イスラエルからのニュース | 日本のお姉さん

イスラエルからのニュース

2008年8月20日(水)
************************************************
*シリアのアサド大統領が木曜からロシアを訪問へ。ロシアは

 近年、シリアへの兵器提供を増加させている。(H,P)

*カディマの党首選挙にシートリット氏も出馬を表明。一方、

 党首選を繰上げ実施するとの決定手続きに事務的な不備が

 あったとの指摘が出たため、再議決が必要となり、選挙が

 遅れる可能性も。(P,Y)

火曜夜にまたガザからカッサム

 砲撃があったため国防軍が木曜まで検問所を封鎖

 する措置を取った。(P,Y)

*イスラム聖戦が国防軍の侵攻に対抗するため、女性の自爆

 テロリストを訓練中。映像をTVで公開した。2006年にも

 孫を持つ57歳の女性が自爆し、兵士3人を殺害している。

 (H)

*オバマ候補がユダヤ人のシャピロ氏をユダヤ問題対策顧問

 に指名。シャピロ氏は昨年からオバマ氏の中東問題顧問を

 つとめて来た。(H)

*イランの衛星打ち上げ実験は事実上の失敗だったと、米国

 の政府関係者が分析。イランのTVが放映したのは、ロケット

 が地上にある時点での映像だけで、打ち上げの場面は含ま

 れていない。(P,Y)

*アラブ諸国の連合による平和維持部隊がガザに展開する

 案を、アッバス議長とファイヤド首相が支持。しかしハマス

 は、パレスチナの分断を深めるだけだと反対を表明した。(P)

*ユダヤ法や伝統を破った女性らに暴力行為を行なうグループ

 がTVのインタビューで「警察もラビも我々を支持している」と

 発言。(H)

2008年8月21日(木)
********************************************
*ロシアのメドベージェフ大統領がオルマート首相と電話で

 会談し、両国の友好関係を確認。グルジア紛争、シリア

 との兵器取引をめぐり、 両国の緊張がたかまっていたため。

 (P,H,Y)

*バラク国防相が米国にボーイング社の空中給油機の販売

 を要請したところ、米国が拒否。イスラエルのイラン攻撃を

 間接的に支援したと見られることを避けるためと見られて

 いる。(P,H)

*ヒズボラが、幹部のムグニエを暗殺された復讐のため、イス

 ラエル人を外国で誘拐する可能性があると、首相官邸が

 警告。国外にいるイスラエル人に警戒を呼びかけた。(P,Y)

*イランのアフマディネジャド大統領が「イスラエルは病原菌

 であり取 り除くべき」と発言。副大統領の「イスラエルは

 友人」発言で受けた強硬派からの批判をかわすためと見ら

 れている。(H,Y)

*イランの宇宙開発責任者が、計画は順調に進んでいると

 発表。10年以内に有人宇宙船を打ち上げると自信を見せ

 た。(Y)

インド北部に住むマナセ族の末裔とされる人々の帰還が

 停滞しているのは、政府方針ではなくシートリット内相の

 考えだと首相官邸が説明。問題の人々がマナセ族の子孫か

 どうかは賛否両論がある。(P)

ヨルダン政府が、ハマスとの秘密交渉を行っていたことを

 公式に認めた。良い結果を出すため今まで秘密にしていたと

 説明。(H,P)

*イスラエルのツベリ選手が北京オリンピックのウインドサー

 フィンで銅メダルを獲得。イスラエルには今大会初のメダル。

 (P,H)

2008年8月22日(金)
*********************************************
*シリアのアサド大統領がモスクワでロシアのメドベージェフ

 大統領と会談。一方イスラエル駐在のロシア大使は、

 ロシアがシリアに新たなミサイルを販売することはないと

 説明した。(P,Y,H)

*ロシアが、NATOとの協力関係を一時停止すると発表。

 グルジア情勢をめぐり、西側諸国がロシア非難を強めている

 ことに対する牽制だと見られている。(P,Y,H)

*オルマート首相に贈賄したとするタランスキー氏の証言を、

 米国での捜査に利用しないようにと、イスラエルが米国に

 要請。(P,Y,H)

*リブニ外相が、パレスチナ自治政府との和平交渉を継続

 するのは重要だと語った。イスラエルもパレスチナも政権が

 弱体化している今、和平交渉には意味がなくなっているとの

 見方に反論。(P,H)

*アラブ人住民の訴えを受け、エルサレムの東にある入植地

 マーレー・ アドミーム付近での防護壁建設ルートを政府が

 変更。(P,Y,H)

*カディマ党内での支持率調査で、リブニ氏がモファズ氏を

 リード。しかし、国の危機にはモファズ氏の方が信頼されて

 いることが判明した ため、モファズ氏は緊急事態への対応

 力を強調する作戦。(P)

*ペレス大統領がネゲブ旅行で85歳の誕生日を祝った。

 大統領は、今後も平和のために努力を続ける決意を表明。

 (Y,H)

*シリアとロシアの接近にもかかわらず、イスラエル政府は

 シリアとの間接和平交渉を継続する構えであると、政府筋が

 語った。(Y)

*10~14歳の生徒にセクハラを行った容疑で、入植地に

 ある学校の校長が昨日逮捕された。(Y)

[情報源略号表]
 P=エルサレム・ポスト 
http://www.jpost.co.il/
 H=ハアレツ       http://www.haaretz.com/
 7=アルツ7       http://www.israelnationalnews.com/
I=イスラエル・トゥデイ http://www.harvesttime.tv/israel_today/
 Y=イディオット・アハロノット http://www.ynetnews.com/
 ( )内の記号が情報源。メディアにより掲載日が異なる場合もあり。
[転載・引用・再配布について]
 教会活動等の非営利目的ならばOKです。ユダヤ人および
 各宗教教派に批判的な文脈での引用はしないで下さい。
発行:「シオンとの架け橋」
http://www.zion-jpn.or.jp/
編集:石井田直二 naoji@zion-jpn.or.jp