最新軍事情報 日本人必読!
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■百済の復興
韓国海軍の現状に関するニュースを見ていて思うのですが、世界平和に貢献するためとか言いながらも、 新鋭艦の命名には、あからさまに、そのどれもこれも、日本と日本人に対して戦ったことのある人物やテロリスト、領土紛争になっている地域になっている と思います。これは、世界の様々な”近代諸国”と比較して、国際的感覚からすれば、一流国からはほど遠い 品のなさを証明 している行動であると思います。
(これで、韓国の21世紀の海軍戦略は、底が読めてしまったことになりますが...)
世界でこのような韓国の品のなさをもっとアピールするべきであります。 日本が新鋭イージス艦とかに、いくら韓国が嫌いであるとしても、「太閤秀吉」とか、「加藤清正」、揚陸艦に「神功皇后」とかの名称は付けないと思います。 戦国時代末期ですが、徳川家康が豊国寺の梵鐘の銘文に因縁をつけて、大坂冬の陣が始まった実例からすれば 、”作法”で言えば、韓国は日本を堂々と敵国扱いし、日本への侵略の意図を表明し、暗に宣戦布告していることと同じ意味になります。
傲慢非礼な国であることを内外に勝手に宣伝しているのが韓国のやっていることですが、 自国内と対日でしか世界が見えないのかと、むしろ滑稽 に思えます。たかだか、徳川幕府の儒家の重臣クラスの人物が国王になって、朝鮮史の中では大騒ぎして大王とか名乗る程度の民度ですから、言わせておけば良いのかもしれません。が、そろそろ、 長年にわたり友好国でありながらも新羅に侵略されている歴史的友好国百済を復興させてやらねばならないと思います。 そもそも、神功皇后が三韓征伐をなされ、日本の属国となされたことは 有名な『古事記』や『日本書紀』にも出てくる事績 ですが、秀吉公もそのような歴史をよくご存じであったのですし、日韓併合を行われた方々の意識にもこのような歴史事実の認識があったことと思います。 百済を復興させる...韓国も百済への過去の侵略行為に十分に謝罪し、その責を償う意味で十分に賠償し、現在の不法占拠を止めて、独立を承認するべきです。 北朝鮮でもない、韓国でもない、本来の百済の人々の新しい国家を復活させねばなりません。 日本に来ている旧百済の人々が喜んで祖国への帰還が叶うよう、 日本としてはあらゆる協力を惜しんではならない秋が来たのです。(米田富彦)
■米原潜の放射能洩れ処理
八月一日に米海軍は、原子力潜水艦「ヒューストン」が今年三~四月に佐世保基地に寄港した際、艦内から放射性物質を含む水を漏らしていた可能性があると明らかにし、CNNも、同艦の放射能漏れについて「数カ月に及ぶもの」と報じました。「ヒューストン」がこの三月に沖縄のホワイトビーチに寄港していたことも明らかになっています。二十九日、この件に関する米からの報告を在京米大使館から受け取ったと外務省が明らかにしました。内容のエッセンスは以下のとおりです。
・原因はバルブから放射能を含んだ水が染み出したことであった
・染み出しは二〇〇六年六月から二〇〇八年七月まで発生していた
・洩れた放射能は人間の健康や環境に悪影響をもたらすレベルではなかった
・過去五十年以上、この種の事例は存在しなかった
・これが最終報告で、更なる情報提供を行なう予定はない
この報告を受けて政府は、「安全性は確認できた」と評価しています。
⇒放射能洩れといえば思い出すのが原子力船「むつ」ですね。マスコミは健康に影響のないレベルの些細な事故に大騒ぎし、 それにビビった政府は「むつ」を厄介物として扱うようになりました。 わが国にとって極めて貴重な原子力動力プラットフォームという資産を、あたら海に浮かぶ粗大ゴミにしてしまったわけです。 聞くところによれば、外国の謀略にまんまと引っかかったという面もあるようです。 当時のトップが「今後も運用を継続する」と頑固に決心してさえおれば、わが国の姿もずいぶん変わっていたでしょうね。宰相には調整能力りも広い視野に基く決心能力が不可欠だと改めて思います。今回の件もそれと同様のレベルのはなしですから、「健康云々」「米は悪い」というレベルで評価する気持ちはまったくありません。 この情報を紹介したのは、もしかしたら政府は、今回の米の対処構造をマニュアルとして採用するかもしれないなと思ったからです。 世論の動きをどう見積もるかという点がキーでしょうね。今後のわが国防を考えたとき、わが自衛隊の装備(特に海)に原子力動力が不可欠なことは、要路にある方なら誰もが理解していると推察します。もしわからなければ、現役の制服にレクチャーしてもらってください。あるべき国防の姿に向かうひとつのたたき台として、この事例が活用されればいいですね。研究深化を望みます。
■グルジア、ロシアと国交断絶
ロシアとグルジアの軍事衝突はひとまず収まったようです。 いま、めまぐるしく各国は動いています。分離独立を主張している南オセチアとアブハジアの独立を、ロシアのメドベージェフ大統領が八月二十六日に承認しました。これに対し、米のブッシュ大統領は即日「国際法に反する無責任な決定で緊張を激化させるだけ」と非難声明を出しています。グルジアも強硬に反発。「国際秩序への挑戦」(サーカシビリ大統領)と主張しています。NATOも二十七日、「決定の取り消し」を求める声明を出し、「この決定は、グルジア領土の一体性に関連する多くの国連安保理決議に違反する」と強調しています。 そして八月二十九日、グルジアのワシャーゼ外務次官は、ロシアとの国交を断絶することを明らかにしました。 同三十日にロシア駐在の外交官が引き揚げています。ロシアも駐グルジアの外交官を引き揚げます。ただ、両国とも領事は残す方針です。グルジア政府は八月十八日、ロシアが主導する独立国家共同体(CIS)に対し脱退を通告したと発表しており、グルジア議会は二十八日に対露断交を政府に求める決議を採択していました。 注目すべきは、ロシアとの国交を断絶した旧ソ連構成国は、これがはじめてということです。 ちなみに二十九日のインタファックス通信は、南オセチア議会関係者の言葉として、「南オセチアは九月二日、自治州内にロシア軍基地を設置する協定に調印する予定」と伝えています。 ロシアは既に基地の設置先検討に入っています。駐留規模、基地数は不明です。事実上の「国境変更」ですね。 二十七日に南オセチアのココトイさんが「ロシア軍基地を設置するようロシアに呼びかける」との方針を明らかにしており、二十六日段階でロシアのメドベージェフ大統領も「独立承認の大統領令に署名したことで、南オセチア、アブハジアとロシアの関係は変わった。わが国は両国の安保を支援し、攻撃を受けた場合は適切な援助を行なう。冷戦再来の展望も含め、何も、我々を恐れさせることはできない」と述べています。 ロシア大統領の南オセチア独立承認(八月二十六日)を受け、EU諸国は「ロシアに対する断固たる姿勢を示す必要がある」との認識に傾いています。 EU議長国の仏外相は二十八日、「グルジア支援」「ロシアとの関係」を協議するため、EU緊急首脳会議を本日(九月一日)開催する見通しを明らかにしています。 ロシア制裁が主議題のようです。 バルト三国、ポーランド等は強硬な対応を求めています。 なおNATOはロシアとの関係を見直すことを十九日に既に発表しています。 ロシアが中核の 上海協力機構(SCO) は二十八日、タジキスタンのドシャンベで首脳会談を開き、次のような姿勢を示す「ドシャンベ宣言」に各国首脳(ロシア、中共等)が署名しています。
・南オセチア情勢に深い懸念を示す
・同地域の平和に向けた協力で ロシアの積極的役割を支持する
・対話を通じた解決を関係国に呼びかける
・グルジアとロシアが署名した六項目の和平宣言を歓迎する
ここではロシア軍の軍事行動、南オセチアとアブハジアの独立承認に対する言及はありません。その意味で、ロシアを全面支持するというものではありません。 ロシアとしては、「新国境確定のための南オセチアへのロシア軍駐留」という真の目的を達成するうえで必要な対外交渉基盤はできた、という感じでしょうね。 二十七日、米のチェイニー副大統領は演説の中でロシア大統領が南オセチアとアブハジアの独立を承認したことを受け「グルジアの領土的一体性を守りぬくため、同盟国と協力してゆく」と明言しています。あわせて「ロシア軍のグルジア侵攻は正当化し得ない攻撃」と非難。「米は南オセチアとアブハジアの独立を認めない」とする米の立場をあらためて強調しています。主要七カ国外相もこれに同調し、同日発表された共同声明で「ロシアの独立承認を非難」しています。チェイニー副大統領は、九月二日からアゼルバイジャン、グルジア、ウクライナ、イタリアを訪問し、各国首脳と会談する予定です。ロシアのラブロフ外相は二十七日、南オセチアとアブハジアの境界を越えた「グルジア領内の緩衝地帯」について、「ロシア平和維持部隊と国際平和維持部隊の将来の協力を視野に入れ、国際監視員の増員に向けた国連、OSCEの決定に加わる用意がある」と述べています。外相は「南オセチア、アブハジアの外側でロシアは軍を永久に駐留させるわけではない」としています。これに関してロシアのNATO大使はロシア紙とのインタビューで「両地域は主権国家として自らの軍事同盟国を選ぶ権利があり、 同意を得ることなくロシア以外の外国部隊が駐留することはできない」と述べています 。非常に興味深いのが、二十四日に発生した「 グルジア中部のゴリ近くで起きた列車爆発事故 」です。アゼルバイジャンから黒海沿岸のグルジアの港まで石油を輸送中の列車でした。 ロシア軍が線路に仕掛けた地雷によるものということです 。その二日後に南オセチア、アブハジアの独立承認が行なわれています。軍事衝突が起きる前にも、 同じルートをとおる天然ガスパイプラインが爆破されています。 偶然とは思えませんね。これははたして ロシア軍の仕業 なのでしょうか????
⇒ 正直言ってロシアはすでに過去の大国で、欧米とは比較にならないレベルにまで引き離された国家と思います。欧米はおそらくロシアをソ連に匹敵する敵とは考えていないでしょう。 冷戦再来という構図は現実的には考えにくいですね。武器を振り回してビビってくれるのはいまやわが国くらいで、グルジアのような小国にまで牙をむかれて、圧倒的な実力は見せつけたものの、徹底的にやっつけることはできませんでした。今回の件の最大の意義はそこにある気がします。ドイツ軍のナウマン将軍の回顧録を以前紹介しましたが、そのとき「ロシアの価値観と欧州の価値観は相容れないようだ」との言葉がありました。 おそらくロシアという国は、最初から最後まで一本立ちの国なんでしょうね。 その点でシナやフランスとよく似ており、お互い親しみが深いだけに憎悪も深いという側面があるようです。 国際社会はヤクザの世界と同じ で、山口組や稲川会、住吉連合や道仁会のような強力組織がひしめいています。各組織に所属するのはそれぞれ独立した組(国)です。各組織の形態もそれぞれずいぶん違います。内部抗争もあります。ヤクザとは違い、複数の組織に所属している組もあります。 しかし、シマを取った取られたで命のやりとりをします。そんななか、どの組織にも加わることなく一本立ちで生き残っていくには、より強力な暴力があることを抗争で示すしか手段はありません。 現在の山口組六代目も、若い頃は愛知県で新参者としてずいぶん苦労されたそうです。そんななかで抗争を通じて頭角を顕してます。国際社会もそれと同じですね。 民族性でしょうか 、ロシアは根本的に分かりやすい国のような気がします 。「欲しいから取った」「やられる前にやった」「子分にしたいからシメた」 という感じです。オブラートというものをあまり感じません。空母を重航空巡洋艦と称したり、石油会社の警備兵の件など、 バレバレのウソも平気でつきますしね。 その点欧米やシナは実に狡猾です。ロシアの西部正面がごたつくことはわが国にとって有利ですが、中共、北鮮にとっても同じなんですよね。わが国がそういう思考・行動オプションを持てるよう、 独力で火の粉を払える環境を一刻も早く整備する必要があります。もう八年いいつづけていますが、「戦争できる」国づくりが必要です。