拝啓 竹中平蔵様 8月19日(火)(中韓を知りすぎた男) 日本人必読。
ようちゃん、おすすめ記事。↓
▼拝啓 竹中平蔵様 8月19日(火)(中韓を知りすぎた男)
昨日も多くの有益なコメントをいただき感謝申し上げます。私は経済学を勉強した訳ではありません、単にビジネスの実務経験者としての皮膚感覚だけで書いております。経済に関しては中韓のように知りすぎた男ではありません。故に皆様のご意見が大変参考になります。昨日のブログは日曜日の夜 寝る前に書いておいて、月曜日の朝8時過ぎにアップしました。そのブログの中で竹中平蔵氏について少し疑問をまじえて書きました。ところが月曜の朝、産経新聞の2面に竹中氏の「ポリシー・ウオッチ」の文章を読んでまたまた疑問が沸き起こってきました。
著名な経済学者に反論するほどの知識はありませんが、無謀にも彼の揚げ足を取ってみたくなりました。まず彼の言いたいことは、「自分が押し進めた構造改革を福田政権では無視している。政権内部のバラマキ派も増税派も構造改革に不熱心である、自分が考えた構造改革をしない今の政権では、中国経済以上に危険な分かれ道にたっている」といっています。私がいつも竹中氏や日本のエコノミストに疑問に感じるのは、彼らは経済と政治は100%リンクしていると思っていることです。しかし日本の経済は政治とは ほとんどリンクしていません。だから政府がいかなる政策をとろうとあまり影響は受けません。中国のような共産独裁国家でも感じとしては80%くらいです。日本の大手企業はもちろんのこと優秀な中小企業もいまや海外で活躍しています。海外生産額は韓国のGDPよりはるかに大きいです。ところが現行税制では企業の海外子会社からの配当収入は親会社の国内所得と合算して法人税をとられます。必然的に海外の利益を国内に戻しません。その上 日本の法人税は約40%で他国より最も高い水準です。だから日本企業は海外の利益をそのまま日本に戻さず溜め込みます。このために資金が国内投資に回りません、不景気の要因です。政府が出来ることは 海外子会社の配当を非課税にすることです。(経済産業省は配当を非課税にする制度の検討に入った情報あり)竹中氏の言うように構造改革も必要ですが、改革は多くの失業者を生み、社会を混乱させます。構造改革も無差別にするのではなく手をつけてはいけない改革もあります。政府の仕事は経済の邪魔をするのではなく、上記に書いたような簡単な税制を改革するだけで、資金が日本に還流され国内景気を活性化させます。
また竹中氏は「現政府の取っている政策では、その心もとなさは、経済の基盤が弱い分、中国より、日本の方が深刻とも言える」と言っています。そして竹中氏は「日本経済が中国経済の基盤より弱い、中国経済以上に危険な分かれ道に立っている、中国の長期的な発展力は間違いなく大きい」と言っています。バカらしくて涙が出てきました。竹中氏は日本の経済の実態も中国経済の実態についても余りにも勉強不足のような気がします。経済の基盤の最重要項目は信用と法律と金融です。中国では信用はゼロ、法律はころころ変わる、金融は無茶苦茶、ではどうしてこのようなひどい国で経済はふくれたのか?実は中国はそれほど主体性のある経済発展をしていない、世界中の先進国が中国の安価な労働力を使って、競争力のある商品を作って世界中に流したにすぎない。日本企業の生き残る条件は中国をうまく利用して、コストに取り込むことでライバルとの競争に勝つことなのです。しかし先見力のある先進国の一部の企業は中国から逃げ始めています。余りにも色んな意味でチャイナリスクが大きすぎます。日本のエコノミストは貿易収支の数字やマクロの統計だけ見て、中国脅威論に陥りますが大いなる錯覚です。それと日本政府とエコノミストたちは、工場が海外に移転して国内が空洞化したと嘆きますが、製造業というのは人件費を押さえ込むためならどこの国へでも行きます。工場が海外に移転しても雇用はあまり減りません。なぜなら製品を作ろうとすれば、設計、販売、金融、コアの部品、広告宣伝などが必要です。だから日本の輸出の70%以上は部品を含めた「資本財」なのです。日本のエコノミストは液晶テレビ、自動車、デジタルカメラなどの一般消費財が日本の輸出産業の主流と勘違いしています。資本財は価格より品質が重視されるため 為替の変動の影響は受けません。ところがメディアやエコノミストは円高になると今にも日本企業がダメになるような騒ぎ方をしますが、まるで30年前の日本経済のパターンで論じています。アメリカも中国も韓国も いや世界中の工場は日本の優秀な資本財が無ければ何も作れません。最近の資源高で日本の資本財が値上げしても海外は代替製品が無いために仕入先を変える事は出来ません。中国経済も日本から資本財を輸入して、世界に消費財を輸出しています。日本のエコノミストたちもこのような事を知らずに経済を論じる愚を恥じてください。先進国にとって空洞化することは進歩していることなのです。ところが政府もエコノミストも日本はいまだに生産国だと思っています。製造業というのは人を減らすことで利益を上げています。これからますますコンピューターやロボットを使い省力化をはかっていきます。すなわち先進国の製造業では大きな雇用は絶対に創出できません。農業でも先進国のアメリカを見れば、農業人口は全体の僅かⅠ・5%ですがその生産量は中国の数倍です。中国の農業人口は7~8億人もいますがいまや穀物まで輸入しています。私はケインズの経済学を読んだことはありませんが、「製造業は雇用だ」と言ったケインズの経済学の呪縛に日本のエコノミストたちは いまだ抜け出ていません。今では日本の製造業は20%を割ってしまいました。ところがサービス産業の割合が既に70%を超えてしまっています。農業人口にいたっては3%を割ってしまいました。しかし能天気な政府は3%の農業を保護して70%のサービス業を無視しています。農業や漁業に補てんする税金をサービス業に回して非正規雇用職の人たちを助けるべきです。その為に政治家は派遣業の法律を整備しなければいけません、派遣会社の献金に目がくらんで、非正規社員の叫びを無視しています。アメリカの雇用の60%以上は非正規雇用です。日本もそのようになっていきます。最後に竹中氏に申し上げます、中国の今より日本の江戸時代の方がずっと近代化は進んでいました。中国が日本を追い越す構図は、30年や50年ではあり得ないと思っています。日本は21世紀 生き残ってはいけないお荷物企業を無理やり生きながらえさせるような無駄なことをしてはいけません。それより政府は憲法を早く改正して日本の安全を確保することです。企業は今やボーダレス経済になっています、しかし日本国政府はまさに「籠の鳥」状態です、誰がいったい海外に出た日本企業を守ってくれるのですか?太平洋で日本列島だけが核に包囲されています。「平和主義者」や「護憲主義者」の声だけを聞いて日本政府は何も動きません。政治家の無為無策と依存心理の痴呆状態では日本は救われません。政府の存在根拠が「国民の保護と国益追求にある」ことをもう一度根底から考えてください。9条の見直しがなぜ国民の生死の問題にかかわるかを国民全部であらためて議論しなければいけません。日本国が未来永劫 生き続ける唯一の道です。(また違う方向に話が行ってしまいました、反省しています)
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ようちゃん。↓
★<日本の大手企業はもちろんのこと優秀な中小企業もいまや海外で活躍しています。海外生産額は韓国のGDPよりはるかに大きいです。ところが現行税制では企業の海外子会社からの配当収入は親会社の、国内所得と合算して法人税をとられます。必然的に海外の利益を国内に戻しません。その上 日本の法人税は、約40%で他国より最も高い水準です。だから日本企業は海外の利益をそのまま日本に戻さず溜め込みます。>このために資金が国内投資に回りません、不景気の要因です。政府が出来ることは 海外子会社の配当を非課税にすることです。これは わかりやすい 解説ですね。<工場が海外に移転して国内が、空洞化したと嘆きますが、・・・先進国にとって空洞化することは進歩していることなのです。しかし能天気な政府は3%の農業を保護して70%のサービス業を無視しています。農業や漁業に補てんする税金をサービス業に回して、非正規雇用職の人たちを助けるべきです。中国の今より日本の江戸時代の方が、ずっと近代化は進んでいました。中国が日本を追い越す構図は、30年や50年ではあり得ない。政府は憲法を早く改正して日本の安全を確保することです。>等々 いい点を ついています。
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・日本人は戦後、日本国の防衛を米国主導の自衛隊を作って「おまかせ」していました。すると、日本人の思考から「世界の秩序は戦争を担保する戦力のバランスでなりたっている」という血なまぐさい現実がすっぽりとなくなりました。この状況は古代の思想家マキャベリの「自分で自分の国を守らない民族は滅びる」の言葉で説明できます。なぜなら国家や領土とか、誰も気にしなくなるからです。それが亡国の第一歩です。 日本だけの現象だけではないでしょうが、社民党などによるスパイ防止法の設置反対、原子力発電反対、軍隊解体などの国力を減じる勢力が力を持っています。そして次に意図しているのか、していないのかわかりませんが福田首相のように「日本を侵略する国はない」と言い放ってクラスター爆弾廃棄を決める世代がいます。 団塊の世代と呼ばれる方々は、軍事に関してどう思うのでしょう。
・軍を持たぬ国は、貿易国から軽く見られてカネすら払ってもらえない事態も生じる。北朝鮮や韓国の日本に対する態度は、軍事的報復がないのだから、あたりまえである。程度の低い国相手に話し合いは通用せず、残念ながら軍事力の行使しか手段がない。かって大航海の時代、スペインや英国の海軍は強かった。日本もロシア海軍を破る強い軍事を持っていた。人が進化しない以上、その状況は今も同じではないか。
・原子力発電所は、アラブなどの産油国への牽制にもなっている。これがなければ全面的に産油国に頼ることになり、当然「足元を見られる。」わけです。また真っ赤に焼けた石炭はたいへん危険です。しかし誰もその危険を言わない。同様に放射線も十分な管理下では、危険性はまったくないとはいいませんが、問題にするほど、大きくはないです。(当方の仕事は電気関係) さて自民党は、自分たちの票を増やしたいがため、古典的にバラマキを開始して農家や漁業従事者にカネを配っているのでしょう。特に民主党の小沢氏の暗躍も気にしているにかもしれません。福田政権の執行部の古賀、二階、太田などの政治家の悪相を見ていると、発想もこんなものなのでしょう。「この程度の国民に、この程度の政治家」です。 もし日本が危機に陥ったら、まっさきに切り捨てられるのは年金をもらっている老人です。その時に、はじめて老人が後悔するのでしょう。世界のありようを学ばずに朝日新聞などの媚中親韓マスコミに盲従し、結果的に日本を失う原因を作った、と。そうならないうちに豊かな経験で、児戯のようにアホな政治を行う福田政権に注文をつけていただければ幸いです...。我々もがんばりますから。2008/08/19(火) 17:35:47| URL| 普通の国民 #yJABJ7SI [編集]
・非常に、明快。正論。大いに共鳴し、賛同します。 たしかに、手をつけてはいけない改革もありますが しかし、手をつけなければいけない改革もあります。 たとえば、ちょっと意味合いが、違うかも判りませんが 霞が関の官僚構造。意識も組織も、改革の 要あり。優秀で、勤勉、モラルの高かった昔日の 彼らは、後進を育てなかつた。 いまの、官僚諸氏に国家感を聞いてみたい。 そうした面からの、霞が関と日本経済の在りかたを 評価する、一文を期待して 待つています。 2008/08/19(火) 17:51:27| URL| YOSITAROU #- [編集]
・私も派遣社員として働いていますので非正規雇用者の大変さは良く分かります。現場では法規制を無視した慣行なども当たり前のように行われています。政府には是非法律の整備をお願いしたいところです。2008/08/19(火) 18:05:13| URL| おれんじ #- [編集]
・基本ですね
国の安全が企業の安全、金だけでは「天下の回りもの」昔から使い古された言葉、それで懸命に生き延びようとアメリカも軍事力を背景に「回している」、加えて技術力で得た金を払いださせる手配使の役目もやっているのがアメリカ。 日本が日本なりの力を持つのに何を遠慮しているのかいつも歯がゆく感じていましたが結論が「軍事力」同感です。日本が未来永劫生き残る道は他には有りません、「日本の技術・人間・国土」が有っての話、横道などには行って居ません、国家安泰の基本を記載して頂いたと思うて居ります。2008/08/19(火) 18:30:05| URL| 猪 #kU3g/2a6 [編集]
・竹中氏に日本の国民の幸福が見えているだろうか?
実は、私はゼミの経済学部の教授に小泉さんは改革を急ぎすぎたのであって、方向性は間違っていないと言われたので、ショックを受けたことがありました。 その意味では、その先生も竹中と同じような考えだったのかもしれません。 もっとも、その先生は人間的には大変立派な方でしたが。
何を言いたいのかと言うと、ワーキングプアや派遣などといった今の経済格差の問題点に対して、上位の職の人たちの所得は増えているので、鈍感になっていると言うことです。 特に、小泉や竹中に国民の生活なんて見えていないでしょう。 それは高級官僚にも言えます。愛国心どころか何の悩みもない無味乾燥な人間ばかりが多いような気がします。 話は話題に戻りますが、最低限の米などの食糧安保は必要です。 しかし、低賃金であることが日本の少子化の原因なのに、政府は少子化を低賃金の外国人労働者で乗り切ろうとしている。それは移民大賛成の民主党も同じです。 レイシストと言われようと、移民鎖国と言われようと、自国民を真っ先に大切にする政権の登場こそが、唯一の世直の道ではないでしょうか? 2008/08/19(火) 19:48:04| URL| 日本人 #- [編集]
・素材大国、日本
日本の釣具は世界一の品質です。 その中で特に秀でているのは、竿でもリールでもなく、糸。 ナイロン、フロロカーボン、ポリエステル、ポリエチレン。果てはタングステン合金の糸まであります。そして同じ直径なら、日本製は外国製と比較にならないくらい強い。同じ太さで、釣り上げることの出来る魚の大きさが全然違う。これ、業界ではすごいことなのです。 ある日本のマテリアル会社が開発したアルミ系新素材。 研究が進めば、1グラム軽量化するのに100ドルかかると言われる競技用自転車を一気に数百グラム軽量化できる可能性があります。現状ではベアリングなどの小物に使用されています。 ある台湾人にその素材で作ったベアリング(ボールはファインセラミック製)を見せたら、よだれを垂らしていました。もし、この素材が手に入るなら、一年で世界(業界)を制覇してみせる、と。 香港人が「お願いがある」と私を訪ねてきたことがあります。 日本のエンプラ(エンジニアリング・プラスチック)を輸入できるコネが欲しい、と。買えるなら言い値で何トンでも買う、と。 なんでも、劇薬を扱うプラントを作るのに、金属パイプでは腐食が激しくて使い物にならず、日本のプラスチック素材でないとダメなんだとか。 形や色はすぐにコピーされます。 コピーされたくないから中国では売らない、とか言っている日系企業の人もいます。特許や意匠登録なんか無法地帯では効果は無い、と。 そういう人にときどき申し上げます。日本の素材をもういちど勉強されては、と。 素材は簡単には真似できません。日本人が長年努力してきた基礎研究の成果であり、緻密な生産工程・管理能力の賜物です。もしそれを導入して商品の性能を向上させることが出来れば、それはかなり長いスパンの商権になるのではないですか、と。「悔しかったらコピーしてみろ」と言える商品になるのではないですか、と。 外国から見れば、日本は宝の山なのです。 2008/08/19(火) 20:03:12| URL| リッキー #LagXIjes [編集]
・アメリカの底力
様々な危機を乗り越えてきたアメリカです。今回のサブプライム問題、ガソリン高騰問題もアメリカ自ら解決するものと思われます。
アメリカが危ないと言って中国にすがるのはもっと危険と思います。なぜならあの非効率な国家運営。たくさんの箱物を中国は建設しましたが、それらを維持できるのでしょうか?私にはバブルとしか見えません。 日本としては臨機応変に対応し、稼げるときに稼いで、崩壊する前に撤退する。そんな機敏な国であって欲しいと願っています。崩壊して手助けをしても一銭もならないことは、韓国を助けたときに実証済みです。2008/08/19(火) 20:27:33| URL| モノ言うサラリーマン #- [編集]
・政治家が何をやらかすか
同意と共に勉強になります。
一つだけ若干同意できないのは「工場が海外に移転しても雇用はあまり減りません。」の部分ですが、日本の工場は昔、都市近郊などにありました。それから地方へと移転し、海外へと出て行きました。生産技術の進歩で自動化・ロボット化が進み単純製造作業は減りましたが、大企業でない中小製造工場は人件費の問題で淘汰され、どの道、単純作業に従事する雇用は大きく減少したのではないかと感じます。吸収すべき受け皿に問題があると思います。 他に気になることは折角の日本の技術を特定の政治家が中国に売り渡すどころか援助することです。 資本主義経済の法則として労働力の安い所に生産拠点が移動するとするなら、人民元の上昇と共に何処が次の生産拠点となるのでしょうか? もう一つの疑問として日本の購買層が選択をコストのみではなく、特に食品や有毒物質を含む中国製製品を嫌い他の国製を希望する動きは出てこないのでしょうか? この辺が疑問です。 2008/08/19(火) 21:33:53| URL| pin #- [編集]
・改革という言葉には欧州と日本の認識においてかなり隔たりがあるようだね。
日本では改革=改善だと思われてるけど、欧州では改革=ごくまれに成功する改善であり、そのほとんどは失敗、改悪に終わると。だから改革なんていうときな臭く聞こえるのだそう。 2008/08/19(火) 21:56:53| URL| VIPPERな名無しさん #- [編集]
・売国政治家は絶対に落選させるぞ
いつも楽しみに、かつ驚きをもって読ませてもらっております。大いに勉強になります。比べるのも失礼ですが、チョウニチだとかブニチなどの稚拙な新聞の社説などを読むより百万倍ためになると思っております。 おっしゃるとおり、派遣制度を何とかしないといけないでしょうね。今のままではただの人身売買ですから。 また、日本にはフリーターやニートと呼ばれる人たち以外にホームレスの人たちがたくさんいるわけで、こういう人たちがちゃんと働けるような制度づくりも必要ではないかと。本来、国民には勤労と納税の義務があるわけで、「好きで働かない」というのは許されないわけだから、そういう人がいないような国にするのが、政治家の仕事ではないでしょうか。そうして日本人がみんな働けば、労働力不足も解消です。それなのに「人口減少に備えて外国人1000万人移民受け入れ」などと言っている中川秀直は真の売国奴です。こんな奴は、絶対に選挙で落とさなければいけないと思っております。 管理人様におかれましては、これからも頑張ってください。応援しております。2008/08/19(火) 22:14:16| URL| 乙参 #- [編集]
・資本財と消費財
確かに日本の経済は根底で力強く、資本財の輸出と消費財の輸入サイクルが順調に回っているときは、日本の経済が破綻するようなことにはならないと考えます。要するに経済は利潤を求めて、資本財さえしっかり管理できてれば、消費財の生産は海外拠点でもかまわないと言うことは、おっしゃる通りであると思います。 ですが、生活・生存の基本要素、国家安全保障での衣食住の安泰は、別次元の視点が必要になるかも知れません。食に関しては、自給率の話が出ます。現在、日本は60%ぐらい食糧の供給を外国に依存しています。で、オイルなどのエネルギー資源がない日本は、これもほぼ100%外国に依存しなくてはならず、食料とて、これをとめられれば国内で安定生産ができないでしょう。 問題は、国際紛争、すなわち戦争などが生じた時のために最低限、衣食住を防衛する手立ての準備があるかどうかだと思います。日本の資本財がなければ、世界の消費財の生産が滞る。これは一つの国家安全戦略に役立っているものです。 しかし、「住」、すなわち国土軍事防衛がしっかり備わっていなければ、資本財と消費財のサイクルを破壊される危険性は排除できません。その意味で、おっしゃるとおり、妄想の平和憲法主義に陥っている国内の多くの政治家とマスゴミ世論は、危険だと感じています。国土を焦土とされ食糧難、衣類もない時代の日本は繰り返したくはありませんね。2008/08/19(火) 23:19:04| URL| bingo #mIug5Ryo [編集]
・日本に安全あっての経済
プラトンは言った、慎重な指導者も、勇敢な指導者も極端に走れば国を滅ぼす。 しかし、彼の哲学の中の理想国家には日本を戦後支配してきた 「絶対平和主義」の考えなどはない。 「戦争は一切悪で、どんな不正にも武器で戦うことは良くない」といった考えなどない。 起きる時は起きるもので、国民をいかにその時護れるか、危機に陥れないようにするか、 いかに国民を豊かに生活させ魂を護れるか、といったことを考える政治家が 大切だと述べている。 攻めるにおいて勇敢、守るにおいて慎重な、指導者が必要とされている 2008/08/20(水) 00:44:41| URL| 克己 #ncVW9ZjY [編集]
・はじめまして。はじめまして。すごい内容の濃いブログでびっくりしました。 こちらのリンクに付け加えさせていただきました。また伺いますので、勉強させていただきます。2008/08/20(水) 01:55:52| URL| kittomatane #- [編集]
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日本人、必読。
たくさんの日本人に読ませたい記事です。
by日本のお姉さん