html


自民、公明両党は、24日召集予定の臨時国会で新首相を選出し、新内閣が発足した後、できるだけ早期に衆院を解散する方向で調整に入った。新首相の所信表明演説後か代表質問終了後が想定されており、事実上の「冒頭解散」となる。9月末か10月初旬に解散し、総選挙の投開票日は11月2日か9日が有力視されている。 福田首相の辞意表明直後の与党内では、景気対策を盛り込んだ08年度補正予算案を臨時国会で成立させてから解散・総選挙に踏み切るべきだとの意見が強かった。しかし、5人以上が立候補する見通しとなった自民党総裁選に世間の関心が集まり、報道各社の世論調査で自民党の支持率が回復傾向にあることから、新首相誕生直後に内閣支持率が高くなることを想定し、そのまま総選挙に臨むのが得策とする意見が自民党内で一気に強まった。 景気対策を重視する公明党内では「解散は補正予算成立後」との意見も根強いが、もともと同党が年末年始を軸にした早期解散を自民党側に働きかけてきたこともあり、与党に有利なタイミングとして「冒頭解散」を容認する見通しだ。 自民党の古賀誠選挙対策委員長は7日のNHKの番組で「総裁選を十分生かせるようなタイミングで総選挙を迎えることができれば一番いい」と述べ、所信表明と代表質問終了後に解散するのが望ましいとの考えを明言した。総選挙の投開票日については「10月は日程的に少し窮屈」と語り、11月上旬以降との見通しを示した。 別の自民党幹部も「補正予算案の審議をしていたら、総裁選の勢いが止まる。臨時国会冒頭で一気に解散になだれ込んだ方がいい」と述べ、すでに公明党側と話し合いに入ったことを認めた。 ---------------------
本紙既報通りですね。麻生さんの失言癖を考えると、誰が考えても、解散は早いにこしたことは無いんですよね。
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