山崎拓氏「パフォーマンス」再びか (博士の独り言) | 日本のお姉さん

山崎拓氏「パフォーマンス」再びか (博士の独り言)

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▼山崎拓氏「パフォーマンス」再びか (博士の独り言)
自民・山崎拓氏、北京の北朝鮮大使館で要人と会談
 自民党の山崎拓・前副総裁が19日に北京の北朝鮮大使館を訪れたことが20日、明らかになった。関係者によると、山崎氏は北京五輪観戦のために訪中しており、この機会を利用して北朝鮮の要人と会談した。拉致被害者の再調査や経済制裁の一部解除について意見を交換したと見られる。町村官房長官は20日午前の記者会見で、山崎氏と北朝鮮との接触について、「聞いていない」と述べ、政府は関与していないという姿勢を強調した。読売新聞 8月20日付記事より参照のため引用/写真は山崎拓氏。中央日報 8月14日付記事より参照のため抜粋引用
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「再調査」履行を促す密使か
政府の特別使節か、または、これまでの単独訪朝などと同様の山崎拓氏独自のパフォーマンスか。町村官房長官は、「政府は関与していないという姿勢を強調した」(表題)とあり、単独のパフォーマンスである可能性が見受けられるが、しかし、先般の日朝実務者協議における「合意事項」をフォローするために、非公式に派遣された可能性もまた否定できない。その、日本人拉致被害者に関する再調査の時期や方法で「合意した」(要旨)と伝えられる内容だが、北朝鮮の土俵、ペースに乗せられたものであった、と謂わざるを得ないものであった。
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多くの読者が指摘されている通り、北朝鮮に「再調査」させるとは、「これ如何に」である。泥棒を捕まえずして、その泥棒に犯行を調査させるかの愚行に等しい。日本は、北朝鮮の国家犯罪の被害者である。元来は、無条件で拉致被害者の送還を求めて良い立場にある。ならば、事の次第を泥棒任(まか)せにせず、日本が直接調査する。調査させよ、と日本から提示すべきだ。 この本筋からすれば、山崎氏の行動が、仮そめにも、「再調査」履行(りこう)を北朝鮮に促す密使の役割を担っていたとしても、後ろ向きなスタンスは変わらず、との指摘を免れ得ないのではないか。ましてや、「再調査」の進展云々と「制裁解除」云々とは、天秤にかける性質にはない。全被害者の送還。その完了を以って、はじめて検討に入ることが可能か、否か。その議論の余地が生まれる政策事項であるからだ。これは強硬論でも、右傾斜の理屈でも何でもない。ごく「並」の主権国家であれば、その国のジュニアハイスクールの生徒でさえ、ごく「当たり前」のこととして考える事項である。 首相、閣僚、ならびに政治家諸氏個々の政治信条はどうあれ、趣味趣向はどうあれ、また、それが誰であれ、日本と謂う主権国家の首脳は、しっかりしていただきたいものだ。北朝鮮のペースに乗り、「譲歩」ありきのスタンスは、すなわち「後退」をも意味する。その政治の澱(よど)みの隙間(すきま)を衝くかのように、山崎拓氏、加藤紘一氏のような闇政治家が徘徊し、過去の肩書きをかざしてはあらぬ言資を朝鮮半島に与え、事の次第を混沌へと導いているのではないか。
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山崎氏らの「個人外交」の愚
読者から教えていただき、最近は、西村眞悟氏(無所属・衆議院議員)のページを折々に覗かせていただいている。西村眞悟氏の政治信条には、難題多き対南北朝鮮の外交の在り方について、主権国家の原点を問うスタンスが感じられる。ご活躍をお祈りしたい。
たとえば、数々の記事の中で、昨年(2007年)1月の、唐突なまでの山崎拓氏による訪朝行動について、西村氏は、「私は、訪朝前に、山崎氏を訪朝させるべきではないと考えていた」(「眞悟の時事通信」)と。また、「外交というものには、国家の威厳がかかっているからである」と記され、明治の時代に、一部の政治家が「日露提携」を推進する動きに出ようとした際に、政府が身を以ってその動きを封じた事例を挙げておられる。 そして、云く、「さて、やはり山崎氏は訪朝すべきではなかったと何故思ったかであるが、第一に、平壌で山崎氏は数日間一体何をやっていたのかさっぱり分からないではないか、これが第一の理由である。どのコネで訪問することになったのか分からないまま、相手の穴蔵の中に入って出てくるまで何があったのか分からないというような事態を許してはならないのだ」と指摘されている。 当時は、山崎氏が消息を絶ったかのように、「訪朝」最中(さなか)の様子が、どのメディアからも伝わらなかった。行きと帰りの様子は写真入りで伝えられていたが、果たして、その肝心な「中身」が不明であった。当人から少々漏れてきた話は「ハマグリとマツタケをご馳走になった」(要旨)。「3月頃に何か劇的な変化があるかも知れない」(要旨)と謂う意味不明のものであった。果たして、北朝鮮のこの事項について、同年の3月には、何ら「劇的な変化」も無かったのである。 まさに、山崎氏が北朝鮮の傀儡(かいらい)、スポークスマンに成り下がっている様子を西村氏は指摘され、云く、「要するに、金正日体制存続を前提にした対話路線の途上に、拉致問題の解決も核問題の解決もないのである。相手の本質という観点から、この度の山崎訪朝を吟味する必要がある」と明快に指摘しておられる。ましてや、国民の視線からすれば、言葉は悪いが、税金を無尽に遣っておいて、「何だ、このおやじは!」と。率直な視線からそう思わざるを得ない。
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もっと云わせていただければ、こうした政治家の利権のために、国務が粉動、翻弄され、ある意味で、外交の進展を妨げている側面が在るかに映ってならない。国民の安全と生命と財産を守るべき国務。その基本使命に忠実に、自らが身代わりになってでも、国民の救出、交渉に臨む。こうした、強い心を持つ政治家の台頭が次世代に待ち望まれるところだ。
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■ 8月20日の記事:
・毎日「総連代弁」記事
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■ 主な関連記事:
・政治家の「国籍」「資質」を問う
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■ 近況挨拶:
・8月16日の御礼
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【筆者記】
夕刻の遠雷のためか、接続が断続的に落ち、記事の更新に3時間余り遅れが出た。回線、サーバーの障害かと思われるが、しかし、その状態が長時間続いているため、何らかの装置取り付けによる妨害である可能性も否定できないとのこと。近々に、調べていただくことにした。それまでは、不本意ながらネットカフェを利用させていただくこととした。 「個」の何らかの権益のために「国」を売る。これは、売国奴の典型的なパターンだが、多くの読者が指摘される通り、山崎拓氏、加藤紘一氏、ならびに親北政治家、政党と朝鮮総連との権益関係が露呈し、白日の下に晒される。その時の来ることを願う1人である。 なお、筆者も若いつもりではいる。だが、特に、10代、20代の若い層に在り、将来、政治家を志しておられる方がおられれば、ぜひ、日本国民としての誇りと、国民の命をどこまでも守り抜く、強い魂を持った存在へと進んでいただきたい。心より期待し、協力する。短稿にて。
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▼こんな迷惑なダムはなくしてくれ! (江草乗)
 

なぜ洪水が起きるのか。ダムがあれば洪水を完全に防げるのか。オレは「ダムが災害対策になる」などという口実は、建設利権に群がる連中の真っ赤な嘘だと思っている。堤防をしっかり作ることと、遊水池を作って勢いを弱めることや保水力の高い森林の保全こそが大事であり、100年に一度の大雨のために、水を蓄える余裕を持たせてダムを作って用意しておくなんて実に馬鹿馬鹿しいことだと思っている。
降った雨水が一気に川に流れるのは、森林が保水力を失っているからであり、たっぷりの腐葉土を含む豊かな土壌は多くの水を吸収することができる。ダム建設の時に森林を破壊しておいて「ダム建設による洪水対策」だなんて本末転倒である。ダムにはヘドロが貯まる。自然に流れている川なら、ヘドロが貯まることもなく自然に水は浄化されるのに、こんな障害物を作るからそこに土砂がどんどん貯まる。その貯まった土砂を取り除かないとダムの寿命がなくなる。佐久間ダムみたいにほとんど堆砂によって埋まってしまったダムもある。青森県の津軽ダムのように、堆砂で埋まったダムの上に巨大なダムを作り直すなんてお馬鹿なことをまじめにやろうとしてる計画もある。地元民はそれでお金をばらまいてもらってウハウハなので反対運動もなく、世界遺産である白神山地は破壊されようとしてるのである。
富山県の黒部川水系にも多数のダムがある。黒四ダムなどは観光スポットとしても名高いが、その下流にはもちろんたくさんのダムがある。そのダムには通常の水を流すゲートだけではなく、排砂ゲートと呼ばれるたまったヘドロをはき出すための水門が設置されている。上流のダムから勢いを付けて、連携して一気にヘドロを海まで押し流すという仕組みになっているのである。これがその排砂ゲートから真っ黒な水が流れる写真である。写真で見ればなかなか豪快なものだが、こんな汚れた水が一気に海までながれて悪影響がないはずがない。ダム湖底に沈殿したヘドロがきれいな海にまき散らされるのである。普通に流れている時は自然の力で浄化されるものが、ダムのせいでヘドロとなって悪臭を放つほどになったものを海に一気に流されれば、漁業に影響が出て当然だ。

黒部川の“黒い泥”今年も32万m3排出 漁民が関西電力を提訴 文/藤田 香(日経エコロジー)
2008年8月18日  写真/金谷敏行
「連携排砂(はいさ)」という言葉をご存じだろうか。2つのダムが“連携”して土砂を吐き出すことだ。富山県の黒部川では、今年6~8月、連携排砂によってダム湖にたまった32万m3の黒い泥が流れ下った。日本有数の清流・黒部川には、「クロヨン」こと黒部ダムの下流に、関西電力の出し平(だしだいら)ダムや国土交通省の宇奈月ダムがある。いずれも通常ゲートとは別に、土砂を吐き出す「排砂ゲート」を持つ。ダム湖に蓄積した土砂を排出すれば、貯水量が増えて発電能力が向上し、海岸浸食を抑制すると期待された。ところが、2001年から出し平ダムと宇奈月ダムが連携排砂を始めたところ、ダム湖底でヘドロ化した土砂が下流や日本海に流れ込み(上)、漁業被害が深刻化した。同年、沿岸漁民17人とワカメ栽培組合が排砂差し止めとゲート年中開放を求めて関西電力を提訴。国の公害等調整委員会はワカメとの因果関係を認めたが、関電は根拠無しと請求の棄却を求めている。原告は、2001年以降、沿岸流の方向である河口東側のヒラメ漁獲量が西側の5分の1に落ちているとして魚との因果関係も主張している。「毎年ボディーブローのように効いている。今後は宇奈月ダムの提訴も視野に入れたい」と原告団の佐藤宗雄・入善漁協理事。6月に結審し、判決は11月に下される。

海が汚れてワカメに被害が出るのは誰にでもわかることである。また連携排砂をはじめた2001年から被害が深刻化したということからもその影響であることは明らかだ。しかし、関西電力は「根拠無し」と主張して請求の棄却を求めてるのである。企業として責任を果たそうとする姿勢が全くないのだ。漁民たちが関西電力を訴えたこの裁判、どのような決着がつくのだろうか。オレが裁判官に求めたいのは、社会正義の実現である。電力供給の中心が原子力や火力になった今の時代に、水力発電の持つ重要性などもうほとんどない。そこで得られるわずかな電力よりも、大切なのは環境を保護することであり、持続的に利用可能な水産資源を維持することではないのか。そして清流を取り戻すことではないのか。排砂ゲートがダム下部についてるのならばそれを常に全開にして、川の水をそのまま通過させてダムそのものの運用を取りやめ、自然環境の回復に努めるべきではないのか。それとも、そこで発電することで漁業被害をすべて賠償し、海の汚れも回復させるだけの資金を稼ぐことができるのか。そこまで環境に負荷を掛けても黒部川での水力発電というのは維持しないといけないものなのだろうか。オレはそれを疑問に思うのだ。ダムを造ることでゼニを田舎にばらまく時代はもう終わった。限りある税金は有効に使い、これからは破壊されたモノを回復するためにこそ使うべきなのだ。連携排砂なんてくだらないことをやる前に、ダムそのものの撤去という方向に動き出して欲しい。裁判所はこの漁民たちの訴えをきちっと取り上げて欲しい。
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石油を使わないで水力利用で電力を得るのは大事だろうけど

今の時代は原子力かなあ。風力も活用できる時代だ。

今は環境保護がいかに大事なことなのか、みんなが

分かってきた時代なのです。

漁業は大事だよ。ワカメを守るのは大事なことなんですよ。

何か解決の方法はないもんでしょうかね。

人間は頭があるんだから、いいアイデアを出して

早く解決してほしいです。by日本のお姉さん