◎クライン孝子の日記 ・ 台湾の声
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■2008/08/19 (火) グルジア紛争の分析、これ当たっていると思う。
■2008/08/18 (月) IOCの中国寄り審判団は腐りきっている。
グルジア紛争の分析、これ当たっていると思う。
<<米に乗せられたグルジアの惨敗 2008年8月19日 田中 宇
http://tanakanews.com/080819georgia.htm
>>
当地で何人かの知人と先日、グルジア紛争分析をやりましたが上記の分析とほぼ一致しましたから。その他、田中氏の分析とも重なりますが我々の分析は以下の通りです。念のためにご紹介いたしますね。
1.オーソドックスな米国流作戦として自身の不景気を戦争でカバーして、切り抜けようとした。
2.大統領選挙で共和党はマケイン候補を有利にするため60年前の冷戦構造を、古い机の引き出しから引っ張り出してきてマケイン候補主張の米ロ対立構造を再現する期待があった。(出来ればそうあってほしいという希望観測も含めて)
3.これも、第二次世界大戦中のスターリン+ルーズベルト、戦後のトルーマンによるメデイアプロパガンダを活用して前者はドイツ、後者はソ連を悪者にして、正義の米国を世界に宣伝し、世界の世論を味方にして米国有利に事を運ぼうとした。
(ただし、現在は60年前ではない。世界のパワーバランスは、分散しています。メデイアもネットの時代に突入していて、中東の主張を世界に流すアルジャジーラのような強敵も登場してCNNによって米国を宣伝しても、かつてのように思い通りにはならなくなっている。ブッシュ寄りのムシャラフ大統領突然の辞任もその一つと見ていいですし。)
4.というわけで、今回、この米国画策を世界はいち早く見抜き、そう簡単に乗せられないようにそれぞれ力を分散させ、EUの独仏や中東など、水面下で動いてうまく立ち回って見せた。イランの国産初の人工衛星「希望」 打ち上げ実験に成功などというメデイア操作がまさにそう)
5.北京五輪はその限りにおいて、実にうまくカムフラージュとなった。中国自身も、これで、彼らに大きな貸しをしたと内心ほくそえんでいる。同時に、米ロの紛争で北京五輪の矛盾やインチキさがこの紛争で薄められ、中国も、この時期のこの紛争発生には感謝している。その他あれこれ・・・ということになると、何だかなあ・・・但し、こういう見かたが欧州ではある事を、日本人、特に日本の政治家の頭にインプットして貰えれば、私など大変有難いなあと思う一人であります。
■2008/08/18 (月) IOCの中国寄り審判団は腐りきっている。
「日本人はいいカモ」…外国人観光客に法外な値で売りさばく北京五輪のダフ屋事情
http://sankei.jp.msn.com/world/china/080819/chn0808191129004-n1.htm
“五輪おじさん”怒りの帰国 「五輪やる資格ない」
http://sankei.jp.msn.com/sports/other/080819/oth0808191223005-n1.htm
豪州競泳コーチ“売国”行為!中国選手が金
http://sankei.jp.msn.com/beijing2008/news/080818/gaj0808180940000-n1.htm
一市民氏より<<北京オリンピクは、史上最低の虚飾に満ちた偽装だらけのモラル無き大会だろう。買収されているとしか言い様の無い不公正な審判団が立ち塞がっては、目一杯で戦う日本選手には勝ち目は無い。柔道3連覇の夢を砕かれた谷に対する不公正な減点、女子重量級の塚田に対する不可解な減点、対する中国選手はユルユルの帯が試合中に5度も解けたにも拘らず、更には、結び直しのろのろ動作に試合終了の10秒前まで注意一つ与えない審判、しかも、待たされ続けでイライラもピークの塚田に対し審判は減点を与える始末であった。
IOCの中国寄り審判団は腐りきっている。買収が横行し腐敗に満ちた不公正なIOCにドーピング問題を論じる資格は無い。日本柔道の真髄は失われた。一本勝ち以外では金は取れない。日本の国技・柔道はオリンピック種目から撤退すべきである。注意、有効、不正審判は見たくない。北京オリンピックの想定外、いや予想通りの結果に一人納得している。筆者の生存中には二度と中国でのオリンピックを見ること無いだろ>>
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『台湾の声』
【テロか】十七日・北京でトラック爆発: 時事通信
【北京19日時事】中国人権民主化運動情報センター(本部・香港)は19日、北京市郊外の通州区の検問所で17日午後にトラックが爆発し、20人が負傷したと発表した。地元警察は爆発の有無についてコメントを拒んでいるという。爆発は、公安当局による安全検査の際、突然起きた。当局者の負傷者数やトラック運転手の安否は不明。同センターは、爆弾テロの可能性を指摘している。
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【論説】台湾人総統の断罪
アンディ チャン
8月14日、陳水扁が記者会見で、1994年から2004年まで、二回の市長選挙と二回の総統選挙の選挙費用を虚偽申告し、呉淑珍夫人が余った資金の一部を海外口座に不正送金したことを認め、台湾国民に対して謝罪した。続いて翌日の8月15日午後、陳前総統は事務所を通じて陳水扁氏および呉淑珍夫人が民主進歩党(民進党)を離党する声明を発表した。罪万死に値すとはこのことである。いくら謝罪しても弁解しても償えるものではない。
●恥さらしの「台湾の子」
記者会見で陳水扁が述べたことは、送金は彼の知らない間に呉淑珍夫人がやったこと、不正送金は他の人もやっている、宋楚瑜の興票案では3億4千万をアメリカに送金した、李登輝も新瑞都案で10億を送金した、馬英九や蕭万長も選挙資金の申告に不明な点があるというのだ。
だがいくら他人のことをあげて弁解しても自分の罪状を補うことは出来ない。台湾人は国民党、蒋系中国人のあまりにもひどい独裁と汚職に不満で民進党を結成し、陳水扁は「台湾の子」と呼ばれる、清新で正直なイメージと期待を受けて選出され、市長、総統を勤めたのである。
中国人は台湾を食い物にし、独裁と汚職の限りを尽した。台湾人は中国人の「黒金」(つまり暗黒政治と金銭汚職)に反対してクリーンな政党と政治家に大いなる期待をかけたのである。それなのに陳水扁は1994年ごろから人民を裏切っていたのだ。台湾人は中国人と違う、正直で法を守る、だから悪い中国人に搾取されたのだと皆が思っていた。正直と法の遵守が台湾人の誇りだった。それのに、われわれが選出したホープがシナ人と同じ違法で不道徳な奴だとわかった、やり場のない失望と怒りの無念さである。
●弁解無用、道義上の責任
選挙資金の不正申告は大罪ではない、金を外国に送金することも違法とはいえないが、脱税の目的または違法な金を外国に送金して証拠を隠滅する(例えば宋楚瑜の興票案は国民党の金を横領した罪である)のは大罪である。陳水扁の選挙資金の剰余は疑わしいところもあるが、選挙資金の残りは誰にでもあるもので軽犯罪である。問題は違法送金が本当に選挙の剰余だけか、或いは他の不正な収入なのかということで、この追求はこれから厳しく査問されていくことだからここでは討論しない。台湾人が憤慨しているのは道徳上の問題で、(1)台湾人の献金を横領して私有化した、(2)妻に責任を負わせて自分は知らなかったと言う責任逃れ、(3)李登輝その他の政治家がやったから自分がやったと言う弁解である。人民を騙した罪、他人のせいにする、あるいは他人を同罪に巻き込むような態度は卑怯としかいいようがない。台湾人は悪いやつをシナ人と呼んで軽蔑していた。台湾人はシナ人ではない、それが台湾人の誇りだったのだ。われわれは中国人と違う国を目指して独立建国に励んできたのである。それなのに、清く正しい国を創るはずのリーダーが「シナ人と同じ汚いことをやっていた」のが我慢ならないのだ。
●民進党の改革
このスキャンダルで最も大きな被害を受けたのは台湾人だが、民進党員も大きなショックだったに違いない。陳水扁の記者会見のあと、直ちに轟々たる批判、失望と憤怒の声が渦巻いた。民進党は選挙に負けて士気が落ち込み、新党首は党の建て直しに苦心している。しかし、党幹部と党首・蔡英文が同意して民進党を離脱した許信良の9年ぶりの復帰を許可したため批判が起きた。其処へ陳水扁のスキャンダルである。許信良は嘗て二回も民進党の党首を務めた男だが、国民党の連戦の金を受取ったことがわかって党幹部の林義雄がテレビで二度も「許信良、連戦の金を受取るな!」と叫び、批判されて仕方なく離党したのである。国民党の不義の金を受取って国民党寄りになり、長年の間中国寄りの発言をしていた許信良の復党を許すのは民進党のメンツを汚すものでしかない。陳水扁といい許信良といい、如何なる理由があっても除名しなければならないのである。それが出来ない民進党は存在の意義がない。民進党は大改革しなければ解散すべきである。このスキャンダルを契機にして、民進党党員だけでなく全台湾人がこれまで信じていたことを反省し、醜悪な中国人、醜悪な台湾人を追放することを真剣に検討すべきである。
●「台湾人総統」断罪計画
いまは陳水扁に対する非難の声が高すぎて民衆は冷静に物事を考えなくなっているが、ここで指摘しなければならないのは、なぜこの案が発覚したのかと言うことである。新聞の発表によるとスイス銀行が陳水扁の嫁・黃睿?の口座にある金の来源がおかしいから調査した、そしてこの口座を凍結してから台湾の外交部に調査の援助を求めたと言うのである。これはおかしい。新聞の発表では、シンガポールにあるクレディ・スイス銀行の黃睿?の口座からスイスのメリル・リンチ銀行に送金した金について調査を始め、黃睿?と言う人物が陳水扁の家族であると判明したからマネーローンダリングの嫌疑で口座を凍結し、台湾に通知したという。でも、スイスの銀行がシンガポールの黃睿?と言う女性が台湾の陳水扁の嫁であるとわかったのは「誰かの指図」による以外に可能性がないのである。実情は「台湾にいる不明人物」が台湾の銀行から送金した陳水扁家族の名前を調べ、シンガポール、スイスと追跡していったのだろう。
つまり「台湾人が総統となった恨みを中国人は忘れない」から、馬英九が政権を取り戻した後は直ちに「何が何でも陳水扁を罪に落せ」と言う指令がでて、それで陳水扁家族の金の出入記録を調べたのだろう。陳水扁を罪に陥れるために陳一家の銀行帳簿を調べ、台湾から送金したシンガポール、シンガポールからスイスまでの金の流通経路を調べ上げ、しかもその経緯を書かず、スイス銀行から台湾の外交部に「怪しいマネーローンダリングの口座を凍結した」と言わせ、陳水扁を罪に落とした結果、全台湾人が大打撃を蒙った。この陰謀を民衆は詳しく知らなくてはならない。しかも陳水扁の断罪をしているのは台湾人なのだ。同じスイスの銀行でも、ラファイエット事件の大立者、?柏村や汪伝浦(Andrew Wang)、連戦、宋楚瑜などがスイス銀行に設置した口座の調査は、台湾から調査を依頼しても進捗しないのである。スイスの法廷が台湾の法廷に送ってきた汪伝浦(Andrew Wang)の資料の「原本」が二年後に「紛失した」でウヤムヤになっているのである。蒋系中国人の恐ろしさ、台湾人の不甲斐なさをマザマザと見せ付けられる事件である。陳水扁の不正蓄財は個人の2千万ドルだが、?柏村と汪伝浦(AndrewWang)のラファイエット事件軍艦汚職はフランスからの軍艦購買に際して13億ドルが消えた、つまり26倍の桁違いの金額である。国費を横領して中国の高官フランス高官にも分け前を与え、軍艦に搭載すべき武器を中国に引き渡した、この罪は陳水扁の罪とはちがい、反逆罪と通敵罪、汚職、そして台湾とフランスにおける合計20人以上の証人の不審死を馬英九政権は不問に附しているのだ。
●不倶戴天の敵
中国人は台湾人を敵と思い、奴隷と蔑視する、だから8年も政権を握っていた陳水扁は絶対に許さない。彼のほかに前政権の官僚も逐次罪に陥れる計画が出来上がっている。もちろん陳水扁の犯した罪は、それが道徳上の罪、軽犯罪であっても許されるべきではないが、台湾人がこの事件からシッカリ学ばねばならないことは「中国人は台湾人の不倶戴天の敵」と言う事実である。台湾の民衆は新聞のスキャンダルの踊らされて真相が見えないようだが、事件が少し収まれば目が醒めるかもしれない。中国人は台湾人の不倶戴天の敵である。中国人が居る限り台湾人が政治に介入することはできないし、独立運動も只のガス抜きに終わってしま陳水扁の罪は許されないが、中国人の陰謀に気付くべきである。蒋系中国人が居る限り台湾人の「出頭天(世に出ること)」はありえない。このことを全台湾人にわからせるべきである。陳水扁の罪は消えないけれど、このエネルギーを中国人に向けるべき、その運動を開始するのは今をおいてない。
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