続き | 日本のお姉さん

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※ 長崎自動車:車椅子の女性、乗車拒否を訴え 行政も調査へ

http://mainichi.jp/select/wadai/news/20080831k0000m040109000c.html 

車椅子で生活している長崎市内の女性(56)が、長崎自動車(本社・長崎市)の車椅子対応の路線バスに乗車を拒否されると訴えている。女性に同行取材した毎日新聞記者も、バス停で待っていた女性を乗せずに走り去るバスを確認した。長崎自動車は運転士の対応に落ち度があったことを認めたが、乗車拒否は否定している。国土交通省と長崎県は「運転士の対応に疑問がある」として調査に乗り出した。【宮下正己】記者は今月25日に女性に同行取材した。長崎市内の3カ所のバス停で乗車を試み、2カ所目まで乗車できた。しかし3カ所目は、やって来たバスに女性が手を上げ、バスは車椅子用の待機位置にいた女性の目の前で停車。いったん乗車ドアを開けたが、すぐに閉めて走り去った。停車していたのは数秒で、運転士は女性に何も声をかけなかった。長崎自動車は長崎県内最大のバス会社で、保有する約570台のうち車椅子対応は163台。運転手が乗車口に収納されたスロープを手動で引き出し、段差を解消して車椅子を乗降させる。女性は8年前に小脳梗塞を患い、両足がほとんど動かなくなった。月に4~5回、約7キロ離れた市中心部に出かけるが、自宅近くのバス停は車椅子で乗車できないため、約3キロ離れた車椅子対応のバス停にわざわざ行って乗るようにしていた。それでも「これまで何度も乗車拒否された」といい、最近はタクシーなどを使うようにしているという。長崎自動車によると、運転士は「バス停で女性が手を上げたのを確認したが、女性がよそを向いたように見え、自分のバスに乗らないと思い込んでしまった。停車時、サイドミラーに女性が見えなかったので発車した」と説明したという。だが、同社の運行マニュアルは、バス停に人がいる場合は運転士が乗車意思を確認しドアを閉めるよう定めている。同社は「乗車拒否ではないが、乗らないと決め付けたのはマニュアル違反だった。配慮が足らず、申し訳ない」と話している。道路運送法は、安全設備がないなど特別な理由がある場合を除いて乗車拒否を禁じている。違反すれば車両運行停止など行政処分の対象となる。車椅子に対する公共交通機関の乗車拒否問題に取り組むNPO「DPI(障害者インターナショナル)日本会議」(本部・東京)によると、路線バスの乗車拒否は大都市で改善されてきたが、依然として全国的に事例が報告されている。乗降に時間がかかるため運行の遅れを嫌がるなどのケースがあるといい、同会議は毎年国交省に実態調査や改善を要望している。同会議の三澤了議長は「乗車意思を確認しないのは、乗車拒否以前に運転士のマナーから外れている。あからさまに拒否できず、見て見ぬ振りをしたのではないか」と指摘している。この女性は、長崎自動車の説明について「私の姿が(サイドミラーに)見えなかったはずはなく、言い逃れにしか聞こえない。障害者を差別しないでほしい」と話している。

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運転手としては、その数分を無駄にしたくなかったんだろうけれど、人数が限られているんなら、バス会社と直接やりとりして、一番利便性が良い場所で何分のバスに乗せて貰いたいんですけれど? という方法で双方上手くやれるのではなかろうか。

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※ 夜行「ムーンライトながら」臨時化へ 18きっぷで人気

http://www.asahi.com/national/update/0831/TKY200808310139.html 

さよなら特急「まりも」…北海道内走り60年

http://www.sanspo.com/shakai/news/080901/sha0809010011000-n1.htm 

1949年に前身の夜行列車が運行を開始して以来、約60年にわたって親しまれてきた札幌-釧路間の夜行特急「まりも」が運行最終日を迎え、31日深夜、JR札幌駅で関係者や鉄道ファンらが最後の列車を見送った。まりもの廃止で、発着がいずれも北海道内の夜行列車は姿を消す。「ありがとう!特急まりも」と書かれた横断幕がホームに掲げられた札幌駅では、出発に先立って記念イベントが開かれ、約200人が参加。乗務員に花束が贈呈された。午後11時すぎ、列車が釧路に向けて出発するとホームはカメラのフラッシュに包まれ、ファンらは「さようなら」などと声を掛け、手を振って別れを惜しんだ。まりもは、愛称を一時「おおぞら」などに変えながら、定期列車として運行を続けてきたが、昼間の特急の本数増加などで乗客が減少。2007年10月からは週末や繁忙期だけの臨時列車となり、今年4月に廃止が発表された。ホームで見送った宮城県利府町、会社員岸部亮さん(48)は「残念な気持ちでいっぱい。時代の流れを感じます」と話した。

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つまりJR各社としては、夜行列車を全廃したいということなのですか? 元が取れているとは思えないけれど、全部が長距離バスで代替できるというものじゃないでしょう。公共輸送網としての義務も少しは考えて欲しいですよね。

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※ 「日本代表」の重み背負い、Wordのスキルで世界に挑む

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080830-00000020-zdn_ep-sci 

大盛況のうちに幕を下ろした北京オリンピック。競泳の北島康介選手や女子ソフトボール陣が見せてくれた日本代表の活躍は、見る人に歓喜を与えた。そのオリンピックの開幕からさかのぼること約1週間前、米ハワイ島にて、世界中から集まった学生と競い合うもう1人の日本代表がいた。ビジネスパーソンなら誰もが一度は操作したことのあるWordを使って――。

【他の画像を含む記事】

「え、わたしが日本代表? 何かの間違いじゃないの」Office製品などのスキルを学べる専門学校「お茶の水スクール・オブ・ビジネス」に通う井原侑子さんは思わず声を上げた。Microsoft Office製品の利用スキルを競う世界大会「Microsoft Office 世界学生大会 2008」において、Word部門の日本代表に選出されたからだ。井原さんは今年の4月に同専門学校に入学した。初めてPCに触ったのは小学5年生のころ。両親からの勧めやPC好きがこうじて進路を決めた。ただ、入学するまではPCでインターネットを少し利用していたくらいで、Wordなどのオフィスソフトを使うことはほとんどなかった。そんな彼女がいかにしてWordユーザーの日本代表に上り詰めたのか。きっかけは同専門学校で必修となっていた認定資格「Microsoft Office Specialist」を受けたことだ。この資格試験では、文書の作成や書式設定、図の挿入などを基礎的な問題が40問程度出題され、実際にオフィスソフトを操作してそれらを解いていく。入学して2週間以内に同資格を取得するためのカリキュラムが組まれていた。1日6時間の勉強を10日続け、試験に挑んだ。受験者の多くが50分という制限時間を使う中、井原さんはわずか15分ほどで問題を解いた。結果は満点。井原さんを受け持つ講師が感嘆するほどの解答の早さと正確さだったという。実際に問題を解いている姿を見せてもらった。出題から数秒でキーボードをたたき始め、10分ほどの時間で6、7問の問題を次々に解いていく。マイクロソフトのソリューションビジネス統括本部に務める篠木隆一郎シニアマーケティングスペシャリストは「“この場面でこの機能を使う”といった判断が神がかり的に早い。マイクロソフトの社員でもこれだけの早さで回答できる人はいない」とその才覚に舌を巻く。日本代表の通達を受けたのは5月末。井原さんは、Wordを本格的に学習し始めてからわずか2カ月弱で「日本一Wordが使える学生」の称号を得てしまった。


●厚かった世界の壁

現地時間の2008年7月31日から8月2日に、アメリカのハワイ島で決勝戦が開催された。世界47の国と地域から4万3738名のエントリーがあった。決勝戦に進んだのは44名。果敢に世界に挑んだニューヒロインだったが、壁は厚かった。結果は19位、入賞もかなわなかった。慣れない英語圏での世界大会、「日本代表としてのプレッシャーもあった」と井原さん。さらに世界大会で出題された問題は特殊かつ難解だった。認定資格の「Specialist」よりも1ランク上のレベルの問題や、「普段の業務などではあまり使わない重箱の隅をつつくような特殊な問題」(篠木氏)も出てきた。初めて出くわす難問に戸惑いを隠せず、満足のいく結果は残せなかった。だが「貴重な経験ができた」と話す井原さんの表情に曇りはない。Wordは、飾り付けや文字の強調などの機能を使って書類を作成するツールだと思っていたが、認定試験や世界大会を通じて、自分が知らない機能や使い方など、オフィスソフトの新たな魅力を発見できたからだ。「Wordがこんなにも奥深いとは思わなかった」という井原さんの言葉からは、今後の伸びしろが見て取れる。「Office製品のスキルを生かせるような仕事ができれば」。自然と次の目標も芽生えた。大会で得られたものは自身のスキルやキャリアアップへの気づきだけにとどまらない。会場では英語が公用語。だが言葉を理解できず、最初は参加者の輪の中に入れなかった。しかし、話の中の単語を拾いながら、少しずつ話に参加していった。大会が終わる頃には、ほかの学生と買い物に行ったり、当時放送されていたドラマ「1リットルの涙」の話で盛り上がったりしていた。日本では得られなかった世界との接点と、そこに踏み込むための少しの勇気を手に入れることができた。「実際に動かしてみると、機能が分かってくる。Wordを活用してみてください」――井原さんは未来の日本代表に向けてエールを送ってくれた。“Word素人”だった井原さんは、わずか数カ月で日本一の称号を背負い、世界で立派に戦い抜いた。そこに至るまでの道のりは偶然によるものが多かった。だが、この世界大会を通じて得られた経験は、彼女の今後を左右する重要な要素として深く刻みこまれたことだろう。

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こんなことがあり得るんだろうか? という気がしてならないんですけど……。

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※ 銀座に装甲車! 都が防災訓練 初の日曜開催に

http://sankei.jp.msn.com/affairs/disaster/080831/dst0808311214002-n1.htm 

東京都は31日、震度6強の首都直下型地震を想定した総合防災訓練を実施し、市民や自衛隊ら約1万5000人が参加した。多くの都民に防災意識を高めてもらおうと、今年は「防災の日」の9月1日から直前の日曜日に前倒した。東京都中央区の聖路加国際病院救急救命センターには“緊急救急車”として初めて活用した都バスで、けが人が搬送された。銀座では警察や消防がロープやはしごで取り残された人を救出。自衛隊員も装甲車などで駆け付け、警視庁騎馬隊も登場した。中央区晴海では、ソウルや台北のレスキュー隊が参加した救助訓練を実施。宮城や静岡県警の広域救助隊などが自衛隊輸送機で羽田空港や横田基地へ向かう訓練も行われた。訓練終了後、石原慎太郎知事は「訓練は繰り返し行うことで身につく。肝心な時に大きな成果をもたらすことを信じて努力してもらいたい」と述べた。

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たまりませんなぁ。まさに石原都知事の魂を形にしたような……。

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